2011/08/26 - 2011/08/27
837位(同エリア1918件中)
旅じぞうさん
昨年,ネパールで村にホームステイする楽しさを味わってしまい,今回ラオスでもホームステイをトライしてみようと決めていた。ただ前回はホームステイのあるツアー(ひとりだけだが)に日本から入っていたが,今回はルアンパパンの旅行会社で前日にホームステイを決定しました。カム族とモン族からなるセンウドム村の1泊体験です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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地球の歩き方のカラーページに旅行会社ハッピースマイルのホームステェイのツアーが載っていて気になっていた。ルアンパパンの支社に日本人の方がいるらしいこともわかっていたので、ルアンパパン到着翌日さっそく訪ねてみることとした。日本からもメールしたのだがそれは届いていなかったようだ。ヴィエンチャンールアンパパン間のメールでも時々届かないらしい。
http://www.happylaos.com/lpqecotour11.htm -
旅行会社ハッピースマイルはルアンパパンのメコン川沿いの道Manthatoulat Rd.にあります。有名なレストラン エレファントからメコン川に向かって歩き川沿いの道を右折してすぐです。日本人の伊○さんは関西なまりのある方で,ラオスのいろんなことを教えてくれるやさしい方です。“明日も日本語ガイドの手配が付く。”と言うことでさっそく翌日出発することにしました。頑張って負けてもらって日本円21000円にしてもらった。水や食料,寝袋は用意してくれるとのこと。ただ,村まで歩かないと行けないトレッキングのことを心配してくださっていたので、昨年のネパールでの山歩きの苦労が思い出され、帰りがけにさっそく登山用のストックを市場で(日本円にして)約1200円で購入。皆で食べれる様日本のお菓子もできるだけ持って行きたかったが荷物を減らすことにつとめ最低限の物だけにした。(あとで振り返ると行きだけは村の人が荷物を取りに来てくれるので 向こうで消費する物はもっと持って行ってても大丈夫だった。)
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8月26日朝,宿泊しているコールドリバーゲストハウスに朝8時半に車でピックアップに来てくれるとのこと。大きな荷物はゲストハウスに預け,必要な荷物と昨日買ったストックを持って迎えが来るのを待っていた。前日、ひどい夕立があったので天気が心配。昨日みたいな雨だと傘だけではだめで雨合羽が必要に思えるが用意していないどうしよう,などと考えているとゲストハウスの親父は今日の降雨確率40%、明日は80%とネットに出ていたよと教えてくれる。そんな心配をしていたら,約束の時間をかなりすぎても迎えがこない。やがて例の伊○さんがバイクで来て車がトラブルで遅れていることを謝りに来た。ついでに旅行会社によってくれれば雨合羽を貸してくれるとのこと。そうこうするうちに迎えが来た。ガイドの方は熊本に住んでたことがあったり,奥さんが日本人だったりするのでものすごく日本語が上手だった。ハッピースマイル社によって合羽を借りた上,出発。
まずは村での食事の材料をルアンパパンの市場で買ってそれを持って行くとのこと。タラート ポーシーと言うマーケットに行って買い物。ラオスの人の買い物につきあうというのもこれまで経験なし。ちょっとワクワクする。 -
向こうで食べる野菜や果物,肉を購入。
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ガイドさんはロンガンを購入。村までのトレッキングの間の腹持ちが心配だったのでバナナを買わせてもらう。
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明日の朝、鳥汁を作るので生きた鶏を買うと。
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いくつかの中から一羽の鶏を選択。
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他の商品同様 生きた鶏をピンクのビニール袋に。
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鶏はすっぽり袋に収まった。学生の頃一度,鶏をさばく経験をさせてもらったことがあるが,それが思い出される。見れるといいのだが。
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再び車に。運転手さんも少し日本語を勉強しているみたいでガイドさんのいない時に話しかけてくれるのがうれしい。車で幹線道路を少し走ったあと、突然右折。やや細い道に。そして歩き始めるポイントに到着。村まで登らずともこの辺でも 子供たちは観光客が珍しいのかうれしそうに声をかけてくる。
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センウドム村の登山口?の看板。
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最初は田んぼの中の道と持っていたら…。
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すぐ山道に。
トイレ休憩は薮の中で。実はトイレの時に蚊にさされることが多かった。蚊取り線香にしろベープなどにしろ体につけれる物が有用。もちろん虫除けスプレーも。 -
山道の周りにあるバナナ畑に農作業に来ている人たち。
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ガイドさんは細かい気の効く方で「ここは坂が急だけどこれを通り過ぎるとこれより急な所はないので頑張って。」などと声をかけてくれる。急と言っても去年のネパールに比べれば対したことない。しかもバナナやチークの木の林があって木陰も多い。心配された雨も数分小降りのときがあったくらいで,傘で十分対応できた。傘はどちらかと言うと日傘と化してた。
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市場で買った食材や寝袋、飲料水はどうやって運ぶのか心配したが,泊まる家の人が山道をバイクで取りに来てくれていた。山道もバイクは何とか通れるみたい。
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よく見るとあの鶏もここに!!
