子連れアンコールワット　～　前編

2011/12/24 - 2011/12/27

シェムリアップへの直行便があるシンガ。
駐在中にぜひ行ってみたいと思っていましたが
はたして子連れでどこまでいけるものか？？

けれど、ベストシーズンの気候の良さと
子供たちのペースでゆっくり丁寧に回ってくださったガイドさんのおかげで、大変楽しく見学することができました。
カンボジアのガイドさんて、本当に日本語が上手ですね！
子供たちのしつこい質問にも、根気よく答えてくださいました。
（そこか？）

１日目　　　　午後　シェムリアップ到着
　　　　　　　　　　クリスマス　ガラディナー

２日目観光　　午前　アンコール・トム
　　　　　　　　　　タプロム　

　　　　　　　午後　気球でアンコールワット鑑賞
　　　　　　　　　　アンコールワット内部
　　　　　　　　　　プレループでの夕日鑑賞
　　　　　　　　　　

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• ショッピング: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円

シンガポールから、シルクエア―で２時間♪
シェムリアップに到着。

到着時間が夕方だったので、そのままホテルにチェックインしました。
明日からの日程を、ガイドさんと相談しながら20分弱ほどでホテルに到着。

今回のホテルはビクトリア・アンコール・リゾート＆スパ

到着時はクリスマスイブのガラディナーです。
席を予約できるとのことだったので、
プールサイドのお席を予約してお部屋へ

カンボジア版

クリスマスツリー？？

ウェルカムフルーツと、小さな入れ物の中には、ベープマットのようなものが入っていました。

けど、蚊はあまり気にならなかったので、使用しませんでした。

コネクティングリクエストが通って、快適に過ごすことができました。
大人用のダブルのお部屋。

こちらは子供用のトリプルのお部屋。

水回りも、きれいに手入れされていて
清潔でとても快適に使えました♪

タオルも、清潔感のあるタオルが、毎日きちんと人数分揃っていました。
バスローブは、タオル地ではなくシーツと同素材のような生地。
浴衣みたい。軽いのはいいね。

ガラディナー会場につくと、なんと！デザートは氷でできたテーブルの上に。
氷のトナカイやツリーも見事！
近寄るだけでひんやりします♪

オイスターバーや、お寿司コーナー、生春巻きなど、豊富なメニュー。

ミルクティー、カナッペ用に用意されたいくらのボウルを発見。
たっぷり頂きました♪

パンのワニちゃん♪

ホテルの吹き抜けの中庭に、同じくらいの小さなワニさんがいます。

グリルではいろんな種類のお肉が。

娘はカリカリに焼き上げた豚のバラを。
私はラムをいただきました♪

ノエルのケーキも、数種類♪

聖歌隊（？）のクリスマスソング。
お世辞にも上手とは言い難いですが・・（笑）

クッキーを配っていたサンタさんと一緒に♪

同じシンガポールから旅行に来ているご家族とお知り合いになり
うちの子たちもいっぱい遊んでもらっていました。

シンガでも売っているロータス。

ウエットマーケットのおばちゃんが、つぼみの花びらを開いて、器用に内側に折りこんでくれますが、カンボジアでも同じように開いて飾るのですね♪

明日は早起きなので、早く部屋に戻っておやすみなさい♪

初☆朝食。

遺跡の観光客メインだから？
朝食は朝6時から取ることができます♪

ひんやりとした外気が気持ちいい！
長袖が無いと寒いくらいです。

茶葉が選べます♪

緑茶系のブレンドもあり。

ミルクティ、手前の注ぎ口に気づかず、上のやかんを下そうとして、スタッフの方に止められました（笑）

オレンジジュースかと思ったら、オリジナル野菜ジュース。

野菜風味強し（笑）

午前中はアンコール・トムへ

クメール語で「大きな都」、または「偉大な都」という意味らしいです。

暑さを心配していましたが、12月の朝8時半の気温は23度。
薄手の長袖で快適な温度。

快適〜♪

どの遺跡も、参道にナーガの胴体を持った阿修羅と神が並んでいます。

戦いに行く壁画の内容を一つ一つ説明してくれるガイドさん。
ここはガイドさん無では、楽しみ半減ですね。

オールバックで、耳の長い兵隊は、クメール人。

髪の毛をお団子にしているのは、中国人の傭兵

このヘルメットのような髪型は、シャム人の傭兵なんだとか。

食事を運んだり用意したりするクメール人。

本当に12世紀に作られたものなんでしょうかと思うほど、素晴らしい！

バブーオンのテラスは、狭い石段の上に幅のちょっとある木の階段が乗せてあります。歩きやすくなっているのですが、12歳以下は立ち入り禁止になっていました。

後に、友人の11歳の子が入りたがっていたと聞いて、12歳と言えばバレないのでは？と思ったのですが、入場券の提示が必要なのだそうな。
12歳以下は入場無料で入場券買わないものね。なるほど（笑）

