2011/07/23 - 2011/07/28
176位(同エリア224件中)
冷風扇さん
萬巒といえば台湾では猪脚=豚足の醤油煮で有名な町。
古くから客家系民族が多く住む町で、今では萬巒猪脚街とまで言われるほどです。
この豚足タウンのことを知り、行ってみたいなぁと思いつつ早くも5年以上。
ようやく台湾を旅行する機会が訪れ、萬巒へ旅してきました。
萬巒のある屏東県は毎年「豚足祭り」をするほどですし、日本人の間でも結構有名ですが、一応、行き方などを順を追ってレポートします。
ニンニクの辛みがたっぷりの濃厚なたれにつけてぷみぷみとした豚足を頂いてきました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
台湾の国鉄潮州駅です。
萬巒は潮州駅からバスで10分、屏東駅からバスで30分ほどの場所にあるのです。
ものすごく駅舎を遠目にとった写真ですが、実は駅前バス停の真横からとるとこんな感じになります。
潮州駅の改札をでて真っ正面に50mくらい進んだところ。
左手にバス会社のオフィスと切符売り場があります。
バスが停車していればわかりやすいですが、
駅舎を背にしてすぐ線路沿いに左手に進むとバスが停まっていたりしますが、どうもそれは車庫のようです。
お間違いのないように。 -
潮州〜屏東を結ぶバスです。バス会社名は屏東客運。
会社のHPを探すと時刻表が出てきますが、
だいたい30分に1本の割合ででています。
台湾のバスはワンマンバスでおつりがもらえないのが一般的です。
始発で乗車する場合は、バスターミナルに窓口があるので
そこで行き先をいうと切符を買うことができます。
まー、当然正しい中国語の発音をできる人はまれでしょうから、
紙に書いて渡しましょう。勿論私もしゃべれません。
ちなみに萬巒からバスに乗る場合途中乗車になるので要注意です。
細かいお金準備しておくようにしませう。
潮州から萬巒まで23NT$でした。
萬巒から屏東は46NT$です。
こまいお金がないかたは潮州で名物の冷熱冰でも食べて崩すといいかも。
暖かいあんこや豆が入ったかき氷で潮州の名物です。
私は豚足におなかをとっとくために泣く泣く断念した。
豚足食べに行く台湾人の鉄板ルートみたいですよ。 -
こちら萬巒の町を屏東側からみた写真です。
実は萬巒の町を行き過ぎてしまいました。
バスは普通の住宅街を抜けていくのですが、急に萬巒の近くでにぎやかな商店街が現れますのですぐわかります。
ただし、わかったところで降車ブザーを鳴らしたときは時すでに遅し。
「○×△■★!?」と運転手が中国語でいうのですが、意味わかりません。
おそらく「バス停じゃないととめらんないから次で停まるよ。」とゆってました。
はい、行き過ぎて炎天下歩いて戻ったんです。
しかも次のバス停までの間に大きな川があって
バス停の間隔がながいのなんの。
こゆとき法治国家って融通聞きません。(日本も同じだ。)
萬巒の市役所前というバス停のあと萬巒までは50mくらいしかありません。
市役所前という停留所を見たら即座にブザーを押すか、
最初から観念して「萬巒で教えてね」って運転手に頼みましょう。
バスチケットに萬巒って書いてあるから大ジョブだろという
甘いもくろみはもろくも崩れ去りました。
英語でいうか、中国語会話本や筆談駆使して伝えたい。
まー、真夏でなければ歩くのはさほど苦になりませんが。 -
こちらは萬巒の市役所まえから萬巒をとった写真。
セブンイレブンの看板の向こう、真っ正面に老舗猪脚店:
海鴻飯店の看板が見て取れます。
潮州から来た場合、市役所前の次が豚足街です。
逆に屏東からバスに乗る場合、町を確認してから
市役所前で降りるべくブザーを押す余裕がある。
中国語がわからない日本人にはその方がわかりやすいかも。
萬巒と萬巒市役所前は50mくらいしか離れてませんし
歩く距離も長くありません。 -
いきなり豚足の山です。
豚足のみが籠に入れられトラックで納入されていました。
