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<br />2011年6月18日(土)<br /><br /><br />コルドンの坂を下って、教会の脇に出ると、小さな公園があった。<br /><br />公園に面し、教会を背にして、慰霊碑が目立っている。<br /><br /><br />今日の世界を創り、世界をリードしている「フランス文化」を支えるため、これだけ多くの血が流された。<br /><br />彼らが支えたものは、人権の尊重であり、民主主義的価値観だった。<br /><br />村の各々に建ち、輝き続けている「慰霊碑」には、その存在の重さと、民族の誇りを訴えている。<br /><br /><br />コルドンのものは、一昨日に見たイヴォアールより、多くの魂が祀られている。<br /><br />人口に差がなければ、この地の人の方が、激戦に参加する機会が多かったのだろうと、推定する。<br /><br /><br />慰霊碑の斜め向かいの角に、土産物兼装飾品店があるが、昼休みなので開いていない。<br /><br />間もなく開店しそうなので、それを待ちながら、木製のベンチで一服する。<br /><br />山の冷気が、村々を静かに吹き渡り、実に快適だ。<br /><br /><br />公園の真ん中に、石臼が飾られ、屋根がかけられている。<br /><br />近づいて看板の説明を読むと、この石臼は、その昔、シードルを造るために、リンゴを引き割ったもののようだ。<br /><br /><br />自動車もなく、観光客もやって来ないころに、この村ではどんな生活が営まれていたのだろうか。<br /><br />その頃の村人は、何を考え、何を楽しみに生きていたのだろうか。<br /><br /><br />さて再び、世の中のことを考え始める。<br /><br />これからの世界には、大きな価値観の転換が必要だろう。<br /><br /><br />私の生前、約80年前に黒船が下田にやって来て、日本は価値観の転換に迫られた。<br /><br />その結果、20年あまり後に明治維新が、日本の体制を大変革した。<br /><br />有色人種として、白人に一矢を報いる歴史も開いた。(日露戦争)<br /><br /><br />その後、世界における日本の存在が問われるようになり、アメリカにおける日本人排斥や、日本の大陸進出が始まる。<br /><br />私の生まれた1930年前後には、経済恐慌が全世界を揺すり始め、ほぼ20年間の大戦の後、30年後にアフリカ独立の年を迎える。<br /><br />世界の価値観が大きく転換したのだった。<br /><br /><br />私が生まれてから80年を経過した今、価値観の転換が迫られる世情の到来は、時の流れから見ても当然なのかも知れない。<br /><br /><br />読み易い「片瀬貴文の記録」http://blog.alc.co.jp/d/2001114もご訪問下さい。<br /><br />「ソフィさんの旅行ブログ」http://4travel.jp/traveler/katase/には、この記事に関連した写真があります。<br /><br />「片瀬貴文さんの旅行ブログ」http://4travel.jp/traveler/takafumi/のスイス山岳写真もご覧ください。<br /><br /><br />(2011.8.25 片瀬貴文)<br />

モンブランドライブ【C11】涼しい風に癒されながらコルドンの広場で想う

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2011/06/18 - 2011/06/18

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ソフィ

ソフィさん


2011年6月18日(土)


コルドンの坂を下って、教会の脇に出ると、小さな公園があった。

公園に面し、教会を背にして、慰霊碑が目立っている。


今日の世界を創り、世界をリードしている「フランス文化」を支えるため、これだけ多くの血が流された。

彼らが支えたものは、人権の尊重であり、民主主義的価値観だった。

村の各々に建ち、輝き続けている「慰霊碑」には、その存在の重さと、民族の誇りを訴えている。


コルドンのものは、一昨日に見たイヴォアールより、多くの魂が祀られている。

人口に差がなければ、この地の人の方が、激戦に参加する機会が多かったのだろうと、推定する。


慰霊碑の斜め向かいの角に、土産物兼装飾品店があるが、昼休みなので開いていない。

間もなく開店しそうなので、それを待ちながら、木製のベンチで一服する。

山の冷気が、村々を静かに吹き渡り、実に快適だ。


公園の真ん中に、石臼が飾られ、屋根がかけられている。

近づいて看板の説明を読むと、この石臼は、その昔、シードルを造るために、リンゴを引き割ったもののようだ。


自動車もなく、観光客もやって来ないころに、この村ではどんな生活が営まれていたのだろうか。

その頃の村人は、何を考え、何を楽しみに生きていたのだろうか。


さて再び、世の中のことを考え始める。

これからの世界には、大きな価値観の転換が必要だろう。


私の生前、約80年前に黒船が下田にやって来て、日本は価値観の転換に迫られた。

その結果、20年あまり後に明治維新が、日本の体制を大変革した。

有色人種として、白人に一矢を報いる歴史も開いた。(日露戦争)


その後、世界における日本の存在が問われるようになり、アメリカにおける日本人排斥や、日本の大陸進出が始まる。

私の生まれた1930年前後には、経済恐慌が全世界を揺すり始め、ほぼ20年間の大戦の後、30年後にアフリカ独立の年を迎える。

世界の価値観が大きく転換したのだった。


私が生まれてから80年を経過した今、価値観の転換が迫られる世情の到来は、時の流れから見ても当然なのかも知れない。


読み易い「片瀬貴文の記録」http://blog.alc.co.jp/d/2001114もご訪問下さい。

「ソフィさんの旅行ブログ」http://4travel.jp/traveler/katase/には、この記事に関連した写真があります。

「片瀬貴文さんの旅行ブログ」http://4travel.jp/traveler/takafumi/のスイス山岳写真もご覧ください。


(2011.8.25 片瀬貴文)

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
5.0
グルメ
5.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
レンタカー
航空会社
フィンランド航空
旅行の手配内容
個別手配
  • コルドンの村に咲く花

    コルドンの村に咲く花

  • 庭先のバラも<br />盛りである

    庭先のバラも
    盛りである

  • 山を背景に<br />そそり立つ<br />コルドンの教会尖塔

    山を背景に
    そそり立つ
    コルドンの教会尖塔

  • 文房具から土産物まで<br />地元の産品も売り物<br />コルドンの教会隣<br />このあたりでは唯一開く店

    文房具から土産物まで
    地元の産品も売り物
    コルドンの教会隣
    このあたりでは唯一開く店

  • 農家の庭先にあるこの炉は<br />何のためにあるのかわからない<br />が 風格十分

    農家の庭先にあるこの炉は
    何のためにあるのかわからない
    が 風格十分

  • コルドンに咲く赤いバラ

    コルドンに咲く赤いバラ

  • コルドンに咲くキンセンカ<br />雨上がりの色鮮やか

    コルドンに咲くキンセンカ
    雨上がりの色鮮やか

  • コルドンに咲くユリ

    コルドンに咲くユリ

  • コルドンの教会に咲く花

    コルドンの教会に咲く花

  • コルドンの忠霊碑

    コルドンの忠霊碑

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