この旅2カ国目はミャンマー。今回の旅の目的地なのだが道のりは大変だった。先ずはビザの取得が意外と面倒臭い。大使館にわざわざ足を運んだのに、大使館前で何やらデモをしていて受け付けてもらえなかったり、旅行間際まで選挙による国内の混乱などがニュースで頻繁に報じられ、これは行って大丈夫なのか？夜も眠れない日々が続いた。<br />バンコクからバンコク航空でヤンゴンに到着。軍事国家なので入国審査もドキドキだ。入国するとガイドが待っていた。トゥートゥーアウンさんという女性で日本語がとても上手なので日本人と見間違える程だ。でもトゥートゥーアウンさん、日本には行った事が無いとの事。やはり軍事国家、簡単に出国はできないらしい。<br />案内されたホテルは街の中心、その名もCENTRAL HOTEL。ヤンゴンの中では中級ホテルらしい。このホテルを起点に散策を開始。まずはトゥートゥーアウンさんに紹介されたレストランで夕食を採った。サクラタワーなるヤンゴンの中では一番高いと思われるビルの上にあるそのレストランは高級レストランと言った雰囲気で、中には日本人の客もチラホラ見られる。眺めは素晴らしくライトアップされたシュエダゴォンパヤーが浮かび上がり光っている。ここでは所持金の事も考えてここでは軽く食事をして出た。夜の街を散策したが、とにかく街が暗い。街を歩くと日本の中古が多く、消防車などは車体に沼津消防署、熱海消防署の文字が消されず残り、現役として活躍しているみたいだ。<br />翌日はトゥートゥーアウンさんの案内で、ヤンゴン市内観光とミャンマーダンスのディナーショーに出掛ける。朝一で向かったのがシュエダゴォンパヤー。朝の日射しをに照らされた金キラキンの寺院は眩しくとても派手だった。この寺院はその派手さに圧倒される。その後もいくつか寺院に連れて行かれたがどれも金キラキンで派手派手。寺院を一通り周ると、ショッピングセンターに連れて行かれた。ヤンゴンではトレンドの最先端といった感じなのだろう、トゥートゥーアウンさんはどや顔なのだが、残念な事に私達には全然魅力を感じず、買う物も無い。時間を持て余したトゥートゥーアウンさんはヤンゴン川、ボーヂョーアウンサンマーケットと時間潰しに試行錯誤したが、結局私達が何にも興味を示さないので、ディナーショーまで時間が持たずホテルに送り届けられてしまった。ホテルで休憩を取り、夜にまた迎えに来たトゥートゥーアウンさん。ディナーショーはビュッフェ形式。昼食の時もそうだったのだが、トゥートゥーアウンさんも私達と同じテーブルで食事をする。2人にしてほしいというか、何か気まずい・・・。トゥートゥーアウンさんが話し掛けてくるのでミャンマーダンスは殆ど覚えていない。<br />翌日は終日フリータイム、といったって昨日トゥートゥーアウンさんでさえ時間が持たなかったのに時間を潰せる訳がない。何処という目的もなく街をフラフラ。この街で一番困るのが食事。レストランらしき店が殆ど見付らないし、屋台は得体の知れない料理で美味しそうには見えない。やっとスーパーの上のフードコートを見付けテイクアウトし、酒屋でミャンマービール、普通の瓶とアルコール度数7％の瓶2本を購入、部屋飲みとした。テレビを点けるとニュースが流れていた。静止画をバックにアナウンサーが淡々とニュースを読み上げる。軍事関連のニュースなのだろう。ん？何かに似てるなぁ・・・。そうだ、同じ軍事国家、北朝鮮のニュースにそっくりだ。普通のミャンマービールを飲み干し、アルコール7％のミャンマービールに突入。これが超マズイ・・・。そういえばフランスで飲んだアムステルダムビールで同じ失敗をしていた。ビールはアルコール度数が高ければ良いてもんじゃなかった・・・。無理して飲み干したが、おなかの調子が悪くなった。ビールのせいなのか、テイクアウトした空心采が悪かったのか？次の日も調子は回復せず、ミャンマーを出国しても、トイレを何度も往復する羽目になった。<br />人生初の軍事国家。実際危ない事は1つも無かったが、緊張感で心が落ち着かないので2度と来る事はないだろう。

