アジアハイウェイの源流を訪ねて（１０６)いざメコンへ。

2010/12/24 - 2011/01/08

さて今日はこれからいよいよベトナムを後にして、メコン川を遡ってカンボジア・プノンペンへの旅立ちの日。このホテルに泊まった外人客１０名程とガイドの案内で船着き場まで歩く。昨日は気が付かなかったが、このホテルから河岸までは歩いて５分も掛らない至近の距離にあった。

町の地図を持っていないのだから、どこに何があるかも分からないし、大体、昨夜になるまで、この町、チャウドックという名前すら知らず、この町に泊まるとは想像もしていなかった。サイゴンの旅行代理店では、プノンペンまでの１泊２日、途中の町で１泊する、としか聞いていなかったが、後でこの町がカンボジアとの国境の町であると知ることになった。

メコン川沿いにこんな綺麗な河岸公園があるとは今朝になって知ったことだが、昨夜知っていたら、ここまで散歩に来ればよかった。残念だった。フエでもダナンでも川沿いの良く整備された綺麗な河岸公園を見てきたが、それが嘗てのフランス流の文化思想、セーヌの河岸をみれば想像も付く。

さてその河岸公園を少し歩いた先に船着き場があり、大きな客船、川船が停泊している。いつかコンポンチャムの河港で見たような大きくて優雅な川船だ。この船に乗ってプノンペンまで行くのかと思ったら、そうではなく、その隣に停泊していた、小さなな川船。昨日、メコンクルーズをした時と同じような小型船だ。客船に乗れなくて、少しはがっかりしたが、まあ、料金が料金だ。当然なんだろう。さあ、これからメコン川に乗り出すぞ！

エリア チャウドック(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.0

チャウドックの町はメコン川沿いに綺麗な公園が続いている。

メコン川と共に開けた町。小舟も沢山見える。

立派なツーリストオフィスなどもある。

これから船に乗り込むツアーの一行。

こんな立派な川船に乗るのかなあ・・と思っていたら、別の船だった。

チャウドック河港の賑わい。

遥かにメコンが広がっている。

対岸には水上家屋なども数多く見られる。

岸辺の住宅、建物はなかなか立派だ。

さて、観光船に乗り込んで、これからカンボジア国境までのメコンクルーズがスタートする。