2011/08/01 - 2011/08/01
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にゃんこ姫さん
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アラブ首長国連邦は、正式名称を“United Arab Emirates(U.A.E.)”
といい、7つの首長国から成り立っています。
1971年に独立。
全体の面積は、北海道とほぼ同じです。
今回の訪問では、「エティハド航空」を利用したので、アブダビから入国となりました。
アブダビ(Abu Dhabi)は一応、首長国の首都とされ、
この地名は、アラビア語で「ガゼール(鹿の一種?)の故郷」という意味です。
街は、上空から見るとサソリのような形をしていて、頭の部分に
当たるのが市街の中心部です。
ハサミに当たる部分が、港とビーチ・エリアで、空港は尾の部分にあります。
★今回の旅のスケジュール★
1日目(7/31):夜、東京・成田発。
2日目(8/1):早朝、アブダビ着。 市内観光後、午後、ドバイへ。(ドバイ泊)
3日目(8/2):ドバイ市内観光。 (ドバイ泊)
4日目(8/3):午前、フリータイム。 午後、ショッピング・モールで
自由昼食と買い物。 夕刻、バスでアブダビへ。
レストランで夕食後、夜、空路にてアブダビ発。
5日目(8/4):午後、東京・成田着。
です。
では、ーその1−に続いて、アブダビのお話を致しましょう。
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
港の風景。
停泊している船は「ダウ船」と
いいます。
(この船については、後述。) -
「コーニッシュ・ロード」は、
海岸沿いの整備された道路。
ここから、近代的な街並みを見渡した
ところです。 -
同地点から、「エミレーツ・パレス」を
望みます。
アブダビの誇る、最高級ホテルです。 -
「エミレーツ・パレス」から遠くない
「ブレイク・ウォーター地区」にある「ヘリテージ・ヴィレッジ」。
アブダビの歴史と伝統が解る、民俗博物館という
趣のところです。 -
野外展示物のひとつ。
昔の伝統的家屋です。 -
大砲の展示なども。
-
屋内博物館に入ります。
-
伝統的な服を着た男性の人形。
こんな形で、視覚的に歴史が
解るような展示がされています。 -
先ほど、港で見た「ダウ船」の模型。
伝統的な漁に使われました。 -
昔の漁具。
魚を捕るための網です。
今でも、網の材質は違いますが、
同様の漁法は行われているようです。
昔、このあたりは貧しい漁村で、
漁業や真珠採りの仕事で生計を
立てていました。
近年になって、石油が産出したため、
つらい真珠採りの仕事をしなくても
暮らせるようになったのだそうです。 -
民具。
アラビア的な特徴のある湯沸かし器
です。 -
屋外のショップの前にも、こんな
オブジェがありました。
湯沸かし器と、これもアラブ独特の
形の刀です。 -
敷地内にあった噴水。
ともかく、外にいると頭痛がするほどの
暑さなので、少しでも水があると、ほっと
します。
砂漠でオアシスを見つけた気分? -
白い建物が多いのは、やはり、太陽光を
反射する意図でしょうか。 -
ヤシの木がたくさん見られますが、
「ナツメヤシ」です。
この実を干したものは、「デイツ」と
呼ばれ、こちらの人々の好物です。
甘くて、滋養豊富で、3粒で1日分の
カロリーが摂れるほどだとか。 -
なぜか、アヒルが一列になって、庭を
散歩?していました。 -
アヒルさん、どこへ行くの〜?
-
ああ、池があったのですね。
いいなぁ〜、涼しそう・・・。(笑) -
ここからも、海が見えます。
いい景色。 -
小屋掛けの小店もありましたが、
一軒を除いて、閉まっていました。
お休みなのか、それともラマダン中
だから? -
「ヘリテージ・ヴィレッジ」の
入り口わきにあった物。
なんでしょう?
松明を燃やすものかな?
