撮影散策お休みの週末に、クリスタルな滴の世界で遊ぶ

2011/08/27 - 2011/08/27

これといって写真を撮るつもりもなく、ただの医者通いや買い物に行くだけでも、念のためにカバンの中にカメラを忍ばせておいて良かった、と思うことは多々あります。
ましてや、この週末は撮影散策をお休みしようと思っていたから。
思いがけないひとときの撮影タイムに興じることができると、それがささいな被写体でも、狙って出かけた以上に喜びは倍増します。

はじめは金網の塀の向こうに見えた、中学校の校庭の花壇のサルビアに目をつけたのがきっかけでした。
一度、カバンからカメラを取り出すと、カメラをカバンにしまった後でも、目がカメラ・モードになり、積極的に被写体を探すようになります。

おかげで撮影散策がお休みになるはずだった週末でも、また撮影を楽しむことができました。
そのクライマックスが、ひるがおのハート形の葉っぱの上に転がっていた、クリスタルのような滴でした。

エリア 川越(埼玉)

私もかつて通った中学の校庭の花壇のサルビア・その１

背景のオレンジはキバナコスモスです。
この中学の卒業生とはいえ、いまはよそ者なので、金網の外から撮影します。

私もかつて通った中学の校庭の花壇のサルビア・その２

サルビアはもっと群生していたけれど、金網の外からだとせっかくの群生でもこういう風に一部しか撮れません。
でも代わりに、金網を前ぼけに利用しました。

私もかつて通った中学の校庭の花壇のサルビア・その３

金網から顔を出す白鳥草ことガウラ

金網の後ろのオミナエシを背景に

青と黄色の羽根を持つ小さな蛾

蛾だと分かっていたけれど、とてもきれいな蛾でした。

お花のようなサボテン

いつもは自転車で行く医者から歩いて家に帰る途中、小さな商店街の店の脇で見つけました。

もうだいぶ咲きそろい始めた線路脇の黄金色のキバナコスモス

たくさん咲いていたニラの花・その１

たくさん咲いていたニラの花・その２

一日しか咲かないけれど、次々と花をつける純白のムクゲ

芸術的なフヨウの花の中心

めしべのてっぺんにピントを合わせるのに苦労しました。

歩道の生け垣に絡み付くように咲くひるがおの横顔

ひるがおを摘むと雨が降る、という迷信というか言い伝えのようなものは今でもあるでしょうか。
子供の頃、それを試そうと、学校帰りにひるがおの花をむしったことがあります。
子供だったとはいえ、まあなんと残酷なことを@
そうしたら家に着く前に雨が降ったので、言い伝えを馬鹿にできないと子供心に思った覚えがあります。

甘いピンクの花がたくさん咲いていたひるがお

ハート形の葉っぱの上の、クリスタルな滴に目を奪われる

午前中にぱらっと降った雨の滴が残っていたようです。
ころころときれいに丸まっていて、まさにクリスタルの粒のようでた。
よぉし、これをスーパーマクロモードでチャレンジするぞ！

ぷっくらと、わらび餅みたいな滴

一時、太陽が戻ってきて

大きな粒のまわりに小さな粒が集まって

合体して大きくなっていく滴

葉っぱの縁にある滴がいまにも落ちそうで、しぶとく落ちない@

行儀よく並んだ滴

残念ですが、再び日が陰ってしまいました。
でも、幸い滴は変わらずに光っていました。

さあ、召し上がれ@

たくさんたくさんの滴を狙いたいけど、どう撮ろうか

雲に隠れた日差しが、もう一度戻ってきて滴を照らしました。

ハートの葉っぱにクリスタルの妖精たち

わぁい、たくさんの葉っぱにたくさんの宝石@

ひるがおの葉っぱでできた妖精の国

いまにも落ちそうな位置に、こんもり丸々と透明な玉

ぷにぷに

複雑に重なるひるがおの葉っぱの上に

親指姫たちのごちそう@

いまにも合体しそうな滴２つ

ひるがおの涙

ぷくーんと膨らむ

葉脈が透けて見える

滴をたくわえたひるがおの団地

見て見て@

葉っぱの奥にひそむ滴たち

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この週末、本当はひまわり撮影を予定していました。
でも、７月のコーカサス旅行の最終日前夜にひどい腰痛を数年ぶりにぶりかえして以来、完全に回復していなくて、腰痛になりやすくなってしまいました（泣）。
なのでこの週末は無理するのはやめました。
実は９月のシルバーウィークに次の海外旅行の予定があるから。
１年に２回も海外旅行に行くのは、去年2010年もやってみて、私でもやれそうと思ったので、続けてのチャレンジです。
真夏の７月ではとても暑くてとても行けないウズベキスタンがターゲットです。
だけど、来年からはきっと、いつものようにせいぜい１年に１回に戻りそう。

次の旅行についてはこのニフティのブログ（「まみ’s Travel Diary」）に書きました。
が、なっが〜い記事なので、あしからず。

「今年も２度目の海外旅行を計画中」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2011/08/post-087f.html