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気が付いたら町から大分高くなっていた。
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しばらく行くと,道の真ん中に泥まみれの豚さんが一匹。ずっとこちらを見ている。僕たちが近づくと,来るのを待ってたかのように 向こうに向かって歩き始めた。
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豚さんに導かれるように歩いて行くと,村が見えて来た。
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センウドム村だ。ここはモン族の住む地域とカム族の地域が混在した数百人の村だそうだ。
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ガイドさんの話によればモン族は 元々モンゴルの方から来た民族らしい。確かに目が細くて朝青龍みたいな顔の人がいる。家は平屋でお酒はあまり飲まないらしい。
カム族は元々カンボジアの方から来た民族らしい。家は2階建てでお酒が大好きだそうだ。 -
いつもはモン族の家にホームステェイしているそうだが今日はその家に親戚が来ていて泊まれないので急遽,カム族のある家に泊まることにかわったようだ。青い屋根の家が今日ホームステェイさせていただく家。
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家の中では昼食の準備。さっき荷物をバイクで取りに来ていたお兄さんとか男性が準備する。
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食事は買って来た野菜や肉を入れたインスタントラーメン。これにタケノコのゆでたもの、いためもの。これらをおかずにカオミャオ(もち米のゴハン)を食べる。
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このあとの夕食,翌日の朝食は土間で食べたが,この昼は竹を編んでできた台の上で食事。ここが今夜ガイドさんと二人で寝る場所となる。(奥にあるのは蚊帳)
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食事をしていると聞きつけたのかいろんな人がのぞきに来た。
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家の外にもたくさんの人達がきている。
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昼食も終えて一息ついたので村を散歩に行くことに。
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あるモン族のおうちをお邪魔する。
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家の前ではおばあちゃんと孫が刺繍をしている。キューリをごちそうになりガイドさんと家族が話している表情を見て楽しむ。
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家の中を見せていただく。
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お父さん。確かにモンゴル的な顔だ。
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再び村の散歩に
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村の売店
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従来,ホームステェイしていたモン族のお家。今日は忙しいみたい。
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家の中では昼食中。
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戻ってくると
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さっきの刺繍の家のオヤジさんは何やらゲームを。王冠を使ってオセロみたいなゲームをしていた。
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ラオスの国花らしい。ガイドさんが言うには日本の桜みたいなもんですねと。
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汗をかいたでしょうから水浴びをして来たらと勧められるが…。
道の所々に何カ所かにこのような水場が有ってここで水浴びをしないといけない。ここで丸裸になるわけもいかず、どうするかみていると男は腰巻き布のままパンツを脱いで水浴び。女性はシンというスカートみたいなのを胸まであげてそれで隠した状態で下着を取って,シンを着けたまま水浴びをしている。腰巻きがないので頭と足だけ水浴びしてあとはタオルで拭くことにした。女性は絶対シンが有った方がいいでしょう。ハッピースマイルで腰巻きやシンを貸し出しすればいいのに。 -
ある家で儀式があるので参加しないかと言うのでその家に行ってみる。モン族の家らしい。
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家の中に長テーブルが置かれその上に食事が。
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なんだかんだしているうちにテーブルの奥の方の席に座らされていた。
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どうもこの二人のカップルが主役のようだ。
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黒い服の人が中心になって取り仕切っているみたい。
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カップルの二人に参加者一人ずつが順番に2人の手それぞれにひもを結んで行く。飛び入り参加ながらひもを結ばせていただく。
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食事が開始される。最初ラオラオというのどが焼けるように濃いラオスの焼酎を飲まされたが,あまり酒を飲まない?モン族だからか、すぐにジュースが行き交いするようになった。
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2人のカップルにはお子さんがいてあとでガイドさんに聞くとこの子も儀式の中心みたいだけど,儀式の間は静かに家のどこかで寝ていたみたい。
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女性達は入り口近い隅っこにかたまっていた。
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外から見た儀式のあった家。外にも人が。
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ここでガイドさんはこの家の小さな小鳥が気に入り、食べられてしまう前に譲り受けたいと値段の交渉を開始。
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村を見下ろす位置にある学校までいってみる。
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8月で学校は夏休み
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ただ行ってみるとわいわいがやがや子供達が集まっている。
