いざ東北

2011/08/22 - 2011/08/25

東日本大震災の復興を支援する冊子に書かれていたフレーズ。
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いざ東北

ここは東北の一大事
東北に足を運んでいただき
東北の宿でゆっくりすることも
現代版の「いざ東北」だと思います。
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震災から5カ月たった今、東北のために観光をし、合わせて東北の現状をこの目で見聞しよう。

そんな、3泊4日の宮城県への一人旅です。

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被災地を見に行く、ということに関しては様々な意見があると思います。
震災から5カ月がたった今、「実際に自分の目で見て何か感じてほしい」とおっしゃる被災地の方や、他県の子どもに被災地の様子を見せようというバスツアーまであったりする一方で、私自身「被災された方々の心情を考えたらいかがなものか」という後ろめたさも半ばありました。

ただ、このたび被災地に行ってみて感じたのは、

「東日本大震災」というものの総体を理解する上で、テレビを視聴して認識可能な範囲と、実地で体感しうる領域とででは大きな差異があり、
被災地域に配慮する当然のモラルを堅持した上で訪問するのであれば、その経験を経た上で保持する持論もしくは詩論に基づく行為は、より被災者の思いに近づけると同時に被災地復興と今後起きうる震災への対応に向け確実に有意義なものへ前進するのではないのか、ということです。

私自身、このたびの経験を活かせるよう心がけたく思います。

また、震災によって亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると同時に、被災地域のいち早い復興を心よりお祈り申し上げます。

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8月22日

　　　　　　　横浜駅より湘南新宿ラインに乗車
　　　　　　　新宿駅に到着。
08時45分　新宿駅西口から高速バスにて出発
14時12分　仙台駅東口に到着
14時33分　仙台空港アクセス線乗車
14時57分　美田園駅到着
15時08分　代行バス乗車
15時20分　仙台空港到着
　　　　　　　仙台空港内をまわる。
　　　　　　　飛行機撮影ポイントへ移動し、写真を撮影。

18時30分　代行バス乗車
18時40分　美園田駅到着
19時20分　仙台空港アクセス線乗車
19時41分　仙台駅到着
　　　　　　　仙台市交通局地下鉄に乗車
　　　　　　　勾当台公園駅で下車
　　　　　　　徒歩で移動、カプセルホテル「リーブス」にて宿泊。
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8月23日

05時47分　勾当台公園駅より地下鉄に乗車
06時00分　仙台駅より東北本線乗車
06時44分　小牛田駅到着
07時12分　石巻線乗車
07時59分　石巻駅到着
　　　　　　　石巻市沿岸部をまわり東松島市へ徒歩で移動。
11時59分　陸前赤井駅より仙石線に乗車。
12時06分　矢本駅に到着
　　　　　　　航空自衛隊松島基地、仙石線沿線をまわる
14時03分　矢本駅前より仙石線代行バスに乗車。
14時59分　松島海岸駅に到着
　　　　　　　松島海岸、弁天堂をまわる
16時07分　松島海岸駅より仙石線に乗車
16時45分　仙台駅に到着
17時13分　仙台駅より地下鉄に乗車
　　　　　　　勾当台公園駅に到着、徒歩で移動。
　　　　　　　カプセルホテル「リーブス」にて宿泊。
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8月24日

05時47分　勾当台公園駅より地下鉄に乗車
06時00分　仙台駅より東北本線乗車
06時44分　小牛田駅到着
07時12分　石巻線乗車
07時31分　前谷地駅到着
07時33分　気仙沼線乗車
07時57分　柳津駅到着、南三陸町中心部へ徒歩で移動
10時48分　南三陸町中心部に到達。
　　　　　　　南三陸町沿岸部をまわる
15時44分　志津川駅前バス停より代行バスに乗車
16時18分　柳津駅に到着
16時22分　気仙沼線に乗車
16時46分　前谷地駅到着
16時49分　石巻線乗車
17時05分　小牛田駅到着
17時10分　東北本線乗車
17時57分　仙台駅到着
　　　　　　　仙台駅より地下鉄に乗車
　　　　　　　勾当台公園駅に到着、徒歩で移動。
　　　　　　　カプセルホテル「リーブス」にて宿泊
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8月25日

