下鴨・宝ヶ池・平安神宮旅行記(ブログ) 一覧に戻る
京都通いも2シ〜ズン目に突入している。<br />いつも場当たり的で計画性に欠けており無駄脚が多い。<br />自分としてはヒマつぶしなので仕方ないのだがあまりにも勿体無い。<br />なのでこの日だけは以前から決めていた。<br />葵祭である。<br />京都三大祭りのひとつ。<br />前回下鴨神社を訪れた時に神社職員の方から話を聴いていた。<br />朝廷の行事であったものを貴族が見物に訪れそれが貴族のお祭りになったと云う。<br />庶民的な他の二つの祭りと比べより歴史・格式共に勝るとの説明であった。<br /><br />こうして早朝より京阪出町柳駅に降り立つ。<br />しかし駅はもう既に人でてんこ盛り状態であった。<br />そしてまた計画と云っても自分の予定は早くも此処までだ。<br />とにかくこの日この時にここまで来る事しか考えていなかった。<br />初めての事でありこの先の作法が解らずどこに陣取ればいいのやら。<br /><br />そのまま人の流れにのみ込まれぞろぞろ加茂川まで歩かされた。<br />この時点でもはや嫌気がさし人込みを避け川縁に降り暫し休憩した。<br />拡声器による警察の誘導も始まり我に返った。<br />気を取り直し土手を登った。<br />人の波は想像を超えており早くも本日の昼食は抜きだなと諦める。<br />行列が御所を出発しこの辺りを通過するまでまだ二時間近くはある。<br />糺の森の馬場で行われる流鏑馬神事を見物したかったがその場所まで到達できる保証はない。<br />それは3シ〜ズン目の課題とし、とにかく今の場所を確保しよう。<br />松の木の根元の盛り上がった日蔭の絶好なポイントを選び陣取って待つ事一時間。<br />黄色い歓声と共に行列の先頭が見えて来た。<br /><br />これだ。<br />この瞬間を待っていた。<br />優雅で煌びやかな時間の流れ。<br />可憐な行列に想いは平安の時代に。<br /><br />午前の部は厳かに終了し午後に行列は上賀茂神社へと向かう。<br />どうしたものかと迷ったがとにかく沿道に出て北上してみた。<br />そのまま騒がしくなって来た胃袋と格闘しつつ歩く。<br />すると行列の出来ていないラ〜メン屋があった。<br />店内は満席であるが外にまで列ははみ出ていない。<br />ココを逃してはと店内にて並ぶ。<br />食事で並ぶなんて通常の自分では考えられない。<br />これも葵祭効果なのであろう。<br /><br />胃袋も静かになったので余裕が出来た。<br />午後の部も絶好の折り返しポイントを確保できた。<br />待ち時間は近くのパチンコ店で涼しく休憩させてもらった。<br />ひねりの無い全く同じ行列を見送り下鴨神社へ戻った。<br />観る事が出来なかった流鏑馬神事の跡をたどり糺の森を散策した。<br />果して来年のこの日に私は京都に居るであろうか?<br />たとえ住んでいなくても流鏑馬神事だけは観に来よう。<br />そう心に誓い森を後にした。<br /><br />行列を観る為の行列。<br />昼食の為の行列。<br />もう御免だ。<br /><br />いやはや行列には辛いものがある。<br />

葵祭(賀茂祭)漂流

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2011/05/15 - 2011/05/15

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midnightrambler

midnightramblerさん

京都通いも2シ〜ズン目に突入している。
いつも場当たり的で計画性に欠けており無駄脚が多い。
自分としてはヒマつぶしなので仕方ないのだがあまりにも勿体無い。
なのでこの日だけは以前から決めていた。
葵祭である。
京都三大祭りのひとつ。
前回下鴨神社を訪れた時に神社職員の方から話を聴いていた。
朝廷の行事であったものを貴族が見物に訪れそれが貴族のお祭りになったと云う。
庶民的な他の二つの祭りと比べより歴史・格式共に勝るとの説明であった。

こうして早朝より京阪出町柳駅に降り立つ。
しかし駅はもう既に人でてんこ盛り状態であった。
そしてまた計画と云っても自分の予定は早くも此処までだ。
とにかくこの日この時にここまで来る事しか考えていなかった。
初めての事でありこの先の作法が解らずどこに陣取ればいいのやら。

そのまま人の流れにのみ込まれぞろぞろ加茂川まで歩かされた。
この時点でもはや嫌気がさし人込みを避け川縁に降り暫し休憩した。
拡声器による警察の誘導も始まり我に返った。
気を取り直し土手を登った。
人の波は想像を超えており早くも本日の昼食は抜きだなと諦める。
行列が御所を出発しこの辺りを通過するまでまだ二時間近くはある。
糺の森の馬場で行われる流鏑馬神事を見物したかったがその場所まで到達できる保証はない。
それは3シ〜ズン目の課題とし、とにかく今の場所を確保しよう。
松の木の根元の盛り上がった日蔭の絶好なポイントを選び陣取って待つ事一時間。
黄色い歓声と共に行列の先頭が見えて来た。

これだ。
この瞬間を待っていた。
優雅で煌びやかな時間の流れ。
可憐な行列に想いは平安の時代に。

午前の部は厳かに終了し午後に行列は上賀茂神社へと向かう。
どうしたものかと迷ったがとにかく沿道に出て北上してみた。
そのまま騒がしくなって来た胃袋と格闘しつつ歩く。
すると行列の出来ていないラ〜メン屋があった。
店内は満席であるが外にまで列ははみ出ていない。
ココを逃してはと店内にて並ぶ。
食事で並ぶなんて通常の自分では考えられない。
これも葵祭効果なのであろう。

胃袋も静かになったので余裕が出来た。
午後の部も絶好の折り返しポイントを確保できた。
待ち時間は近くのパチンコ店で涼しく休憩させてもらった。
ひねりの無い全く同じ行列を見送り下鴨神社へ戻った。
観る事が出来なかった流鏑馬神事の跡をたどり糺の森を散策した。
果して来年のこの日に私は京都に居るであろうか?
たとえ住んでいなくても流鏑馬神事だけは観に来よう。
そう心に誓い森を後にした。

行列を観る為の行列。
昼食の為の行列。
もう御免だ。

いやはや行列には辛いものがある。

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
私鉄 徒歩

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