サン・サドゥルニ・ダノイア_Sant Sadurní d'Anoia　カヴァ(Cava)！発泡ワイン、「コドルニウ」のボデガへ

2009/12/06 - 2009/12/06

スペイン西部、カタルーニャ州バルセロナ県、バルセロナから北西へ45kmほどの村、サン・サドゥルニ・ダノイアを訪れました。．．というよりは、ワインの産地で有名なカタルーニャ州ペネデス地区にあるコドルニウのボデガ（ワイナリー）に行って来た、と言った方が良いですかね。
コドルニウは、1551年創業という伝統を誇るスペインのワイナリー・グループです。スペインで最初に伝統方式（瓶内発酵）でCava（カヴァ）と呼ばれる発砲ワインを造り商品化し、スペイン王室ご用達のカバとして名を馳せています。
★トロッコで行くボデガツアーに参加、最後はもちろん試飲も！

[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎カヴァ

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

バルセロナから車でサン・サドゥルニ・ダノイア村へ向かいます。道路から見えるモンセラット。

駐車場に到着。

当たり前ですが、あたりは葡萄畑だらけ。

コドルニウ、ボデガの門です。

ここから入って進んで行くと．．．

レセプションの建物に至ります。

この建物は、ガウディと同時期に活躍したジュゼップ・プッチ・イ・カダファルクによるモデルニズモ様式を代表する建築物で、1976年に国の重要文化財に指定されたそうです。

ちょっとカウンターに立ってみたりして。

さてツアー開始、まずはボデガが有する広大な庭園を．．

散策がてら抜けて行き．．．

広場に集まってナビゲータによるツアーの説明。

別の建屋へ移動。

この建物の地下層に沢山のワインが眠っています。

地上階はワイン製造に関する博物館の様になっていて．．．

昔ながらの製法にちなんだ設備が置かれています。

道具も。

器も。

看板も。

この妙な像の置かれている階段から地下へ降りていきます。

地下へ続く通路。

どんどん奥へ。

「カヴァ」とはカタルーニャ地方のカタラン語で「洞窟」または「地下蔵」を意味します。

ボデガは地下に5層、総延長距離にして約30kmにも及ぶ地下セラーがあり．．．ここから下りていきます。

瓶内二次発酵中のカヴァが沢山．．．

カヴァは白だけでなくロゼもあります。葡萄の品種は、白はマカベオ、チャレロ、パレリャーダ、シャルドネ．．．ロゼはトゥレット、モナストレル、ピノ・ノワール．．．とのこと。

ピンクに透き通るロゼ。

昔ながらの洞内設備、今も使っているかどうかは判りませんが．．．

カヴァのツアーは長い洞窟探検の様なもの、よってトロッコに乗って進みます。

地下貯蔵庫を進むさまは、秘密基地の探検の様です。動画はこちらから。
http://www.youtube.com/watch?v=MXWCY5BHSSA

壁のボードにTokyoの文字、ここに眠っているカヴァはいずれ東京へ出荷されるのでしょうか。

1872年、スペインで最初にフランスのシャンパーニュと同じ伝統方式（瓶内発酵）でカバを創り出したジョセップ・ラベントス氏。

当時の葡萄収穫の風景．．．でしょうか。

何の部屋だったか忘れましたが、オブジェの前でしばしガイドの説明。

さーて、ツアーの最後にお待ちかねの試飲です。

試飲するエリアも雰囲気満点．．．

ワインボトルのシャンデリア。

カウンター。

ロゼを持って何か説明してくれてますが、早口のスペイン語は良く判りません。

白とロゼ、それぞれ一杯ずつ試飲できます。

サルー！（Salud!．．．スペイン語で乾杯！）

ジャウマ（Jaume、白・辛口）と、ピノ・ノワール（Pinot Noir、ロゼ・辛口）を買って帰りました。この年はこれでメリー・クリスマス！

この旅行記へのコメント （3）

• わんぱく大将さん 2012/01/01 23:54:44

  手もちでは無理そうですかな

  RAINDANCEさん
  
  流石に酒倉は暗いですなあ。　かと言って、三脚、（一脚しかもってませんが）は、ひんしゅくもんで。　まあ、フラッシュ（倉でたいていいんかい？）もともと、だめ人間なのですが（体がどけるんか？！）まあ、目的は、カタラン・ボールトですからら、それさえ見れれば。
  その日、８ユーロ払え、と言われましたわ。はいはい、わかってまんがな。
  
  　大将

  RAINDANCEさん からの返信 2012/01/11 21:00:20

  RE: 手もちでは無理そうですかな

  大将さん
  
  はい、地下は相当暗かったです。よって中々きれいに撮れませんでした。
  数はある程度撮ったのですが、旅行記に使える写真が中々無く．．．
  ちなみに、他の皆さんはフラッシュばしばし焚いてましたね。
  
  　RAINDANCE

  わんぱく大将さん からの返信 2012/01/12 07:24:56

  RE: RE: 手もちでは無理そうですかな

  > 大将さん
  >
  > はい、地下は相当暗かったです。よって中々きれいに撮れませんでした。
  > 数はある程度撮ったのですが、旅行記に使える写真が中々無く．．．
  > ちなみに、他の皆さんはフラッシュばしばし焚いてましたね。
  >
  > 　RAINDANCE
  
  RAINDANCEさん
  
  ご返事有難うございました。　ボデガは６日まで休みで、７日に行ってきました。　　休み開けと言うことで、我々の時間帯は５人のみ。
  なので、どさくさにまぎれて、写真をゆっくりと言うこともできず。明るいレンズを使ってみましたが、やはり手ぶれも。　あの車も、なかなか、どうしてスピードだして、流し撮り（そんないいのもではありませんが）で、
  使える写真はありませんが、このボデガのあと、村のモデルニズムの建築を前もって調べてあったので、それを見に行きました。
  
  　大将