韓国ソウル弾丸旅行（８）水原「華城行宮」へ。

2011/11/27 - 2011/11/30

韓国の人からクコの実を２−３粒もらい、口に含み、自分でも又彼等に混じって５−６粒のクコを土産に拾い、更にこの山を下山する。下山途中にこの山から湧き出る自然の泉があって、韓国人が水を飲んだり、写真を撮ったりしている。自分たちも韓国人の真似をして、水を飲み喉を潤す。天然自然の水、無色透明の味だった。

更に下ると仏教寺院があり、仏教徒を納骨しているようだ。漢字が失われると共に、この国の仏教も衰退し、今や町のあちこちに教会の尖塔が建っていて、この国は一体アジアなのかどこなのかと迷わせられる町の風景になっているが、こんな場所でこうして仏教のお寺を見るのは珍しい。

祭られているのは観音様か阿弥陀様かよくは分からないが、旅の平安、人々の平安をお祈りする。奈良時代、遣唐使船に乗って多くの留学僧が入唐したが、その際、仏教先進国の新羅僧に多くの僧侶が助けられた。最澄も空海も同様だ。当時新羅国はチベットに次ぐ仏教興隆国であった。１２００年経た今もその流れは脈々と引き継がれていると思うが、キリスト教及びハングル文字に押しやられたこの国の仏教の衰退は激しい。

クコの実拾いから坂を下って約３０分、目的の「華城行宮」が見えてきた。高台から敷地を見ると韓国風の屋根や建物が、箱庭のように密集して建てられている。成る程文化遺産だ。正面に回り、入場料１５００ウオンを支払い中に入ることにする。日本円で１００程度。韓国の公共施設の安さに感心する。

エリア 水原(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0

クコの実拾いを終わり、更に下山を続ける。

途中に史蹟らしい建物も見えてきた。

その直ぐ近くにはこの山から湧き出る泉があって、地元の人々が水を飲んでいた。

当方もあやかって水を飲んでみる。

同行の稲さんも同様に。

下る途中には珍しく仏教寺院も建っていた。

ここは仏教徒の納骨堂のようだ。

坂を下ったところに漸く華城行宮の建物群が見えてきた。

正面に回り入場する。

中国とも日本とも微妙に異なる韓国の建造物。