2011/11/03 - 2011/11/06
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HYRONさん
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オンライン・ショッピングが当たり前になってきた昨今、それまで基本的には現金派であった私でしたが、クレジット決済の簡便さから、すっかりクレジットカードでの買い物に慣れて来てしまいました。
すると、何でも(最近はコンビにでも)カードで支払うため、ポイントが多少なりとも溜まります。年に数回しか飛行機に乗らない私(それも最も安いエアラインを探すためアライアンスにも拘らない)でもマイルを貯めて航空券を手に入れる事ができるのではないか、と考えるようになりました。
そこで、クレジットカードや航空会社でマイルがゲットできるキャンペーンには何でも参加したり、同じオンラインショッピングでもボーナスマイルの付くショッピングサイトで買い物したりと、マイルを貯める日々。そうこうしているうちに、今年の1月、ついに香港往復に必要なマイルが貯まりました。
ところが、マイルで交換する特典航空券は予想以上に空席が無く入手困難。
本当は7月頃のチケットを手に入れたかったのですが、満席のため、11月のチケットとなりました。
まあ、香港の11月は乾期に入るので丁度良いのかもしれません。
今回で4度目となる香港ですが、前回の訪問が1998年であるため、10年以上も前のこと。
日々変化する街「香港」がどのように変わっているのか楽しみです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
夕方発の便だったので今回宿泊するホテル、香港基督教青年會 THE SALISBURY - YMCA OF HONG KONGにチェックインしたのは真夜中。
香港基督教青年會は、かのペニンシュラの隣にあるという好立地ながら、価格は1/4以下。ホテル代の高い香港でも、とりわけリーズナブルです。
「禁煙の部屋しかない」との事でOKすると、アップグレードしてくれたようです。北塔のため、ビクトリアハーバーの夜景を見る事は出来ませんでしたが、8Fのコーナースィートで部屋が3室もあります。
某宿泊予約サイトでも、頻繁にアップグレードされるホテルとして有名のようです。ただし、かなり人気が高いホテルのため、特にハーバービューの部屋はすぐ満室になってしまいます。早めの予約がおススメです。 -
一人では広すぎる寝室。
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殆ど使用しませんでしたが、リビングルームもありました。
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翌朝、まずはホテルの隣にある、1881Heritageを訪問。
19世紀後半に建築された消防署の建物をそのまま利用し、ホテル、高級ブティック、レストランの入った複合施設として2009年11月11日にオープンしました。写真の前水警総部(水上警察本部)は Hullett House という全10室全てスィートという超高級ホテルになっています。 -
九龍消防局や消防寄宿舎はブティックになっています。
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九龍消防局の隣に置かれた消防車。
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前時間球塔はグリニッジ天文台を参考に香港天文台が複製したもの。
屋根の上の銀色の球が上下する事で、ビクトリアハーバーに停泊する船に時間を知らせていたとの事。
広場に和んでいます。 -
馬廐は、昔の姿を活かしイタリアンレストランとして営業。
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朝なのでテナントは開店前でしたが、ゆっくり散歩できました。
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いよいよビクトリア湾へ。
時計塔は九龍と広州を結ぶ九広鉄道の九龍駅の名残りで、ここから出発した鉄道はシベリア鉄道を経由しロンドンまで到達していたそうです。
香港からロンドンへ・・・。経路は違いますが、「深夜特急」の世界ですね。 -
維多利亞港(ビクトリアハーバー)の眺め。
MTRの駅だと、金鐘(左端)から上環(右端)に掛けての地域。
有名なところで、
左端にあるビルが剣のような形の中銀大廈
真ん中にある白いビルは、丸い窓が特徴の怡和大廈
最も高いビルは国際金融中心・第二期(415.8m、88F)
その隣が国際金融中心・第一期
