2010/12/24 - 2011/01/08
32位(同エリア50件中)
ちゃおさん
ツアーの中にこのチャム族の集落探訪が入っているのには理由があった。それは一種の観光地化されてはいるが、この部族だけが昔から織りなす手織りの絹布であり、工芸品としても優れていて、そのショッピングがここで出来るということだった。
以前チェンマイ郊外のカレン族の部落に行った際、同じように集落の中の半ば観光地化された手織り工房に案内され、色々な製品を見せられたが、その手触りの良さと、バカ安い金額に幾つかショールとかネクタイ、クロスなどをお土産に買ったが、それでも5000円に満たないものだった。
この工房にも、毎日やってくるメコンクルーズのお客相手に、工房内いっぱいに手織り製品、小物、お土産品、トルコ帽などが展示されている。工房内に足を踏み入れるとチャム人が遠慮がちに近づいてきて、織物を手に取り、これが似合う、とか、こちらはどうか、と勧めてくる。
今回はまだ旅の途中ではあるし、フエでバッグや扇子、サイゴンのハンデキャップ工場では綺麗な螺鈿細工、木版画、などを買ってあるので、余り買う気持ちは無かったが、何かこの部族の少しばかり物悲しげな立居振舞をみていて同情も湧き、そう言えば、タイ語サークルの花田さんが染色、織物に興味を持っていたことを思い出し、ショールと言うか、クロスと言うか、更紗様の布を1枚買っていく。
チャム人の売り子が喜び、花田さんの喜ぶ顔を想像し、自分も嬉しくなった。まあ、1000円もしないのだから安い買い物だ。ついでにデザインの凝ったトルコ帽も一緒に買ってやる。普通の旅行者ではこうした辺境の地の少数民族の部落まで来ることは無いだろうから、良い記念にもなった。
- 旅行の満足度
- 4.0
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竹橋を渡った突き当りには手織り工房があり、チャムの絹織物などを売っている。
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メコンが氾濫した時の最大水位が刻まれている。殆ど1階部分は水没した状態になっている。
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機織り機を上手に操って、織物を作っている。
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この家の娘さんか見習い化か・・、熱心に作業をしている。
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室内は展示即売場になっていて、早速この家のご主人、チャム人が商品の説明をし出す。
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買うつもりは無かったが、店の親父の熱心さに負け、土産で1枚買うことにする。
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はい、これで一揃いの土産品が調達できました。
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この二人の外人もそれぞれショール等を買い、嬉しそうにしている。
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売り上げがあって満足そうな店のオヤジ。
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隣の工房でも同じ様に外人客を相手にしていた。屋根の形が日本の切妻に似ているが・・
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