LON09 お父さんに逃げられた・・・　（ダーラム・ホール・スタッド訪問）

2011/09/30 - 2011/09/30

私は馬が好きで牧場を訪れているんですが

一緒にロンドンに行った競馬好きな友達が言った
「せっかくのイギリスなのになぜ牧場に行くの？」

またパリの競馬好きな韓国料理屋のおやじさんも
「ふらどくさん、欧州で牧場を訪ねる人は馬主か、よっぽどのもの好きだ！」

と競馬が好きなのに牧場訪問を妙に珍しがられました。

せっかく凱旋門賞に行くのだから欧州で挨拶をしたい馬がいました。
ふらっと行って行けるものではないので
そのために競馬関係者の方々に訪問の許可を取るために色々と教えて頂いた。
この場を借りて感謝したい。
交渉の末、やっと許可が下りました。

ヨーロッパでの名門牧場はなかなかすごかった。

妙なオチもありました。

トップの写真はラムタラさんです。

エリア ケンブリッジ(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス レンタカー 徒歩 飛行機
• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

始まりはこの馬です。１歳（2011年10月現在）の女の子です。。

まだ名前はありません。今年にふらどくファミリーになったお馬さんです。

お父さんがイギリスダービー馬・ニューアプローチ、母方のおじいちゃんがジャパンカップやドバイＷＣを勝ったシングルピールです。

このお父さんがイギリス・ニューマーケットのダーラム・ホール・スタッドにいます。

それでヨーロッパにいるんだから会いに行くかと言うことになりました。

しかし、どうしたら良いのかわからず、色々な競馬関係の方にお伺いして何とかダーレーの本部に連絡が取れました。

しかし、ダーレーからの回答は

「あ、お父さんはシャトルでらりあに行っています。
しかし、遊びに来るのはウエルカムですよ！」
とのことでした。

まあ、滅多に行けないところなので行ってみるかと言うことになりました。

話はニューマーケットにもどります。

日本で調べた時はタクシー情報が全くありませんでしたが、
競馬博物館の前にタクシー乗り場がありました。
３台のタクシーが行ったり来たりで忙しそうでした。
１０分も待てば乗れましたよ。

ダーラム・ホール・スタッドお願いします！と行ったら通じなかったので、前に来たときに買った地図を出し、ここ！と行ったらわかったもらった。

さて出発。

有名な時計台が見えてきました。

調教場のザ・ヒルを通り

タクシーはひたすら進んで行きます。

あ、着いた。

ここにセキュリティゲートがあり、「３時にアポイントメントがあるふらどくです！」と言ったら「事務所に行って」通してくれた。

むちゃくちゃきれいです。

事務所です。

送ってもらったタクシーです。手を振り、お別れ。感謝です。

さてレセプションへ行ってみましょう。

レセプションはとってもきれいです。ただの見学者なので何か恐縮です。

早速、牧場を案内してくれました。こちらが厩舎です。

入口にあったお墓です。こちらはトップの写真の馬のおじいちゃんシングスピールです。

個人的には子供達の欄にローエングリンが載ってほしかったです。Ｇ１レースの２着でも、Ｇ２の１着でも載らないのだから厳しい世界ですね。

名馬ドバイミレニアムのお墓。

こちらのグロリアスソングは、シングルピールの母、うちの子のひいおばあちゃんになります。

馬が歩いています。当たり前か・・・

種馬をリタイアしたラムタラがいました。

北海道で会ったことがあるよ。スタッフさんに言ったら「ラブリー！」と言われました。

牧場では、シャトルに行かなかった種馬たちを見せてもらいました。

ドバビィ。

穴男さん。

馬の後は施設見学ツアーです。馬には識別のためのパスポートがあるんです。その識別をするところです。今はマイクロチップを埋め込んでいるので毛色以外にも識別しているようです。

種付け場です。こちらは牝馬の背中に乗せて、雄馬が乗ってもけがをしないようにするためだそうです。

こちらは馬をコントロールするための棒です。馬はなぜか鼻をきゅいっと締め上げると急に言うことをきくそうです。

こちらが種付け場です。

今度は車に乗って牧場ツアーです。

ちょっと秋っぽい雰囲気なところを見せてもらいました。

全部の牧場を回ると２日かかるとのことでした。

最後は博物館の前まで送ってもらいました。

最後に博物館のお土産コーナーで友達にお土産を買いました。

さてケンブリッジに戻りましょう。