2023/10/23 - 2023/10/23
152位(同エリア745件中)
ムッシュさん
♯2023年10月 ベルギー旅行時に、アントワープ市のノートルダム大聖堂に
行ってきました。(12年振りです)
#2011年12月に初めて、アントワープ市のノートルダム大聖堂を訪れた。
大聖堂は12世紀に建てられた聖堂を前身として、170年の歳月をかけて建設されました。ベルギーで最も大きなゴシック聖堂です。
アントワープのノートルダム大聖堂には、「フランダースの犬」物語主人公のネロが観たいと願っていた、巨匠画家ルーベンスの祭壇画を堪能できます。
*秘宝とされているのは、ルーベンスの最高傑作「キリストの降架」。他にも「キリストの昇架」「聖母被昇天」などの絵画傑作も見れる。
- 旅行の満足度
- 4.5
PR
-
ノートルダム大聖堂が見えてきました。
-
ノートルダム大聖堂。ベルギー最高のゴシック建築。
建物のコーナーにこんな彫刻があります。 -
ルーベンス像。
-
ノートルダム大聖堂。
-
ノートルダム大聖堂。1352年から170年かかって建立
-
ノートルダム大聖堂。
-
大聖堂前の広場には、おおきなクリスマスツリーの樹です。日本のような派手さはありませんが、街の中心のシンボルに違いありません。
-
後方に見えるのが、大聖堂の入口です。開門は午前10時までに、もう少し待っています。
-
♯2023年10月撮影フォト
-
♯2023年10月撮影フォト
-
♯2023年10月撮影フォト
-
ゴシック建築の浮彫りが見事です。
-
拡大すると更に精緻さがわかります。
-
本当に極め細やかな芸術品といえます。ため息出てきます。
-
-
フランダースの犬の碑(日本語あり、日本人向け)
-
2014年2月東京・渋谷文化村ミュージアムで開催されたルーベンス展の展示作品にありました。
キリスト昇架の原画でルーベンス監修の下で、版画家により作成されたもの。非常に精細な出来栄えに驚いた。
版画。 -
大聖堂の 中に入り、いよいよ絵画を鑑賞します
ルーベンス1611年「キリストの十字架昇架」アントワープ大聖堂所蔵
これは3面構成の祭壇画です。460×340cm(中央), 460×150cm(各翼)
*力強い人体表現によるダイナミックな群像構成が鮮やかな色彩によってまとめ上げられた大作です。
*盛期バロックの体現者ルーベンス。豊麗な筆触により生命感溢れており、、ベルニーニとともに巨匠となった。 -
上の3連画を正面から見た画。
-
ルーベンス1609-1610、「キリストの十字架昇架」の場面。
中央パネル460*340、左右パネル460*150
この聖堂には1816年以来飾っている。イタリア芸術を参照し描かれてる。 -
♯2023年10月撮影フォト
結構、大サイズの絵画です。少し遠めから観るようです。 -
♯2023年10月撮影フォト
-
♯2023年10月撮影フォト
-
♯2023年10月撮影フォト
-
-
♯2023年10月撮影フォト
-
ルーベンス作「聖母被昇天」(1625-1626作)ノートルダム大聖堂所蔵
*明るく鮮やかな色遣いがダイナミックな躍動感を際立たせている。
*『聖母被昇天』はネロが毎日、通いつめ眺めていた祭壇画です。絵の中のマリア様に亡き母の姿を重ねていたのかも -
ルーベンス作1625-1626「聖母被昇天」ノートルダム大聖堂所蔵
空っぽの墓を見て驚愕する男性、嘆き悲しむ女性。画面左に、上を向いて両手をかかげている女性がいます。その先には、まさに今、天に昇ろうとするマリアの姿。
大勢の天使達によって昇天させられている。まさに「聖母被昇天」の場面です。。 -
-
ルーベンス作1625-1626「聖母被昇天」ノートルダム大聖堂所蔵
*正面図です。 -
こちらは、参考関連で掲載。
マウリッツハイス美術館所蔵に所蔵されている「聖母被昇天(下絵)」です。
ルーベンス1622-25 〇2012「聖母被昇天(下絵)Modello for the Assumption of the Virgin」 マウリッツハイス美術館所蔵
#2012年「マウリッツハイス美術館展」(都美術館)で来日しています。
♯2011年、2023年に、マウリッツハイス美術館を訪問・鑑賞した。 -
ルーベンスの作「キリスト十字架降架」
-
ルーベンス1611-14「キリスト十字架降架」ノートルダム大聖堂、アントワープ
*祭壇三連画の中央に描かれる死せるキリスト
*ルーベンスの出世作。最高傑作「キリストの降架」
*17Cフランドル絵画を代表する画家、スペインや英国を始め、ヨーロッパ各地で国際的な活躍を果たした。
*中央の絵画「十字架降下」では、右上から左下への対角線に沿って配された群像が作り出すドラマチックな構図、しかし雰囲気は静謐な空気感が広がる。 -
*ちゅうおう、キリストのポーズは、古代彫刻「ラオコーン」からの応用。
*生気を失ったキリストに強く当たる光が、白い布と青白い肉体に色対比をもたらす
*左翼には「聖母のエリザベツ訪問」、右翼には「神殿奉献」が描かれてる。 -
♯2023年10月撮影フォト
-
-
ルーベンスの作「キリスト十字架降架」の拡大
*血の気の失せた肌色や、身体の重量感がリアルに描かれている。 -
ルーベンス作 「復活」
-
-
大聖堂のパイプオルガン
-
ステンドグラスも何面かあります。
-
-
-
-
-
アントワープの聖母(16世紀)
聖母子像、信者が捧げたロウソクが並ぶ。1566年の偶像破壊の以前にすでに大聖堂にあったといわれてる。 -
-
中央の廊下(身廊)
-
聖堂の最頂部の窓、天井画の部分です。
-
天井画:聖母被昇天、(キャンバス直径580cm)
コルネーリス・シュフット作 -
市庁舎。ルネサンス様式の壮麗な建物(1561?1564年に建築)
-
-
-
マルクト広場に面するギルドハウス
-
ギルドハウスの部分拡大
-
-
マルクと広場にたつ世界遺産の市庁舎中央上部と「ブラボーの噴水」
-
マルクと広場にたつ市庁舎中央部と「ブラボーの噴水」
-
市庁舎とブラボーの噴水
-
-
マルクト広場からのノートルダム聖堂。
-
フルーン広場に面するホテルHILTON。
外観は中世建築ですばらしい。ノートルダム聖堂と至近。 -
かなり川幅のひろいスヘルデ川
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
アントワープ(ベルギー) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
65