2011/08/22 - 2011/08/22
34位(同エリア106件中)
どんぴさん
イスラエル2日目。
本日のプランは午前中にテルアビブの世界遺産「白亜の町」を散策し、昼にエルサレムに移動する予定。
さて本題。
テルアビブにはバウハウス等の近代建築運動に影響を受けて1930年代に築かれた建築物が4000棟以上も残っています。白いビルが多いので、通称は「ホワイトシティ(=白亜の町)」。
現在の普通の街並みのルーツにもなった様式のビルが大規模に残されている、というのが世界遺産への登録理由なのですが…
現代人から見るとホントに普通の街(^_^;)
見れば見るほどコレのどこか世界遺産なのか解らなってきて、「ナニコレ!?」と叫びそうになる不思議な世界遺産でした。
【今回訪問する世界遺産】
第147弾「テルアビブの白亜の街 -近代化運動-」
□8/20(土) 成田空港出発(16:55) → バンコク・スワンナプーム空港着(21:25)
□8/21(日) バンコク発(10:30) → テルアビブ空港着(07:20)→メギッド→テルアビブ
■8/22(月) テルアビブ → エルサレム
□8/23(火) エルサレム → ベツレヘム → エルサレム
□8/24(水) エルサレム → マサダ → エルサレム →(ヨルダン入国)→アンマン
□8/25(木) アンマン → ペトラ → ワディ・ラム
□8/26(金) ワディ・ラム →ウンム・アル・ラサース → マダバ → アンマン
□8/27(土) アンマン →(イスラエル入国)→ エルサレム→ハイファ
□8/28(日) ハイファ → アッコ → ハイファ → テルアビブ空港発(23:05)
□8/29(月) バンコク空港着(14:40)→バンコク→バンコク空港発(23:50)
□8/30(火) 成田空港着(08:10) → 帰宅
- 旅行の満足度
- 2.0
- 観光
- 2.0
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
05:00、起床。おじいちゃん並みに早起きをしてしまった。
でも、昨晩は疲れて21:00には寝たので睡眠時間はバッチリ。
06:40、世界遺産の「白亜の街」を散策しにホテルを出発。
写真はテルアビブの街角でよく見かけるレゴブロックのパロディ落書き。 -
世界遺産の登録範囲はユネスコのホームページで見つける事ができた。
これを見ると、海沿いの一部地域を除いてテルアビブの中心街はだいたい登録範囲に含まれているようだ。
まずは地球の歩き方にも取り上げられている「ディゼンコフ広場」を目指します。
左の写真はディゼンコフ広場近くの建物。 -
「ディゼンコフ広場」
この広場、実は交差点の上に作られています。
地下に車道があって、地上には歩道と広場があるという珍しい立体構造になっています。当時としては画期的だったんだろうな。 -
次はロスチャイルド通りを目指しますが、その前にちょっと寄り道。ディゼンコフ広場の北に広がるエリアを散歩してみます。
ディゼンコフ広場からReiness通りを北上。
Gordon通りで右折して西に向かい、Shlom HaMelekh通りで右折して南に向かいます。 -
テルアビブ中心街の中部から北部にかけては「International Style」という様式のビルが密集しています。
こういう曲線を多用した建物が典型例なのかな?
うちの近所にもこういうビルいっぱいあるけど(笑) -
Gordon通りにあった小さなスーパーで水を購入。
コーナーの一角に醤油や日本酒などのコーナーがあった。
でも、何故か天ぷら粉はハングル表記。 -
白くないけど、この建物も世界遺産の一部?
-
地図を見るかぎり世界遺産の登録範囲と思われる地域を歩いていますが、撮影したビルがホントに登録対象なのかどうかは知りません。
-
何となくそれっぽい建物だけ撮影しています(笑)
-
ディゼンコフ広場の北部は閑静な住宅街という感じで、歩いているのは地元民ばかり。おのぼり観光客は俺一人だけ。
-
よく考えたら、普通の住宅街で写真をパシャパシャ撮っていたら怪しまれないかな?