不明です。
ガイドさんに訊いてみればよかった。 -
バスで移動中、車窓より。
何か説明があったと思うのですが、
記憶になくて・・・。 -
さっき、「コーニッシュ・ロード」から
眺めた「エミレーツ・パレス」のそばを、
再び通ります。 -
近くで見ると、すごく壮大な
ホテルです。
394室とか。
アラビア湾を見下ろしてそびえる、
まさに「宮殿」! -
次にバスが着いたのは、これまた
白亜の殿堂ともいうべき
「シェイク・ザイード・モスク」。 -
正確には、「シェイク・ザイード・ビン・スルタン・アル・
ナヒヤーン・モスク」という長〜い名前のモスク(寺院)。
この名は、現首長の父上にあたる前首長(大統領)に
ちなむ名前です。
この方は、「U.A.E.建国の父」として、今でも
国民から非常に敬愛されている人物です。
列柱の立ち並ぶ通路を通って、モスクの中に
入ります。
ここからは、靴を脱いで裸足になります。 -
モスクの中庭にて。
モスクの中に入るには、女性はイスラムの伝統に従って、
「アバヤー」(イスラム教の女性の着る服)着用を義務
づけられます。
男性は、特に服装の制限はありませんが、半ズボンとか
タンクトップのような、肌を露出しすぎる服はNGです。
「アバヤー」は、入り口前の所定の場所で、無料で
借りられます。
私は、「アバヤー」を一度着てみたかったので、
喜んでいます。
でも、私服の上から着ているので、やはり暑い! -
2007年OPENという新しいモスクで、
自称「世界で3番目に大きい」というのですが、
ガイドさんは、
「本当は7〜8番目かも。」
と言っていました。
なにしろ、「世界一」とか、大きいことが好きな国の
ようです。(笑) -
内部はどこも、とても明るくモダンなデザインで、
イスラム教らしくないような?優美さです。
(一般的なモスクのデザインは、優美さよりも、
むしろ荘重さとか豪華さを感じさせるものが
多いように思われるので。)
礼拝時以外は、観光客の出入りも写真撮影も
自由です。 -
「アバヤー」は黒の地味な服ですが、袖には
このような見事な金糸の刺繍が施されて
います。 -
床には、特別にイランに注文したという
ペルシャじゅうたんが敷きつめられて
います。 -
こちらは、女性の礼拝堂です。
イスラムでは、男女の部屋は厳格に
分けられています。
「もし隣に美女がいたら、祈祷に
集中できないでしょう?」
という理由からです。
ごもっとも、かも。 -
壁の時計は、お祈りの時間を表示して
います。 -
数分ごとに、英語表記に
変わります。
周りの6つの文字は、地名です。 -
天井の模様の繊細なこと!
レースのようです。
このあたりは、「アラベスク」(アラビア風)を
意識しているのでしょうが、デザイン的には
ヨーロッパのセンスが感じられます。 -
と思ったら、やっぱり!でした。
このモスクは、イギリス人のデザイン
なのだそうです。 -
アブダビの新しい観光名所に
したかったのでしょうね、きっと。
見たところ、いろいろな国の観光客が
来ているので、その企画は成功して
いるようです。 -
女性用のトイレは、この中庭を
横切った反対側にあります。
気温50度の炎天下に出るのには、
自分に気合いを入れる必要があります。
「喝!!」(笑)
(モスク内部は、冷房が効いています。) -
トイレへは、エスカレーターで
地下に下りるのですが、その下り口の
壁にも、美しいタイルの装飾がありました。
写真を撮っていたら、警備員?の男性に
声をかけられました。
撮影禁止なのかと思ったら、いつの間にか、
私の「アバヤー」のフードがずり落ちて
いたのに対する注意でした。
イスラムでは、女性が髪の毛を見せては
いけないのです。 -
地下のトイレの前にあった、とっても
豪華な水盤。 -
ここにも・・・。
ガイドさんの説明では、お祈りの前に
身を清めるためのものだそうです。
そういえば、日本の神社にも「水屋」が
ありますが、スケールが違いますね。 -
で、これが、こちら式のトイレ。
ドア側から見たところです。
後で
「どちらが前なの?」
と、ガイドさんに訊いたら、
「私もよくわからないんです。」
でも、おそらく、穴の開いたほうが
後ろなのだろうと、意見が一致しました。
水が貴重だからか、使用済みのトイレット・
ペーパーは、右手奥の屑籠に捨てます。
また、画面では見えませんが、壁には
ハンド・シャワーのようなものが
ついています。
これは、アラビア式の「ウォシュレット」で、
こちらの人たちはペーパーを使わず、
これで洗い流します。
それには左手を用いるので、イスラムの国々
では、左手は不浄とされているのです。 -
その大きさが世界で3番目かどうかは
ともかくとして、建物の内と外を合わせると
4万人の人が入れるのだそうです。
やっぱり、すごい! -
青空をバックに、真っ白なモスクは
見栄えがします。
総工費330億円ですって!!
