チュニジア旅行2010①チュニス(Tunis)～現在と過去が共存する北アフリカ屈指の大都市～

2010/08/14 - 2010/08/15

「美しい」という噂を耳にして、なんとなく行くことになったチュニジア共和国(Republic of Tunisia)。

初のアフリカ上陸で初めは緊張。
しかし、そこは穏やかで寛大な人々が暮らすとっても治安のよい国でした。（その半年後には、歴史的な革命が起きたのですが。）
街はイスラムとヨーロッパの文化が融合しており、建物には「チュニジアン・ブルー」と言われる青と白のコントラストが見られ、美しかったです。

ちょうどラマダンの時期で、昼に閉まっているお店が多い一方で夜はくまで人々が出歩いていました。
現地の人は「暑い暑い」と言っていましたが、同時期の日本の方が断然暑かった（蒸し暑かった）です。


8/13　出国→→ドバイ(Dubai)
8/14　ドバイ(Dubai)→→チュニス(Tunis)
8/15　チュニス(Tunis)～カルタゴ(Carthage)～ケロアン(Kairouan)
8/16　ケロアン(Kairouan)～エル・ジェム(El Djem)～スース(Sousse)～シディ・ブ・サイド(Sidi Bou Said)
8/17　シディ・ブ・サイド(Sidi Bou Said)～ブラ・レジア(Bulla Regia)～ドゥッガ(Dougga)～チュニス(Tunis)
8/18　チュニス(Tunis)→→ドバイ(Dubai)
8/19　→→帰国


チュニス(Tunis)は、チュニジアの首都であり北アフリカ屈指の大都市です。
大通りにメトロの走る新市街。
美しい世界遺産の旧市街（メディナ）。
メディナでは、現地の人たちと触れ合うこともできました。

エリア チュニス(チュニジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自転車 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

ドバイから約5時間、いよいよアフリカ大陸、チュニジアに着陸です！

欧米とは違う景観だ〜。

チュニス・カルタゴ国際空港。

ここまでツアー会社の人が迎えに来てくれました。
アフリカを個人で回るのは不便かなとか不安だなあと思い、今回はツアーで回ることにしました。

ツアーといっても、一緒に回るのはうちともう1組だけです。
日本人観光客は少ないようで、大体いつもは1組だけなんだとか。

チュニスでお世話になるホテル・カールトン（☆☆☆）です。

フランス語もアラビア語もできないので、日本人ガイドさんにチェックイン手続きしてもらいました。

この日は自由行動だったので、荷物を置いたら街へと繰り出してみます。

ホテルの面しているハビブ・ブルギバ通りをメディナ（旧市街）方面へと歩きます。

あまりアフリカという雰囲気ではないです。

ラマダン中だからか、この時間（14時半頃）はまだオープンしていないお店が多かったです。

とりあえずお茶をしたかったのだけど…

たたまれちゃってます。

大通りを曲がった路地にも人がたくさん。

といっても、ラマダンだから少ない方なのかな？

空いているカフェを見つけてお茶。

お客さんはほとんど観光客っぽい。

日本人はほとんど来ないけれど、ヨーロッパ人の観光先としてはけっこうポピュラーな国らしいです。

レモネードを注文。

街には、ベン＝アリー大統領（当時）の肖像がたくさん。

23年間独裁で、国民に愛されているのだとガイドさんは言っていました。
まさか、半年もたたないうちに政権が崩されるとは。

大聖堂。

ここにも元大統領の肖像が。

イブン・ハルドゥーンという哲学者の像。

早くも青＋白のチュニジアンカラーの建物がお目見え。

車が多くて、道を横断するのが大変でした。

この日は曇っていました。

メトロ（路面電車）が行き交っていました。

お店のショーウィンドウにあったお人形さんたち。

メディナへのメインゲート「バブ・ブハル（フランス門）」が見えました。

フランス門の下で。

門をくぐると、ビクトワール広場に出ます。

噴水が吹き上げていました。

メディナに入っていきます。

お土産、金物細工、革製品などなど、小さなお店が立ち並びます。

観光客や地元の買い物客でメディナはにぎわっていました。

アジア人が珍しいらしく、「ナカタ」とか「ニーハオ」とか「コンニチワ」とか、お店の人によく話しかけられました。

最初は怖かったけど、しばらくしたら怖いことはないとわかって安心して1人でも歩けるようになりました。

それにしても、向こうの人は調子がいいというか…
お店に入った時はとっても愛想がいいのに、「買わない」と言うと急に不機嫌になったり、買えば買ったで「ありがと、じゃーねー」的なそっけない態度になったり。
まあ、素直というか、ね。

メディナのほぼ中央、グランド・モスク前にやってきました。

グランド・モスク。

閉まっていたので、中は見られず。

チュニジアでは、こういう鳥かごをよく見かけました。

首相官邸前。

官邸そのものは、政治的な理由から撮影できません。

首相官邸前。

官邸より北側には、迷路のようなチュニジアン・カラーの街並みが広がっていました。

住宅地なので、人気がなく閑散としています。

鮮やかなお花がきれいです。

さて、チュニジアといえばこれ！
そう、扉です。

それぞれの建物に個性的なドアがついています。

これは、レストランのドアだったと思います。
レストランだから魚の模様がありますね。

本当に迷路みたい。

青と白の世界です。

こちらの扉は、星と月が（色も）かわいらしいです。

広場もあったりします。

異世界に来たって感じだあ。

日本語見っけ。

シディ・ユセフ・モスク。

チュニス最古のトルコスタイルのモスクだそう。

扉シリーズ。

やっぱりチュニジアと言えば青。ブルー。

シディ・ユセフ・モスク前からグランド・モスクが見えます。

香辛料か何かのお店だったかな。

成田→ドバイ→と来て、疲れてしまったので、一度ホテルで休むことに。
ハビブ・ブルギバ通りを通ってホテルに戻ります。

途中で国立劇場のそばを通りました。

夕飯まで一休み…
と思ったら、疲れて寝過ごしてしまいました。

ゆっくり休んで翌日からの観光に備えます。