-
ここはイスラエルだし、テロリストの下調べと間違われたりして…(笑)
-
このビル、うちの近くにある眼鏡市場にそっくり(笑)
-
Shlom HaMelekh通りとHaMelekh George通りの交差点だったかな?
壁に変なイラストが描かれたビルが建っている。 -
これは最近立てられたビルだと思いますが、なかなか斬新なデザイン。
あまり写真は撮っていませんが、テルアビブ市内には現代的で斬新なデザインのビルがたくさん建っています。
現代建築に興味がある人にはテルアビブは面白い街なのかもしれません。 -
HaMelekh George通りを南西に向かい、Dizengoff通りで左折して東へ。
「マン・オーディトリウム」(コンサートホール)とか「ヘレナ・ルビンスタイン美術館」などが集まるエリアに到着。
このエリアの中を突っ切って南に行くと、白亜の街の典型的なビルが集まるというロスチャイルド通りに着きます。 -
たぶんこれが「マン・オーディトリウム」。
ユネスコの地図を見ると、この建物だけ世界遺産登録範囲からスッポリと抜け落ちてます(笑) -
「ロスチャイルド通り」
白亜の街は登録されている範囲は広いのですが、地球の歩き方を見てもどこらへんが一番の見所なのか全然解りません。
そこで、いくつかの資料を読むと、このロスチャイルド通りは白亜の街の典型的なビルが集まるとよく紹介されています。
ところが…
ロスチャイルド通りの真ん中には謎のテント村が出現。
ナニコレ? -
ホームレスの集団?でも雰囲気が違う。
中にはテーブルや椅子、ソファーなどもあって意外と快適(?)
住んでいる人は若者が多い。
政治的なスローガンっぽい垂れ幕(ヘブライ語で読めない)があちこちにあるし、何かに抗議するデモかな? -
気を取り直して、ロスチャイルド通りの建物を見学。
-
それにしても、ロスチャイルド通りっていかにもユダヤっぽい名前だな(笑)
-
うーん…
ロスチャイルド通り沿いには集合住宅が多いけど、見れば見るほど普通の建物にしか見えない。 -
ユネスコの地図を見ると、ロスチャイルド通り沿いは全域が世界遺産登録範囲のようなのですが…
-
街並みがフツーすぎて世界遺産を見てる気分に全然ならない。
これじゃ単なる"ちい散歩"だ。 -
ロスチャイルド通りの南部。
ここらへんは「ECLECTIC」という建築様式の建物が密集しているだしい。
ECLECTICとは"折衷主義"という意味みたいだけど、具体的にどういう様式なのか今もよく解らない。 -
ロスチャイルド通りの隣りのEhad HaAm通りにちょっと寄り道。
まあ、大差ないな。 -
白い街のビルにはバルコニー付きのものが多い。
イスラエルに移住したユダヤ人たちは元の国にいた時、外にいると物を投げられたりして迫害されるのでバルコニーでくつろぐことが出来なかった。
その反動で、テルアビブにはバルコニー付きの家が多く建てられた、と前にNHKでやってた。 -
さきほどのテント村で「STOP ABUSE」と書かれている旗を見つけた。
abuseとは"(職権の)乱用"などという意味。
最近イスラエル国内で生活費の高騰に抗議する大規模なデモが各地で発生しているとニュースにあったけど、このテント村も同じかな? -
ロスチャイルド通りの端まで来た。
-
ちょっと雰囲気の違う建物。
コンクリ製だけどデザインはわりとクラシックな感じ。 -
!?
変な像を発見。
目から黒い涙を流し、パンツに両手を突っ込んでチコンをいじってます。
ナニコレ??? -
08:30、ロスチャイルド通りとNahalat Binyamin通りの交差点にあるオサレなカフェで朝食。
パニーニとマンゴージュースで40NIS(約880円)ぐらいだったかな?
