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 今回のブログも、アメリカ桜旅の続きである。アメリカ桜旅の最終地はニューヨークだった。ジョージア州から北に上るに連れて寒さが加わる。はたしてニューヨークで桜の開花を見れるのか。私は一抹の不安を抱きながら2008年4月1日、ニューヨーク入りした。満開とは言えなかったけれど日本からの老爺の一人旅を歓迎するが如く、緋桜は咲いていたのである。<br />  フィラデルフィアからニューヨークまでの移動(所要時間1時間半)は又してもアムトラックの鉄道旅だった。コーチ車(普通車)だったけれど、ゆったりして居心地がよかった。3分の1位は空席だった。ニューヨークはマンハッタン島のど真ん中、ペンステーションに1時20分に到着した。<br /> 私が日本で予約しておいたホテルはペンステーションの真向かいのホテルペンシルベニアだ。ニューヨークのホテルは桜旅最後の地だし、帰る時、ケネデイ空港に行くにも便利だと思って、奮発して1泊22,000円のこのホテルにしたのだ。もう一つ、見栄を切って高いホテルを取った理由があった。それは、ニューヨークの桜の案内は長男の嫁の姉さんのM子さん(ニューヨーク滞在7年、シナリオライター)がしてくれることになっていた。「妹の旦那のお父さんって、100ドルの安ホテルしか泊らないのよ」なんて思われたくなかったのである。<br /> 映画やテレビにも登場するこのホテルは物凄くでかい。客室が900室もある。フロントでチェックインするまではリッチな気分だったが、部屋に入ってガックリ。バスは熱湯しか出ないし、テレビも故障。私は怒りがムラムラと湧いてきた。私はフロントに行ってクレームをつけた。そういう時はスタッフから、部屋に来て見てもらう事が一番いい。フロントではその部屋がまともな部屋でない事を知っていたらしく、別の部屋と替えてくれた。でも、その部屋も古ぼけた粗末な部屋だった。<br /> 私はニューヨークに6回行っているが、いつも、マンハッタン島のUpper area の1泊100ドル位の安ホテルに泊る。ホテルペンシルベニアは便利というだけで、いつも使っているホテルと大して変わりはなかった。(見栄は張るもでないという教訓を得た)<br /> しばらくして、M子さんが翌日の桜探訪の打ち合わせに来てくれた。<br /> 「ニューヨークの場所のいい所のホテルではは安いくらいよ。先日、オープンしたPホテルは1泊550ドルですって」、とM子さんは言った。ニューヨークのダウンタウンのホテル代は世界一高いのだそうだ。<br /> M子さんから案内してもらって、タイムズスクエアの近くの(以前と場所が違っている)安チケット売り場(当日券)でミュージカルの「メロディ ライン」のチケットを50%OFFで購入した。M子さんとはそこで別けれて、後はニューヨークのダウンタウンをぶらついた。<br /> 私はニューヨークの雑踏の中を歩くのが好きだ。世界への発信地のような生き生きとした町、世界の民族のルツボのような町が好き。そこに住んでいるアジア系のアメリカ人のような振りをしていれば全然怖くない。<br /> やはり、ブロードウエイのミュージカルはすごい。どんな端役でも真剣に演じている。ダンスも歌も日本のミュージカルより上手い。ミュージカルに酔いしれて就寝したのは1時過ぎだった。<br /> 翌朝、10時からニューヨーク桜探訪開始。最初に訪ねたのがニューヨーク植物園だった。その中に日本庭園があった。咲いていた。10本程の、緋桜が私達を歓迎するかの如く咲き乱れていた。<br /> 次に訪ねたのがハドソン川岸辺。残念ながら、まだ蕾だった。4月中旬になるとニューヨーク市民がポトマック河畔に劣らず押しかけるのだそうだ。「蕾の桜もいいもんだ」なんて負け惜しみを言いながら近くの「SAKURA PARK」に移動した。<br /> この、公園は今上天皇、皇后が、皇太子、皇太子妃だった1960年代の初め、ニューヨークをご訪問された時、この地に桜を植樹されたのだそうだ。その公園の染井吉野もまだ咲いていなかったがとても管理が行き届いていた。<br /> さて、次なるは、セントラル パークへ。ここにも日本庭園がある。染井吉野はまだだった。緋桜の若木がところどころに咲いていた。 「この程度か」 内心、諦めて帰ろうとした。その時、傾きかかった太陽に照らされて、燦然と輝いて、目に沁みるような緋桜が1本が咲き誇っていたのである。<br />「すげえー」、私は歓喜の声をあげた。M子さんも「ステキー」なんて言って、バチバチとシャッターを切っていた。<br /> あの時の感動は終生忘れられないであろう。私の桜に対する執念が、1本の桜の花となって現れて来たような気がした。<br /><br /> 

