
2011/11/18 - 2011/11/18
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Weiwojingさん
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旧帝国ホテルを建てたアメリカ人建築家フランク・ロイド・ライト(1867〜1959)の弟子に遠藤新( あらた )(1889〜1951)がいましたが、彼が設計した目白ヶ丘教会を訪ねる機会がありました。
遠藤新は自由学園明日館を設計( 1923年竣工 )したことでも知られていますが、彼の作品には師の影響が色濃く残っており、この教会にもわずかながらライトの面影を感じることが出来ます。
彼は100以上の建築物を設計したと言われていますが、現在30ほどしか残されていません。その彼の最後の作品がこの目白ケ丘教会です。
- 旅行の満足度
- 4.5
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目白ヶ丘教会はJR山手線目白駅を下車して、歩くこと10分くらいで行くことが出来ます。静かな住宅街の中にあり、まわりの一般住宅を圧することなく、落ち着いたたたずまいを示しています。
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この教会は「日本バプテスト キリスト教目白ヶ丘教会」が正式名称です。
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鐘楼は当初の計画よりかなり低くなったそうです。
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教会なのに入口のドアが日本風の引き戸になっているのには、西洋の教会を見慣れた者には少々戸惑いをおぼえました。
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会堂に入りました。白い壁とこげ茶色のベンチがうまく合い、全体的に落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
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照明がいいですね。日本の公共の建物では蛍光灯がよく使われていますが、教会堂には蛍光灯は相応しくないですね。
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祭壇の後ろには大きなステンドグラスがはめ込まれて、その真ん中には十字の印が描かれています。
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何気なくベンチに置かれているクッションがアクセントになり、教会の雰囲気を和らげています。
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祭壇とは反対側つまり入口側の方にもステンドグラスが施されています。デザインはもう一つのものと同じようです。
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祭壇の背後にはバスタブのようなものがあります。これは洗礼を行う場所なのです。この教会はバプテスト派なので、洗礼は浸礼で行い、他の宗派とは異なります。浸礼というのは洗礼を行う際全身を水に浸すということなのです。
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かなり古そうなオルガンが置かれており、これは現在でも礼拝に使われていいるのでしょう。
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パイプオルガンが置かれています。これはスペイン・グレンチング社製、11ストップで、2011年2月に据え付けられたばかりです。時々パイプオルガンによるコンサートが開かれるようです。
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この教会の照明は全体的に落ち着いていて、大変好ましいです。
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2階のバルコニー席から見た教会の一部です。
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外に出て中庭に立つと、教会の前に小さいながらも池があり、ふとライトの建てた旧帝国ホテルを思い出しました。
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入口付近にはライトに関する本が何冊も置かれています。
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