バブーオンのテラスを外から眺めながら、壁沿いに歩いて・・・
王族の家などがあった跡地を通ります。

王族の家であっても、木の高床式だったそうで、現在は残っていないそうです。きっと、高床式の風通しの良い家が住みやすかったのでしょうね。

サンスクリット語で刻まれた文字。

あちこちに刻まれたこの記録のおかげで、建てた目的などがわかったそうです。

そのまま、象のテラスまで。

象大好きの次男。

けどそこは踏まれそうですから・・・

その後タプロムへ移動

道を破壊する根。

タプロム、すごく楽しみにしていました。

アンジェリーナ・ジョリーがトゥーム・レイダーを撮影した遺跡なのですもの♪

木の根が隙間に入り込んで、崩していく様子がよくわかります。

ここは、遺跡を見るというより、自然の力を見るところですね。

日本語ガイドでは「がじゅまる」と言われるこの木、「SPUNG」と現地では呼ばれているようです。
幹に傷をつけて、火をつけるとゴムのような樹液が採取できるのだとか。採取したものは、灯りをともすのに使用するそうです。

迫力だ・・

王様のお母様が眠っていたお部屋。

空に明かり取りの窓があって、壁には無数の穴が。
この穴には、当時宝石が埋め込んであって、光に反射して美しく輝いていたそうです。

昼食のクメール料理レストラン　Reahoo Restaurant

HanumanAlaya Boutique Residenceというホテルの、プールサイドにあるレストランでした。

ご飯の横におかずをよそって頂きます♪
マレーシアのナシレマみたい。

マンゴーサラダと言われましたが、タイ料理みたいに辛くは無いです。
奥はなすとひき肉の炒め物のようなもの。
他に肉料理と、スープが来ました。
酸味のあるスープが、クメール料理の特徴みたいですね。

この後、ホテルに戻って一休み。
けど、のんびり見学していたせいか、休憩時間は30分くらいしかありませんでした。

ホテルのプールで泳ぐ暇はないけど、思ったより涼しくて快適だったので、今回は水着を出さずじまいで終わりそうです。

午後一番に気球に乗ることができました。

大人US$15　子供半額。

気球ツアー、朝はアンコールワットが逆光になると聞いていたのですが、午後になると上空に風が出てきて、気球ツアーが中止になることが結構あるので、本当は午前中のほうが確実に乗れるのだとか。

子連れプランとしては、遺跡見学に飽きてくる頃に子供たちを盛り上げる目的もあるので、ちょっと賭けですが、午後一番に気球を入れてもらうことに。

気分は最高！！

網もあるので、多少揺れても安心感があります。

ちょっと霞んでいますが、アンコールワットも見えるぞ！！

上空の風は結構強めでした

お堀まで広く見渡せます。

壮観〜♪

全体を眺めた後は、中を見に行きましょうね♪

これが見たくて来た！！

春分の日と秋分の日には、太陽が中心の棟の真後ろから登ってくるそうですが、春分の日は40度近くの酷暑、秋分の日は雨季。

どちらも子連れには無理そう・・・

けど、このままでも十分美しいと思います。

規模の大きさや、書きかけの壁画など、制作年月の長さがつたわってくるようでした。

ヴィシュヌ神。

ヒンドゥー教から仏教に変わった際、外に出されたらしいですが、仏教徒は壊さずにいてくれたのですね。

第三回廊に上る階段・・って、これ、階段なんでしょうか？？

現在登り口はバイヨンのテラス同様、木の階段が載せてあり、上りやすくなっています。やはりここも12歳以上。
現在は、100人以上登れないように人数制限しているらしく、出てきた人数だけ入れるようになっているようです。


私たちは登らずに、10分ほど休憩しました。

プノンバケンから見る夕日がおすすめとありますが
プノンバケンの遺跡の階段も、現在は12歳以上でないと登らせてもらえなくなっているそうです。

もともと、プノンバケンは、山道＆急階段で行くのを見合わせていた場所。
4トラの先輩トラベラーさんにプレループ遺跡を紹介していただいて、プレループで夕日鑑賞に切り替えていたので、スムーズに夕日鑑賞に向かうことができました。その節は、本当にありがとうございました。

