小雨の白鷺城漂流

2011/08/25 - 2011/08/25

急に姫路への同行出張となった。
江戸の本社からやって来る連中と合流となる。
だが東の天候はすこぶる悪く土砂降りの様子である・・・

案の定、既に小田原辺りで停止した新幹線から『遅れる』と一報が入った。
何故か朝一番より姫路入りしていた私。
何故かカメラをも携行している私。
何故か事態を予感していた私。
何故かニンマリした私。

仕方ない行かねばならぬ・・・
・・・とぱらつく小雨の中、姫路城に向け歩き始めた。

折しも姫路城大天主保存修理工事中である。
つまり期間限定の特等席から天空の白鷺を見物出来る。
即ち改修中の大屋根やら漆喰壁を外から間近に見学出来るのだ。

駅から真っすぐに何本かの屋根付き商店街が伸びている。
これらを北に10分も歩けば自然に姫路城に出る。
城の正面には案内所もあり立ち寄ってみた。
屋上に出ると分厚い雲が張り出ている。
眺める城は巨大な幕で覆われている。
笑える事になんとその幕には在るべき城の巨大な図が描かれていた。

またぱらつき出したので急いで城に向かった。
門を潜り入り口で200円の入館料を支払う。
まずは西の丸へ登り百間廊下を渡り西の丸千姫化粧櫓を観て周る。
一旦外へ出て二の丸から幾つもの門を潜り扇の勾配を通ると直上にはあの笑える城の巨大図が聳え立つ。
もちろん道中の油壁、姥が石、お菊井戸、腰曲輪等見どころは押えながらいよいよ大天守に迫る。

到着し1Fのホ〜ルでさまざまの概略を研究しエレベ〜タ〜で8Fへ。
ここからが大天守を外から間近に見学する期間限定の特等席体験だ。
8Fで屋根を7Fでは漆喰壁の修理状況を確認出来る貴重な体験を愉しんだ。
また対面には海抜100mからの姫路市内が見渡せるスぺ〜スが設けられており城主気分を味わえる。

非常に蒸し暑かったが不思議な達成感と共に城を後にした。

こうして土砂降りのおかげで国宝を堪能する事が出来た。
いやはや小雨の姫路城短時間散歩には辛いものがある。

エリア 姫路(兵庫)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

この旅行記へのコメント （2）

• bingoさん 2014/02/09 21:14:19

  いつもありがとうございます。

  midnightramblerさん
  20回目のご訪問とご投票ありがとうございます。
  
  姫路城、屋根瓦を葺く前に行かれたのですね。
  私は、屋根の修復が、ほぼ終わった状態の時に登城？しました。
  
  今年は、NHK大河ドラマの「軍師　官兵衛」で
  この城を中心に、えらく盛り上がりそうな気配です。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　bingo
  
  
  

  midnightramblerさん からの返信 2014/02/11 07:43:58

  RE: いつもありがとうございます。

  　bingo様
  
  こちらこそいつもありがとうございます。
  勝手に拝見させて頂いており申し訳ございません。
  
  あの時は逆に一生のうちで一度のチャンスかとときめきました♪
  天守の屋根を同じ高さの外から見るなんて好奇心沸騰のひと時でした♪♪
  
  思い出しつつ大河ドラマも楽しんでみることにします。
  
  ありがとうございました。
  
  
  > midnightramblerさん
  > 20回目のご訪問とご投票ありがとうございます。
  >
  > 姫路城、屋根瓦を葺く前に行かれたのですね。
  > 私は、屋根の修復が、ほぼ終わった状態の時に登城？しました。
  >
  > 今年は、NHK大河ドラマの「軍師　官兵衛」で
  > この城を中心に、えらく盛り上がりそうな気配です。
  >
  > 　　　　　　　　　　　　　　　bingo
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