　　　　　　　勾当台公園駅より地下鉄に乗車、仙台駅に到着。
09時20分　仙台市交通局観光路線バス「るーぷる仙台」に乗車
09時43分　瑞鳳殿前バス停に到着
　　　　　　　瑞鳳殿を散策
10時44分　瑞鳳殿前バス停より「るーぷる仙台」に乗車
10時57分　仙台城跡バス停に到着
　　　　　　　宮城県護国神社・仙台城跡・青葉城資料展示館
　　　　　　　仙台城見聞館を散策
13時07分　仙台城跡バス停より「るーぷる仙台」に乗車
13時36分　大崎八幡宮バス停に到着
　　　　　　　大崎八幡宮を散策
13時54分　大崎八幡宮バス停より「るーぷる仙台」に乗車
14時10分　仙台駅バス停に到着
14時20分　仙台駅より東北本線に乗車
14時33分　国府多賀城駅に到着
　　　　　　　徒歩で多賀城方面へ移動
　　　　　　　館前遺跡・多賀城外郭南門跡・多賀城碑
　　　　　　　多賀城政庁跡を散策
15時44分　国府多賀城駅より東北本線に乗車
15時59分　仙台駅に到着
17時30分　仙台駅東口より高速バスに乗車
23時02分　新宿駅西口に到着
　　　　　　　ＪＲ山手線・東急東横線にて帰宅

エリア 南三陸・登米(宮城)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

8月22日

横浜駅から湘南新宿ラインにて新宿駅に到着。

今回利用する高速バス「WILLER EXPRESS」の乗り場目指して西口地下道を歩く。

新宿住友ビルに到着。WILLER EXPRESSのカウンターはこのビルの中に入っている。

WILLER EXPRESSのカウンターに到着。高速バスのカウンターとは思えないほどきれいで整っている。写真右側にある機械でチェックインを行う。また、左側には旅行用品や弁当が売っている売店がある。

発車前に、カウンタースペースとは通路をはさんで向かい側にある乗車スペースに移動する。
行き先によって並ぶ所が異なるので、ここにバスが来るのかとおもったら、ここから係員さんの誘導で別のフロアに移動しますｗ

