2011/06/18 - 2011/06/18
420位(同エリア799件中)
ソフィさん
2011年6月18日(土)
コルドンの坂を下って、教会の脇に出ると、小さな公園があった。
公園に面し、教会を背にして、慰霊碑が目立っている。
今日の世界を創り、世界をリードしている「フランス文化」を支えるため、これだけ多くの血が流された。
彼らが支えたものは、人権の尊重であり、民主主義的価値観だった。
村の各々に建ち、輝き続けている「慰霊碑」には、その存在の重さと、民族の誇りを訴えている。
コルドンのものは、一昨日に見たイヴォアールより、多くの魂が祀られている。
人口に差がなければ、この地の人の方が、激戦に参加する機会が多かったのだろうと、推定する。
慰霊碑の斜め向かいの角に、土産物兼装飾品店があるが、昼休みなので開いていない。
間もなく開店しそうなので、それを待ちながら、木製のベンチで一服する。
山の冷気が、村々を静かに吹き渡り、実に快適だ。
公園の真ん中に、石臼が飾られ、屋根がかけられている。
近づいて看板の説明を読むと、この石臼は、その昔、シードルを造るために、リンゴを引き割ったもののようだ。
自動車もなく、観光客もやって来ないころに、この村ではどんな生活が営まれていたのだろうか。
その頃の村人は、何を考え、何を楽しみに生きていたのだろうか。
さて再び、世の中のことを考え始める。
これからの世界には、大きな価値観の転換が必要だろう。
私の生前、約80年前に黒船が下田にやって来て、日本は価値観の転換に迫られた。
その結果、20年あまり後に明治維新が、日本の体制を大変革した。
有色人種として、白人に一矢を報いる歴史も開いた。(日露戦争)
その後、世界における日本の存在が問われるようになり、アメリカにおける日本人排斥や、日本の大陸進出が始まる。
私の生まれた1930年前後には、経済恐慌が全世界を揺すり始め、ほぼ20年間の大戦の後、30年後にアフリカ独立の年を迎える。
世界の価値観が大きく転換したのだった。
私が生まれてから80年を経過した今、価値観の転換が迫られる世情の到来は、時の流れから見ても当然なのかも知れない。
読み易い「片瀬貴文の記録」http://blog.alc.co.jp/d/2001114もご訪問下さい。
「ソフィさんの旅行ブログ」http://4travel.jp/traveler/katase/には、この記事に関連した写真があります。
「片瀬貴文さんの旅行ブログ」http://4travel.jp/traveler/takafumi/のスイス山岳写真もご覧ください。
(2011.8.25 片瀬貴文)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ソフィさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
10