その右奥に見える尖り屋根のビルは中環中心(346m、73F)
昔訪問した際、この摩天楼群の中心にどうどうと立っていた香港上海?豐銀行總行大廈(赤い看板のビルの右側)は埋もれてしまっていました。 -
尖沙咀海濱公園内を西から東に向けて散策したのですが、太陽が昇る方向への移動だったので大失敗。朝日が眩しくて、たまに振り返っては風景を見るという感じでした。午前中は逆コースの方が良いようです。
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この像が見えてくると星光大道 Avenue of Stars が始まります。
香港映画界のスター達の手形があったり、様々な像があったりと楽しめる場所です。 -
ブルース・リーの像もありました。
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見上げると尖沙咀の高層ビルが目に飛び込んできます。
まるで竹の様に、とにかく上へ上へと伸びていくビル。 -
彌敦道(ネイザンロード)にやってきました。
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すっかり綺麗になってしまった重慶大廈。
重慶マンションは1961年に完成。元はマンションでしたが、数多くの安宿が密集するようになり、それと共に各国の料理店や民族衣装店などが出店するようになりました。数多くの映画や小説の舞台になり、「深夜特急」のドラマ版でも宿泊場所として使用されていました。
昔は怪人フー・マンチューでも出てきそうな雰囲気の怪しい建物だったのですが・・・。 -
ハイアットリージェンシーの低層階に新しくOPENしたショッピングモールK11。
コンセプトは「アート、人、自然の調和」。
館内はアーティスティックな椅子等が置かれているそうですが、モールの開店は10:00からとの事で、今回は時間が早く中には入らず。 -
再び彌敦道をブラブラして、九龍公園にやってきました。
尖沙咀のど真ん中に総面積14ヘクタールという立派な規模を持つ、観光客や香港市民で賑わう公園です。 -
園内の鳥湖です。
フラミンゴがいるはずなのですが、何処に行った? -
園内にある香港文物探知館。
建物はイギリス軍の宿泊施設として1910年に建築されたものです。 -
館内は香港の歴史や古い磁器等が展示されています。
一番びっくりしたのが明代の展示スペース。
床一面に景徳鎮の青花と思われる陶磁器の破片が展示されていました。 -
公園を出て広東通沿いの中港城(チャイナ・ホンコン シティ)に到着。
マカオ行きのフェリーターミナルやロイヤルパシフィックホテル、ショッピングモールが集まる複合施設の中港城は、香港最大の売り場面積を持つ海港城(ハーバーシティ)やマルコポーロホテル等にも隣接しています。 -
金色で目立ちすぎるほどに目立つ、中港城。
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中港城碼頭(フェリーターミナル)の屋上テラスからの景色です。
買い物に全く興味の無い私が、ここまで足を伸ばしたのはこの景色を見るためです!!
飛びぬけて高いビルは環球貿易廣場(ICC)。その高さ484m、118Fは香港最高峰です。下層階にはショッピングモール圓方(エレメンツ)があり、それを跨ぐように建てられた写真中央のアーチ状の建物は、その名もThe Arch 。高級マンションだそうです。
空港に行く機場快線(エアポートエクスプレス)の九龍駅も圓方の地下にあります。
まだまだ工事中の場所も多く、香港は成長途上のようです。 -
海港城の向かい側の新港中心(シルバーコード)の地下にあるフードコート「food republic」です。
手頃な値段でいろいろな物を食べられるシステムは、香港も日本も同じです。
食べ過ぎには要注意(私は食べ過ぎました・・・反省)。 -
地下鉄MTRで黄大仙廟にやってきました。
香港の地下鉄は本当に便利。乗り換えも駅も車内の電光表示で一発で分かります。
車内での携帯電話は規制がないようです。老いも若きも携帯電話での話しに熱中していますし、中には音を出しながら携帯電話でゲームをしている人も。
しかし、茶髪でふんぞりかえって座っていた香港の若者が、老人が乗ってきたとみるや、すぐに自分の座っていた席を譲っていました。紳士の国、英国統治下の名残でしょうか。この辺のマナーは日本以上だな、と感心してしまいます。
これを見て以降、なんとなく地下鉄で座るのを遠慮してしまった、小心者の私です・・・。 -
黄大仙廟の正式名称は嗇色園黄大仙廟。
嗇=節約、モノを大切に
色=人間の欲望
初心に戻り悟りを開く場所といった意味となります。
道教と仏教、そして儒教が習合しており、本尊は黄初平(晋時代の仙人)、観世音菩薩、孔子。