こちらが今回乗車するWILLER EXPRESS。安さと快適性で最近急成長中のバス会社。テレビ番組「ガイアの夜明け」でも取り上げられている。

因みに自身が手配した新宿-仙台のお値段は、片道2450円ですｗ

WILLER EXPRESSの座席。フットレスト、レッグレスト、ヘッドレスト完備。

08時45分、バスは新宿を発車し、池袋を経由して東北自動車道に乗る。

栃木県佐野市、佐野サービスエリアに到着。ここで1回目の休憩。

佐野サービスエリアには震災復興関連と思われる警察車両が何台も停車していました。

福島県本宮市、安達太良サービスエリアに到着。ここで2回目の休憩。

安達太良サービスエリアで売られていた、てるてる坊主「みんな元気になあれ」。思わず買ってしまいましたｗ

売上金額の一部は義援金になるそうです。

14時12分、予定より早く仙台駅東口に到着。

初めての仙台駅ｗ

仙台空港で飛行機撮影がしたかったので、仙台空港アクセス線に乗車。

仙台空港 空港

ワンマン運転のため、運転席上部にホームの様子が映し出されるしくみになっている。

駅についても扉が開かないと思ったら、ボタン式でしたｗ

美田園駅に到着。

美田園駅から先は震災後の復旧工事中のため代行バス。

代行バスに乗車し、空港に近付くにつれて津波の爪痕があちらこちらに散見されるようになる。

ニュースを見て知っていたつもりでも、仙台市内でここまで被災している事実に衝撃を受けました。

仙台空港に到着。

仙台空港 空港

仙台空港のターミナルビルは、デザイン性に優れた非常に美しい建物でした。

仙台空港 空港

ターミナルビルを出て、飛行機写真の撮影ポイントまで移動。
※仙台空港ターミナルビル展望デッキは、震災の影響で8月22日現在閉鎖中です。


川（貞山堀）が近いため、被害個所も多いです。

仙台空港 空港

移動中に着陸機を撮影。IBEXのCRJ-700。







拡大写真・機体情報
http://flyteam.jp/photo/IBX/Bombardier-CL-600-2C10-Regional-Jet-CRJ-702/84368/L

