2011/08/31 - 2011/09/02
1165位(同エリア3325件中)
Weiwojingさん
- WeiwojingさんTOP
- 旅行記996冊
- クチコミ137件
- Q&A回答112件
- 2,341,037アクセス
- フォロワー192人
2年前に一度訪ねたことのある「軽井沢タリアセン」ですが、その時は十分な時間もなく、ただ足早に見て回っただけでした。そこで今回は十分時間をみて、一日はいるつもりで訪れました。
軽井沢タリアセンの「タリアセン」って何なのか2年前はあまり考えませんでした。タリアセンとは、ウェールズ語で「輝ける額」を意味し、芸術の栄光を詠った19世紀ウェールズの吟遊詩人の名でもあります。また、旧帝国ホテルを設計したアメリカ人建築家フランク・ロイド・ライトは、ウィスコンシン州スプリンググリーンの丘の上に建てた工房に「タリアセン」と名づけ、芸術の理想郷を求めました。
それに倣いここでも軽井沢が培ってきた歴史的文化と自然を守り、発展したい願い、この施設を「軽井沢タリアセン」と名付けたそうです(案内パンフレットを参考にしました)。
■ 「軽井沢タリアセン」に関するURLがありますので、ご覧ください。
http://www.karuizawataliesin.com
-
軽井沢タリアセン内には塩沢湖を中心にイングりッシュローズガーデン、ボート乗り場、ちびっこ広場、軽井沢高原文庫、有島武郎別荘「浄月楼」等と共に、かって軽井沢にあった様々な古い建物が移築されています。
今回ここを訪ねたのもこうした古い別荘た建物を見るためでした。まず、訪れたのは旧朝吹山荘「睡鳩荘(すいきゅうそう)」です。ここに関しては、別の旅行ブログでとりあげていますので、そちらをご覧ください(http://4travel.jp/traveler/srilanka/album/10598611/)。 -
旧朝吹山荘1階のリビングルームです。なかなか豪華ですね。
-
この彫像を見ただけで、誰の作品かお分かりになることと思います。そうです。「愛と平和とユーモアの画家」ーレイモン・ペイネです。次に訪ねたのは、「ペイネ美術館」です。
* ペイネ美術館 Website:http://ameblo.jp/musee-peynet-karuizawa -
ペイネ美術館は、チェコ出身のアントニン・レイモンドが1933年(昭和8)に軽井沢・南ヶ丘に建てた自らの夏の家でした。ここで夏を過ごす別荘として、またアトリエとして長年レイモンドは使用してきました。
-
もう1枚外観を撮ってみました。
-
ペイネ美術館内部です。木の温もりぬが優しいですね。
-
-
広い森、深い森、濃い緑の木々、静けさ、落ち着き ー 軽井沢本来の自然環境です。心行くまで存分に味わうことが出来ました。
-
次に、「深沢紅子野の花美術館」へ移動しました。明治44年に軽井沢郵便局として建てられた建物をタリアセン内に移築したものです。郵便局はかつては別荘に住む人々にとって情報交換の場でした。現在では深沢紅子野の花美術館となっていますが、国の登録重要文化財です。
-
美術館内には「レストラン ソネット」が併設されていて、ここでは地元産の旬の野菜を使ったパスタが特徴とのことです。ちょうどお昼時だったので、ランチをとることにしました。
小生はこの時期限定の「ベンガルカレーとナン」というものをオーダーしました。そんなには辛くはありませんでしたが、様々なスパイスが効いていてナンと共に美味しく食べることが出来ました。 -
連れは「旬の夏野菜とパスタ」を選びました。パンプキンスープとサラダもついています(サラダの写真は省略しました)。新鮮な野菜が大変美味しいかったそうです。
-
台風12号の影響で時折断続的ともいえるような雨が激しく降ってたりして、タリアセンを訪れる人はあまりいませんでした。小生たちも早々と切り上げ、外に出ることにしました。
-
タリアセン前の道路の反対側にある「軽井沢高原文庫」です。ここを見てホテルに戻ることにしました。