主に病気平癒祈願の寺院として信仰を集めています。占い寺としても有名。 -
本尊の裏手には庭園があります。
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庭園内の九龍壁。
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再び地下鉄で移動。
一気にビクトリア湾を抜け、香港島の中環へ。
ここからバス70番に乗り、香港仔へ向かいます。 -
中環〜香港仔間はだいたい45分程のバスの旅。
この日は途中で事故渋滞があったため、1時間以上掛かってしまいました。
「香港」という地名の由来になったといわれている「香港村」が、香港仔対岸にある鴨り洲にあったため、その後この町を含めこのあたり一帯が香港仔(アバディーン)と呼ばれるようになったと言われています。 -
高層マンションに囲まれた香港仔廣場です。
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香港仔街市(市場)にも立ち寄ってみました。
肉売り場の臭いが強烈で早々に退散。 -
天后廟は漁師の安全を願った地元の廟。
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香港仔海濱公園沿いを歩きます。
昔の水上生活者の雰囲気はどこへ??? -
対岸へは舢舨 (サンパン)=渡し船で渡れます。
香港仔対岸の小島である鴨り洲は世界で最も人口密度の高い街だそうです。 -
鴨り洲側にも廟(洪聖古廟)がありました。
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今度はバス90番に乗って中環へ戻ります。
行きに使用した70番とはコースが違うので、違った風景が見られ、おススメです。 -
再びMTRで九龍半島側へ移動し旺角駅で下車。
通菜街のマーケット、通称「女人街」にやってきました。 -
そろそろ疲れが溜まってきました。
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女人街を出て、彌敦道を南下していくと、今度は廟街、通称「男人街」に到着します。
有名なカフェ、美都餐室でちょっと一休み。
「深夜特急」で描写のあった「叉焼飯」もここで食べることができます。
屋台は衛生的にちょっと、と言われる方は、こちらでお試しあれ。 -
廟街の名前の由来ともなっている天后廟。
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廟街の中央部入り口にある鳥居。
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少し時間が早く店は殆ど出ていませんでした。
17:00過ぎから開き始めるそうです。
夜の行動の前に少しホテルで休みたいので、廟街散策は次の機会に。
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この旅行記へのコメント (3)
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- わんぱく大将さん 2011/11/18 04:09:09
- 縦への競争
- HYRONさん
香港の建物、上へ、上への競争ですね。 地震がないからできることなんでしょうが。。。
ブル―ス・リー、懐かしい〜 中学2年くらいの時でした。
大将
- HYRONさん からの返信 2011/11/18 08:16:45
- RE: 縦への競争
- 大将さま
メッセージありがとうございます。
香港の高さへの欲望には感心しました。
中耳炎だったそうですね。もう全快ですか?
私は「耳かき」のしすぎで外耳炎になったことがあります。
それも両耳・・・・。
両耳。痛いとか通り越して、笑えました。
HYRON
- わんぱく大将さん からの返信 2011/11/19 10:17:06
- RE: RE: 縦への競争
- > 大将さま
>
> メッセージありがとうございます。
> 香港の高さへの欲望には感心しました。
> 中耳炎だったそうですね。もう全快ですか?
> 私は「耳かき」のしすぎで外耳炎になったことがあります。
> それも両耳・・・・。
> 両耳。痛いとか通り越して、笑えました。
>
> HYRON
HYRONさん
有難うござます。 高い所に上がったり、トンネルに入ると、鼓膜がへっ込みやすいようで。 咳がひどくて、耳にきたようです。しかし、耳かきで? 私は機内で、両耳、なったことがありましたが。 これも、わかりやすいですね。
大将
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