ハプニングだらけの立山山行

2011/09/23 - 2011/09/25

関東を襲った台風15号が過ぎた24日の夜に夜行バスで東京を出発。
朝8時には立山の室堂に到着。
1日目、2日目、3日目、それぞれでハプニングがあり、肝心の登山はいまいちでした。

エリア 立山黒部(富山)

• 交通手段: 高速・路線バス

朝9時頃のみくりが池です。山と空と池のコントラストが美しい。

室堂から雷鳥沢キャンプ場に行く途中に地獄谷があります。地獄谷とは・・・。

こんなところです。火山ガスが噴出していて、硫黄臭がかなりきついです。気管支が弱い人は通らない方がいいと注意がありました。気管支が弱い私は、タオルで顔をふさいでいてもやはり咳き込んでしまい喉がつんって感じがしました。

この後雷鳥沢キャンプ場に到着し、テントを設営しました。設営が終わって一息ついたころ、空から雪が降ってきました。
根性無しの私はテントの外で写真を取る気にもならずそのまま夜ごはんを食べて寝ました。
ちなみに夜ごはんはすき焼き。

立山２日目。
朝４時に起きて雄山とか縦走する予定でした。

しかし、朝から私の体調があまり良くなく、朝食を作るにおいで気分が悪くなり、あげく嘔吐・・・。
その日はおとなしくテントで寝ることにしました。

９時くらいまで寝て、少し気分が良くなったので、室堂の方に遊びに行くことにしました。
それがこの写真。

キャンプ場と室堂を結ぶ道は２つあり、ひとつが地獄谷。もうひとつが小高い丘を越えるルート。
今回は丘越えで行きました。

りんどう池です。

室堂について、何気にケーキが食べたくなりました。
そこでアップルパイを食べました。

朝から物を口にするだけで気分が悪くなったのに、アップルパイは別腹だったようです。アップルパイを食べたことで元気になり、軽く山を登ることになりました。
キャンプ場から剣岳がきれいに見える地点へ向かう途中から見たキャンプ場です。

はるか遠くに地獄谷が見えます。ガス噴出中です。

山山が連なります。

富山県警のヘリが誰かを捜索しているようです。広い範囲でくまなく探していました。

剣岳が見える地点で剣を撮るのを忘れました…。
夕方のキャンプ場です。
この日はおでんを食べました。

3日目の朝。
4時20分にキャンプ場を出発して雄山を目指します。

一の越まで暗闇の中ひたすら登ります。ヘッドライトの光を消して夜空を見ると星がすごくきれいでした。

一の越に到着。この山を登ると雄山山頂です。

途中の景色。

山頂までもうすぐ。結構登ります。

ようやく山頂付近の三角点。

山頂！ここに来るには500円が必要です。神主さんがお神酒をくれました。

山頂！！！

登山の安全を祈願します。

山頂からの景色。

この後、一の越を経由してキャンプ場に下山しました。
キャンプ場に到着してテントをたたみ、さて室堂に戻るかってなったときに、相方の財布（in帰りのバスチケット）が行方不明。
どうやら下山途中の一の越で落としてきたようです。（しかも財布は郵送してもらえず、自力で取りに来て下さいとのこと。）
キャンプ場から室堂まで、小一時間、室堂から一の越まで片道小一時間、バスが発車する時間まで2時間半の状態で、相方が頑張ってくれました。
20キロの荷物を抱えてみくりが池までダッシュ、みくりが池から室堂まで私がその20キロの荷物を運び、かつ自分の荷物を運び、その間に相方は一の越までダッシュをしました。
その結果、相方さんはバス発車10分前にバスターミナルに戻ってくることができ、無事にバスに乗り、東京に戻ることができました。

ハプニングだらけのアウトドアでしたー。お疲れ様でした。