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姫路城を出て次に行くのは、姫路市の東となりの高砂市です。<br /><br />高砂市には、前から興味のあった、巨石をご神体(通称「石の宝殿」)としている生石(おうしこ)神社があるからです。<br /><br />この「石の宝殿」と、仙台塩釜神社の「塩釜」そして宮崎県霧島神社の「天逆鉾」の三つを合わせて「日本三奇」と呼ばれています。<br /><br />そのなかでも、この生石神社の「石の宝殿」が、一番有名だといわれています。<br /><br />この生石神社を核として、高砂市の神社を、鹿嶋神社→生石神社→曽根天満宮→荒井神社→高砂神社と廻ってみます。<br /><br />高砂市の神社は、参拝者は少ないのですが、きれいに掃除されているところが多く、どこも霊験あらたかな感じです。<br /><br />【写真は、生石神社の石の宝殿(手前)と拝殿です。】<br />

兵庫・高砂の生石(おうしこ)神社には、日本三奇の「石の宝殿」が

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2011/08/22 - 2011/08/22

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のーとくん

のーとくんさん

姫路城を出て次に行くのは、姫路市の東となりの高砂市です。

高砂市には、前から興味のあった、巨石をご神体(通称「石の宝殿」)としている生石(おうしこ)神社があるからです。

この「石の宝殿」と、仙台塩釜神社の「塩釜」そして宮崎県霧島神社の「天逆鉾」の三つを合わせて「日本三奇」と呼ばれています。

そのなかでも、この生石神社の「石の宝殿」が、一番有名だといわれています。

この生石神社を核として、高砂市の神社を、鹿嶋神社→生石神社→曽根天満宮→荒井神社→高砂神社と廻ってみます。

高砂市の神社は、参拝者は少ないのですが、きれいに掃除されているところが多く、どこも霊験あらたかな感じです。

【写真は、生石神社の石の宝殿(手前)と拝殿です。】

交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配
  • 鹿嶋神社の大鳥居です。<br />チタン製で、高さ26m幅35mの大きさは、日本最大級の鳥居です。

    鹿嶋神社の大鳥居です。
    チタン製で、高さ26m幅35mの大きさは、日本最大級の鳥居です。

  • 車を下りて、参道を歩いていきます。

    車を下りて、参道を歩いていきます。

  • 石段を上ったところには、立派な山門が。

    石段を上ったところには、立派な山門が。

  • これも立派な、大理石の狛犬が迎えてくれます。

    これも立派な、大理石の狛犬が迎えてくれます。

  • 昭和54年に全面改築を始め、56年に完成した本殿です。<br />この後ろにある御神殿、天正6年(1578)秀吉が神吉城を攻める際、この辺りも戦火にあったのですが、この御神殿だけはその御神威により焼残ったそうです。

    昭和54年に全面改築を始め、56年に完成した本殿です。
    この後ろにある御神殿、天正6年(1578)秀吉が神吉城を攻める際、この辺りも戦火にあったのですが、この御神殿だけはその御神威により焼残ったそうです。

  • 家族でしょうか、きれいに並んで参拝です。

    家族でしょうか、きれいに並んで参拝です。

  • さすが一願成就の鹿嶋神社、神殿の周りには、絵馬や千羽鶴のオンパレードです。

    さすが一願成就の鹿嶋神社、神殿の周りには、絵馬や千羽鶴のオンパレードです。

  • 祈祷殿の屋根が見えています。<br />一願成就の神、おみくじの数も半端ではありません。

    祈祷殿の屋根が見えています。
    一願成就の神、おみくじの数も半端ではありません。

  • 鹿嶋神社の北側の、鷹の巣崖です。<br />この岩肌の崖は、最近まで鷹が巣を掛けていました。<br />鹿嶋神社は、戦の神様として、歴代の姫路藩主より崇敬されていましたが、鷹を神のおつかいとしても敬われていました。<br />この後、この近くで、美味しそうな蕎麦屋、手打ちそば「そわか」を見つけたのですが、残念なことに月曜日と木曜日は休みでした。

    鹿嶋神社の北側の、鷹の巣崖です。
    この岩肌の崖は、最近まで鷹が巣を掛けていました。
    鹿嶋神社は、戦の神様として、歴代の姫路藩主より崇敬されていましたが、鷹を神のおつかいとしても敬われていました。
    この後、この近くで、美味しそうな蕎麦屋、手打ちそば「そわか」を見つけたのですが、残念なことに月曜日と木曜日は休みでした。