RWY27北側の撮影ポイントに到着。AIRDOの737-500を撮影。
8機程度撮影の後、仙台空港ターミナルビルへもどる。




拡大写真・機体情報
http://flyteam.jp/photo/ADO/Boeing-737-54K/84447/L

仙台空港 空港

ターミナルに戻る途中で。

津波で被災した第二臨空公園内の建物。おそらく管理棟だったものと思われる。
地図上ではあるはずのアプローチライトもどこにも見当たらない。

仙台空港に再び戻って美田園駅に戻る代行バスを待つ。

到着ロビーにて。
写真中央の柱に青い印が貼られているが、これが津波の到達地点（3.02m）。

仙台空港 空港

空港内には、全国・世界中から寄せられた応援メッセージが飾られている。

2階国際線エリアで、アメリカ国旗と日本国旗が掲げられ何かの式典の準備がされていた。

後日調べてみると、この翌日アメリカのバイデン副大統領が仙台空港を訪れ、それを宮城県の村井知事が出迎えたそうです。

仙台空港 空港

代行バスに乗って再び美田園駅まで戻ってきました。

仙台駅に到着し、仙台市営地下鉄に乗車。
これで、横浜以北の全公営鉄道に乗車したことになりますｗ


勾当台公園駅まで乗車し、カプセルホテル「リーブス」にて宿泊。

勾当台公園駅 駅

8月23日

06時00分の東北本線に乗るため、勾当台公園駅から始発の地下鉄に乗車、仙台駅に到着。

勾当台公園駅 駅

東北本線に乗車。

扉の開閉がボタン式なのは仙台空港アクセス線だけなのかと思ったら、仙台のＪＲはすべてボタンのようでした。

今度は停車中の電車の前で扉が開くのを待ってしまいました…

仙台空港 空港

小牛田駅に到着。読みが「こごた」なので、自分が「小牛田」と書いたときに「小午田」を間違えて書いたのかと思って書き直してました…

小牛田でＪＲ石巻線に乗り換える。

小牛田駅 駅

石巻駅に到着。女川方面は震災の影響で不通となているため、駅名版にシールが貼られている。

石巻駅構内にある人気漫画「サイボーグ009」のステンドグラス。

このたび石巻に来て、石ノ森正太郎の出身地がすぐ近くの登米市であることを初めて知りました。

石巻駅 駅

駅前の通りは自転車用通路が設けられている。

駅を出て丘を越えるまでは震災の跡を全く感じさせない街並みでしたが、丘を越えた途端、この風景で言葉を失う。

瓦礫が一か所に集積されている。後に見る南三陸町の集積場所と比べてもこちらのほうが量が多いかもしれない。

東松島市の方向（西へ）歩いていくことにしました。

信号はまだいたるところで復旧していません。

あの高さまで波が来たのでしょうか。

県道247号線の定川大橋が封鎖中のため、定川沿いを北上します。

今回の宮城県への訪問では実によく鷺（おそらくアオサギ）を見かけました。

13km程歩いて足がへとへとになってしまったのと、仙石線に乗ってみたいという思いがあったので、陸前赤井駅から矢本駅目指して仙石線に乗車。

矢本駅に到着。

ここから、8月20日に「ありがとう東松島元気フェスタ」が開かれていた、航空自衛隊松島基地を目指します。

矢本駅 駅

震災に関係なく、松島基地に来るのが今回初めてだったので、これたというだけでちょっぴり達成感がありましたｗ

ブルーインパルスはもう帰っちゃったかな。

松島基地周辺、東松島市の被害も甚大です。

矢本駅に戻って不通になっている仙台方面を眺める。
復旧工事がされているのか線路が新しく見えます。

矢本駅 駅

矢本駅から不通区間の代行バスに乗車。仙石線が不通になっている区間は矢本駅〜高城町駅ですが、バスは松島海岸駅まで走ります。

松島海岸駅までの間、仙石線の甚大な被害の様子を目の当たりにしましたが、多くの地元の方が乗り降りするバスなので車内からの撮影は控えました。

松島海岸駅に到着。当初はそのまま仙台に戻るつもりでしたが、せっかく早くから復興が進んでいる松島まで来たので、少し観光地を見ていくことにしました。

松島海岸駅 駅

ただ、松島海岸もまだ震災の影響は残っています。

松島海岸駅 駅

五大堂に行きました。

現在の五大堂は伊達政宗が再建させたもので、東北地方最古の桃山建築なのだそうです。
五大堂そのものの歴史は坂上田村麻呂がこの場所に毘沙門堂を建立したことに始まります。

