天国と地獄ー２（ウベア島、２０１１年１０月）

2011/10/05 - 2011/10/12

カンボジアのアンコールワットの「天国と地獄」絵に触発され、天国に一番近い島という異名を持つニューカレドニアのウベア島に行ってみた。

ウベア島の海岸は、こんな感じで大変きれい。たしかに天国の入り口かもしれない。でも、誰もいないし、なにもない。生きたサンゴ礁は、この海岸には全くないので、海の中にも生き物はいない。シーンと静まりかえった景色に、波の音だけがする。アンコールワットの天国絵図も単純だったが、ここも単調の一言。

そうか、天国は現世で満たされなかったあらゆる欲望を具現化するところと考えれば、そこは単調な空間であればいいのかもしれない。後は、天国に行った人が、その欲するところを天国空間に描いてゆけばいいのだろう。そんなことを考えていたら、ふとインドのカジュラホを思い出した。あれも、やはり天国だったのかもしれない。


今回の旅程
05OCT NRT SB0801 NOU
08OCT GEA TY307 UVE
10OCT UVE TY308 GEA 24150 XPF
12OCT NOU SB0800 NRT
宿泊　Gite Cocotier (UVE) 4500 XPF/night

エリア ウベア島(ニューカレドニア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自転車
• 航空会社: エアカラン
• 旅行の手配内容: 個別手配

ウベア島に行く前に、灯台島へのツアーに参加した。ヌーメアの港から船で、日帰りの行程。

ナポレオン時代に作られたという灯台。

灯台に登ると、こんな景色が。
バイキングの昼食には、ハワイのフラダンスみたいなショーが付く。

灯台島ツアーで、かなり楽しめた。小舟で魚がたくさんいるスポットへ移動した。シュノーケルは必携。

ウベア島に到着。これは、空港ビルの入り口。

ウベア島の宿。(クチコミあり） 屋根のふきなおし作業中だった。こんなバンガローに宿泊。食料を多少持ち込んだが、真空パックを開けて、一晩置いておくと、アリンコが群がっていた。

夕食には、オマールエビの丸焼が出てきた。なかなかうまかった。

宿の親父にどこで魚が見られるか聞いたら、島の南端に行け、と言うのでレンタサイクルで行ってみた。誰もいないところで、一人でシュノ‐ケリング。

天国はすぐそこ、でもそこに行くのはまだ早い。ちょと気味悪くなって、早々に引き揚げた。

島の南端に行く途中にある教会。誰もいない。

宿から通りを隔てた海岸。誰もいない。天国に一番近い島だから、ここが、天国の入り口に通じてるのか

見渡す限り、こんな海岸。他には、誰もいないし、何もない。