すぐ近くにある「独立記念ホール」の営業開始時間までガイドブックを読みながら時間をつぶす。 -
「独立記念ホール」
09:00 の営業開始とほぼ同時に行ったけど、中には既に大勢の人々。団体客かな? -
団体さんたちは映画か何かを見るためにビデオルームに入っていったので、独立宣言が行われたホールには誰もいなかった。
歴史の舞台になった場所をひとりじめ(^_^)v -
1948年5月14日、この場所で初代首相のダヴィッド・ベン・グリオンによってイスラエルの独立宣言が読み上げられた。
その映像、『池上彰の学べるニュース』で見たな〜。
当時の映像と見比べると、ホントに当時の部屋がそっくりそのまま保存されている。さすがイスラエル、独立への思いの強さを感じる。
ちなみに中央の写真はベン・グリオン……ではなく、シオニズム運動の創始者のひとりであるテオドール・ヘルツル。 -
この部屋、冷房が効いててすごく涼しい!
椅子もいっぱいあるし、最高の休憩所だ(笑)
朝から歩きっぱなしで大汗をかいている。しばらくこの部屋から離れられなかった。 -
ホールの隣にある小部屋。
独立当時の新聞記事が展示されていた。
ほとんどヘブライ語で読めないけど… -
09:20、Nahalat Binyamin通りを北上。ホテルを目指す。
Nahalat Binyamin通りの周辺は世界遺産登録範囲だが、ここから西に数ブロック移動すると登録範囲外になるようだ。 -
街で見かけた演劇のポスター(?)
マジックで髭や眉毛が書き足されたようになっている。いたずらかと思ったら、よく見たら最初からちゃんと印刷されたものだった。
タイトルは『the gentle woman』。どんな内容なんだろう? -
Nahalat Binyamin通り。
-
Nahalat Binyamin通り。
ホントに普通の街並みだな…。世界遺産とは思えない。 -
謎の落書き。
メキシコのプロレスラー? -
写真はホテル近くの変な形のビル。
09:50、ホテルに戻って海パンに着替え、シュノーケルを持ってビーチへ。
短い時間だったけど、海水浴を楽しむ。 -
これもホテル近くのビーチ沿いに建つ変な形のビル。
10:30、海パンのままホテルに戻ってシャワーを浴びる。
11:00、ホテルをチェックアウト。
セントラルバスステーションまではホテルの目の前のバス停から4番のバスが直通だ。今回はバスよりも先に同じルートを通るシェルート(乗り合いタクシー)を利用した。6NIS(約136円)。
ちなみに地球の歩き方を見ると4番のバスはマゲン・ダヴィド広場で終点のように書いてあるけど、実際はもっと北まで走っています。
11:20、エルサレム行きのバスに乗車。20NIS(約440円)。
《2011年イスラエル&ヨルダン旅行:エルサレム編へつづく》
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この旅行記へのコメント (2)
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- 漣さん 2011/10/01 11:35:08
- テルアビブ
- お久しぶりです!
久々にログインしてみたらどんぴさんのリストが大幅更新されてますね。
テルアビブ、いいですね〜。近代建築系の世界遺産の中でも特にマイナーな場所なのでそこにスポットを当てた旅行記が少なくて個人的には嬉しい限りです。
さりげなく変な像を見つけてしまうどんぴさんの観察眼も光ってますしw
武男じゃなくて篤史の気分だったらもう少し建物自体を楽しめたかもしれませんね。
ではでは、他の旅行記も楽しませてもらいます。
- どんぴさん からの返信 2011/10/02 07:09:30
- RE: テルアビブ
- どもども、こんにちは(^~^)γ
今回のイスラエル&ヨルダン旅行では9つの世界遺産をゲットしてきました(^_^)v
テルアビブは他の世界遺産と違って地球の歩き方等を見ても面白さの壺が解からなかったので(笑)、事前に色々調べて臨んだのですが……
現地に行って感じたのは「やっぱり普通の街」でした(^_^;)
写真で見るより薄汚い家が多かったので、築年数が古そうではありましたが。
近代建築系の世界遺産は漣さんのような素養がないとなかなか難しいですね。
ではまた。
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