【海外音楽フェス】今年はフランスのHellfest2011！ 帰りはあの国へ3度目の挑戦（8日目 ジェッダの夜明け＆ドバイトランジット　編）

2011/06/22 - 2011/06/22

毎年恒例となっている海外での音楽フェスへの旅。
WACKEN、SUMMER BREEZEとドイツフェス参加してきましたが、
今年は2月の段階で発表されたラインナップを見て、フランスで開催されるHellfestに決定。
大好きなMAYHEM、1349、KORPIKLAANI、TURISASの名前があったのもありますが、
メタル系だけでなく、パンク系も充実していたのが即決の理由。
THE EXPLOITEDは楽しみだし、DRIが観れるのもうれしい。
そしてGRIND CORE系も大充実。
当時は、あのANAL CUNTの出演が発表されてましたが、後日キャンセル。
そしてこの旅行の出発直前に、ボーカルのSETHが他界。
来日公演のとき、気さくに話してくれただけに非常に残念です。

最終的には、フェス3日間朝から晩まで見たいバンドだらけになった
体力が持つのか不安になるくらいの過去最高ラインナップ。

DODHEIMSGARDやTSJUDERは貴重なライブになるし、ロシアのARKONAはCD聴いて
かなり気に入ってたので楽しみ。

またフェス会場では、
自分のバンドのCDを欧米で流通させてくれる会社探しも大きな目的。

フェス終了後は、イエメンに長期滞在してた際、トランジットビザ申請したが却下され続けたサウジアラビアに再挑戦。
ロンプラによると6時間以上18時間以内の乗継ぎの場合、入国を認められる場合があるとの情報。
サウジに行ければ、イスラエルを除く中東エリアの国を全部行ったことになるので、なんとしても行きたいとこなのですが・・。

そんなこんな目的の旅は、こんな行程に。
9日間の旅行でホテル宿泊は2泊だけ。
体力もつかな〜。

【行程】
2011/06/15 中国国際航空 CA422便 東京・成田→北京・首都
2011/06/15 中国国際航空 CA933便 北京・首都→パリ・ドゴール
2011/06/20 ブリティッシュエアウェイズ BA337便 パリ・オルリー→ロンドン・ヒースロー
2011/06/21 サウジアラビア航空 SV112便 ロンドン・ヒースロー→ジェッダ
2011/06/22 サウジアラビア航空 SV588便 ジェッダ→ドバイ
2011/06/23 中国国際航空 CA942便 ドバイ→北京・首都
2011/06/23 中国国際航空 CA421便 北京・首都→東京・成田

【滞在先】
2011/06/16〜06/17【ナント】イビス・ナント駅南（IBIS Nantes Centre Gare Sud）
2011/06/20〜06/21【ロンドン】シスル・ロンドンヒースロー（THISTLE Hotel London Heathrow）

エリア ドバイ(アラブ首長国連邦)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: ブリティッシュエアウェイズ 中国国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