トラックの積み荷は豚足でいっぱい。
日本で売られている豚足は身などほんのちょっぴりですが、
中国や台湾で売ってる豚足はほんとに豚の脚をまんま
ぶった切った状態です。豚の太股って感じ。
毛を丁寧に処理した後、出荷されるっぽい。 -
ようやく萬巒の猪脚街に突入します。
平日でしかもお昼をはずしていたので人通りはそれほどでもないですが、
休日ともなると通りはごった返している様子。
ここの豚足は味がいいと評判なので台湾中の人が
たべにやってくるのです。
バスで団体ツアーが来たりもするんですよ。
車でテイクアウトする人は店先に路駐したりするので結構迷惑かけてました。 -
はい。萬巒の豚足を有名にした元祖というお店です。
海鴻飯店というお店です。
創業者「林海鴻」さんが60年前に秘伝のタレの豚足煮込みを考案したことから始まったそう。
秘伝のたれは創業以来継ぎ足し継ぎ足し使われているそうで、
日本の老舗のウナギやみたい。 -
はい。当然、猪脚をたのみました。
豚足を秘伝のたれでぐつぐつと煮込んだモノです。
醤油、砂糖、八角の風味がする濃い味付けの煮込み。
秘伝だそうですから教えてもらえないけど、酒とかも入れて
ニコンでるんかなぁ。紹興酒とか。
添えてあるたれは生のニンニクと生姜がたっぷり。
豚のうまみもたっぷり溶け出しているどろりとしたたれなので
おそらく豚足を煮込んだスープをベースに作っていると思う。 -
豚足を山盛りです。これはサイズは小です。
一見、大量に見えますが、豚足は骨も太いので思っているほどではありません。
ただ回りのテーブルを見ていると一人で来ているのに大を頼んでいる人もいるくらいです。
豚足の大と他のおかずを頼み、食べられなかった豚足はテイクアウト。
小を頼むより、大を頼んで持ち帰ったほうがコストパフォーマンスが高いからでしょう。
外国人観光客にはしづらいですけど。
だって晩ご飯もホテルの部屋で豚足つまむ・・・とかはちょっとイヤ。
台湾はうまいモノがいっぱいで胃袋がいくつあっても足りないので、同じメニューを一日に続けて食べるなんて考えられないのです。 -
自分の取り皿にレンゲでたれをとりわけ、豚足の切り身をつけながら頂きます。
ぷみっとした弾力とショッパカライニンニク醤油だれが絶妙です。
東南アジアでは生ニンニクはあまり辛みのない種類を使うことがおおいですが、この豚足のたれのニンニクは日本で流通しているニンニクに近い。
つまり、生で食べ過ぎると胃が荒れます。
胃腸が弱い方はご飯とか野菜とかバランスよく注文してたべるか、あまりたれをつけすぎない配慮がいるかもです。(私は大ジョブ。) -
ご飯を頼んでどんぶり風にしてみました。
山盛りご飯の上に豚足を一切れ入れ、たれをレンゲで一かけ。
うーん、たれの味が濃いのでこれでご飯一杯食べられそう。
客家料理はもともと味付けが濃いのが一般的ですが、
それにしても尋常じゃないくらいしょっからいです。
砂糖をちょっと加えてお湯で薄めるとどんぶりのたれとしての濃さがちょうど良くなって、たぶんたれだけで何杯もご飯くえます。
たれひとすくいでご飯一杯食べられるくらい濃厚です。
(豚足なしでたれがけご飯も勿論やってみた。)
ちなみに回りのテーブル見渡したら、子供が同じ食べ方してました。もしやお子様レベル? -
食べ終わった豚足の残骸。
山盛りの皿がでてきましたが、下の方にこんだけ骨が潜んでいるわけです。
この骨でスープとかとれそう?いや煮込んでいる間にエキス抜けてるか。 -
ぶつ切りにする前の豚足です。
煮込まれた豚足がでかい洗面器のなかに入っています。
台湾の人はこの桶のなかから自分で食べたい「脚」を選び、
おばちゃんに切ってもらっていましたが、
こういう豚足を食べ慣れない私はお任せでした。 -
こちらは豚のしっぽ、舌などです。
メニューによると「舌、尾、蹄」というものがありました。
舌やしっぽはわかるんだけど、蹄ってどの部分を食べるんだろう。
鳥の脚みたいにコラーゲン物質がこびりついているのだろうか???
