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北海道出張が入りました。こうなると週末を利用して滝めぐりをしないわけにはいきません。道南、道央にはまだ見ぬ百選滝が2本あるのです。すなわち、島牧村の賀老の滝と白老町のインクラの滝です。この2本の滝めぐりを軸に、友人を巻き込んでゴルフも絡めました。<br /><br />おおまかな行程は以下の通りです。<br />7月28日(木) 一応仕事。ホテルニドム泊。<br />7月29日(金) ニドムクラシックコースにてゴルフ。ホテルニドム泊。<br />7月30日(土) 賀老の滝。室蘭夜景。ホテルルートイン東室蘭駅前泊。<br />7月31日(日) インクラの滝。<br /><br />この行程だけではおそらく余裕があるので、あとは現地で出たとこ勝負です。<br /><br />賀老の滝から宿泊地の室蘭へ向かうのに、国道229号を南下しせたな町から国道230号を経由するルートをとりました。島牧村からせたな町にかけての国道229号は、「追分ソーランライン」と呼ばれ、ほぼ全区間日本海に沿って走っています。断崖絶壁あり、奇岩ありとドライブルートとして楽しむことができます。また、いくつかの滝をその車窓から見ることのできるルートです。<br /><br />白糸の滝滝見難易度:0(偶然)、須築大滝滝見難易度:0(遠望)、藻岩の滝滝見難易度:0、横滝滝見難易度:1<br />参考 滝見難易度0:道路から見える、1:片道徒歩5分以内、2:片道徒歩15分以内、3:片道徒歩30分以内、4:片道徒歩1時間以内、5:片道徒歩2時間以内、6:片道徒歩2時間以上もしくは2時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。<br />注意 滝見難易度はあくまで私の主観によるものであり、また季節や天候により難易度が上がる場合もあります。私の旅行記を参考にされて、「違うかったやんけ」とおっしゃられても責任は負えませんのでご了承ください。また、難易度が高い場合はできる限り単独行は避けるようお願いします。

山あり滝ありゴルフあり 2011夏の北海道(4) 滝メグラーが行く128 国道229号滝めぐり岬めぐり

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2011/07/30 - 2011/07/30

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GOTOCHAN

GOTOCHANさん

北海道出張が入りました。こうなると週末を利用して滝めぐりをしないわけにはいきません。道南、道央にはまだ見ぬ百選滝が2本あるのです。すなわち、島牧村の賀老の滝と白老町のインクラの滝です。この2本の滝めぐりを軸に、友人を巻き込んでゴルフも絡めました。

おおまかな行程は以下の通りです。
7月28日(木) 一応仕事。ホテルニドム泊。
7月29日(金) ニドムクラシックコースにてゴルフ。ホテルニドム泊。
7月30日(土) 賀老の滝。室蘭夜景。ホテルルートイン東室蘭駅前泊。
7月31日(日) インクラの滝。

この行程だけではおそらく余裕があるので、あとは現地で出たとこ勝負です。

賀老の滝から宿泊地の室蘭へ向かうのに、国道229号を南下しせたな町から国道230号を経由するルートをとりました。島牧村からせたな町にかけての国道229号は、「追分ソーランライン」と呼ばれ、ほぼ全区間日本海に沿って走っています。断崖絶壁あり、奇岩ありとドライブルートとして楽しむことができます。また、いくつかの滝をその車窓から見ることのできるルートです。

白糸の滝滝見難易度:0(偶然)、須築大滝滝見難易度:0(遠望)、藻岩の滝滝見難易度:0、横滝滝見難易度:1
参考 滝見難易度0:道路から見える、1:片道徒歩5分以内、2:片道徒歩15分以内、3:片道徒歩30分以内、4:片道徒歩1時間以内、5:片道徒歩2時間以内、6:片道徒歩2時間以上もしくは2時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。
注意 滝見難易度はあくまで私の主観によるものであり、また季節や天候により難易度が上がる場合もあります。私の旅行記を参考にされて、「違うかったやんけ」とおっしゃられても責任は負えませんのでご了承ください。また、難易度が高い場合はできる限り単独行は避けるようお願いします。

同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
レンタカー ANAグループ
旅行の手配内容
個別手配

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  • 賀老高原を出発する時は青空が広がっていましたが、山を下りて国道229号に入った頃には再び鉛色の空となりました。国道229号はほぼ海岸線を通り、ドライブするのに最高の道路です。しかもほとんど車走ってないし。これで天気がよければ言うことなしです。<br /><br />さて、気持ちよくドライブしていると前方に断崖絶壁の岬が目に入りました。白糸岬です。