金額も桁違いですね!
これで、アブダビ観光は終了し、
これから、バスでドバイに向かいます。
現在の時刻は、午前11時。
アブダビ〜ドバイの道はまっすぐで、
信号もないので、1〜1時間半で
到着するとのことです。
バスの中はエアコンが効いていて、
水が飲めて、天国〜♪
非イスラムといえども、ラマダン中は、
外で飲食するのは禁止されているのです!
−その3・ドバイ編につづくー
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この旅行記へのコメント (2)
-
- antabaさん 2012/04/01 15:37:14
- はじめまして〜
- こんにちは、にゃんこ姫さん。
はじめてコメントさせて頂きます。
まだ先の話ですが、この夏にUAEへ家族で行こうと計画してまして、
旅行記にチョコチョコとお邪魔させていただいております。
中東は未踏の地、気温とラマダンがとても気になるのですが、如何でしたか????
旅行記中に、灼熱の中人前で水が飲めないのが辛いと書かれてましたが、
旅行者でも人前での飲食は厳禁なのですね…
子供にも容赦ないのでしょうか。
暑さに関しては日差しを遮ればカラっとしているのかしら?
あまりにも暑いと子連れなので再検討せねばならないかなぁ。
でも、砂漠で見る夕日、憧れなんですよね〜
お邪魔しました〜〜
antaba
- にゃんこ姫さん からの返信 2012/04/02 16:40:57
- RE: はじめまして〜
- antabaさま、こんにちは。
お立ち寄り&コメント、ありがとうございました。
> まだ先の話ですが、この夏にUAEへ家族で行こうと計画してまして、
> 旅行記にチョコチョコとお邪魔させていただいております。
> 中東は未踏の地、気温とラマダンがとても気になるのですが、如何でしたか????
U.A.Eは、なかなか興味深い国でした。
ただ、おっしゃる通り、真夏でしかもラマダンの
時季は、非常に不便を強いられますので、
私はこの時期にもう一度行こうという気には
なりませんね。
> 旅行記中に、灼熱の中人前で水が飲めないのが辛いと書かれてましたが、
> 旅行者でも人前での飲食は厳禁なのですね…
> 子供にも容赦ないのでしょうか。
小さいお子さんや妊婦さん、病人など
例外として免除されていると聞いた気も
いたしますが、私の参加したツアーでは
該当する人がいなかったので、未確認です。
> 暑さに関しては日差しを遮ればカラっとしているのかしら?
> あまりにも暑いと子連れなので再検討せねばならないかなぁ。
> でも、砂漠で見る夕日、憧れなんですよね〜
コメントを拝見して、やはり情報を求めていらっしゃる
方がおありのようですので、旅行直後に下書きした
ものの投稿せずに放置してあった原稿を、あらためて
「4トラ」に投稿することに致しました。
よろしければ、そちらも参考にしていただければ幸いです。
http://4travel.jp/overseas/area/middle_east/uae/tips/10242382/
では、楽しいご旅行を。
にゃんこ姫
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