長野県：長野市松代町＿『清水寺』にて国重文の仏像に会う／真田家の別邸『真田邸』で真夏の日本家屋の涼を体感

2011/07/17 - 2011/07/18

出来うる限り公共機関を利用する、とっても物好きな一人旅。　初めての投稿は長野（松代・青木村）です。

東京から高速バスで長野駅まで４時間１５分、今回の目的は『その１：松代の清水寺で観音様に会う』と『その２：青木村の大法寺で国宝三重塔を愛でる』の２つです。　１日目の移動（東京：新宿駅→長野駅→松代→長野駅→上田）にこれでもかッ！とヤラレながらも、充実した日となりました。


旅の出発地は新宿西口、高速バス乗り場（前日のうちに東京へ前乗り）
　６：５０　高速バス（新宿西口→）※定時
　　↓　　　￥3,920
１１：０５　高速バス（→長野駅）※約３５分遅延

長野駅前から最初の目的地、清水寺がある松代へ
１１：１５　路線バス松代線：長野駅３番バス乗り場（長野駅→）※定時
　　↓　　　￥600
１１：４５　路線バス松代線（→松代駅）※定時

松代駅にてトラブル発生！！　清水寺（松代地震観測所入り口）への路線バスの乗り場が確認出来ず？　観光案内所へ助けを求めるも『良く分かりまチェン』・・・何故？？どうしてぇ？！で、直ぐさまタクシー”カモンッ！”
※臨機応変も旅には必要です（苦笑）
１２：０５　タクシー（松代駅→）
　　↓　　　￥1,100
１２：２５　タクシー（→清水寺）

エリア 長野市(長野)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

清水寺：精密地震観測室近くにあります　春の桜は、それはそれは綺麗だそうです。

※デジカメを忘れ、ポンコツ携帯カメラで撮影・・・無念（涙

清水寺：ホームページからお借りしました。　清水寺は通称『北信濃厄除大師』と呼ばれているそうです。

※やはり桜の季節は一段と綺麗ですねェ

清水寺（護摩堂）：中は正面に不動明王様が鎮座し、『厄よけ』効果のほどが想像出来ます
※その昔、裏山の中腹のお堂に祀られていた仏様を修復し現在に至ったと伺いました

清水寺（本堂：仮堂）：こちらの中の観音様に会いたくて来てしまいました

※住職にはお会いすることはできませんでしたが、奥様（だと思う）が本堂と護摩堂のカギを開けて下さりとても丁寧に仏様（仏像）やお寺の歴史、裏山のお話を沢山聞かせて下さいました。　特にお堂の屋根裏に廃仏毀釈によって破壊された仏様が何体も安置されていて、修復には多額のお金と膨大な時間が必要で・・・と残念そうにお話されたのが強く印象に残りました。
とても暑い日だったので、いただいた麦茶が有り難かったです。

清水寺（仏様：３体）：本堂で拝観させていただいた観音様です。どの仏様も大変良いお顔で対峙していると時が経つのを忘れます。　なかでも『千手観音立像』は頭部が小さめにつくられ、全体的に端正な印象をうけます。桂材の一木造で遥か彼方を見据える姿は、静寂さが表現され正に典雅といってよいと思います。

※写真(ポストカード)左から『聖観音立像』『千手観音立像』『地蔵菩薩立像』、実際は左右の仏様の位置が逆です。

せっかくの松代ですから、やはり真田家は外せません！
１３：４０　タクシー（清水寺→）
　　↓　　　￥1,100
１４：００　タクシー（→真田宝物館）

真田宝物館：実際に訪れた際は外壁の修復中だったのかネットが張られていました。（お借りした写真です）
※真田宝物館・真田邸・文武学校の共通券　￥500

真田邸（外塀）：外は立っているだけで解けてしまいそうな気温・・暑ッ

真田邸（入り口）：

真田邸（庭側の外廊下）：庭を眺めながら一杯ヤリたい気分になります

※お庭の写真は・・・池がとってもミドリ（暑さのせい？）なものですから、自粛デス

真田邸：「穴があくほど」観てヤリましたッ！「はぁ〜」だの「ほぉ〜」だの関心しきりです。　邸内は外の公園と比べ物にならないくらい涼しく、「住ンでみてぇ〜」と本気で感動しました。