松島と言えば日本三景。江戸時代に定められた場所ですが、現代も変わりなく非常に美しく感じます。

松島海岸駅まで戻る途中、こちらのお店で牛タン弁当（1300円）を購入ｗ

松島海岸駅 駅

松島海岸駅に到着。ホームから海を臨むことができます。

仙石線の現在不通になっている区間においても、ここの様に景色が美しかったんだろうなという箇所が、ここまで来るバスの中からいくつか見られました。

震災前に一度来てみたかったです。

松島海岸駅 駅

仙石線に乗って仙台まで戻ります。

この車体に乗って、仙石線が電化されている路線であることに初めて気づきました。

さっき陸前赤井駅〜矢本駅の区間で乗車した気動車は、臨時で投入された車体のようです。

仙台駅に到着。

東口のヨドバシカメラでちょっとお買いものｗ

ヨドバシカメラのキャラクターは全てその駅に乗り入れる路線の車体。
新車両が導入されるとキャラクターも新車になるのが微妙に面白い。

地元横浜のヨドバシカメラには東海道くん、東横くん、京急ちゃん、相鉄くんがいますが、ここは東北くんかなｗ

西口まで戻って地下鉄に乗車。

勾当台公園駅まで乗車し、カプセルホテル「リーブス」で2泊目。

勾当台公園駅 駅

8月24日

昨日と同様、勾当台公園駅から始発の地下鉄に乗って仙台駅へ。

勾当台公園駅 駅

仙台駅で東北本線に乗車。小牛田で石巻線に乗り換えます。

小牛田駅 駅

前谷地駅で気仙沼線に乗り換え柳津駅を目指します。

柳津駅に到着。ここから南三陸町へ歩きます。

柳津駅 駅

国道沿いに建てられていた「佐々木更三先生生誕の地」と書かれた碑。
佐々木更三というのは戦後、日本社会党の委員長を務めた政治家。

道行くことさらに2km程。この先に伊達小次郎のお墓があるという案内。
行きたかったのですが、時間の見当がつかなかったので、行きませんでした。

伊達小次郎は伊達政宗の弟。兄弟対立で政宗によって殺害されたといわれています。

昨日より気温が暖かくなり、ミンミンゼミがよく鳴いていました。

10km程行ったところで、ようやく海が見えるところまでやってきました。

海水に浸った木だけ枯れて色が変わっているのでしょうか。

気仙沼線の線路。

町の中心部を目指しました。

来た道を振り返って撮った写真。

中心部に到達。

車ですぐ来て、車の中から見るのと、歩きながら様子をうかがうのとでは重みが違ってきそうな気もしました。

石巻市と違って感じたのは、波の勢いが強いせいか、比較的内陸部の建物でも棟体全体で被害を受けていることです。

ときおり陸上自衛隊のヘリが飛んでいました。

仮設でファミリーマートが営業中です。

行きは20km歩きとおしましたが、帰りは気仙沼線の代行バスで柳津駅に戻ってきました

柳津駅 駅

柳津から仙台までの乗車運賃は1280円。往復で新宿―仙台のバスがが乗れてしまいますｗ

柳津駅 駅

小牛田で東北本線に乗り換え。

小牛田駅 駅

仙台駅に到着。地下鉄で勾当台公園駅へ。カプセルホテル「リーブス」で3泊目。

勾当台公園駅 駅

8月25日

何度とのった地下鉄にまた乗って仙台駅へ。
今日は一日仙台観光ｗ

仙台市内の観光地を巡る路線バス、「るーぷる仙台」でまずは瑞鳳殿を目指します。

「るーぷる仙台」の車内。車両によって異なりますが後方座席は広々として窓も大きいつくりになっています。

運転手さん
「間違って降車ボタン押したら、誰か一人犠牲になって必ず降りてもらいますからね。もちろん冗談ですけどｗ」

この発言を皮切りに車窓の観光案内がなされました。なかなか面白い案内でしたｗ

同じ「るーぷる仙台」でもよく喋る運転手さんと、ほとんど喋らない運転手さんがいるみたいで、乗った時によって違うのもまた魅力ですｗ

るーぷる仙台 乗り物

瑞鳳殿に到着。瑞鳳殿は伊達政宗のお墓。

瑞鳳殿には案内ガイドの方がいて、色々な話をなさっていました。
この下に政宗公が安置されているそうです。

瑞鳳殿 寺・神社・教会

伊達家の家紋は全部で8つあるとのこと。

上の家紋が上杉家からもらったもの
下の家紋が細川家からもらったもの　だそうです。

2代藩主、3代藩主も政宗と同じように、それぞれ別の建物に安置されています。

再びるーぷる仙台に乗車し、仙台城（青葉城）を目指します。

バスの中から。

仙台市内の随所で地下鉄東西線の新設工事が見られます。
道路を通行止めにしているところを見ると、開削工法のようです。

ここに駅ができるのかな。

今回の震災で青葉山の至る所で斜面が崩れていて、バスは通常とは違うルートを通ります。

東北大学の敷地内をよくとおるのですが、実に広いです、東北大学。
北大とどっちが広いのかな。

仙台城跡のバス停に到着。

仙台城跡 名所・史跡

まず、宮城県護国神社を参拝するのが順路のようです。

仙台城跡に到着。

