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春の四国への旅が快適だったので今度はもっと足を伸ばして高知まで行ってみることにしました。本州と四国を結ぶ3本の高速道路のうち、今回は真ん中の瀬戸中央道を渡って行くことにしました。<br />それなら岡山を通るから後楽園と倉敷にも寄って行こうということになり天気予報をみながら晴天の続きそうな日を選んで出掛けました。<br />

秋のドライブ  岡山後楽園

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2011/11/01 - 2011/11/01

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エトランゼ

エトランゼさん

春の四国への旅が快適だったので今度はもっと足を伸ばして高知まで行ってみることにしました。本州と四国を結ぶ3本の高速道路のうち、今回は真ん中の瀬戸中央道を渡って行くことにしました。
それなら岡山を通るから後楽園と倉敷にも寄って行こうということになり天気予報をみながら晴天の続きそうな日を選んで出掛けました。

  • 通勤の渋滞が始まる前に大阪市内を抜けたかったので朝6時に自宅を出発しました。おかげで渋滞もなく青空の中快適なドライブで岡山には9時前に到着しました。<br />途中の山間では山から霧が降りてくる幻想的な風景にも遭遇しました。

    通勤の渋滞が始まる前に大阪市内を抜けたかったので朝6時に自宅を出発しました。おかげで渋滞もなく青空の中快適なドライブで岡山には9時前に到着しました。
    途中の山間では山から霧が降りてくる幻想的な風景にも遭遇しました。

  • 日本三名園のひとつ岡山後楽園に来ました。<br />後楽園は今から300年ほど前に岡山藩2代藩主池田綱政公がくつろぎの場所として作らせた庭園でした。その後歴代藩主の好みで少しずつ景観が変化していますが江戸時代の姿を現在に残しています。

    日本三名園のひとつ岡山後楽園に来ました。
    後楽園は今から300年ほど前に岡山藩2代藩主池田綱政公がくつろぎの場所として作らせた庭園でした。その後歴代藩主の好みで少しずつ景観が変化していますが江戸時代の姿を現在に残しています。

  • 後楽園の入り口にあったポストには鶴の飾り。そういえば駐車場でも鶴の鳴き声が聞こえていました。丹頂といえば釧路のイメージですが岡山にも鶴?

    後楽園の入り口にあったポストには鶴の飾り。そういえば駐車場でも鶴の鳴き声が聞こえていました。丹頂といえば釧路のイメージですが岡山にも鶴?

  • 後楽園の前に架かる橋の名前も鶴見橋でした。

    後楽園の前に架かる橋の名前も鶴見橋でした。

  • 正門から後楽園に入るとボランティアガイドの方がいらして園内を案内してくれました。<br />

    正門から後楽園に入るとボランティアガイドの方がいらして園内を案内してくれました。

  • 園内は菊花展の開催中。

    園内は菊花展の開催中。

  • 延養亭<br />後楽園の中心的建物で普段はお城に居る藩主が庭園に来た時、くつろぐための居間として使われていました。

    延養亭
    後楽園の中心的建物で普段はお城に居る藩主が庭園に来た時、くつろぐための居間として使われていました。

  • 藩主は延養亭から見る庭園の景色を楽しんだそうです。自分好みの庭園にするため歴代藩主は少しずつ手を入れて庭を造り上げてきました。<br />そんな重要な建物だからか延養亭の内部は公開されていません。しかも雨戸を閉ざしたままとは残念です。せめて障子なら周りをもっと明るい雰囲気にさせるでしょうに。<br />

    藩主は延養亭から見る庭園の景色を楽しんだそうです。自分好みの庭園にするため歴代藩主は少しずつ手を入れて庭を造り上げてきました。
    そんな重要な建物だからか延養亭の内部は公開されていません。しかも雨戸を閉ざしたままとは残念です。せめて障子なら周りをもっと明るい雰囲気にさせるでしょうに。

  • 延養亭の前に立つと庭全体が見渡せます。藩主が部屋から眺めていたのはこの景色でしょう。<br />水を巡らせ、池、茶室、築山、四季折々の花を配した広大な庭園です。今は周辺に立つ高い建物が見えないように庭園の周りには高い木を植えていますが昔は外の景色も借景として楽しんだそうです。