  • いよいよ生石(おうしこ)神社です。<br />これは拝殿なのでしょうか、門なのでしょうか。

    いよいよ生石(おうしこ)神社です。
    これは拝殿なのでしょうか、門なのでしょうか。

  • 先ほどの建物を過ぎます。<br />これが拝殿でしょうか。<br />人はいませんが、100円の初穂料を払い中に入ります。

    先ほどの建物を過ぎます。
    これが拝殿でしょうか。
    人はいませんが、100円の初穂料を払い中に入ります。

  • 中に入ると、小さな社と「石の宝殿」があります。<br />石の宝殿、ムムムッでかい。<br />いっぱい広角にしても、入らないでありませんか。<br />7m位の立方体で、500〜700トンあるといわれています。<br />巨石といえばパワースポット、ご多分に洩れず生石神社も、パワースポットとして巷ではうわさされているようです。

    中に入ると、小さな社と「石の宝殿」があります。
    石の宝殿、ムムムッでかい。
    いっぱい広角にしても、入らないでありませんか。
    7m位の立方体で、500〜700トンあるといわれています。
    巨石といえばパワースポット、ご多分に洩れず生石神社も、パワースポットとして巷ではうわさされているようです。

  • 下のほうは、水に浮いてい入るようにしています。

    下のほうは、水に浮いてい入るようにしています。

  • 石の宝殿の後ろ側には、ピラミッドのような突起があります。

    石の宝殿の後ろ側には、ピラミッドのような突起があります。

  • 石の宝殿の横から、拝殿を見ます。<br />大きいですね。

    石の宝殿の横から、拝殿を見ます。
    大きいですね。

  • 下の水には、石の蛙さんが。<br />このあたり、もう少しきれいであれば、もっとパワーが感じられるのでは。

    下の水には、石の蛙さんが。
    このあたり、もう少しきれいであれば、もっとパワーが感じられるのでは。

  • 外に出ると、そこには霊石が。<br />石の宝殿の分岩で、全身の力を込めて押すと、偉大な力が授かるとのことです。

    外に出ると、そこには霊石が。
    石の宝殿の分岩で、全身の力を込めて押すと、偉大な力が授かるとのことです。

  • 左から上へ上る階段があります。

    左から上へ上る階段があります。

  • 上から見た、石の宝殿と拝殿です。<br />眺めがよく、瀬戸内海も見えそうです。

    上から見た、石の宝殿と拝殿です。
    眺めがよく、瀬戸内海も見えそうです。

  • この山上公園には、大正天皇も行幸されています。<br />この山は、一つ岩のようです。

    この山上公園には、大正天皇も行幸されています。
    この山は、一つ岩のようです。

  • 隣にも同じような岩山が見えます。<br />石の宝殿、岩山の端っこを削りだして、造ったのでしょうね。

    隣にも同じような岩山が見えます。
    石の宝殿、岩山の端っこを削りだして、造ったのでしょうね。

  • 曽根天満宮の本門です。<br />車でやってきました。<br />延喜元年(901)菅原道真公は無実の罪により九州大宰府へ左遷され、その途中伊保港に船を寄せて、曽根天満宮西方の日笠山に登られ「我に罪無くば栄えよ」と祈って山上の小松を植えられました。<br />その後、四男淳茂公(あつしげこう)が、家臣13人と共にこの地を訪れ、父君ゆかりの場所に社殿を建てお祀りしたのが、この曽根天満宮の創始とされています。

    曽根天満宮の本門です。
    車でやってきました。
    延喜元年(901)菅原道真公は無実の罪により九州大宰府へ左遷され、その途中伊保港に船を寄せて、曽根天満宮西方の日笠山に登られ「我に罪無くば栄えよ」と祈って山上の小松を植えられました。
    その後、四男淳茂公(あつしげこう)が、家臣13人と共にこの地を訪れ、父君ゆかりの場所に社殿を建てお祀りしたのが、この曽根天満宮の創始とされています。

  • 非対称形の拝殿です。<br />境内は、きれいに掃除されています。

    非対称形の拝殿です。
    境内は、きれいに掃除されています。

  • 拝殿の前には、天満宮お決まりの牛が。

    拝殿の前には、天満宮お決まりの牛が。

  • 拝殿の内部です。

    拝殿の内部です。

  • 曽根天満宮の本殿です。<br />秀吉の播州征伐の際に兵火にかかり焼失しましたが、その後寺沢越中守広政を奉行として天正18年(1590)に再建されました。

    曽根天満宮の本殿です。
    秀吉の播州征伐の際に兵火にかかり焼失しましたが、その後寺沢越中守広政を奉行として天正18年(1590)に再建されました。

  • 霊松殿です。<br />官公手植えの霊松は、天正の兵火の後衰弱し、寛政10年(1798)に枯れてしまいました。<br />その幹は、この霊松殿に保存されました。