    賀老高原を出発する時は青空が広がっていましたが、山を下りて国道229号に入った頃には再び鉛色の空となりました。国道229号はほぼ海岸線を通り、ドライブするのに最高の道路です。しかもほとんど車走ってないし。これで天気がよければ言うことなしです。

    さて、気持ちよくドライブしていると前方に断崖絶壁の岬が目に入りました。白糸岬です。

  • 白糸岬の断崖の下をショートカットする白糸トンネルが通っています。元々の道路はこの海側に通っており、第一白糸トンネルと第二白糸トンネルがありましたが、1997年に瀬棚側の第二白糸トンネルの入口の岩盤崩落が発生しました。幸いにも奇跡的に人的被害はなかったそうですが、国道は寸断されました。そして1999年に新しい白糸トンネルが完成しました。<br /><br />写真を撮影した時は気付いていなかったのですが、旅行記を作成している時に滝が写っていることに気付きました(赤矢印)。白糸の滝で、落差は150mもあるそうです。

    白糸岬の断崖の下をショートカットする白糸トンネルが通っています。元々の道路はこの海側に通っており、第一白糸トンネルと第二白糸トンネルがありましたが、1997年に瀬棚側の第二白糸トンネルの入口の岩盤崩落が発生しました。幸いにも奇跡的に人的被害はなかったそうですが、国道は寸断されました。そして1999年に新しい白糸トンネルが完成しました。

    写真を撮影した時は気付いていなかったのですが、旅行記を作成している時に滝が写っていることに気付きました(赤矢印)。白糸の滝で、落差は150mもあるそうです。

  • 国道229号はトンネルの多い道路です。白糸トンネル(1806m)を抜けた後、兜岩トンネル(1370m)、狩場トンネル(1648m)と1km以上の長いトンネルが連続します。狩場トンネルを出てすぐ海側に駐車場がありました。そこには茂津多岬の石碑があり、その先にはそそり立つ茂津多岬が見えています。

    国道229号はトンネルの多い道路です。白糸トンネル(1806m)を抜けた後、兜岩トンネル(1370m)、狩場トンネル(1648m)と1km以上の長いトンネルが連続します。狩場トンネルを出てすぐ海側に駐車場がありました。そこには茂津多岬の石碑があり、その先にはそそり立つ茂津多岬が見えています。

  • 駐車場の先は茂津多トンネル(1974m)があり、トンネルの中央部で島牧村からせたな町に入ります。トンネルを抜けるとこの看板が目に入りました。迷うことなく林道に入りました。「日本一高い」というフレーズに弱いです。

    駐車場の先は茂津多トンネル(1974m)があり、トンネルの中央部で島牧村からせたな町に入ります。トンネルを抜けるとこの看板が目に入りました。迷うことなく林道に入りました。「日本一高い」というフレーズに弱いです。

  • 林道を登っていくとこの小さな看板を発見。

    林道を登っていくとこの小さな看板を発見。

  • 須築大滝(すっきおおたき、赤矢印)の遠望。かろうじて肉眼で確認できました。

    須築大滝(すっきおおたき、赤矢印)の遠望。かろうじて肉眼で確認できました。

  • めいっぱいズームアップ。須築大滝の確かな情報は少なく、落差は18mとか30mなどの情報がありました。私が参考にしている滝のデータベースでは20mです。

    めいっぱいズームアップ。須築大滝の確かな情報は少なく、落差は18mとか30mなどの情報がありました。私が参考にしている滝のデータベースでは20mです。

  • 林道を登りきったところにある「日本一高い」茂津多岬灯台。でも灯台自体は小さいです。「日本一高い」というのは、海面から灯台頂部までの高さが290mと日本一なのです。なお、海面から灯火までの高さが日本一の灯台は兵庫県香美町の余部埼灯台です。茂津多岬灯台は建設時には「日本一」でしたが、余部埼灯台の完成でその座を譲りました。しかし2001年に改築され日本一の座を取り返したのです。

    林道を登りきったところにある「日本一高い」茂津多岬灯台。でも灯台自体は小さいです。「日本一高い」というのは、海面から灯台頂部までの高さが290mと日本一なのです。なお、海面から灯火までの高さが日本一の灯台は兵庫県香美町の余部埼灯台です。茂津多岬灯台は建設時には「日本一」でしたが、余部埼灯台の完成でその座を譲りました。しかし2001年に改築され日本一の座を取り返したのです。