プレループなら、下のほうに見える車道まで車で来て階段を上るだけ。

急な階段だけど、幅は十分だし、ゆっくり行けば大丈夫♪

眺めもよし♪

ああ・・場所取りミスかな

木と重なっちゃった・・・

けど、ジャングルに沈む夕日って感じはしますよね？（笑）

他の夕日を待つ方々とお話しながら待つのは楽しかったです。

夕食は、アンコールビールで乾杯♪

カンボジアって、アルコールが安い・・・

次男がオーダーしたアイスレモンティー。

次男が期待していたのは、シンガによくある缶入りの甘いレモンティーだったのですが、紅茶の味がしない・・・さわやかドリンクが運ばれて来ました。

これぞホントのレモンティー？？

びっくりしたけど、これはこれでさわやかでおいしい。
次男も気に入ったようです。

前菜

厨房がオープンキッチンなので、作業している様子がよく見えます。

かぼちゃのスープ

ほっこり素朴な味♪

メインの白身魚フライ。

デザートの、いちごのシャーベットと、フルーツカクテル。

これがとってもおいしかった！！

帰り際、ナイトマーケットに寄り道。

あまり興味惹かれるものは無く、30分ほどでホテルに帰りました。

キレイだなと思ったお皿は、枚数が全く揃わない。
売り子の兄ちゃんが「待ってて！」と言って、他の店に探しに行くも、見つからず(笑)


次男が買った時計は、翌日止まって動かなくなっちゃうし。

明日もあるからさっさと帰ろう！

３日目以降の旅行記は後編で。

この旅行記へのコメント （9）

• waiさん 2012/04/05 13:37:06

  憧れのタプロム☆

  ご無沙汰しています♪
  
  いいな〜、アンコールワット。
  
  行きたい、行きたい、と思いながら実現しない場所です。
  
  私も何かの映画でタプロムを見て、廃墟感というか荒涼感がなんともいえず素敵だなぁと思いました。
  
  日本からは弾丸ツアーのようなハードスケジュールの日程のツアーが多くて体調崩したという話を聞きますが、シンガポールからは近くて行きやすそうですね。
  
  お子さん達の笑顔がとってもキュート！

  ミルクティーさん からの返信 2012/04/27 23:39:42

  RE: 憧れのタプロム☆

  こちらこそご無沙汰しております♪
  
  確かに、直行便が無いし、世界遺産とはいえ、遺跡以外遊び場が無いので、なかなか行きにくい所ではありますよね。
  私もシンガポールに来ていなかったら、こんなに焦って行かなかったと思います。
  これもご縁ですねぇ。
  
  ロンヅーさんのおなかの赤ちゃんが生まれて、大きくなってから、家族皆で行けたらいいですね♪
  うふふ、安産で元気な赤ちゃん産んでくださいね〜♪
  
  余談ですが、シンガの出産は皆計画出産で、無痛分娩。
  「明日、赤ちゃん出してくるわ〜」なんてメールが入ると、３人ともイタタな普通分娩で出産した私は不思議な気分です・・
  
  うちの子、笑顔の瞬間だけは最高なんですが、普段は悪魔です（笑）

  waiさん からの返信 2012/04/29 00:05:06

  RE: 憧れのタプロム☆

  そうそう、最近ネットや育児雑誌で、海外では無痛分娩が当たり前、そして無痛分娩のほうが、母子共にストレスが少ないと聞きました。
  
  東京に住む友達は無痛分娩を希望していましたが、石川では・・・全く聞きません。
  
  日本人は、お腹を痛めて産むことに美学があるのでしょうね〜。
  
  出産の痛みは考えたくありませんが、無事に生まれてくることだけを祈っています。
  
  そして・・・飛行機代が無料な２歳までにどこか行けたらいいな〜なんて気楽に考えています♪
  
  ミルクティーさんは赤ちゃん連れて飛行機で海外ということもありました？
  
  すっかり話がそれてすいませ〜ん。
  
  アンコールワットは、もしかしたら子育て終わってから、なんてことになるかもしれませんが、一度は行きたいな☆
  
  ロンヅー

  ミルクティーさん からの返信 2012/04/30 02:05:44

  RE: RE: 憧れのタプロム☆

  > そうそう、最近ネットや育児雑誌で、海外では無痛分娩が当たり前、そして無痛分娩のほうが、母子共にストレスが少ないと聞きました。
  
  あはは、お医者様にとってもストレス少ないですよ。日本では分娩時間が選べないですが、こちらでは分娩予約時間に促進剤うって、出してしまうので、順調な出産であれば日中の営業時間内。破水してしまって呼び出されるケースなどはあるでしょうけれども、日本に比べて夜中の呼び出しなどは、かなり少ないでしょうねぇ。
  帝王切開なども、日本では多くの産院で縦に切るのに対し、こちらは下腹を横に切ります。筋繊維の方向に沿って切るので、回復が早いという理由らしいですが、「ビキニオッケー」というくらい傷も目立たないのだとか（爆）
  
