11月のソウルへ～Part3～

2011/11/18 - 2011/11/21

3泊4日の旅ではあるけれど、4日目は実質帰国するだけの日なので3日目の今日は観光最後の日！
ソウル初めての同行者たちも次第に慣れ、明洞を歩くのにも人ごみを自然と避けられるようになっていました。
2日目で「ここには行きたい！」というのをほぼ回ってしまったので、今日はのんびりと過ごす一日。

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 航空会社: アシアナ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: タビックスジャパン

本日は朝から快晴！ホテルの窓からは昌徳宮の緑とかその向こうの景福宮の緑まで見渡せました。

ホテルを出て地下鉄の駅に向かうまで中部市場を通りながら向いました。
ここは乾物を多く取り扱ってる市場で、ちりめんじゃこや、ワカメ、ひじき、スルメイカなどがありました。日曜日のこの日も開いている店も多くお店のアジョッシなどに声を掛けられながら駅へ。

それにしてもこの日は超寒い！お店の人たちも「寒いよ〜」って言ってました。

この日は韓屋の雰囲気がステキなプッチョン（北村）へ。ホテルからは地下鉄を一回乗り換えで安国駅まで。
以前この場所に来た時は2007年。ガイドブックに載っていたここの風景を実際に見たくて訪れましたが、その時は雪がチラチラと舞う寒い日だったためか、人ひとり居なくてカメラ片手に動きまわる私はかなり怪しい感じだったのですが、今回は観光案内所まで出来ていたりそこで日本語の地図ももらえたり、中国系の観光客も多く、変貌ぶりに驚きました。

今回は日本語の地図をたよりにちょっと道をそれたりもしてみました。
韓国ならではの壁の模様にうっとり。

刺繍の工房？みたいな所を少しのぞかせてもらいました。

この辺りも雑誌などではお馴染みの光景。

「静かにしてね」の看板を下げた地域の人が立っていたりして、観光客の多さを実感。

横道にそれた所から見えた景福宮。

昔ながらの瓦屋根がステキ。韓屋は四角い作りになっているので瓦屋根もギュウって感じ。

三清洞の通りに出る手前で見つけた「チャマシヌントゥル」でお茶タイム。極寒の中歩きまわったのでオンドルで適度に暖かい部屋の中がとても気持ちよかった。

客は2〜3組先客がいましたが日本人ばかり。私たちが入ってしばらくすると一人の青年が入ってきましたが、国籍不明（笑）一人で伝統家屋でお茶ってカッコイイかも。
私が飲んだのは「黄茶」中国茶の一種ですよね。発酵させた緑茶って感じ。飲みやすくて温まりました。W7000

菊茶とお茶うけのひまわりの種。

カボチャの蒸しケーキみたいなもの。もち米ベースで結構食べごたえあり。甘さは自然のカボチャの甘さだけのようでとても美味しかったです。

屋内はこんな感じ。木を基調としたリラックスできる空間です。

客席の上に飾られた鉢。花びらが浮かんで爽やか。

三清洞のメイン通りは、車でいっぱい。

歩いて仁寺洞まで。日曜日なので今日も混雑しています。

アクセサリー店の2階へあがる階段。飾られているものもステキでした。

昼は仁寺洞のカルククス屋さんで。お昼の時間を少し過ぎていたので店も空いていてすぐに入れました。

カルククスW6000
キムチが辛かったけれど、新鮮で美味しい〜。
なくなるとすぐにお店のお兄さんがお代わりを持ってきてくれました。
カルククスのスープは牛風味。寒い体が温まりました。

仁寺洞では揚げたてのホットックを。W1000
結構行列が出来てる所でした。隣りはホドゥカジャの店。
トローリとした蜜が美味しかった〜。
さっきカルククスを食べたばかりなのに（笑）

手際よくホットックが作られていきます。
おじさんに、ホットックをもらう時に「アチィアチィ（から気をつけてね）」って言われた（笑）

この旅行最後の夕食は明洞の「味香」さんへ。ソウルナビの口コミを見てもなかなか評判が良くて同じ明洞のほかの韓定食屋さんの中でも評価が高かったのが決め手。日本からメールで予約を入れておいたのですが、お返事もすぐにいただけて、その時点で好感度アップ。
お店は明洞のちょっと寂しげになるような道を進んで行くので本当に店が？と思うのですが、すぐに見つかります。

