山あり滝ありゴルフあり　２０１１夏の北海道　ダイジェスト

2011/07/28 - 2011/07/31

北海道出張が入りました。こうなると週末を利用して滝めぐりをしないわけにはいきません。道南、道央にはまだ見ぬ百選滝が２本あるのです。すなわち、島牧村の賀老の滝と白老町のインクラの滝です。この２本の滝めぐりを軸に、友人を巻き込んでゴルフも絡めました。

おおまかな行程は以下の通りです。
７月２８日（木）　一応仕事。ホテルニドム泊。
７月２９日（金）　ニドムクラシックコースにてゴルフ。ホテルニドム泊。
７月３０日（土）　賀老の滝。室蘭夜景。ホテルルートイン東室蘭駅前泊。
７月３１日（日）　インクラの滝。

この行程だけではおそらく余裕があるので、あとは現地で出たとこ勝負です。

まずはそのダイジェスト版をお届けします。

エリア 北海道

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

一仕事して夕方にホテルニドムにチェックイン。コテージで２泊しました。

２９日はニドムクラシックコースニスパコースにてラウンドしました。過去には日本プロゴルフマッチプレー選手権が開催されていたコースで、ダボゴルファーの私には超難コースでした。

午後は支笏湖へドライブ。支笏湖は千歳空港から近いため、もう何度来たことでしょうか。

ニドムの旅行記は‘山あり滝ありゴルフあり　２０１１夏の北海道(1)　ニドムでまったり’です。

http://4travel.jp/traveler/gotochan/album/10589139/

北海道３日目の唯一の目的は賀老の滝です。この日もゴルフをする連れを残し、ここからは単独行動です。

ニドムから賀老の滝まではとにかく遠い。苫小牧東ICから道央自動車道にはいり、有珠山SAで最初の休憩。白老付近から室蘭付近までかなり強い雨が降っており先行きが心配でしたが、有珠山SAでは雨は上がっていました。天気が良ければ有珠山と昭和新山が見えますが、有珠山は厚い雲の中、昭和新山はかろうじてその姿が見えました。

黒松内JCTから黒松内新道に入り黒松内ICで一般道へ。国道５号にある道の駅「くろまつない」に立ち寄り、軽い昼食をとりました。

道の駅「くろまつない」から国道５号、道道９号を経由し、日本海沿いの国道２２９号へ。賀老の滝のある島牧村まで海沿いドライブです。国道２２９号から少し入った場所にある道の駅「みなとま〜れ寿都」に立ち寄りました。

さらに国道２２９号を走ると弁慶岬があります。大きな駐車場がありここでも小休止。天気が良ければ最高の景色でしょう。

賀老の滝の情報収集のため、道の駅「よってけ！島牧」に立ち寄りました。黒松内から島牧まで３箇所の道の駅に立ち寄りましたが、もし道の駅がなければ本当に何もないところです。

国道２２９号から賀老の滝のある賀老高原への林道に入りしばらく走るとキタキツネが飛び出してきました。さらに進むと２匹目のキタキツネに遭遇。それがコイツです。弱っているのか逃げなかったため写真に収めることができました。この日、別の場所ですがさらに２匹のキタキツネに逢いました。

賀老の滝の駐車場に到着しました。雨はかろうじてセーフでした。

賀老の滝までの道のりの旅行記は‘山あり滝ありゴルフあり　２０１１夏の北海道(2)　賀老の滝へのドライブ’です。

http://4travel.jp/traveler/gotochan/album/10589301/

駐車場から賀老の滝への道は、ログハウス広場までは舗装された道路歩きで、そこから滝見展望台まで約700mの下りの遊歩道です。帰りはきつい。

滝見展望台は2箇所ありますが、千走川に下りることもでき、賀老の滝を真正面から見ることもできます。近づくのは不可能ではなさそうですが、それなりの装備が必要でしょう。しかしこれまで２度振られた賀老の滝ですから、ようやく会えたことで感激もひとしおでした。

賀老高原駐車場から林道を奥へと進むと、昇龍の橋と賀老の滝第２展望台への遊歩道入口のある駐車場があります。その駐車場から昇龍の橋はすぐです。この下流に賀老の滝があります。昇龍の橋を渡り遊歩道を１０分弱歩くと第２展望台があります。しかし、滝はこのように木々の間からその一部がかろうじて見える程度で、とても展望台と言えるものではありません。

