バスク地方の旅（サン・セバスチャン　編）

2011/09/28 - 2011/09/30

バスク地方の旅はビルバオから始まり、サン・セバスチャン、ビアリッツに宿泊する９日間の旅でしたが、今回の旅行記は、サン・セバスチャンでの旅の楽しさを写真と共にお伝えするものです。

エリア サンセバスチャン(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

出発日の朝、前泊したＨヒルトン成田の部屋の窓から眺めた成田空港の朝焼けです。

エールフランスＡＦ２７５便（１１：５０発）の総二階の最新鋭機Ａ３８０です。

ビジネス席はアッパーデッキの前部にあって、二階部分の約三分の二の空間に８０席設けられています。前のモニターは広く感じられます。

デザート。チーズは食後のブランデーのつまみになりました。

サン・セバスチャンのホテルに着く前に、郊外の住宅地にあるミシュラン三ツ星レストラン「マルティン・ベルサテギ」で昼食。スペインの昼食時間は２時開店です。

店舗はレストランというよりも高級な住宅のような感じです。

階段を上った入り口前の表札。

客の名前が入ったシェフのサイン入りメニューが配られました。食事の皿は１０皿、デザートが２皿。最初の１皿から食事が終わるまでの時間がなんと３時間。食事の量が心配でしたが、日本の会席料理のように一皿ごとの量は少ないため、小食の私も完食。

それでは「シェフお勧めの料理」の全皿をご覧ください。最初の一皿です。量が少なくて安心しました。

燻製ウナギ、フォアグラ、新玉ネギ、青リンゴのミルフィーユ。

お皿は中央部が窪んだユニークなデザイン。

キュウリのすりおろし、新玉ネギ、ラディシュ添えの海草を載せたサーモン。

イカスミ入りのラビオリ、イカスープ。

キュウリ、トウモロコシ、ココナッツ、サワーフルーツ添えのカキ。

生ウイキョウのリゾット。

食事は外のテラス席。勿論、室内のしゃれた席もありますが、天気がよければ外の景色を眺めながらの食事も楽しい思い出です。

赤いジャガイモ、ノドブクロ、玉子のカルパッチョ。

シーフード、クリーム状のレタス入り温野菜。

どの皿の料理も当然ですが最高の味付け。それに盛り付けが素晴らしく、このサラダには感動しました。

中央部はコンソメで固めた海草。

ウロコが輝くように調理されたボラ。

魚のウロコを食べるなんて初めてでしたが、一枚一枚めくるように巻かれ、パリパリの食感。美味！

サーロインステーキ。

これからの二皿はデザート。

冷たいバジルエッセンス添えのライムシャーベット、生アーモンド。

チョコレート、アイリッシュ・コーヒー入りアイスクリーム。

これで３時間かけたフルコースの食事が終わりました。料理は勿論美味しく頂きましたが、スタッフの親切なサービスが心地よく、リラックスして楽しく食事をすることができました。

料金は日本円に換算して約１７，０００円。こんなものかな。

宿泊したホテル（ASTORIA７）は海岸から少し離れた場所にありましたが、歩いて３０分ほどでコンチャ湾に来れました。９月の終りというのに素晴らしいビーチでは水着スタイルの人々であふれていました。もっともこの日の気温は３０度に近く、暑いと思えば月に関係なく水辺に入るようです。

会心の一枚です。

夜はサン・スベスチャンならではの「バル」のはしごに出掛けました。９時過ぎでしたが路上のレストランも人でにぎわっていました。

旧市街にある「バル」街の通りです。

なるべく人が混んでいる店をということで、この店にしました。

これはこの地方で飲まれるお酒「チャコリ」をグラスに注いでいるところです。こうすることによってお酒を空気に触れさせ、味を良くするとのことです。

これはピンチョスと呼ばれるおつまみで、どれもこれも大変美味しいものでした。さすがにバスク地方は美食の里といわれるだけあって大満足でした。

旧市街の「バル」街をはしごした後、火照った体を冷ますためコンチャ湾の美しい夜景を眺めながら旅情に浸りました。

この旅行記へのコメント （6）

• falanさん 2013/04/10 20:28:54

  素敵な旅ですね

  はじめまして
  
  おもわずため息がでました。
  行ってみたいと思いつつ、訪れたことことがないスペイン。
  乗ってみたいとあこがれているＡ380。
  おそらく生涯、足を踏み入れる機会がないであろう３つ星レストラン。
  すっかり堪能させていただきました！