    延養亭の前に立つと庭全体が見渡せます。藩主が部屋から眺めていたのはこの景色でしょう。
    水を巡らせ、池、茶室、築山、四季折々の花を配した広大な庭園です。今は周辺に立つ高い建物が見えないように庭園の周りには高い木を植えていますが昔は外の景色も借景として楽しんだそうです。

  • 延養亭の横には花葉の池があります。夏に一面に咲いた蓮の花が枯れて残っていました。<br />藩主がお城からこの庭に来るときは舟を使いこの近くに舟着場があったそうです。

    延養亭の横には花葉の池があります。夏に一面に咲いた蓮の花が枯れて残っていました。
    藩主がお城からこの庭に来るときは舟を使いこの近くに舟着場があったそうです。

  • 花葉池のほとりにある巨大な花崗岩は大立石です。あまりの大きさに90数個に分割されて運び込まれたと言われています。

    花葉池のほとりにある巨大な花崗岩は大立石です。あまりの大きさに90数個に分割されて運び込まれたと言われています。

  • 全体に芝生を張った広々とした庭園です。しかし元は大半が田畑だったそうです。藩主が自然な農村の雰囲気を楽しむため田畑を作り農夫を働かせていました。<br />まるでマリーアントアネットがベルサイユ宮殿の庭に小さな農村を作ったのと同じではないですか。洋の東西を問わず高貴な方の思いは同じようです。

    全体に芝生を張った広々とした庭園です。しかし元は大半が田畑だったそうです。藩主が自然な農村の雰囲気を楽しむため田畑を作り農夫を働かせていました。
    まるでマリーアントアネットがベルサイユ宮殿の庭に小さな農村を作ったのと同じではないですか。洋の東西を問わず高貴な方の思いは同じようです。

  • 明治時代になると倹約のため農夫を働かせるのをやめ、園内の大半を占めていた田畑は芝生にかわり現在の姿になりました。

    明治時代になると倹約のため農夫を働かせるのをやめ、園内の大半を占めていた田畑は芝生にかわり現在の姿になりました。

  • 井田(せいでん)<br />かつて園内に広がっていた田んぼがこの一角に残されています。<br />毎年地元の小学生が稲刈りをするそうです。

    井田(せいでん)
    かつて園内に広がっていた田んぼがこの一角に残されています。
    毎年地元の小学生が稲刈りをするそうです。

  • 普段は園内には豊富に水が流れ美しい景観を作っているのですがこの日は水路の清掃のため水を止めているのでした。いつもきれいな流れを見ているガイドさんにとっては最悪の日らしく「こんな日に入場料をいただいて申し訳ない」と何度もおっしゃってました。普段の景色を知らない私には鏡のような水面に景色が映るのもきれいに感じたのですが。

    普段は園内には豊富に水が流れ美しい景観を作っているのですがこの日は水路の清掃のため水を止めているのでした。いつもきれいな流れを見ているガイドさんにとっては最悪の日らしく「こんな日に入場料をいただいて申し訳ない」と何度もおっしゃってました。普段の景色を知らない私には鏡のような水面に景色が映るのもきれいに感じたのですが。

  • 綱政の子、継政の時に築山が作られ庭園は立体的になりました。築山から見おろすと池に浮かぶ島々が見えます。

    綱政の子、継政の時に築山が作られ庭園は立体的になりました。築山から見おろすと池に浮かぶ島々が見えます。

  • 私たちが奈良から来たと言うとガイドの方は京都や奈良には立派な庭があるから説明をするのはためらわれるとおっしゃいました。「これは枯山水ですが・・・」から始まり京都や奈良の寺院、庭について反対に質問を受けました。知識の乏しい私は地元のことももっと勉強しなくては反省したのでした。

    私たちが奈良から来たと言うとガイドの方は京都や奈良には立派な庭があるから説明をするのはためらわれるとおっしゃいました。「これは枯山水ですが・・・」から始まり京都や奈良の寺院、庭について反対に質問を受けました。知識の乏しい私は地元のことももっと勉強しなくては反省したのでした。

  • これは一瞬足湯かと思いましたが違いました。藩主が庭をまわる時の休憩所で中央に水路を通し、美しい石を配置した全国でも珍しい建物だそうです。この時は水が流れず溜まっていたので足湯と勘違いしたのでした。