    霊松殿です。
    官公手植えの霊松は、天正の兵火の後衰弱し、寛政10年(1798)に枯れてしまいました。
    その幹は、この霊松殿に保存されました。

  • 今も保存されている、霊松の幹です。

    今も保存されている、霊松の幹です。

  • 曽根天満宮の絵馬堂です。

    曽根天満宮の絵馬堂です。

  • 荒井神社に行く途中に見つけた、中華料理の天山閣です。<br />美味しそうなので、ここで昼にします。

    荒井神社に行く途中に見つけた、中華料理の天山閣です。
    美味しそうなので、ここで昼にします。

  • 注文した、日替わりランチです。

    注文した、日替わりランチです。

  • 荒井神社の山門は、神社の門とは思えないような形です。<br />これを見るためにやってきました。<br />かつての構造を参考に、平成になってたてられたようです。

    荒井神社の山門は、神社の門とは思えないような形です。
    これを見るためにやってきました。
    かつての構造を参考に、平成になってたてられたようです。

  • 荒井神社の拝殿です。

    荒井神社の拝殿です。

  • 拝殿のガラス戸に、山門を映してみました。<br />神社が保育園をやっているので、子供がたくさん映っています。

    拝殿のガラス戸に、山門を映してみました。
    神社が保育園をやっているので、子供がたくさん映っています。

  • 境内にある「結びの松」です。<br />一つの根元から男松と女松が分かれて出ています。

    境内にある「結びの松」です。
    一つの根元から男松と女松が分かれて出ています。

  • 高砂港です。<br />高砂神社を通り越して、高砂神社近くの高砂港に寄ってみました。

    高砂港です。
    高砂神社を通り越して、高砂神社近くの高砂港に寄ってみました。

  • 高砂神社の山門です。<br />高砂城跡でもあります。

    高砂神社の山門です。
    高砂城跡でもあります。

  • 樹齢千年を超える、ご神木のいぶきです。<br />謡曲「高砂」の登場人物である、阿蘇の神主友成(わき)が上京のときに、高砂の浦に立ち寄り、その時友成が杖を地面につきさすと、芽がでたものと、いわれています。

    樹齢千年を超える、ご神木のいぶきです。
    謡曲「高砂」の登場人物である、阿蘇の神主友成(わき)が上京のときに、高砂の浦に立ち寄り、その時友成が杖を地面につきさすと、芽がでたものと、いわれています。

  • 高砂神社の拝殿です。

    高砂神社の拝殿です。

  • 拝殿の内部です。

    拝殿の内部です。

  • 左から稲荷社、神明社、住吉社です。

    左から稲荷社、神明社、住吉社です。

  • 霊松殿です。<br />1つの根から雌雄2本の幹をもつ松が境内に生えたので、この松は尉(伊弉諾尊)と姥(伊弉冊尊)の2神が宿る霊松とされ、それから相生の松といわれました。<br />3代目の相生の松は、大正13年に天然記念物の指定を受けたのですが、昭和12年に枯れてしまい、その幹がこの霊松殿で保存されています。

    霊松殿です。
    1つの根から雌雄2本の幹をもつ松が境内に生えたので、この松は尉(伊弉諾尊)と姥(伊弉冊尊)の2神が宿る霊松とされ、それから相生の松といわれました。
    3代目の相生の松は、大正13年に天然記念物の指定を受けたのですが、昭和12年に枯れてしまい、その幹がこの霊松殿で保存されています。

  • 3代目の相生の松の幹です。

    3代目の相生の松の幹です。

  • 5代目の相生の松は、只今剪定中です。<br /><br />(おしまい)

    5代目の相生の松は、只今剪定中です。

    (おしまい)

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この旅行記へのコメント (2)

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  • ガブリエラさん 2011/08/26 10:22:24
    ありがとうございます!
    のーとくんさん☆

    おはようございます!

    今日で30回もご訪問いただき、本当にありがとうございます♪
    「あ、今日ものーとくんさんが来てくれたんだ」と、足跡を見て喜んでおります。

    兵庫県にも、素敵な神社がたくさんあるんですね!
    奈良から近鉄で1本で行けるようになったので、季節がよくなったら行ってみたいな〜、と思ってます。

    これからも、よろしくお願いいたします。

    ガブリエラ

    のーとくん

    のーとくんさん からの返信 2011/08/27 07:40:05
    RE: ありがとうございます!
    ガブリエラさん

    おはようございます。

    書き込みありがとうございます。

    そうなんです、兵庫にもたくさんいい神社があります。

    奈良にも、たくさん良い寺社がありますねぇ。

    また奈良にもおじゃましたいと思います。

    こちらこそ、よろしくお願いいたします。

    のーとくん

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