賀老の滝の旅行記は‘山あり滝ありゴルフあり　２０１１夏の北海道(3)　滝メグラーが行く１２７　日本の滝百選『飛龍　賀老の滝』’です。

http://4travel.jp/traveler/gotochan/album/10590201

３０日は室蘭で宿泊です。来たルートで戻る方が早く到着できそうですが、あえて国道２２９号を南下し瀬棚経由国縫ICから道央自動車道に入るルートを取ることにしました。国道２２９号にあるいくつかの滝を見ることが目的です。

国道２２９号は海沿いの景色の良い道路でもあり、ついでに岬めぐりもしました。連続するいくつかのトンネルを抜けると茂津多岬の駐車場があったので立ち寄りました。

さらに進むとこんな案内板があったので当然のごとく林道を登って行きました。「日本一高い」というフレーズに弱いです。

「日本一高い」茂津多岬灯台。でも灯台自体は小さいです。「日本一高い」というのは、海面から灯台頂部までの高さが日本一なのです。

国道２２９号で見た滝を紹介します。須築トンネルを抜けてすぐ山側にある藻岩の滝。いい調子で車を飛ばしていると見逃します。

横滝。藻岩の滝からすぐ南にあります。国道から見えますが道路沿いにあるわけではありません。

この後も海岸ドライブを楽しみながら室蘭へ向かいました。

国道２２９号ドライブの旅行記は‘山あり滝ありゴルフあり　２０１１夏の北海道(4)　滝メグラーが行く１２８　国道２２９号滝めぐり岬めぐり’です。

http://4travel.jp/traveler/gotochan/album/10591157/

室蘭に宿泊したのは、室蘭の夜景を見るためです。夜景スポットはいくつかありますが、祝津公園展望台と測量山展望台から夜景を見ました。これは、祝津公園展望台からの白鳥大橋です。

測量山山頂の夜景。電波塔がカラフルにライトアップされていました。

室蘭夜景の旅行記は‘山あり滝ありゴルフあり　２０１１夏の北海道(5)　室蘭の夜景’です。

http://4travel.jp/traveler/gotochan/album/10591774/

今回の北海道旅行で賀老の滝と並んで主な目的の一つがインクラの滝です。見晴らし台までの遊歩道が完成しており、遠望ではありますが滝の姿を見ることができるようになりました。駐車場からは歩いて１０分強です。

見晴らし台から見るインクラの滝。滝壺まで近づきたい欲求はありますが、単独行で雨模様の天気ですから無茶はしませんでした。

インクラの滝の旅行記は‘山あり滝ありゴルフあり　２０１１夏の北海道(6)　滝メグラーが行く１２８　日本の滝百選・インクラの滝’です。

インクラの滝の滝見を終えたのが１０時過ぎで、帰りの飛行機は１８時４０分。まだ８時間以上もあります。インクラの滝の後、どこへ行くかは特に決めておらず、現地で出たとこ勝負のつもりでした。いろいろと観光案内のパンフレットを見ていて、樽前山登山を候補のひとつに考えていましたが、インクラの滝での天気からあまり気が進みませんでした。それでも天気予報は悪くないので、淡い期待を抱いて樽前山７合目登山口への林道のゲートがある道道１４１号で支笏湖方面へ向かいました。樽前山が近づくとあれよあれよという間に晴れてきました。

７合目の駐車場はほぼ満車で、林道も路上駐車の車でいっぱいでした。いいタイミングで下山してきた人が駐車場から出たので、ラッキーにも駐車場に停めることができました。そして登山開始です。

数分で開けたところに出て振り返ると支笏湖が眼下に広がっています。

外輪山。あの稜線を歩きます。

樽前山の最高点は溶岩ドームにありますが、当然立入禁止です。外輪山の東山が歩いて行くことのできる最高点です。

イワブクロは樽前山を代表する高山植物です。ほぼ全山で見ることができました。イワブクロは北海道の山では普通に見られるそうですが、特に樽前山で多く見られるため別名タルマエソウと呼ばれています。

外輪山をぐるり一周しました。下山後新千歳空港に向かい、帰路の途につきました。

樽前山の旅行記は‘山あり滝ありゴルフあり　２０１１夏の北海道(7)　樽前山外輪山ぐるり一周’です。