真夏の台南旅⑧　早起きは三文の徳

2011/08/25 - 2011/08/29

真夏の台南旅第８弾！

まだ、食べてない物があったので
朝からお出かけ。

帰り道、駅を見学したいけど
タクシーで帰るならホテルまで直行かなぁ…

なんて考えていた私の前に
テンガロンハットを被った天使が！

エリア 台南(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

眠気より食い気。


どうしても、試しておきたい朝食メニューが
この台南にはあるのです。


８時過ぎにホテルを出て
乗り付けたのが、コチラ。

お粥のお店です。

私がどうしても食べたかったのがコレ。

サバヒー（ミルクフィッシュ）のお粥100元（約280円）
に揚げパン10元（約30円）を追加。


お粥には、サバヒーの腹皮が、どーんとのってて
中には、小粒の牡蠣と、サバヒーの切り身。

鯛のような、美味しい出汁がベースで
とにかくうまい！



いやー、来てよかった。

そして事前に調査済みだったので
この豆板醤のような豆粒の残るペーストに醤油を混ぜて
サバヒーの腹皮につけて食べてみましたが
これも美味い！


一見、豆板醤のようなペーストでしたが
さほど辛くなく、うまい！

これ、買って帰りたいなぁ。

次々お客さんが来ます。

私の前には
仲の良さそうな親子連れのお客さん。

エプロンをつけたおばちゃんが１０人ほどいて
みんな朝早くからテキパキ働きます。

御馳走様でしたー。と店を後にすると
ご近所に市が出ているようなので
ちょっとお散歩いたしましょう。

おばあちゃんは魚屋さん

お花もいいなぁ。

果物屋さんんで味見をさせてもらって
龍眼を少し買いました。

これで２０元。


ライチみたいな果物で
これ大好きなんです。

さて、市場見学を済ませ
「タクシーで帰るか」と道に立つも
全く観光地でないエリアなうえに、朝早いので
まるでタクシーが来やしない。


それでも急ぐわけでもないし…と待っていたのだが
ふと横を見るとバス停がある。


台南駅まで戻ればなんとかなるので
バス停の表示とにらめっこしてたら
ちょうどバスがやって着た。



しばらくしてバスのドアが開いたので
一歩乗り込んで
運転手さんに、台南駅まで行きますか？と聞いたら
行かないよ。と首を振るので「あら残念」と降りたら

何やら運転手さんが呼んでいる。


運転手さんは、身振り手振りで乗りなさいと言っているようだ。
「ん？駅にはいかないんじゃないの？私の勘違い？」
ま、いっかと、お財布に手をかけたら
「No money!」とおっしゃる。


「へ？無料？」



これがタクシーなら危なくて乗れたもんじゃないが
これはれっきとした路線バス。

それに、まっすぐに駅の方へ向かっている。


テンガロンハットを被った運転手さんは
私を無料で駅まで送ってくれようというのか！？

そんなのって、凄い！
聞いたことない（笑）


降りる直前に会話集で確認した
丁寧な方の言い方で謝意を伝えて下車。

運転手さんは「たいしたことないさ」という顔でうなずいてくれました。


やっぱ、路線バスだよねー、これ。
営業所から、始発のバス停に向かうところだったのかなぁ。

この運転手さんのおかげで
見学したかった台鐵の台南駅を見学する事が出来ます。

小さくうつってる白い建物が台南駅

奥の高いタワーがシャングリラ。

駅前にはタクシー乗り場。

駅前は大きなロータリーになっていて
歩行者は地下道で行き来します。

地下道には、観光名所を紹介する掲示板も。

でも東側へ抜ける地下道は、かなり殺風景。

台南駅は、乗車と降車で改札が異なり
降車改札の前には、おむすび屋さんも。

こちらは乗車用改札。

ひっきりなしに電車が発着しています。

駅の売店では鉄道グッズも販売中

台湾にも鉄オタがいるのかな？