【2011年9月22日（水）】
アザーンが流れ
周りがバタバタし始めて目が覚めた。

朝の礼拝をする列に混ざって、お祈り。

まだ眠いけど、あまりここに長居するのは悪いので、
歯磨きをしにトイレへ。

昨夜、ダッカ行きのおっちゃんが
連れてきてくれたのが、ここ。

空港内にある礼拝所。
中に入るとすでに先客がいて横になってる。

異教徒だけどいいの？
おっちゃんは先客に目で合図して

『だいじょうぶ。礼拝の邪魔だけしないように。』

先客のおっちゃんたちが、
ここで横になれと手招きしてくれ、
御礼を言い横になると、カーペットの心地よさで
一気に深い眠りに。

6時になったのでカフェテリアに朝食をもらいに。

昨日、
サウジアラビア航空からもらった食券を渡すと

好きなサンドウィッチと飲み物を選べとのこと。

チーズが美味しそうだったので
チーズサンドウィッチと紅茶の朝食。

お腹が満たされると、

昨夜は嫌で仕方なかったこの空港が
好きになってきました。

あまり品揃えが面白くない免税店をゆっくり眺めると
サウジアラビアのマグネット発見！

記念に購入。

免税店でポストカードを購入して
カフェテラスのテーブルで、友人にジェッダの報告。

残念ながら郵便局がないので、
ドバイで投函することになりそう・・

ふと、声が・・・

『なんだ？お前まだいたのか！？？？』

見上げると、昨夜自分をイミグレから連れ戻した係員。

『朝1のドバイ便じゃないのか？』

だから17時間乗り継ぎがあるって何度も言ったじゃん！

笑顔で
『あと少しがんばれよ』
と言われ、またサウジ挑戦しようと決意！

いつか絶対に入国します。

空港滞在15時間経過。

ようやく自分の搭乗するSV588便が
モニターに出てきた〜。

12時すぎに搭乗開始。

バスで飛行機まで行き、タラップで搭乗。

この空港にボーディングブリッジはないと
思ってたのですが、

ハッジ（巡礼）便用ターミナルには
ありました。

イランの2大航空会社
イラン航空とマハンエアがちょうど着いたとこ。

機材はエアバスA320。

エコノミークラスは3-3の配席。

2時間ちょっとのフライトと、
アルコールが飲めない事を考え窓側に。

定刻にジェッダを離陸。

ジェッダの街を目に焼き付けておきました。

うまくいけばメッカかメディナが上空から見えないかな
と期待してましたが、残念ながら違う方向に飛行。

搭乗率は2〜3割程度でガラガラ。

昨日乗ったボーイング777のように
シートピッチは広くはないのですが、
快適な座り心地でした。

パーソナルTVもなし。

驚いたのはまたしても機内食。

東京-ソウル間くらいのフライトなのに、
メインはなんと3択！！

牛肉・鶏肉・魚から選べました。

魚を選択。
すり身をカレー風味にしたもので、おいしい！
なんだか懐かしい味がした。

UAE時間16時過ぎ
シャルジャ首長国上空からUAE上空へ。

シャルジャがビルだらけになっていて
ビックリ。

ドバイ首長国のベッドタウンから脱出できたのかな？！

ドバイ空港に着陸。

ロンドンでも見かけた
エミレーツ航空のA380。

いつか乗ってみたい。
香港-バンコク間のビジネスクラスなら
なんとか乗れる値段。

ドバイ空港はターミナル1に到着。

定刻16時30分。

この時間ならイミグレが混んでないはず。

夜と早朝は東南アジア、インドやパキスタンからの便が集中するため
出稼ぎの方々でイミグレは大渋滞。

イミグレに着くと、ガラガラ。
ラッキー！

と思ったのですが・・・

パスポートを出して、スキャンされた途端
係員の表情が変わって

ビビビビビビビビ〜

と音が鳴り、別の係員に連れられて別室へ・・・

えーーーー？！
まさかUAEでこんな事になるとは！？？？？

別室で、
前回の出国や滞在についての質問を受け
以前取得していたIDの返却等の処理について
聞かれ、説明をして、約1時間後無事入国スタンプをゲット。

どうも自分の手続きに問題があったみたいですが、
自分の貧しい語学では限界もあり、理解できなかった部分も。

入国させてもらえてよかった。

何度も来てるけど、初めて滞在先を聞かれました。
トランジットなので宿泊の予定はないけど、、

また色々聞かれるのが面倒なので
『リハーブ・ロタナ』
と定宿の名前を出してしまいました。

手荷物ターンテーブルに行くと
まだ自分の便の表示は出てた。

が、流れてくるのは
カタール航空のドーハからの荷物。

まわりを探すと、
申し訳なさそうに、1個ポツリと置かれてました。

税関を抜けて、ようやく一息。

時計を見るともう18時前。

北京行の便は24時発なので、
22時までに戻ってくるとしても
約4時間しかない。

とりあえず手荷物預かり所へ。

昔、利用した事があったので
その場所へ行くと倉庫になってた・・・

聞くとタクシー乗り場の隣に移ったとのこと。

あった。あった。
ここなら出口から近いから便利だね。

1個20ディルハム(約500円）

いつもならタクシーかバスに乗るのですが、
ドバイメトロが空港に乗り入れてるので
利用してみることに。

このICカードを購入。

車内は快適。
渋滞する通りを窓下に、スイスイ進むので
こりゃ便利だー。

とりあえずブルジュ・ハリファを見に。

おー！
すげー高い！！
カメラに下から上まで入りきらない。

高所恐怖症なので、
昇るつもりはなく、最寄駅から眺めてすぐに退散。

カードに2回分チャージして
再びメトロに乗車。

ユニオンスクエアで下車。

ここには以前よく来ていた中華食堂があって、
安くて美味しいので、お気に入り。

が、予想通りというか

お店は韓国料理屋になってました・・・。

ユニオンスクエアから
フィッシュR/Aのあたりは

安くて美味しいお店が多いので、少し散策。

世界1やラグジュアリーな設備が話題の
華やかなドバイより・・

こういうドバイの風景が自分は好き。

中華レストランを発見！

店員も客も中国人ばかりなので
味は問題なさそうなので、入店。

コーンスープ。

春巻き。

なぜかケチャップ。

海鮮チャーハン。

これにスプライトとサービスのデザートが付いて
41ディルハム（約1,000円）

チャーハンは量が多すぎて
半分も食べれなかったけど、美味しかった。

近くのスーパーマーケットと
イランのスイーツ屋さんでお土産を購入。

20時30分。
することもないので空港へ戻るか〜

ユニオン駅からメトロで空港へ。

荷物を受け取り出発フロアへ、

チェックインフロアの上にある、待合スペースで
携帯電話の充電と着替えをする。

ここは以前からお気に入りの場所で、
ベンチが横になれるタイプなので、よく夜を明かしました。


荷物のパッキングを再度おこない、準備完了。

中国国際航空のチェクインはすでに開始されてました。

北京経由成田まではビジネスクラス利用。

エコノミーがけっこう混んでて、
ビジネスクラスとの差額が2万円しかなかったので
夜行便ということもありビジネスにしました。

チェクイン終了。

出国はスムーズ。
何も聞かれず、すぐにスタンプ押してくれた。

久しぶりにドバイ来て、
あわただしい数時間の滞在でしたが
またゆっくり来たいなーと思いました。

中国国際航空のビジスクラスラウンジは、
マルハバラウンジ利用。

ここはお金払えば誰でも利用できるため、
混んでる上に、狭いのでちょっと残念。

とりあえずビール。

お腹はあまり空いてないんだけど
美味しそう・・

ちょっとだけいただきます。

案の定、席はほとんど埋まってるので
インドの方と相席。

ビール2本飲み、ホロ酔い。

歯磨きをして、搭乗準備完了。

さて、機内でぐっすり寝よう！！