チュニジア周遊記③～スターウォーズ、トズール、ショット・エル・ジェリド～

2009/10/10 - 2009/10/17

2009年10月に、チュニジア周遊旅行をしました。
今回は、現地スルーガイドさん(英語)付きのツアー。
ツアー客は私たち２人だけなので、ガイドさん、運転手さんと、
４人で毎日過ごしました。

スターウォーズが大好きな私たち。
チュニジアといえば、スターウォーズ。
スターウォーズのロケ地を巡り、遺跡を訪れ、
砂漠では、沈む太陽を拝み、念願の天体観測もしました。

今回行った世界遺産は、チュニジア全８ヶ所のうち、５ヶ所。

チュニスの旧市街(メディナ)
カルタゴ遺跡
ケロアン
エル・ジェムの円形闘技場
スースの旧市街(メディナ)

旅行中は天気にも恵まれ、良い旅となりました。

エリア ショット・エル・ジェリド(チュニジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

2009年10月13日(火)

山岳地帯を、ひたすら走ります。

眼下に広がる景色が、なんとも言えず美しい。

チュニジアのラクダ。

こちらは、ひとこぶラクダなのだそうです。

そっか、地域によってもラクダのこぶの数が違うんですね。

到着！！
この旅でかなりプライオリティーの高かった目的地、
オング・エル・ジュメル。

スターウォーズ　エピソード?のロケ地。
セットがそのまま残されていて、まるでその世界にすっぽりと入ってしまったかのようです。

この景色、見覚えが。

タトゥイーン星にいるみたいです。

銀河惑星の外れにある、荒涼とした星、タトゥイーン。
まさに、そんな気分。

どこを撮っても、スターウォーズ。

まるで地球じゃないみたい。

モス・エスパの町並み。

アナキン・スカイウォーカーが出てきそうな。

朝一に行っただけあって、観光客は私たちだけ。

スターウォーズの世界を独り占めしてます。

友人と、ライトセーバーごっこをして遊んでしまいました。

撮影セットの反対側には、こんな大地が広がっています。

ナブーの王妃とクワイ・ガン・ジン達が降り立った
タトゥーイン星も、こんな景色でした。

さて、そろそろ次の目的地へ。

と思ったら、たくさんの観光客の方々が。
フランスから来たとのこと。

一足先に来て、よかった。

オング・エル・ジュメルを後にし、
次なる目的地、トズールへ向かいます。

トズールへ到着。

ここはかつて「ローマン・アフリカの果て」と呼ばれた、
アルジェリアとの国境に近い、大きなオアシスの街。

砂漠にあるオアシスの街、それがトズールです。


ベルベルのキリム(織り布)が有名です。

幾何学模様の日干し煉瓦が組まれた町並みとしても有名。

この幾何学模様の建築様式は、10世紀からのものだそう。

市場にぶらっと行ってみました。

色とりどりのお皿は、見ているだけで楽しい。

市場の路地を少し入ってみました。

田舎町ながら、いろんなお店があります。

キリムが綺麗。

色とりどりのカーペットが、町中に並んでいます。

穏やかな時間がながれるマルシェ。

そろそろ次の目的地、タメルザ峡谷へ向かいます。

トズールから約60km、山岳砂漠の中にたたずむ
オアシスの町、シェビカ。

ここも、洪水で流されてしまった村があります。

これから、約40分のハイキングコースに行ってきます。

山あり谷ありのハイキングコースを突き進むと、
湧水にたどり着きます。

砂漠のオアシスは、本当に美しい。

湧水を利用して、貯水池も作ってあるようです。

洪水でなくなった旧村跡地。

次なる目的地、ミデス。

ここは、アルジェリアとの国境約1kmの村です。
ここも洪水でベルベルの村が流されてしまったところ。

谷の地層がとてもすばらしいです。

ミデスは、この切り立った渓谷がドラマチックで、
イングリッシュペイシェントの撮影にも使われたそうです。

ここは、タメルザにある、グランド・カスカド(大滝)。

どんな大きな滝だろうと期待していたのですが、
写真の3mくらいの小さな打たせ滝みたいなもの、
それが大滝です。

日本人からしたら、小川くらいですが、砂漠の地においては、
とても貴重な水源なのだそうです。

さて、気持ちよく万歳をしているこの場所は、
北アフリカ最大の塩湖、ショット・エル・ジェリドです。
ここも、スターウォーズのロケ地になったところ。

ルークが二つの太陽をバックに考え事をしてるシーンですね。

土の色が混じって、茶色の水。
飽和水濃度を超えて、結晶化すると、白い塩になる。

その、境目です。

茶色い水も、すくえば白い塩が出てきます。

ちょっと舐めてみましたが、確かに、しょっぱい。

かわいいラクダのお尻。

こんな荒涼とした景色が、延々と続いています。

広さは約5,000ｋ?というから、驚きです。
塩湖、本当に大きい。

ショット・エル・ジェリドを突き刺す直線道路。

トズールからケビリという町まで、つながっています。

ケビリを通過し、私たちが向かうのは、
今日の宿があるドゥーズ。

ドゥーズの町の看板がやっと見えてきました。
トズールからは約100km。

今日泊まるホテル。

ドゥーズのホテルは、ツーリスティックゾーンと呼ばれる地域、
ラクダステーションの近くに点在しています。

2009年10月14日(水)

ホテルのプールサイドで少しのんびり。

もう少し時間があったら泳ぎたい。

今日は、赤い砂漠の村、クサールギレンに行きます。

これより先は買い物も出来ない田舎になるため、
朝の自由時間で、念願のベルヌースを購入。

ベルヌースは、後ほど、砂漠の夜に大活躍することとなります。

さて、いよいよ砂漠キャンプに突入です。