※松代駅に向かう途中、先ほどの観光案内所の女性が後ろから小走りに呼び止めてきました。　私が探していたバスは週３日、主に街から外れた場所に住むご老人のために運行されているダイヤだと教えてくださいました。「成る程かなり地域性の高いバスで観光とはほど遠いなぁ‥」　わざわざ調べ、私を見かけて追いかけてくれた観光案内所の方の心意気がとにかく嬉しかったです

では今晩の宿泊地、上田に向かうため長野駅へ戻ります
１６：００　路線バス松代線（松代駅→）※定時
　　↓　　　￥600
１６：２９　路線バス松代線（→長野駅）※定時

いざ宿泊地の上田へ！（腹がへりました）
１６：４２　電車／信越本線〜しなの鉄道（長野駅→）※定時
　　↓　　　￥750
１７：２４　電車／信越本線〜しなの鉄道（→上田駅）※定時

車窓に映る景色は程よい早さで流れ、心地よく『ボ〜ッ』とできました。


上田駅に到着直後に、事前にチェックしていた『鰻　若菜館』へ！！

鰻　若菜館：上田駅のお城口からすぐの立地は観光客には嬉しい！　もちろん味も私好みの甘めのタレが秀逸です（口コミあります）
http://4travel.jp/domestic/area/koushinetsu/nagano/tips/10193100/#contents_inner

※８匹分の肝焼きは柔らかく、肝の苦味とタレの甘味の調和はビールにぴったりッ！

鰻　若菜館：ビール+きもやき+うな重：梅（うなぎ３切れ、すのもの、きもすい、おしんこ　※ご飯を少なくしてもらいました）を食し大満足ッ！

※鰻の蒲焼は肉厚ながらふっくらした食感。１切れはビールのお供に、残りはご飯と一緒に・・・幸せデス

会計後、スキップしながら今夜のお宿「サンルート上田」にチェックインッ！


『長野県：松代・青木村＿その２』へ続く

この旅行記へのコメント （2）

• Mill Reefさん 2011/08/25 23:13:48

  美味しそうですね♪

  シマさん、はじめまして。
  
  ご訪問とご投票ありがとうございました。
  
  真田一族を代表する戦国武将の真田幸村は私も大好きな武将です。
  真田邸、立派なお屋敷ですね。
  縁側に面した板張りの廊下と畳の座敷がとても涼しげです。
  真田家の居城の上田城とは別の場所にあるのでしょうか？
  
  それにしても鰻丼、とても美味しそうです。
  こんな時間なのにお腹がすいてきました(^^;
  
  これからもシマさんの旅行記を楽しみにしていますのでよろしくお願いしますね！
  
  
  

  シマさん からの返信 2011/08/26 00:04:48

  RE: 美味しそうですね♪

  Mill Reefさん、今晩は。
  掲示板へのコメントありがとうございます。
  
  > 真田邸、立派なお屋敷ですね。
  はい、私も侮っていましたが入って感心しきりでした。ボランティアの方が１組のご家族を案内されている後を私もコッソリと・・・（笑）。
  
  > 真田家の居城の上田城とは別の場所にあるのでしょうか？
  真田邸は海津城（松代町）城下に参勤交代制度が緩くなり真田幸教の義母が松代に帰ることになった際、居宅として建てられました。後に真田家の別邸となったそうです。
  
  > これからもシマさんの旅行記を楽しみにしていますのでよろしくお願いしますね！
  ありがとうございます。心が折れるその日まで、公共交通機関を使った旅を続けます！　mill reefさんの今後の旅行記を私も楽しみしていますし、旅の参考にさせていただきます。