客家の人々はどんな食材も無駄にしないとゆってましたが、
本当に綺麗に豚一頭成仏させるようです。 -
店頭で豚足の盛りつけ担当をしているおばちゃんです。
注文が入ると、この店頭にしつらえられたまな板で
ばん、ばん、ばんという音を立てて豚足をぶつ切りにします。
豪快です。 -
豚足とビール、ご飯の他に頼んだモノがこれ。
富貴蝦球です。海老フライのまよねーずがけ。
豚に海老にご飯で野菜がなんもないですが、
仕方ないので夜にバランスとって野菜食べたいと思います。 -
店内の様子です。
平日にもかかわらず昼の12時をすぎると満席になりました。
実は海鴻飯店は近隣に3店舗あります。
お客が捌ききれないので増やしたんでしょうね。 -
レジの横にあるのが包装部。テイクアウトコーナーです。
おうちですぐに食べる方はビニールに入れてもらうだけですが、
ここで真空パックにしてもらうこともできます。
またクロネコヤマトの宅急便で送ることも可能。
立栄航空の機内販売でも紹介されていました。
ちなみに台湾のクロネコヤマトの制服は日本と全く同じだった。 -
萬巒の豚足店のさらに奥はこんな感じです。
観光客目当てにこのあたりの名産品を売る店が出ています。
果物のジュースや薬草種、客家のお菓子までいろいろです。 -
旅の途中である我々ですから買えるモノは限られます。
客家の米を使った菓子をうっているばあちゃんにつられ
サツマイモのおもちを買いました。
「しょっぱいのと甘いのどっち?」っていわれたので
しょっぱいのにしましたが、なんと中に干しエビなどが
入った醤油ベースの餡が入っていました。
しょ、しょぱいってそういうことだったのか。
(片言日本語につられて買い物をした。) -
こちらは海鴻飯店の豚足を作っている工場です。
メイン通りに入り口がありますが、
ウナギの寝床のように縦長な形をしていました。
一人のにいちゃんが20個の鍋の管理をしておりまして、
たぶん、秘伝のたれが外部に漏れないように、
創業者の孫とかひ孫がやってるんだろうと思います。
(これは私の憶測。) -
ちょうど鍋から豚足を引き上げていました。
豚足を煮込んでいる煮汁はこのまま使うので、
豚足をひとつひとつ鍋から取り出していましたよ。 -
引き上げられた豚足が並んでいます。
お店で在庫がなくなると、次々とりに来るんでしょうかね。 -
ウナギの寝床の裏側から撮った写真。
左右に大鍋がずらりとならんでいるのです。 -
屏東駅です。屏東駅は潮州よりずっと都会でした。
マックとか何件もみかけたほどです。
屏東県では豚足を名物として、毎年「猪脚節」という祭りをやっています。
2011年は9月の24と25日がメインみたいです。
コンテストの投票は何ヶ月も前から行っておりますが。
今年は世界豚脚節と題しておりまして、ドイツとかアメリカとかいろんな国の豚足料理もエントリーしているようです。
残念ながら日本はエントリーしていないようですが、日本で豚足といえばやっぱり沖縄だと思うので、来年は沖縄とかも紹介してくれるといいなぁと思いました。
沖縄は台湾との交流事業が実に多いのに豚脚節に呼ばれてないのが意外だった。
個人的にアルゼンチンの豚足料理や南アフリカの豚足料理に興味があります。
韓国はホテルの中国料理のシェフが料理をするようですが、あの国はチョッパルストリートがあるくらい庶民にメジャーなので、中国料理のシェフが作るのは韓国風なのか、中国風なのかがよくわかんないなぁと。
ちなみに韓国の人が日本人をバカにするときにチョッパルというそうですが、私は韓国にチョッパル食べに行ったことあるけども、反日の人がみると共食いに見えたんでしょうかねぇ。まあどっちでもいいけど。
台湾では豚足は厄払いとしても食べるそうです。
前にいった中国の江南地方では豚足は子宝祈願だった。
運を運んでくる動物「豚」の同じ部位の料理でも民族によっていろいろ言い伝えが違うのだなぁと思いました。
萬巒猪脚 wan luan zhu jiao [豚足の醤油煮込み]
http://worldfoods.tabi-navis.com/asia/taiwan/wan-luan-zhu-jiao.html
龍蹄 ロンティ [豚の太股の醤油煮込み]
http://worldfoods.tabi-navis.com/asia/china/ronti.html
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