頼んだのは「味香韓定食W75000コース」
一品目は季節の野菜サラダ。ソースが料理長のこだわりらしく、この日のものはえんどう豆と桃のドレッシング。これがと〜っても美味しかった。
お店の人にこのドレッシングだけ売っていないか聞きましたが、料理長秘伝らしく売っていないとのこと。また食べたい味。

次はチャプチェ。ごま油の具合も丁度よい品の良い味。

白身魚のお刺身。この日はヒラメ。すごいデコレーションに驚きますが、お刺身はちょっとだけ（笑）

チヂミの盛り合わせ。どれもが一口サイズの宮廷（？）サイズでした。
1番左のものが牡蠣のチヂミ。これも美味しかった〜。真ん中の青いのはネギのチヂミ「パジョン」でした。ネギの風味がきいていてもっと食べたい味。

アワビの焼き物。アワビが柔らかくてジューシー。あわびの下には銀杏が。
ソウルの街路樹は銀杏の木が多く、踏み潰されてしまった銀杏があの独特の匂いを発していて、秋を感じたりして。

漢方ポッサム。豚肉がとにかく脂が甘くて美味しい。それを包む白菜の浅漬具合もすっごくマッチしていて美味しかったです。これももっと食べたかった。

プルコギ。
お肉の下にあるモヤシを合わせて食べると食感の違いで楽しい味。お肉の味付けもとても日本人好みの味でした。

九折坂ならぬ七折坂。これは二人前なので、ちょっと具も少なめ。柚子べーすのタレにつけていただきます。

シンソルロ。整然と並んだ具材に宮廷を感じたりして。スープはとにかく優しい味。ずっとキムチなど唐辛子風味を食べてきた胃にはホッとする味でした。

韓国リピーターですが、初めて食べた生の高麗人参の天ぷら。
ハチミツにつけていただきます。韓国では苦いものは甘いものと一緒に摂るようで、一瞬大丈夫かな？と思いますが、これが美味しかった。とっても合う！ハチミツで食べた後に塩で食べるとそれもまた良かったです。交互に食べると高麗人参の美味しさが堪能できます。

〆はご飯とおかずで。ここまですごい数のお料理をいただいたので、ご飯の少なめが嬉しかったです。ミツバのナムルが美味。

デザートは冷たい梅茶とこれまた珍しい栗と桃の羊羹。栗のペースト状の羊羹の中に桃が入っています。こちらも料理長こだわりらしい。
自然の甘さで〆のデザートには丁度よい感じでした。

20時に予約を入れ、ここまで食べ終わって21時半くらい。最後のお客になってしまいましたが、ゆったりと急かされる事なく美味しい韓定食をいただきました。

ソウルナビクーポンで10%off
日本円換算で5000円いかないくらい。
アワビも高麗人参も食べて、このお値段は割安感ありますね。

ソウル初のお友達も喜んでくれていたので良かったです。

最終日は朝9：50発のフライトの為、寝不足のまま仁川空港へ。
3泊4日。あっという間でした。
一人旅では無理な韓定食とかも楽しめたのは良い思い出。

空から見るソウル。ヨイドや漢江、南山などもくっきり見えました。
また来るからね〜。

帰りの機内食。早起きだったため、あまり食欲出ず。
でも抹茶のケーキは美味し。

JALでは空弁しか出ないからやっぱりホットミールはいいなぁと。
次はコチュジャンもらって、韓国風にして食べてみたいと思います。

同行した友達もソウル、楽しめたみたいで「また行きたい！」と、連絡をもらいました。私のなんちゃってガイドも役にたったのかな？

ソウルリピーターのくせに一度も作ったことのなかったメガネ。
今回は明洞のビエンナメガネさんで作りました。W100000日本円で6800円くらい。このお店、噂通りの良い店でした。私の自前のメガネを見た途端「このメガネ、疲れるでしょ？」と問題点を一発で指摘してくれました。なのでそれをふまえて作ってもらったメガネはと〜っても見やすい！ド近眼の私のものでも40分くらいで作成してもらえました。次回も寄ってしまいそう。
ファーは梨泰院のY.H.KIMにて。母へのお土産に色違いも購入。滑らかな毛皮の肌触りが気持ちよくて即決。今度は皮のジャケットでも買おうかな。