  ぽんちゃんさん からの返信 2013/04/11 11:35:32

  RE: 素敵な旅ですね

  falanさん、はじめまして。
  
  バスク旅行記をご覧いただき、ありがとうございました。
  
  美食の里と言われるだけあって、美味しい食事に満足しました。随分謙遜されていますが、おすすめのエリアです。
  
  JALアテンダントのコメント、映像がありませんが、その時のシーンが目に浮かび、ドラマを見ているようでその場に引き込まれました。話には聞きますが本当に実在するのですね。
  
  スイスは度々訪ね、グリンデルヴァルトも1週間滞在したこともあります。Hotel Reginaの前はよく通りましたが,宿泊料金が高そうなので敬遠しましたが・・・・・(笑)
  
  falanさんの旅行記は写真が少ないようですが、味わいのあるコメントで楽しませていただきました。
  
  　　　ぽんちゃん
  

• まほうのべるさん 2012/12/02 18:59:34

  パルのはしご！

  こんにちは、ぽんちゃんさん。
  
  訪問・投票有難うございます。
  
  三つ星レストランでの食事素敵ですね。
  とてもおいしかったようで良かったですね。
  
  海外では一皿の量が多そうに思えますが少量で
  良かったですね。
  
  スペンではパルのはしごが盛んだそうで、少しずつ
  いろいろなお店の料理が食べられて楽しそうですね。
  
  ｂｙまほうのべる
  

  ぽんちゃんさん からの返信 2012/12/03 11:36:12

  RE: パルのはしご！

  まほうのべるさん、こんにちは。
  
  「サン・セバスチャン」にご訪問・ご投票、ありがとうございました。
  
  三ツ星レストランということで若干緊張しましたがスタッフの皆さんがソフトな対応でしたのでリラックスして食事をいただきました。料理はもちろん美味しく、盛り付けにも繊細な心遣いを感じました。夜食べたピンチョスも美味しかったですよ。確かにバスク地方は美食の里です！！
  
  オランダ旅行記は完結しましたね。ザーンセ・スカンス、懐かしく拝見しました。チーズの店にも入りましたよ。
  この頃はビデオ撮影でしたので４トラには投稿出来ないのが残念です。
  
  次に投稿される旅行記、期待しています！！
  
  　　　　ぽんちゃん
  

• わんぱく大将さん 2012/04/16 01:35:22

  Ａｒｚａｋ

  ぽんちゃんさん
  
  お久しぶりでした。　サンセバには２回行ってますが、それもロンドン時代に。　その時にレストラン”Ａrzak"に行きましたが、この間、そこの娘さんが、世界で最も美味しい料理を作るシェフということになったらしいですが。　マーチンのレストランは行ったことないですね。　ここバルセロナにもあるのですが。　　いつかは行ってみたいと思ってるのですが。
  
  　大将

  ぽんちゃんさん からの返信 2012/04/16 09:58:30

  RE: Ａｒｚａｋ

  大将さん
  
  お久しぶりです。サンセバのブログを見ていただき、その上投票をいただきありがとうございました。バルセロナにも店があるようですね。美味しい店が身近でうらやましい。
  
  大将さんの新作を拝見しました。でも全く未知のエリアですのでコメントできませんが、変わらないカメラ視点としゃれたコメントに笑顔で楽しみました。次回の旅行記が楽しみです。