  • 灯台からの日本海の風景。曇っていて空と海の境がはっきりしません…

    灯台からの日本海の風景。曇っていて空と海の境がはっきりしません…

  • 茂津多岬灯台から国道229号に戻り南下します。短いトンネルを2つ過ぎ、次にあるのが須築トンネル(596m)です。

    茂津多岬灯台から国道229号に戻り南下します。短いトンネルを2つ過ぎ、次にあるのが須築トンネル(596m)です。

  • 須築トンネルを抜けてすぐ山側に藻岩の滝があります。案内板がありますが、調子よく走っていると間違いなく見落とします。駐車スペースはないに等しいですが、ほぼ歩行者がいるとは思えないのに歩道があり、歩道に乗り上げれば交通の邪魔にはなりません。

    須築トンネルを抜けてすぐ山側に藻岩の滝があります。案内板がありますが、調子よく走っていると間違いなく見落とします。駐車スペースはないに等しいですが、ほぼ歩行者がいるとは思えないのに歩道があり、歩道に乗り上げれば交通の邪魔にはなりません。

  • 落差は20m。超お手軽滝です。

    落差は20m。超お手軽滝です。

  • 残念なのは滝の下流が護岸されていて、ほとんど水路になっているところです。

    残念なのは滝の下流が護岸されていて、ほとんど水路になっているところです。

  • すぐに横滝トンネル(660m)があります。このトンネルの文字通り横に滝が落ちているのが車から見えていました。この横滝トンネルの手前から、今は通ることができませんが、海岸線沿いに旧道が走っています。横滝はその旧道沿いに落ちています。

    すぐに横滝トンネル(660m)があります。このトンネルの文字通り横に滝が落ちているのが車から見えていました。この横滝トンネルの手前から、今は通ることができませんが、海岸線沿いに旧道が走っています。横滝はその旧道沿いに落ちています。

  • 横滝トンネルの手前200m?ほどのところに駐車可能な場所があり、そこに車を停め、歩いて滝に向かいました。横滝も案内板がありました。

    横滝トンネルの手前200m?ほどのところに駐車可能な場所があり、そこに車を停め、歩いて滝に向かいました。横滝も案内板がありました。

  • 横滝の下流に橋が架かっており、橋の上から撮影。

    横滝の下流に橋が架かっており、橋の上から撮影。

  • 落差20mです。

    落差20mです。

  • 旧道。左はすぐ海です。滝と海の距離はほんのわずかです。

    旧道。左はすぐ海です。滝と海の距離はほんのわずかです。

  • 横滝の前から日本海を見たところ。海に突き出た岬は茂岩岬です。

    横滝の前から日本海を見たところ。海に突き出た岬は茂岩岬です。

  • 横滝をあとにし、国道229号をさらに南下します。横滝トンネルを抜けて、次の美谷トンネル(400m)の手前に駐車場があります。そこから見た風景です(ズーム)。写真中央やや左に見える岩は、獅子岩です。その姿が獅子が天に向かって咆哮すう姿に似ていることからそのように呼ばれているそうです。

    横滝をあとにし、国道229号をさらに南下します。横滝トンネルを抜けて、次の美谷トンネル(400m)の手前に駐車場があります。そこから見た風景です(ズーム)。写真中央やや左に見える岩は、獅子岩です。その姿が獅子が天に向かって咆哮すう姿に似ていることからそのように呼ばれているそうです。

  • 美谷トンネルを抜けるとしばらくはトンネルもなく、海岸線に忠実に道路がつけられています。天気が良ければ最高のドライブでしょうね。<br /><br />三軒町のバス停付近から見る稲荷岬(断崖絶壁)。

    美谷トンネルを抜けるとしばらくはトンネルもなく、海岸線に忠実に道路がつけられています。天気が良ければ最高のドライブでしょうね。

    三軒町のバス停付近から見る稲荷岬(断崖絶壁)。

  • 虻羅(あぶら)トンネル(1065m)の手前に駐車場がありました。天気が良くなりつつあるようです。このあたりで見る夕日はさぞかし美しいことでしょう。

    虻羅(あぶら)トンネル(1065m)の手前に駐車場がありました。天気が良くなりつつあるようです。このあたりで見る夕日はさぞかし美しいことでしょう。

  • その駐車場は窓岩のすぐ近くにありました。

    その駐車場は窓岩のすぐ近くにありました。

  • 窓岩。<br /><br />このあと瀬棚市街地から国道230号に入り、宿泊地である室蘭へ向かいました。<br /><br />つづく…

    窓岩。

    このあと瀬棚市街地から国道230号に入り、宿泊地である室蘭へ向かいました。

    つづく…

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