金キラキンの軍事国家

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2010/12/21 - 2010/12/24

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kimutさん

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この旅2カ国目はミャンマー。今回の旅の目的地なのだが道のりは大変だった。先ずはビザの取得が意外と面倒臭い。大使館にわざわざ足を運んだのに、大使館前で何やらデモをしていて受け付けてもらえなかったり、旅行間際まで選挙による国内の混乱などがニュースで頻繁に報じられ、これは行って大丈夫なのか？夜も眠れない日々が続いた。
バンコクからバンコク航空でヤンゴンに到着。軍事国家なので入国審査もドキドキだ。入国するとガイドが待っていた。トゥートゥーアウンさんという女性で日本語がとても上手なので日本人と見間違える程だ。でもトゥートゥーアウンさん、日本には行った事が無いとの事。やはり軍事国家、簡単に出国はできないらしい。
案内されたホテルは街の中心、その名もCENTRAL HOTEL。ヤンゴンの中では中級ホテルらしい。このホテルを起点に散策を開始。まずはトゥートゥーアウンさんに紹介されたレストランで夕食を採った。サクラタワーなるヤンゴンの中では一番高いと思われるビルの上にあるそのレストランは高級レストランと言った雰囲気で、中には日本人の客もチラホラ見られる。眺めは素晴らしくライトアップされたシュエダゴォンパヤーが浮かび上がり光っている。ここでは所持金の事も考えてここでは軽く食事をして出た。夜の街を散策したが、とにかく街が暗い。街を歩くと日本の中古が多く、消防車などは車体に沼津消防署、熱海消防署の文字が消されず残り、現役として活躍しているみたいだ。
翌日はトゥートゥーアウンさんの案内で、ヤンゴン市内観光とミャンマーダンスのディナーショーに出掛ける。朝一で向かったのがシュエダゴォンパヤー。朝の日射しをに照らされた金キラキンの寺院は眩しくとても派手だった。この寺院はその派手さに圧倒される。その後もいくつか寺院に連れて行かれたがどれも金キラキンで派手派手。寺院を一通り周ると、ショッピングセンターに連れて行かれた。ヤンゴンではトレンドの最先端といった感じなのだろう、トゥートゥーアウンさんはどや顔なのだが、残念な事に私達には全然魅力を感じず、買う物も無い。時間を持て余したトゥートゥーアウンさんはヤンゴン川、ボーヂョーアウンサンマーケットと時間潰しに試行錯誤したが、結局私達が何にも興味を示さないので、ディナーショーまで時間が持たずホテルに送り届けられてしまった。ホテルで休憩を取り、夜にまた迎えに来たトゥートゥーアウンさん。ディナーショーはビュッフェ形式。昼食の時もそうだったのだが、トゥートゥーアウンさんも私達と同じテーブルで食事をする。2人にしてほしいというか、何か気まずい・・・。トゥートゥーアウンさんが話し掛けてくるのでミャンマーダンスは殆ど覚えていない。
翌日は終日フリータイム、といったって昨日トゥートゥーアウンさんでさえ時間が持たなかったのに時間を潰せる訳がない。何処という目的もなく街をフラフラ。この街で一番困るのが食事。レストランらしき店が殆ど見付らないし、屋台は得体の知れない料理で美味しそうには見えない。やっとスーパーの上のフードコートを見付けテイクアウトし、酒屋でミャンマービール、普通の瓶とアルコール度数7％の瓶2本を購入、部屋飲みとした。テレビを点けるとニュースが流れていた。静止画をバックにアナウンサーが淡々とニュースを読み上げる。軍事関連のニュースなのだろう。ん？何かに似てるなぁ・・・。そうだ、同じ軍事国家、北朝鮮のニュースにそっくりだ。普通のミャンマービールを飲み干し、アルコール7％のミャンマービールに突入。これが超マズイ・・・。そういえばフランスで飲んだアムステルダムビールで同じ失敗をしていた。ビールはアルコール度数が高ければ良いてもんじゃなかった・・・。無理して飲み干したが、おなかの調子が悪くなった。ビールのせいなのか、テイクアウトした空心采が悪かったのか？次の日も調子は回復せず、ミャンマーを出国しても、トイレを何度も往復する羽目になった。
人生初の軍事国家。実際危ない事は1つも無かったが、緊張感で心が落ち着かないので2度と来る事はないだろう。