    これは一瞬足湯かと思いましたが違いました。藩主が庭をまわる時の休憩所で中央に水路を通し、美しい石を配置した全国でも珍しい建物だそうです。この時は水が流れず溜まっていたので足湯と勘違いしたのでした。

  • 庭園内には様々な木々が植えられていますがここは蘇鉄畑。当時は南国の蘇鉄は珍しく富の象徴だったようです。

    庭園内には様々な木々が植えられていますがここは蘇鉄畑。当時は南国の蘇鉄は珍しく富の象徴だったようです。

  • 桜林<br />花見の季節には柵内に入ることも許されるそうです。

    桜林
    花見の季節には柵内に入ることも許されるそうです。

  • 千入(ちしお)の森<br />千入とは染物の過程で何度も染めることで、それほどここのもみじの色が赤いということだそうです。見事な紅葉はもう少しあとのようです。

    千入(ちしお)の森
    千入とは染物の過程で何度も染めることで、それほどここのもみじの色が赤いということだそうです。見事な紅葉はもう少しあとのようです。

  • 茶畑<br />ここで採れる茶葉は藩主の普段用のお茶として使われました。

    茶畑
    ここで採れる茶葉は藩主の普段用のお茶として使われました。

  • 池の向こうに岡山城をのぞむ絶景ポイントです。

    池の向こうに岡山城をのぞむ絶景ポイントです。

  • 慈眼堂<br />藩主は城から庭園に来るとまずここの観音様にお参りしたそうです。

    慈眼堂
    藩主は城から庭園に来るとまずここの観音様にお参りしたそうです。

  • 境内には花崗岩を36個に割って入れたという烏帽子岩があります。

    境内には花崗岩を36個に割って入れたという烏帽子岩があります。

  • 庭園内の水流はまだ止まったままで水車もゆっくりとしか回っていません。勢いよく水の流れる庭園を見てみたいものですが午後には回復するのでしょうか。

    庭園内の水流はまだ止まったままで水車もゆっくりとしか回っていません。勢いよく水の流れる庭園を見てみたいものですが午後には回復するのでしょうか。

  • 後楽園の駐車場に到着したときから鳴き声が聞こえていた丹頂はここにいました。<br />築庭当時にはすでに鶴が飼育されていたそうです。戦後途絶えたのがまた復活し現在は鶴舎で飼育されています。お正月には園内に放鳥されるのですが逃げないそうです。<br />

    後楽園の駐車場に到着したときから鳴き声が聞こえていた丹頂はここにいました。
    築庭当時にはすでに鶴が飼育されていたそうです。戦後途絶えたのがまた復活し現在は鶴舎で飼育されています。お正月には園内に放鳥されるのですが逃げないそうです。

  • これは珍しい鹿の子模様の木です。<br />ここでガイドさんと別れ、もう一度園内を散策しました。

    これは珍しい鹿の子模様の木です。
    ここでガイドさんと別れ、もう一度園内を散策しました。

  • 水はまだ流れていません。岡山城を見学したあと再びここに来ましたがとうとう水が豊富に流れる後楽園を見ることはできませんでした。<br />この奥にある建物がちょっと気になったので行ってみました。

    水はまだ流れていません。岡山城を見学したあと再びここに来ましたがとうとう水が豊富に流れる後楽園を見ることはできませんでした。
    この奥にある建物がちょっと気になったので行ってみました。

  • 廉池軒<br />池田綱政が最も好んだ休憩所で戦災を逃れた数少ない建物のひとつです。<br />ここの窓からは池越しに松林や曲水などがきれいに見渡せるのでパンフレットにも載っています。窓は開いているものの回りは雨戸が閉められています。

    廉池軒
    池田綱政が最も好んだ休憩所で戦災を逃れた数少ない建物のひとつです。
    ここの窓からは池越しに松林や曲水などがきれいに見渡せるのでパンフレットにも載っています。窓は開いているものの回りは雨戸が閉められています。

