2007/04/27 - 2007/05/04
219位(同エリア399件中)
ムヒカさん
中国・ハルビンの731部隊跡地の見学が、4トラベル登録のきっかけでした。
731部隊跡地は、アジアのアウシュビッツと言われたりもします。
収容所として、あまりにも有名なアウシュビッツ&ビルケナウ。
私の初めての収容所見学は、ここから始まりました。
当時、白い巨塔というドラマで、財前五郎演じる唐沢寿明が、アウシュビッツを案内されるシーンを見て、一気に行きたい気持ちが高まりました。
それ以前にも、アウシュビッツに関する特番は見ておりました。
特番の映像はどれも重々しく、季節は冬が多かった記憶。
色に例えるとグレーでしょうか。
私の中ではすっかりグレーな印象が刷り込まれておりました。
しかし、この地に着いた時の第一印象は、とても残虐な行為があったとは思えない美しい風景でした。
確かに重々しい場所も存在するのですが、人の多さ、季節的に咲き乱れるタンポポ、天気の良さなどが相まり、自分の中のイメージとは違った印象となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
クラクフからオシフィエンチム行きの列車チケットが付いたフリーツアーを利用しました。
乗り遅れないように早めの行動をしたら、30分以上も前に駅に着いてしまった。
列車は、開いていたので席に座って待機。
列車内のトイレはロシア流で、便座がありませんでした。 -
オシフィエンチム駅からバスに乗り、アウシュビッツ第1収容所に到着。
最初に目に入った収容所近辺の風景は、タンポポが咲き乱れ、メルヘンさを感じてしまいました。 -
おなじみの有名な門です。
門をくぐっても、また戻って来られる時代に感謝です。 -
この門をくぐる前に、アウシュビッツに関する映画を見ました。
内容は今となっては、あまり憶えておらず・・・
上映場所は博物館入り口にある、元囚人受け入れ所です。
窓口で券を販売しています。
他に売店があり、アウシュビッツ関係の書籍などが販売されていました。
私には難しすぎる本ばかりでした。
日本語の小さな案内書もここで手に入れた記憶。 -
有刺鉄線の支柱は、トゲの生えた不気味な生き物みたい。
-
この辺りは、特番で予習したイメージ通りの風景でした。
たるんだ有刺鉄線は、当時はもっと張っていたのかなぁ。 -
アウシュビッツ第1収容所構内。
28棟の収容棟が立ち並んでいます。
ポプラ並木は、SSが収容者に植えさせたものとの事。
犠牲者の髪やナチスの略奪没収品が展示されている4、5号館は大変混み合っていました。
展示室は、写真撮影禁止のプレートが出ていました。
しかし、みんなお構いなしに撮りまくりでした。
人が多いので、カメラを頭上に掲げ、ひたすらシャッターを切ってました。
後でレポート提出の課題でもあるのでしょうか。
写真の撮りっぷりに、少々浅ましさを感じてしまいました。 -
処刑場が隣接する11号館も、見学者が多かった場所です。
ゲシュタポによる即決裁判で、銃殺刑が行われた場所です。
地下の牢屋には、コルベ神父が殺された18号牢。
餓死させたり、窒息させたり、狭い空間で立ちっぱなしにさせた牢が当時に近い形で残っています。
アウシュビッツ収容所は、元々はポーランドの政治犯を収容する為に建てられました。
この地下監房で、チクロンBを使用した大量抹殺が行われました。
この実験がきっかけで、ガス室による虐殺が本格的に始まったとの事。
地下は、暗さと人ごみでよくわからないまま見学が終わってしまいました。
写真は中庭から撮影。 -
アウシュビッツとビルケナウは、強制収容所に関する博物館です。
強制収容所の証拠として重要な施設は、元あった場所に復元しています。
死の壁がその一つです。 -
死の壁からの風景。
左が11号館、右が10号館になります。
収容者が居る窓には、処刑が見えないように黒い板が取り付けられました。
10号館では女性の収容者を確保して、不妊実験が繰り返されたそうです。 -
点呼広場の中央に建つ塔。
近くには復元されたものですが、集団絞首台があります。
遠くからみると鉄棒みたいでした。
簡素さが残酷に感じました。
アウシュビッツは、当時の残虐行為が写真や絵によって展示されています。
復元されたものとはいえ、たいへんリアルさを感じます。 -
写真建物は、チクロンB・略奪品の倉庫と思われます。
ユダヤ人以外の犠牲者として、ジプシーやソ連軍捕虜、同性愛者なども対象となりました。
犠牲者たちの出身国毎の展示も見たかったのですが、時間的に厳しかったので見送りました。
1日でアウシュビッツとビルケナウを見学する場合、各国展示は見送る人が多いように感じました。
その為、各国の展示館は4,5,11号館に比べると圧倒的に空いていると思われます。 -
収容所の元所長、ルドルフ・ヘスの死刑が行われた絞首台。
この階段を上がり絞首台に近づこうとしたら、何かにつっかかり思いきりコケそうになったのを鮮明に憶えています。
サッカーのカズダンスの如く、小刻みにバランスをとって何とか転倒回避。
こんな所で転倒したら、大人といえども泣いちゃいそうです。
近くにいた女性の心配そうな視線が恥ずかしく、早々とこの場を立ち去りました。 -
焼却炉の煙突です。
当時の設計図に基づいて復元されたものです。 -
第1クレマトリウム入口。
ガス室併設の焼却炉をクレマトリウムと呼びます。 -
