ヨーロッパ僻地巡りの旅①香港、ヘルシンキ(H23.8.20～H23.8.28)

2011/08/20 - 2011/08/28

1週間休暇を使ってヨーロッパの僻地に行きたいと思い、アイスランドのレイキャビクと、ノルウェーのロングイヤービーエンの僻地2か所(失礼)を巡る旅行を計画。
今回も一人旅で、1日1都市・6か国を巡ってきた。
費用は308,533円(飛行機249,412円、ホテル59,121円)。

この旅行記は、その途中に寄った香港とヘルシンキのものです。

旅程は以下の通り。
8/20 成田-香港-(機中泊)
8/21 ヘルシンキ-ベルリン(泊)
8/22 ベルリン-オスロ(泊)
8/23 オスロ-レイキャヴィーク(泊)
8/24 レイキャヴィーク-オスロ(泊)
8/25 オスロ-トロムソ-ロングイヤービーエン(泊)
8/26 ロングイヤービーエン-オスロ-コペンハーゲン-ダブリン(泊)
8/27 ダブリン-ヘルシンキ-(機中泊)
8/28 香港-成田

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 船 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は8月のヨーロッパ。
東京-ヨーロッパ間の飛行機は、8月中は夏休みのため30万円を下らない。
安く行く手段として思いついたのが、近隣の空港(海外)までマイルで行って、そこからヨーロッパを往復する方法。
しらみつぶしに探して、香港からヘルシンキ経由でヨーロッパへ行くことに決定。香港まではJALのマイルを使ってキャセイパシフィックで往復(2万マイル+17,000円)。香港からはFINNAIRでヘルシンキを往復(99,000円)することに。
かなり節約に成功(^^)。

羽田空港国際線ターミナルは随分空いている。
夏休みも終わりだからかな。

マイルで取ったキャセイパシフィック。
羽田発は結構なんだけど、出発は16:25だったので、香港ではあんまり遊べなくて残念。。
なんかJALも破たん後、休日にマイルで取れる飛行機が随分少なくなったよね。ANAは昔から全然取れないけど。

乗り込みます。旅の始まりです。

窓のない席に座らされて、圧迫感たっぷりのフライトを何とか終えて、香港国際空港。
3時間40分の乗り継ぎ時間がある。。チェックインして荷物預けようと思ったが、FINNAIRのカウンターが開いてない。
とりあえずチェックイン機でチェックインのみ済ませ、荷物を預り所に預けてお出かけ。

エアポートエクスプレスは歩いてすぐだから便利。

たぶん5分後に来るということらしい。

結構きれいなエアポートエクスプレス車内。

速度も速くて快適。

九龍駅で降りる。

駅周辺をうろつく。
こういう感じ。香港ぽくてテンション上がるなあ。

ここの夜景が見たくて、九龍駅から南昌駅に戻り、乗り換えて尖東駅へ。
結構時間がかかってしまう。。
そろそろ戻らないとやばい。

九龍からエアポートエクスプレス乗りたかったけど、タクシーがお客さん大行列でとても並ぶ時間が無い！
尖東-南昌-青衣-空港とアホみたいに2回も乗り換えて空港は出発の30分前に到着。
なんと荷物を預けていないのに、FINNAIRのカウンターは既に閉鎖！
案内所に行くととにかく搭乗ゲートに向かえと言うのでスーツケースを持ったまま走って手荷物検査場へ。

つづく…

検査場の入口にいたおねいさんにデカイスーツケースを止められて、荷物を預けたいのにカウンターが閉まってて。。でもチェックインはしてる！と半泣きで説明。
するとおねいさんがFINNAIRの搭乗ゲートに無線で連絡を取ってくれて、乗れるから急いで！と。
搭乗ゲートまでは無人モノレールみたいなのに乗ったり、すごく長いエレベーターを登ったり降りたりするので結局20分ぐらいかかってしまった。
しかし、FINNAIRの制服を着た中国人従業員多数に睨まれながら、何とか滑り込みセーフ。命拾いした。ここで繋がらなかったらこの旅はどうなってたか。。。

空港へは余裕を持って出かけましょう！

香港発は0:25発(自分がいたのでたぶん10分ぐらい遅れてるけど。。)で、ヘルシンキは6:25着。
深夜の機内食を食べて、グースカ寝て、目が覚めると夜が明けていた。
朝焼けがとてもきれい。