  • 廉池軒を覗き込んでいると隣の売店の人から声がかかりました。ここでお菓子を注文すると例の部屋に入れるというので注文して中に案内してもらいました。<br />

    廉池軒を覗き込んでいると隣の売店の人から声がかかりました。ここでお菓子を注文すると例の部屋に入れるというので注文して中に案内してもらいました。

  • 注文できるお菓子は一種類。

    注文できるお菓子は一種類。

  • 廉池軒の窓から庭園を眺めお殿様気分を味わいました。

    廉池軒の窓から庭園を眺めお殿様気分を味わいました。

  • 廉池軒

    廉池軒

  • とてもいいお天気で遠足に来ていた子供たちも暑そうに歩いていました。

    とてもいいお天気で遠足に来ていた子供たちも暑そうに歩いていました。

  • 後楽園から見える岡山城は後姿です。お城の後ろにある庭園なので「後園」と呼ばれていましたが「先憂後楽」の精神に基づき造られていることから明治時代に「後楽園」と改名されたそうです。<br /><br />このあと岡山城へ向かいます。

    後楽園から見える岡山城は後姿です。お城の後ろにある庭園なので「後園」と呼ばれていましたが「先憂後楽」の精神に基づき造られていることから明治時代に「後楽園」と改名されたそうです。

    このあと岡山城へ向かいます。

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この旅行記へのコメント (6)

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  • morino296さん 2011/11/13 16:59:39
    日本三名園
    エトランゼさん

    こんにちは。
    岡山後楽園、日本三名園と言われるのも頷けますね。
    広々とした庭園で気持ちいいですね。

    後楽園から望む岡山城もいいですが、
    岡山城からの眺めもいいですね。

    続きも楽しみにしています。

    morino296

    エトランゼ

    エトランゼさん からの返信 2011/11/13 18:42:28
    RE: 日本三名園
    morino296さん、コメントと投票をありがとうございます。


    > 岡山後楽園、日本三名園と言われるのも頷けますね。
    > 広々とした庭園で気持ちいいですね。

    歴史ある日本庭園なのにこれほど芝生におおわれて広々とした庭はめずらしいですよね。
    お天気もよかったので青空の下、すがすがしい庭園散策でした。

    これから岡山城の旅行記をアップするつもりです。
    また覗きに来て下さいね。

         エトランゼ



  • ぺでぃまるさん 2011/11/09 00:08:19
    実は…
    エトランゼさん、こんばんは〜
    岡山旅行記におじゃましました。

    実は…元県民でありながら後楽園行ったことないんです。
    なんか行った気になりましたよ。

    京都や奈良から来られたら、歴史系の観光地は身構えちゃうんでしょうね。
    なんか分かりますね〜

     ぺでぃまる

    エトランゼ

    エトランゼさん からの返信 2011/11/09 10:21:42
    RE: 実は…
    ぺでぃまるさん、こんにちは。


    > 実は…元県民でありながら後楽園行ったことないんです。
    > なんか行った気になりましたよ。

    これはびっくり。
    でもいつでもいける地元民はかえって行ってない観光地って多いですよね。

    後楽園はとってもきれいな庭園でしたよ。
    家族連れも多く見かけましたからぺでぃまる家もぜひいらしてください。
    芝生が広く走り回れますからジュニア君の活躍を見てみたいです。


         エトランゼ



  • ガブリエラさん 2011/11/07 21:41:32
    岡山城、行ってみたいです(^_^)v
    エトランゼさん☆

    こんばんは!
    後楽園に、行かれてたんですね♪
    こういう素敵な庭園を見てると、心が安らぎますね(^O^)

    岡山は、いつも素通りしてしまってて、倉敷には行ったことがあるのですが、岡山城、お写真で見て、興味わいてきました!!!
    お城大好きなので、ここ行ってみたいリストに加えさせていただきます(*^_^*)

    お座敷の丸い窓からの景色、風情があって素敵です〜♪

    ガブリエラ

    エトランゼ

    エトランゼさん からの返信 2011/11/08 11:31:01
    RE: 岡山城、行ってみたいです(^_^)v
    ガブリエラさん、こんにちは☆

    晴天の下、広い庭園を散策できてとても気持ちよかったです。

    廉池軒の部屋は古くて趣がありましたよ。
    誰もいなくて貸切状態だったのでお茶をいただきながらゆっくりお殿様になった気分を味わってきました♪

    このあと岡山城に行きましたので次にその旅行記にとりかかります。
    また見に来てくださいね。

    お気に入り登録ありがとうございます。
    私もフォローさせてくださいね。

         エトランゼ

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