  おお、すっかり旅行から脱線してしまった・・
  
  > ミルクティーさんは赤ちゃん連れて飛行機で海外ということもありました？
  
  生まれたてホヤホヤではないですが、育児休暇中のご褒美（？）として、子供一人につき１回は遠出してました。
  海外ではないですが、１歳１か月くらいの長男を連れて沖縄へ。
  この時は、友人の４か月の赤ちゃんも同行しています。
  長女が10か月の時にサイパン、次男が11か月の時に、ケアンズに行っています。
  
  子供が結構規則正しく寝るタイプだったために、時差が無い場所を選び、子供の寝る時間に飛行機に乗れるように日程を組むなど工夫しましたが、いずれも楽しかったですよ〜。
  ちび連れで海外なんて・・と渋る両親を説き伏せるほうが大変でした。
  駐在となってからは、あの時の悩みは何だったんだろう・・と思いますが。
  
  けど、どれもこれも、赤ちゃんが健康でいてくれたからこそですわ。
  ロンヅーさんにも元気印の赤ちゃんが生まれますように♪
  
  

  waiさん からの返信 2012/05/03 10:28:12

  RE: 憧れのタプロム☆

  ミルクティーさん、貴重なお話ありがとうございました♪
  
  赤ちゃん連れの海外は・・・
  私も、最大の壁は主人の実家だと思っています・・・
  うちの両親は一緒に行ってくれそうですが。
  
  何もなければ、言われるのはその時だけですもんね。
  
  密かに計画立てたいと思います☆
  
  ロンヅー
  

• たらよろさん 2012/01/21 17:30:35

  行っておかないとねぇ。。。

  こんにちは、 ミルクティー様。
  
  アンコールワット、随分と危険な場所も増えてきて、
  補修の必要もあったり、、、
  とかの情報もあり、
  はたまた、そのうち人数制限が加えられるかも、、というような噂もあり、
  でも、やっぱり人類が残した素晴らしい遺跡の数々。
  これは見ないと死ねないよね（笑）
  
  気球から見るのも面白いな。
  こういうのも、楽しそう。
  熱いのは嫌だけれど、清々しい暑さなら大歓迎！！
  熱帯の暑い遺跡で昔の時代に心馳せたいなぁ。。。
  
  たらよろ

  ミルクティーさん からの返信 2012/01/25 23:56:02

  RE: 行っておかないとねぇ。。。

  たらよろさま、こんばんは！
  
  本当にあらゆるところで遺跡の倒壊や修復が進んでいて
  きっと次に見る時があっても全然違う様相となっていそうです。
  遺跡の修復に対する考え方も国や時代で違いますしね。
  
  既に第三回廊では、上に上る人数が100人以内という
  人数制限ができていました。
  これからそういう場所が増えていくかもしれませんね。
  
  この時期のカンボジアは、とっても過ごしやすかったです。
  （シンガにいるせいもあるかもしれませんが）
  ぜひ、たらよろさまも、一生のうちどこかで
  企画されてみてくださいね♪

• HandTさん 2012/01/07 12:30:01

  すごい遺跡の数々(ﾟДﾟ;)

  ミルクティーさんこんにちわ！
  アンコールワットかっこいいですね！
  この様な色んな事情を抱えた遺跡大好きです♪
  森に飲み込まれる古都！しぶいです♪
  観てるだけでインディジョーンズ博士になったかのよう(*^_^*)
  
  ガイドさんもほんと細かい絵のご説明してくれるんですね！
  コメント読ませて頂いただき限りそんな感じがしました！
  ほんでもって気球の値段が激安(ﾟДﾟ;)
  こんな値段聞いたら、
  うちの♀は絶対乗りたいって言うでしょうｗ
  
  後編も楽しみにしてますね！
  
  HnadT♂
  
  

  ミルクティーさん からの返信 2012/01/08 02:18:11

  RE: すごい遺跡の数々(ﾟДﾟ;)

  HandTさま☆
  来てみて、本当に「古代の大都市だったんだ〜！！」というのが
  実感できました！！
  インディージョーンズ・・というには、周囲に観光客・・特に日本人がいっぱいいて、安心感が漂いまくってましたけど（笑）
  
  トゥーム・レイダーのアンジェリーナ・ジョリーに影響されて、ジムに通い始めたミルクティーには、撮影地タプロム、感激いたしました。
  （あ、ジムはもちろん３日で終わりました（爆））
  
  ガイドさん、本当に良かったです。
  遺跡にも詳しいし、日本語も本当に上手。
  なんと、日本語の日程表まで読んでしまうのですよ！！
  しかも、他のガイドさんの話をちらっと聞いていても、皆さん素晴らしいなと思いました。
  他に行った友人たちの話を聞いても、皆ガイドさん良かったと言っていましたし、きっとアンコールワットのガイドさんは、みなレベルが高いのだと思います。
  
  感動が薄れないうちに、旅行記をまとめなくっちゃ〜！
  またお時間あるときに付き合ってくださいませ♪