ヘルシンキ/ヴァンター国際空港に着陸。
すごくきれいな朝焼けに感動。
とりあえず無事ヨーロッパ入り！

入国管理は以前に比べて厳しい。
いろいろ細かく聞かれた。
やっぱりオスロのテロ以降、北欧も警戒を強化しているのかな。

VANTAA国際空港は結構小さい空港だ。
前回は初めてのヨーロッパだったから、なんかあんまり良く分からなかったが、改めてみてみると小さいなあ。
ターミナル間は遠いけどね。。

とりあえずここでユーロに両替。その日の相場は1ユーロ111円ぐらいだったが、ここの両替所は120円。円に戻す場合は99円！とんでもないレートだ。
でもあんまりそんな感覚もなく4万円も両替してしまった。。

荷物をコインロッカーに預けて、ヘルシンキ市内へ。
FINNAIRのバスに乗る。

バスを降りるとヘルシンキ駅。
向かい側にはSOKOS HOTEL。去年の2月に初ヨーロッパでここに来た時に泊まったなあ。。とちょっと感慨深い。
あの時はマイナス18度(!)の酷寒の世界だったが、夏は普通に暖かいんだ。。

さて。
今回のヘルシンキは泊まりなしで、15:35発の便でベルリンなので、遊べるのは午前中。
とりあえず前回寒すぎてとても行けなかったスオメンリンナ要塞へ行こうかね。

この辺の港から船がでているそうな。

船の時間が少しあるから近所を散策。
ヘルシンキ大聖堂が近いぞ。

あー。前回冬だったから、全然雪が無い大聖堂が新鮮だ。。

さらにちょこっと歩きます。

ウスペンスキ寺院。
朝早いからとりあえず外から見るだけね。

ここの船乗り場も雪一面だったなー(しつこい?)

さて、船に乗る。
鬼が島に行く船みたいだ。

なかはいい雰囲気。
真ん中にあるハンドルみたいなのはタイタニックで見たな。。
全速後進！とか言いながらチリリン！と鳴らす。

スオメンリンナ要塞にはすぐ着きます。

接岸。

どこに行ったらいいかよくわからんけど、iPadで地図を見ながらテキトーに南の方へ行く。
途中分かれ道があって、迷っているとお爺さんが声をかけてくれたが何を言っているのか全く分からなかった。
しかし私がiPad持っているのが分かると、これがあるなら心配ないな！みたいな雰囲気で笑いながら去って行った。。親切なお爺さんだなあ。。

なんかそれらしくなってきたぞ。

鳥がいます。何の鳥でしょうか。鳥にうとくてすいませんねえ。
ホオジロとかなら分かるんですが。

ちょっとトイレに行きたくなったので寄り道。
清潔なトイレで結構だが、ドアに貼ってある男女の絵がなんか十字架みたいで怖い。。考えすぎ?

自然がいっぱいです。人工物はほとんどなく。。

要塞らしくなってきました。

砲台が並んでます。

向こう側にHELSINKIとTALLINNを結ぶ、VIKING LINEが。
あれに乗ってタリン行ったな〜としみじみ。。

涼しくていいところです。
人が全然いなくてホントいいな。

こんな砲台もあります。

飲み食いをするような机が並んでますが、店はやってませんでした。
シーズンオフ?な訳ないよな。この季節に営業しなきゃ冬なんか絶対無理だもん。時間が早かっただけか。

門をくぐったりしてちょっと楽しい。

ここにも鳥が。
人に慣れているようで近づいても逃げません。

もと来た道を帰ります。

公園でひと休み。
公園の風景は世界中一緒なんでしょうかねえ。

ブランコ。丸い。

帰る船が来ました。

私は来るときに往復切符を買ったのに、帰りも片道切符を買ってしまったようです。まいっか。

人々の往来はけっこうあります。
通勤や通学、ちょっとお買い物みたいな感覚でみんな利用している感じ。

さっきみた船かな。
でかいなあ相変わらず。

ヘルシンキ市内に戻ってきた。

あんまり時間がない。ちょっと歩いて空港へ。

自然が多くて綺麗な街です。ヘルシンキ。
2回目だったので、今回はスオメンリンナ要塞だけ、という感じでした。

ヴァンター国際空港から、エアベルリンを使ってベルリンへ。
ドイツ人のちびっこ達がいっぱいいました。

ヘルシンキは2回目だったし、時間もあんまりなかったので、かなり流した感あり。
今度来るときはなんだろなー。オーロラかな〜。

さ、つぎは初めてのドイツ。楽しみだなー