-
文庫内展示室です。軽井沢ゆかりの文学者たちの足跡や作品を展示、年に数回企画展が開催されます。
-
高原文庫敷地内には堀辰雄の住んでいた別荘(軽井沢1412番)が移築されています。深い森の中に建っていて、いかにも昔の軽井沢の別荘といった佇まいです。
-
当初この別荘はスミスというアメリカ人の所有でしたが、辰雄は1941年(昭和16)に購入し、1944年まで過ごしました。小説『美しいむら』の舞台となったところです。
-
建物はすべて木造で、簡素なまで素朴な造りです。
-
中央には大きな暖炉があります。辰雄は火を眺めるのが好きで、火を灯して眺めては創作に思いをはせていたという。
-
-
辰雄は一日の大半をよくこの籐イスに座って過ごしていたのでしょう。
-
別荘の入口のところです。
-
園内には様々な草花が咲き乱れ、そろろそ晩夏の様相を呈してきました。このようなキノコも生えています。
-
いろいろな花が咲き乱れ、美を競っているみたいです。心惹かれる花がたくさん咲いていますが、残念ながらどれも名前が分かりません。お分かりの方はご教授ください。
-
-
-
-
-
軽井沢では今どこへ行ってもコスモスの花が咲いていて、その姿を見ているとやはりここは高地だと思わせられました。
-
白やピンクの淡いコスモスの中に一本だけ色の濃いコスモスが咲いていて、大変個性的です。
-
コスモスが優雅に風に吹かれています。
-
軽井沢にはもうすっかり秋の季節がやって来たようです。心地よい風も秋風そのもので、昨今の東京での猛暑が信じられないほどです。
-
塩沢湖のそばには秋草がもう咲いています。
-
これは何の実なのでしょうか。かなり大きいです。
-
作家野上弥生子が1931年(昭和6)に北軽井沢大学村に作った別荘の離れ部分(茶室)を移築した書斎です。
-
丸窓から内部の様子を見ることが出来ます。
-
ここは作家・有島武郎の父親武が明治末年軽井沢三笠に建てた別荘です。kこの建物は武郎がいくつかの作品を生み出し、1923年(大正12年)にそこで女性記者・波多野秋子と情死をした場所として知られています。現在それをこの軽井沢高原文庫内に移築したものです。「浄月庵」という名前が付いています。
-
浄月庵の入口です。現在はラィブラリーカフェ「一房の葡萄」として使われています。
雨が降り、しばらくは止みそうもない程かなり激しかったので、しばらくここでコーヒーを飲んで休憩しました。 -
雨がやむまでしばらく館内を見学させていただきました。館内は大正浪漫溢れる何とも心地よいカフェで、本を片手にほっと出来る空間です。この窓際の席でコヒーを飲むのもいいですね。
-
館内には有島武郎の本が数多く置かれていて、自由に手に取り、読むことが出来ます。その他にも、堀辰雄や室生犀星等の軽井沢とゆかりのある作家の作品や関連のある雑誌も置かれています。
この写真にある『生まれいずる悩み』(復刻版)を読みながら、しばし雨やどりをしました。短時間の積もりが思わず長時間になってしまいました。 -
テラスを利用することも出来ます。
-
暑い時にはテラス席に吹く心地よい風を受けながら、一休みしたり、好きな本の世界に浸るのもいいものです。
-
2階にも上がることが出来ます。階段の下には箪笥(階段箪笥?)があります。
-
2階和室です。中央に大きなテーブルが置かれていますが、これは説明によると新渡戸稲造ゆかりのものだそうです。
-
1階にはかつて文学者・芹沢光治良が自らの別荘に所有していたピアノが置かれています。一度聞いてみたいですね。
軽井沢にはほぼ毎年夏に来ていますが、つい東京にいる時と同じようにコンサートへ出かけたり、美術館を巡ったりと、なかなか落ち着いて本来の滞在そのものを楽しむことが出来ません。来年はあまりあちこち動きまわらずに、ゆっくしたものです。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
44