2005/07/22 - 2005/07/31
96位(同エリア154件中)
スタリモストさん
- スタリモストさんTOP
- 旅行記305冊
- クチコミ10件
- Q&A回答0件
- 269,220アクセス
- フォロワー32人
知人がスリランカに赴任することとなった2005年、当地を訪れた。国が決まる以前から「どこの国になっても、必ず会いに行くからね」と約束していた。
目を閉じると、シギリアの高見に吹き抜けた強風やゴールの海鳴りがよみがえる。
旅行後、スリランカから来日した留学生家族との親交も始まった。
旅程は・・・コロンボ→ポロンナルワ→シギリア→キャンディ→ゴール。
PR
-
■4日目7/25 ボロンナルワ
知人と別れて、スタリモストとa3の2人の旅が始まる。
今日からは全く未知数。ホテルも移動手段も押さえていない。
おおよそのコースとして 「ボロンナルワ」→「ダンブッラ」→「シギリア」→「キャンディ」→「ゴール」→「アンバランゴダ」→「コロンボ」・・という旅程を考えていた。 -
ペターのバスターミナルに向かった。スリランカでは鉄道事情が良くないかわりに、バス路線が充実している。バスターミナルは大きな荷物を持った人々であふれかえり、雑多な物売りが行き交っていた。
-
ボロンナルワに向かうインターシティーバス(200rp)は日本のセコハン中型バスで、現場に労働者を運ぶのに使われているマイクロバス風。
-
椅子は所々破れ中のスポンジが剥き出しになっているし、ウィンドゥフレームはガタガタだった。冷房効果を高めるためか、厚いカーテンが窓を覆っている。運転席の上部には仏教やヒンズーの神々の写真が貼られ、数珠がたれていた。ポロンナルワまでは200?。およそ6時間のバス旅行となる。
9時30分にバスはスタートした。コロンボ郊外に出た時は補助席も埋まって満席となった。バスはがんがんにとばす。アスファルト道路が続いているものの、路肩がしっかりしている訳でなく、対向してくる車とのゆとりはあまりない。とにかくとばす。一台でも追い抜き前に出ること。可能な限り時間短縮をはかること、がドライバーのポリシーなのだろう。したがって「安全」は軽視される。
-
「クルネーガラ」をすぎ、「ダンブッラ」を過ぎ、やっと、浜茶屋風ドライブインにバスが停車したのは午後1時30分。コロンボをスタートして4時間後だった。
トイレを使ったが、無論紙はない。二つのバケツが置いてあり、一つで尻を洗い、もう一つでトイレを洗浄する(?)のだろう。薄汚れているが、汚物が付着している訳でなく、清潔感はある。でも木戸には鍵がなくパタパタしていた。
バナナやクッキーを持ち込んでいたのでランチをとらなかったが、紅茶を飲んだ。一杯15rp。ハエがたかって困ったものの、手ではらって飲んだ。甘い、実に甘い。しかし、疲れをとるのには即効性があった。 -
窓外に湖が見えてくる。ポロンナルワは近い。午後3時すぎ、遺跡に近い旧市街のバス停に降りたつと、スリーウィラーの運転手が何人か寄ってきた。「歩き方」でチェックしていたホテルに連れて行けと申し出るが、「そこは良くない、ここがいい。」と勧める。一人が「車代はとらないし、気に入らなかったから、断ればいい。」と言うので、その話に乗った。彼の名前はマヒンダー。始めに連れて行ってくれたゲストハウスはツインで500rp。値段は魅力的だが、網戸が破れ、蚊が無数に飛び交っていた。「デング熱」恐怖症があったものだがら断る。次に行った「Manel Guest House」できまり!!。エアコンがついて1400rp。高いか安いかわからないが、まあいいだろう。エアコンがついているから窓をあけなくていいので蚊の進入は防止出来そうだ。
時間は午後3時30分。遺跡めぐりは明日にと考えていたが、マヒンダーが今からどうかと勧めてくれた。「日没までに回れなかったら、首を切って死ぬから・・」と訴える。800rpで手を打って頼むことにした。 -
遺跡が集中する「クワドラングル」
-
-
-
-
高さ55?の巨大仏塔「ランコトゥ・ヴィハーラ」は、数年前に訪れたパガンを想起させた。
-
ムスリムの少女たちの一団に出会った。
-
頭の上から足の先まで白。それが風に揺れて実に美しかった。
-
-
-
「ガル・ヴィハーラ」
-
-
-
人工湖の土手をスリーウィラーで走っていると漁をしている船が見えた。内側では稲がたなびいてる。・・当地は3毛作。
7時前遺跡観光は終了。38歳のマヒンダーは首を切らなくてすんだ。 -
マヒンダーは、明日からのことで、相談に乗るという。
ダンブッラに戻り、シーギリアに向かうのが順当なコースと考えていた。また、バスを利用するにしても、リュックをかかえて移動は大変だから見学地あたりではスリーウィラーを頼む必要があるなあと思っていた。ところが、ポロンナルワからシーギリアに抜ける道があるのだと言う。・・「シーギリア→ダンブッラ」のツアーを「23$」でしないかと勧める。「今日は4時間で800rp、8時間で23$は高い。」と言ったが「帰り分や距離を考えて欲しい。」と言われたものだから「22$」で手を打った。
部屋には蚊帳が天井からぶら下がっていた。日本の旧来の箱形でなく、丸形。ダブルベットで使用すると、顔のあたりにかかるので窮屈。もらった蚊取り線香をたき、日本から持ってきたスキンガードをガンガンに体にふりかけ寝た。朝までずっと強い風が吹き続けていた。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
スタリモストさんの関連旅行記
ポロンナルワ(スリランカ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ポロンナルワ(スリランカ) の人気ホテル
スリランカで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
スリランカ最安
549円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
20