ただ、お城の跡はほとんどなく伊達政宗公立像が立っているぐらいです。

仙台城跡 名所・史跡

すると、伊達政宗公が登場ｗ

「やーやー皆のもの、よく参られた。これからこのわしが、5分から10分ぐらいでこの像について説明したいと思う」

と、「政宗公」が解説。


説明を聞き終えると政宗公と記念撮影ができます。

写真をとる掛け声は
「はい、チーズ」ではなく「ずんだもち」ｗ



そうそう、特に仙台では、仙台の生みの親ともいえる伊達政宗に対しては敬意を評して「伊達政宗公」と、ほとんどの場合「公」を付けて呼びます。

「史跡　仙台城跡」の碑の場所も震災でがけ崩れで立ち入り禁止になっています。

仙台城跡 名所・史跡

この看板につられて青葉城資料展示館へｗ

青葉城資料展示館 美術館・博物館

仙台城（青葉城）のＣＧがとてもわかりやすく、どのような建物が建っていたのかがよくわかりました。

展示館の後は、隣の売店でずんだもちを購入ｗ

仙台城跡 名所・史跡

折角お城に来たのだから少しでも城郭の形をしたものが見たい、ということで、震災前に従来「るーぷる仙台」が出入りしていた道路の方向へ歩いてみます。

るーぷる仙台 乗り物

本来ここは車の二車線道路ですが、地震で崩落している場所があるため歩行者しか通れません。

道なりに行くと、ありました。大手門脇櫓。この建物は昭和40年に復元されたもの。

再び「るーぷる仙台」に乗車。旅の締めくくりに大崎八幡宮を目指します。

大崎八幡宮に到着。

大崎八幡宮 寺・神社・教会

震災で石灯篭が壊れてしまっています。

大崎八幡宮の御社殿に到着。

旅の最後に、亡くなられた方々のご冥福と震災の復興を祈願します。

大崎八幡宮 寺・神社・教会

「るーぷる仙台」で仙台駅まで戻ってきましたが、高速バスの出発時間までまだ3時間はあるので、多賀城に行ってみることにしました。

るーぷる仙台 乗り物

東北本線で国府多賀城駅に到着。

国府多賀城駅 駅

国府多賀城駅から多賀城までは、この案内をたどっていくと簡単につきます。

国府多賀城駅 駅

館前遺跡（右側の丘陵）。多賀城に勤務する国司の邸宅だったと考えられています。

こちらが多賀城政庁前の石段。

多賀城政庁跡に到着。柱の跡を中心に、どこに建物があったのか分かりやすくするためにコンクリートで土台を作ったものと思われます。

仙台城より遺構がはっきりしていますｗ

標高がやや高く見晴らしがよかったので、ここでアマチュア無線の移動運用ｗ
初めての「/7」ですｗ

※「/7」とは、7エリア（東北地方）での移動運用を表します。

多賀城市から仙台市へ走行中のローカル局1局と交信できましたｗ

国府多賀城駅に戻って東北本線に乗車。仙台駅に戻ります。

国府多賀城駅 駅

仙台駅でお土産を購入の後、高速バスに乗車するため東口へ。

17時30分、WILLER EXPRESSに乗車。これより新宿まで戻ります。

佐野SAに到着、休憩。

23時02分、新宿駅西口に到着。

ＪＲ山手線で渋谷まで移動の後、東急東横線にて無事帰宅。

この旅行記へのコメント （2）

• 横浜臨海公園さん 2011/08/29 17:35:05

  はじめまして

  りんたろうさま、はじめてメッセージを差し上げます。
  
  
  この度は小生のペーjに初訪問を賜りまして誠に有難うございました。
  東北地方、殊に、宮城県の津波被害は地域連絡道路が壊滅してしまった関係で復興が遅れており、志津川の惨状が正確に伝えられていない恨みが有ると思われます。
  小生もボランティアに参加させて頂き、気仙沼を訪れた時は余りの状態に茫然自失の感があったものでした。
  フォートラベルで何人かの会員が現状を発表された旅行記も存在しますが、中には自身の売名行為としか思えない醜悪な旅行記も存在し、地元住民の方々の怨嗟すら声が聞こえるものもありました。
  りんたろうさまの旅行記こそ、惨状を正鵠に伝えたものでございます。
  勿論、１票を投じさせて頂きました。
  
  今後とも宜敷くお願いします。
  先ずは略儀ながらご挨拶まで。
  
  
  
  横浜臨海公園

  りんたろうさん からの返信 2011/08/29 22:26:25

  RE: はじめまして

  >横浜臨海公園さま
  
  ご投票ならびにコメントお寄せいただき誠にありがとうございます。
  
  被災地域から戻ってきた当初、フォートラベルの旅行記に投稿すべきか否か大変悩みました。熟考の上で結果投稿させていただいたものの、果たしてこれでよかったのかという思いは多少なりとも残っておりました。
  
  横浜臨海公園さまの惨状を正鵠に伝えているとのお言葉、身に余るご評価で大変励みになりました。
  
  このたびは誠にありがとうございました。
  
  これを機会に今後ともよろしくお願いいたします。
  
  
  りんたろう