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校舎の前に民族衣装が置いてあって女の子達が代わる代わる民族衣装を着てファッションショーみたいなのをやって騒いでいる。
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民族衣装をつけた娘の写真を撮ってあげることに。
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男の子達は草で作った月桂冠みたいなのをかぶって走り回っている。カメラを向けるとするっと逃げるのがかわいい。
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最後は逃げずにそろって記念写真。
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やがてみんなが帰って行く。
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僕らも帰ることに。
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ホームステェイの家にもどる。
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いつもホームステェイするモン族の家では慣れているので料理もまかせているが,今日のカム族の家は始めてなので,ガイドさん自ら料理を開始。ガイドさんの指導の元お兄さんお父さんが料理。詳しく聞かなかったが少数民族の料理ではなくラオ族の料理か??ルアンパパアンに帰った時ハッピースマイル社の伊○さんが今度、ラオス料理の店のシェフ達を連れて村に行き,村の人たちにラオ料理を味わってもらうイベントを今計画しているといっていたが、小数民族の食事がどれでラオの料理がどれと言うのはわからずじまいで帰国して来た。
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外は薄暗いが家の中は真っ暗で、家の中では懐中電灯を片手に料理。
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男達の料理姿を女性達は座って眺めていた。
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ただ食事は男達が先。
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主食はカオミャオ(もち米のゴハン)。そしてピリ辛風肉野菜炒めとスープ,そして昼のタケノコ。あと辛いけどちょい乗せにおいしい唐辛子になんかが混ざったお父さんおすすめの一品。これだけでカオミャオも食べれてしまう。
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女性と子供達は僕らの食事が終わってから食事。
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蚊帳を貼ってここで眠る。食事の後,横になったらと言われ横になったら旅の疲れですぐ寝てしまった。ガイドさんと家の人たちはしばらくしゃべっていたが眠くて加われなかった。家の人たちは興味津々だったのでちゃんと起きていて,(今回持って行くのを忘れたが)「指差し会話帳」などを持って行ってたらもっと楽しかったのにと少し後悔している。
夜中に一つ問題が。実は家の中にトイレがないのだ。正確には家の外にもトイレと言う建物はない。家の隣の木々の中に行ってトイレをする。懐中電灯片手に家の外に出て木々のあるあたりに行って尿をする。それが面倒だったので できるだけ我慢するが結局,尿に。この時もやはり蚊に刺された。ついでに家から外に出た時にぬれた泥で足を滑らせ尻餅付いてしまった。夜中,少し便意を催したが,尿は道ばたに近い木でも良いけど,便は奥深く行かないとだめだろうと考え朝まで我慢した。これをクリアできるかどうかがこのホームステェイに参加sて楽しいかどうかの分かれ目かもしれない。 -
8月27日朝,家の中が真っ暗のうちから鶏の鳴き声で目が覚める。近く,家の中あたりで鳴いているのは昨日待ちで飼って来た鶏なのかなあなど考えていると再びうたた寝。6時頃 起きて外に出てみると家の中は真っ暗だが外は薄明るくなっていた。お父さん、お母さん達は起きて何やかやとやっている。
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朝の水場はいろんな人がいろんなことに使っており絶えず混んでいる。そこに入り込ませてもらい歯と顔を洗う。
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鳥のさばかれるのを見ようと思っていたが,気がついたら鶏は肉のかたまりになっていた。
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鳥を使った汁物を作っているようだ。まだまだ時間はかかりそう。
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ちょっと散歩へ。
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時間とともに仕事に畑などに向かう人も増えて来た。
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朝食の準備ができた。
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鳥汁にキュウリにタケノコのゆがいたの、例の唐からし,野菜炒め,そしてカオミャオ(もち米)
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朝食を終えると家族は畑に仕事に行かないと行けないと言うので僕らも出発の準備をすることに。お別れの記念写真。
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「昨日儀式のあった家で例の小鳥をもらうのだ,もうお金は払ってある。」とガイドさんが言うので儀式の家による。ここでも記念写真。
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鳥が手に入ってうれしくて仕方ないガイドさんは帰り道,エサになりそうな草を見つけては摘んで集めたり、名前を付けなきゃなどと鳥のことに夢中。
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センウドム村とお別れ。
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昨日の豚とは違うと思うが泥の水たまりで気持ちよく水浴び。
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ホームステェイ先のお家はこの辺りのバナナやチークの木の畑の持ち主でもあるらしい。
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車が迎えにくる場所では行きと同様子供たちの歓迎が。車に乗りふたタブルアンパパンへ。こうして1泊2日のホームステェイは終わった。
このツアーに参加される方へ持って行くといいと勝手に考えるもの(8月)
【行き帰りのトレッキング】
*雨具:レインコートと傘。傘は日傘になる物の方がいいかも。
*杖やストック
*日焼け止め
*登山靴でなくても運動に適した靴
【現地】
*虫除けスプレーと携帯の虫除けグッズ
*トイレットペーパー(ガイドさんに言えばくれると思うけど。)
*水浴びのための腰布かシン(ラオス風スカート)
*コミュニケーショングッズ
*おみやげ???
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