2011/10/27 - 2011/10/28
2817位(同エリア3208件中)
ちゃおさん
この古屋旅館は熱海でも由緒あり、格式の高い旅館であるから、明治のころから文人墨客政治家等の来訪が絶えず、その著名な宿泊者の愛用品、記念品、遺贈品などが旅館の通路等に飾られている。
先ず3階の部屋からお風呂場のある1階のフロアーに下りて、エレベーターを出た直ぐの所に展示されている岩倉具視の揮毫による「潝滊舘」という焼き物の額である。最初この文字「潝滊舘」を何と読むが分からず、そもそもこの「潝」という文字自体初めて見るもので、意味などは更々分からないが、何か想像するに「気分の良い旅館」とか「心洗われる温泉」と言った、良い意味に違いないと、自分なりに想像した。
お風呂から上がって後でフロントの人に聞いたら、この文字「潝滊舘」は「キュウキ舘」と読むそうである。成る程「キュウキ」は「吸気」に通ずる。生きかえることか・・。
このエレベーターホールからお風呂場までの約30mの通路にはその他幾つかの額や遺品が展示されていたが、中でも目を引いたのは東郷平八郎元帥の愛用していた碁盤と碁石であり、又その横には銀座鳩古堂製作で、元帥愛用の大きな筆も展示されていた。東郷元帥は昭和9年に亡くなったが、丁度この年丹那トンネルが開通し、それまでの国府津乗り換えの軽便鉄道から東京から汽車でそのまま熱海まで来ることが出来るようになった。
碁盤の後ろの写真には東郷元帥と相対しているこの旅館の主、内田勇次氏の写真が掲げられているが、その息子の内田滋氏は、後日熱海市長にも就任し、熱海温泉の振興に尽くした人としても知られている。
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