2011/09/07 - 2011/09/13
80位(同エリア151件中)
銀の匙さん
2011年9月上旬に2人連れで、ビザ、ロシア国内の交通、宿を全て自分で手配するという個人旅行形式でロシアを旅してきました。
モスクワ編(http://4travel.jp/traveler/silverspoons/album/10602778/)に引き続き、今度は「黄金の環」編です。
日本から10時間の長旅でモスクワに着いた翌日、無謀にも列車にて「黄金の環」への日帰り弾丸ツアーを決行。額面は安い癖に、サーチャージだなんだと上乗せされて結構高かった航空券の元を取らねばと、せわしなく移動する私たち。たった7日の旅行なのに、どうしてこうも欲張り(というか貧乏性)なのでしょうか…。
日程的にノヴゴロドか黄金の環の二択だったのですが、他の滞在先が都市だったので、ロシアらしいのんびりした田舎と評判の高い、「ウラジーミルとスーズダリの白い建造物群」に行くことにしました。
その評判にたがわぬ良いところでしたが、それゆえに、思わぬ障害(←誇大)もあり…。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
当初、日帰りなんて、無理無理!と思っていたのに、にくすさん(http://4travel.jp/traveler/queen859/album/10585196/)の旅行記を見て、これは可能かもと計画変更。
この後、キジ島にも行くつもりだったため、無理やりロシア到着の2日目に設定。どうせハイになってるから起きられるだろう…と思ったら、その通り。 -
列車のチケットは、ロシア鉄道Russian Railwaysの公式HP (http://eng.rzd.ru/a)で購入。ただ、このページはロシア語しか入力できず、時刻表を調べるのが超面倒くさかったため、情報は英語サイトのhttp://www.russiantrains.com/en/view/about-usを参考にしました。
モスクワからウラジミール行きは朝6時45分発8時30分着、帰りは17時15分発19時5分モスクワ帰着の特急サプサン号に決定。早速切符を購入します。
e-レジストレーションという方式を選択したため、ID(この場合はパスポート)さえ持っていれば、切符も控えも必要なく乗車できます。
さて、宿泊のツヴェルスカヤ駅から3駅の地下鉄クールスカヤ駅は、乗り換えもあったので少々到着まで手間取りましたが、さらに、降りたのはいいけれど、鉄道クールスカヤ駅の入り口がどこか分かりません。
で、ここはまた、得意のコバンザメ戦法で、大きな荷物の人の後を付けていき、無事ホーム到着に成功。
向かいのホームには、緑の電車が入ってきました。懐かしや、中国鉄路と同じタイプの車輌です。きっと中ソ蜜月時、ソ連が技術提供をしたのでしょう。 -
あと予約した席がある車輌に乗り込むだけ。入り口で車掌さんが端末を持って、名前やパスポート番号等を照合します。バウチャー等刷り物一切必要なし。
-
車内は新しくてとても快適。お知らせは英語とロシア語で交互に流れます。
車内のiPhone,iPad率異常に高し! 皆、見せびらかすようにテーブルの上に広げていました。
上のモニターにはお知らせの他、途中から映画が流れました。マンションの1室にタイムマシンのようなものを作ったら、イワン雷帝時代の宮殿とつながっちゃって、皇帝が現代のモスクワにやって来た…というような内容で、クラシックそうなのですが、セリフが分からないのにちゃんと楽しめるのです。
「あんた一体誰です。何をしてるんですか」
「あんた、名前は?」「名字は?」
「警察?もしもし、警察ですか?」
等々、内容が内容だけに、ロシア語会話帳で仕入れたばかりの会話がぽんぽん飛び出します。
攻めてきた敵にテーブルの上に並んだご馳走を投げつけるシーン、いちいち、「イクラー・クラスナヤ!」「イクラー・チョールナヤ!」とコールするのがまたおかしい。日本語にすると、「それっ、赤イクラ攻撃だ!」「こっちは黒イクラ(=キャビア)攻撃だ!」って感じでしょうか。ガイドブックで覚えた単語だったので、実際に使われているのを耳にして感激。 -
音声は、各座席に備え付けのイヤホンで聴くことができます。この映画、続きを見たいなと思い、日本に帰って、心当たりの単語であれこれ検索してみたら、Иван Васильевич меняет профессию(Ivan Vassilyevich Changes Occupation)という作品だと分かりました。(http://www.youtube.com/watch?v=h6YQMOJmDJ4)
