2011/04/22 - 2011/04/22
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kskspiyoさん
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台湾総督府警察官だった祖父の足跡を尋ねて、4月21日から28日まで一週間、高雄州各地を回りました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス レンタカー タクシー 飛行機
- 航空会社
- チャイナエアライン
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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潮州14:54発、枋寮15:24着
キョ光号で移動 成人運賃は44NTDでした。 -
枋寮は南回り線で台湾一周をする、鉄道マニアの人には知られていますが、日本人で他の目的で下車をする人はあまりいないところです。駅から海に向かってまっすぐ大通りが続きます。
とってものんびりした風景です。 -
祖父は田舎の百姓の分家の長男として生まれて、最終学歴は高等小学校です。卒業後、数年間地元の購買組合の書記になり、辞めて農業をしているとき1年間徴兵され、結婚後一念発起したのか、大正15年に試験に合格して台湾総督府巡査になります。
最終的に昭和14年に、警部に昇進して枋寮に赴任するのですが、ここに数ヶ月いただけで警察を辞めます。だから、ここが最後の赴任地です。 -
現在の枋寮警察署です。
写真を撮っていると、警察官がいて、怪しまれると嫌だな、と思い、事情を話すと、なんと彼らはとっても親切で、隣の現在の宿舎になっている建物が、古い警察署なので、その裏側に案内してくれました。 -
現在は、トイレや浴室になっている部分なのですが、建物裏側に、当時のレンガ造りの一部が残っているのです。
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台湾の警察官が親切なことにびっくりしていると、この後、さらに驚くことが。
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役所の裏手にある通りを歩いていきます。このあたりに、おそらく官舎があったのではないかと期待しつつ。
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現在の枋寮の市役所
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漁港 陸地側
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漁港 海側
マリーナや、レストランもありますが、さびれてました。 -
台湾海峡というか、南シナ海を望む海に出てきました。
祖父母や子供の頃の父もこの海を見たのでしょうか?
父はまったく記憶にないといっていました。 -
海辺に立つ古い建物。これはたぶん、日本軍関係の建造物です。
枋寮から東港までの海岸線は、太平洋戦争末期、米軍の進攻地として想定されていましたから、その関係の施設が多数あったはずです。 -
枋寮にある巨大な道教寺院。媽租を祀った寺院です。この数日後再訪したとき、ちょうどお祭りで大変な人出でした。
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旧枋寮公学校、現在枋寮国民小学校の校庭。
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海に注ぐ川にかかった橋。父の記憶では、枋寮に住んでいたとき、一ヶ月だけ小学校に、小さなバスで通った。そのバスが川沿いを通った、というので、ここではないかと、推測。
しかし、父の記憶は甦らず。 -
枋寮の旧街道沿いには、こういう統治時代風の建物が多数あります。やはり料亭だったのしら?
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ここにも梅? 桜の装飾が!
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枋寮のバスセンターから東港に向かうことにします。
成人 65TWDだったと思います。
枋寮、東港は、高雄からケンティンに向かう途中にあるので、バスはたくさんあります。
バスセンターは、駅と海を結ぶ大通りと、幹線道路との四つ角の東北。駅を背にした場合、左手にあります。 -
林邊あたりの風景。ここにも日本統治時代の役所があったはずです。
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