焼却炉の内部。
撮影禁止だったかもしれませんが、ただならぬ雰囲気を感じ、撮ってしまいました。
浅ましかったかな。 -
第1収容所を見学中、猛烈に気になったかまぼこ型の入り口。
SSの防空壕らしいですね。 -
これもそうなのかなぁ。
中に入ろうと試みましたが、両方とも中は石などで埋め立てられていました。
ビルケナウにも、かまぼこ型の似たようなものがあった記憶。 -
第1収容所は、やや駆け足見学となってしまいました。
建物がそれほど大きくないので、見学者が多いと入り口で長蛇の列が出来てしまいます。
ここだけの見学で、1日かかってしまいそう。 -
第1収容所の駐車場より、無料シャトルバスに乗って、第2収容所のビルケナウへ向かいます。
広大な敷地内に広がる有刺鉄線の支柱。
ビルケナウにもタンポポが咲き乱れていました。 -
死の門と呼ばれたビルケナウの入り口をくぐり、広大な敷地内の見学です。
死の門の監視塔は、有料で最上階へ登る事が出来ます。 -
順路に従い、引込み線沿いを歩きます。
アウシュビッツの象徴的な風景です。 -
降車場(ランペ)。
引込み線が3本に分かれます。 -
引込み線の傍らに捧げられたメッセージカード。
-
引込み線の終点は、まだ遙か向こう。
歩いて行くので、見学時間を多めに取りたいところです。 -
レンガ造りのバラックへ入る門かな。
-
洗面所。
敷地が広いので、第1収容所のアウシュビッツのように、人ごみにまみれることがなかったです。 -
トイレ。
それほど大きな穴ではありませんが、当時はこの穴に落ちてしまう人がいたらしいです。
展示された収容者の写真を見るとうなずけます。 -
バラック内部のベッド。
大量虐殺が目的のためか、第1収容所のアウシュビッツに比べると、かなり劣悪。 -
外はタンポポが咲き乱れ、美しい景色だと感じてしまいました。
中とのギャップが激しかったです。 -
再び、引込み線の終点を目指します。
爆破された第2クレマトリウムが、目に飛び込んできます。 -
石畳は、国際犠牲者記念碑へ続いています。
爆破された2つのクレマトリウムの間に建てられています。 -
引込み線の終点。
周囲は、国際犠牲者記念碑の石畳で囲まれています。 -
ビルケナウ入り口の死の門は、遙か向こう。
歩いたなぁ! -
この辺りは、爆破されたクレマトリウムだらけです。
-
気になった丸い建物。
下水処理場なのかな?
誰か知っていたら教えてください。 -
遙か遠くに見える建物は、司令官事務所。
手前は畑みたいですが、死者から奪った遺品の倉庫群「カナダ?」の跡地かな。
すぐ近くには、収容者受入棟の「ザウナ」があります。 -
ザウナの流れは、登録&脱衣ホール、衣料品預託場、散髪場、シャワー室、囚人服受領場となっています。
写真は、衣料品預託場の蒸気消毒装置。
初めて目にした時、こちらも焼却炉かと思ってしまいました。 -
第5クレマトリウム周辺の、死体を野焼きにした場所。
当時の写真に、隠し撮りをした為、構図が斜めになっているものがありました。
同様に斜め構図で撮ってみました。 -
砕いた人骨を投げ込んだ「死の池」。
池も野焼きにされた場所も、そんな事があったとは思えない程、静かで草木の緑が鮮やかでした。 -
おおまかですが、ビルケナウの見学は以上で終了。
同博物館、日本人ガイド・中谷剛さんの「アウシュビッツ博物館案内」という本を片手に見学をしました。 -
最後に木造バラックを見学。
1日でアウシュビッツとビルケナウの見学はハードでした。
おおまかな部分しか見れませんでした。 -
オシフィエンチムのどこかで見た教会。
機会があれば、今回見れなかった箇所を見学したいです。
今回の見学で天気に恵まれたのは、ホントにラッキーだったと感謝しています。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 哈桑湖さん 2011/09/16 21:27:15
- 焼却炉の煙突が復元だったとは
- ムヒカ様
アウシュヴィッツのこれほど詳しい説明を読んだのは、初めてです。
有り難うございます。
驚いたのは、焼却炉の煙突が、復元だったのですね。
アウシュヴィッツで、チクロンBで殺害したのは、嘘だというドイツ人がいます。その代表格が、クラウス・フォン・シュタウフェンベルク伯爵大佐一派の反乱を鎮圧した、オットー・エルンスト・レーマーです。
レーマーは、ネオ・ナチのレッテルを貼られ、スペインに亡命して他界しました。
青酸を注入する穴は戦後作られたものだとか、言っていましたが。
ドイツでは、右手を高くあげるファシスト式の敬礼をしても、逮捕されるようです。勿論、ホロコーストを否定してもですが。
ハルビンの731部隊跡のお写真も、すごいなと思いましたが、こちらもすごいですね。
イシク湖のお写真をほめていただき、有り難うございます。
- ムヒカさん からの返信 2011/09/17 15:36:45
- RE: 書き込みと投票ありがとうございます
- 浦潮斯徳さま
アウシュヴィッツと旅順の日露監獄旧跡博物館については、好きな分野なので、投票は大変嬉しく思います。
まだまだ勉強不足な点があるので、今後も精進したいと思っております。
他にもたくさんの投票ありがとうございました。
ムヒカ
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