最初はモノクロ、あとからカラーになります。音楽もいいし、おもしろくって小粋な作品です。
1973年の作品らしいのですが、そう考えると、こそ泥が出てきたり、不倫騒動があったり、風刺的な内容が含まれていたりと、結構大胆な内容かと…。
Wikiでイワン雷帝の項を読んでみると、映画の中に史実が大ネタ小ネタとして加えられているのが分かり、その辺も面白かったです。 -
車内には読書灯もあり。
6号車では他路線の切符の販売や、到着駅でのタクシー手配も承っております、とアナウンスが流れました。 -
こちらは食堂車です。持ち帰りのカウンターとつながっていて、当初、記念に持ち帰りのコーヒーだけ買おうと注文を始めました。
車内が全てバイリンガル仕様なのに、カウンターの人は英語が出来なくて、ちょっと虚を突かれた格好になっていたら、固まって話をしていた乗務員のお姉様が素敵な笑顔で近づいてきて(サプサン号の乗務員は、皆マネキンのように綺麗だった)、英語で手助けしてくれました。
ロシアの鉄道員は愛想笑いなどしません!と聞いていたので思わず固まる私。お姉様は、英語が聞き取れないのかと、英語メニューを差し出して、あれこれ指さしながら説明をはじめました。ますます恐縮する私です。
そのままコーヒーを買って持ち帰ろうかと思ったものの、何せ車内は早朝の新幹線並の静けさ。隣の席と話をするのも憚られる感じです。で、思い切って食堂車を利用することにしました。
ちなみに、静かなのは朝だからかと思っていたら、帰りの電車も同じようでした。友達四人で向かい合わせに座っている若者もいましたが、皆でトランプしたり、思い思いに本やiPadを見たりして、静かに過ごしていました。ということで、またしてもケータイによる写真撮影は憚られる雰囲気に…。
さて、食堂車では、今度は別のお姉様が注文を取りに現れました。せっかくなので、朝食セットとブリヌイも注文。たぶん、出来合いのをレンジで温めただけかと思いますが、それでも思いの他おいしかったです。
お姉様は注文を取りつつ、国内のお客さんとは談笑したりしていたので、特に外人に親切という訳でもないらしい。なかなか良い感じでした。 -
各座席に、時刻表が備え付けてありました。季節にあわせて、黄葉の写真が表紙を飾っています。そういえば、そんなに寒いとも思わなかったけど、クレムリンの木々は色づき始めていました。
車窓にはまだ緑の白樺並木が延々と続いています。 -
ウラジミルは途中駅で、終点はニジニ・ノヴゴロトのようです。
列車に限らず、フェリー、飛行機、窓口の開け閉めからちょっとした待ち合わせ時刻に至るまで、ロシアの人は時間に正確なので驚きました。
大国=時間はテキトーというのは私の思いこみだったみたいで、すみません。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- にくすさん 2011/10/23 10:45:47
- 黄金の環に行かれたのですね
- こんにちは、日記へのコメント、ありがとうございました。
黄金の環、日帰りで行かれたのですね。
若干ハードスケジュールになったと思います・・・(笑)
でもモスクワやサンクトペテルブルグと違った田舎を楽しめたかと。
スズダリはちょっとバスの移動とかが不便ですよね。
僕もバス停までかなり歩きました・・・。クレムリンも閉まっていたという悲劇!
そして同じくウラジーミルの教会、行きたかったけど距離が遠くてあきらめました・・・。
僕は7月に行ったので暑いくらいだったのですが、9月だと寒かったですか?
今度は雪のあるロシアにも行ってみたいと思うこの頃です。
- 銀の匙さん からの返信 2011/10/26 00:27:50
- RE: 黄金の環に行かれたのですね
- にくすさん、こんばんは。
書き込みありがとうございます。
日帰りは、かなり若干(笑)忙しかったですが、
自分にとっては、ムリだと思っていたことが出来たというところに、
大きな達成感を感じました。にくすさんの旅行記のおかげです。
そもそも今回、個人旅行へロシアへ行ってみようと思ったのも、
にくすさんの旅行記を拝見してからでした。
サプサン号のお写真にも惹かれましたし、
ご文章から、とても楽しい旅だったことが分かって、
大変参考になりました。本当にお世話になりました。
ロシア以外の旅行記も拝見させて頂いたのですが、
どちらに行かれても、とても良い旅をなさっていますね。
冬のロシアへもしいらっしゃったら、ぜひまた、
旅のお裾分けをお願いいたします。楽しみにしています。
拝見したら、きっとまた、私も行きたくなってしまうと思いますが…。
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