アメリカ桜旅 5 ニューヨーク市の桜

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2008/04/01 - 2008/04/04

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ゆらのと

ゆらのとさん

 今回のブログも、アメリカ桜旅の続きである。アメリカ桜旅の最終地はニューヨークだった。ジョージア州から北に上るに連れて寒さが加わる。はたしてニューヨークで桜の開花を見れるのか。私は一抹の不安を抱きながら2008年4月1日、ニューヨーク入りした。満開とは言えなかったけれど日本からの老爺の一人旅を歓迎するが如く、緋桜は咲いていたのである。
フィラデルフィアからニューヨークまでの移動(所要時間1時間半)は又してもアムトラックの鉄道旅だった。コーチ車(普通車)だったけれど、ゆったりして居心地がよかった。3分の1位は空席だった。ニューヨークはマンハッタン島のど真ん中、ペンステーションに1時20分に到着した。
 私が日本で予約しておいたホテルはペンステーションの真向かいのホテルペンシルベニアだ。ニューヨークのホテルは桜旅最後の地だし、帰る時、ケネデイ空港に行くにも便利だと思って、奮発して1泊22,000円のこのホテルにしたのだ。もう一つ、見栄を切って高いホテルを取った理由があった。それは、ニューヨークの桜の案内は長男の嫁の姉さんのM子さん(ニューヨーク滞在7年、シナリオライター)がしてくれることになっていた。「妹の旦那のお父さんって、100ドルの安ホテルしか泊らないのよ」なんて思われたくなかったのである。
 映画やテレビにも登場するこのホテルは物凄くでかい。客室が900室もある。フロントでチェックインするまではリッチな気分だったが、部屋に入ってガックリ。バスは熱湯しか出ないし、テレビも故障。私は怒りがムラムラと湧いてきた。私はフロントに行ってクレームをつけた。そういう時はスタッフから、部屋に来て見てもらう事が一番いい。フロントではその部屋がまともな部屋でない事を知っていたらしく、別の部屋と替えてくれた。でも、その部屋も古ぼけた粗末な部屋だった。
 私はニューヨークに6回行っているが、いつも、マンハッタン島のUpper area の1泊100ドル位の安ホテルに泊る。ホテルペンシルベニアは便利というだけで、いつも使っているホテルと大して変わりはなかった。(見栄は張るもでないという教訓を得た)
 しばらくして、M子さんが翌日の桜探訪の打ち合わせに来てくれた。
 「ニューヨークの場所のいい所のホテルではは安いくらいよ。先日、オープンしたPホテルは1泊550ドルですって」、とM子さんは言った。ニューヨークのダウンタウンのホテル代は世界一高いのだそうだ。
 M子さんから案内してもらって、タイムズスクエアの近くの(以前と場所が違っている)安チケット売り場(当日券)でミュージカルの「メロディ ライン」のチケットを50%OFFで購入した。M子さんとはそこで別けれて、後はニューヨークのダウンタウンをぶらついた。
 私はニューヨークの雑踏の中を歩くのが好きだ。世界への発信地のような生き生きとした町、世界の民族のルツボのような町が好き。そこに住んでいるアジア系のアメリカ人のような振りをしていれば全然怖くない。
 やはり、ブロードウエイのミュージカルはすごい。どんな端役でも真剣に演じている。ダンスも歌も日本のミュージカルより上手い。ミュージカルに酔いしれて就寝したのは1時過ぎだった。
 翌朝、10時からニューヨーク桜探訪開始。最初に訪ねたのがニューヨーク植物園だった。その中に日本庭園があった。咲いていた。10本程の、緋桜が私達を歓迎するかの如く咲き乱れていた。
 次に訪ねたのがハドソン川岸辺。残念ながら、まだ蕾だった。4月中旬になるとニューヨーク市民がポトマック河畔に劣らず押しかけるのだそうだ。「蕾の桜もいいもんだ」なんて負け惜しみを言いながら近くの「SAKURA PARK」に移動した。
 この、公園は今上天皇、皇后が、皇太子、皇太子妃だった1960年代の初め、ニューヨークをご訪問された時、この地に桜を植樹されたのだそうだ。その公園の染井吉野もまだ咲いていなかったがとても管理が行き届いていた。
 さて、次なるは、セントラル パークへ。ここにも日本庭園がある。染井吉野はまだだった。緋桜の若木がところどころに咲いていた。 「この程度か」 内心、諦めて帰ろうとした。その時、傾きかかった太陽に照らされて、燦然と輝いて、目に沁みるような緋桜が1本が咲き誇っていたのである。
「すげえー」、私は歓喜の声をあげた。M子さんも「ステキー」なんて言って、バチバチとシャッターを切っていた。
 あの時の感動は終生忘れられないであろう。私の桜に対する執念が、1本の桜の花となって現れて来たような気がした。

 

同行者
一人旅
交通手段
鉄道 飛行機
旅行の手配内容
個別手配
  • ニューヨーク市植物園ないの日本庭園の桜。日本の城下町の古い庭園のような雰囲気だった。

    ニューヨーク市植物園ないの日本庭園の桜。日本の城下町の古い庭園のような雰囲気だった。

  • 桜パークの桜。今上天皇が皇太子時代美智子妃とご一緒に訪問されたのを記念して造られた。

    桜パークの桜。今上天皇が皇太子時代美智子妃とご一緒に訪問されたのを記念して造られた。

  • セントラルパークには所々に桜が観られた。未だ寒くて蕾の状態だったが、この1本は見事に開花していた。(表紙の桜と同じ)

    セントラルパークには所々に桜が観られた。未だ寒くて蕾の状態だったが、この1本は見事に開花していた。(表紙の桜と同じ)

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