2011/07/02 - 2011/07/09
2715位(同エリア6771件中)
naoさん
【ボンジョルノ・イタリア ミラノから行く人気の4都市めぐり】
真夏のイタリア旅行に行ってきました!!
各都市の滞在は短かったですが、見所を抑えたコースだと思います。
旅行記というよりは、イタリアの歴史や作品についてのメモ等、
自分用の備忘録的なものとなってしまいました。
よろしければご笑覧下さい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
【ミラノ】
1つめの都市はミラノ。
ミラノは歴史と現代が融合する町。ファッションの
発信地としても知られています。
この日巡ったのは…
『スフォルツェスコ城』
ミラノ公爵スフォルツァが城砦としました。
現在では美術館としても公開されており、
ミケランジェロの最後の作品(未完)
「ロンダーニのピエタ」が展示されています。
『スカラ座』
イタリアオペラの最高峰であり、
数々の著名なオペラの初演の舞台と
なったことでも有名です。
リストのピアノやマリア・カラスの肖像画等も
展示してありました。
『ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア』
プラダの本店があり、ショッピングモールの
先駆けとしても有名です。
『ドゥオモ』
世界最大のゴシック建築であり、
最初の石が置かれてから約500年後の
1813年に完成しました。聖母マリアに
献納されているもので、135本ある尖塔の
一番上には聖母マリアの彫刻が飾られています。
写真は、『ヴィットーリオ・
エマヌエーレ2世のガッレリア』。 -
【ミラノのドゥオモ】
ミラノの中で圧倒的な存在感を放っているのが
このドゥオモ(ミラノ大聖堂)。
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の
ガッレリアを抜けると目に飛び込んできたのが
美しく壮麗なファザードです。
まず屋上に行って、てっぺんのマリア様像を見たり、
尖塔越しに街並みを見て、初めてのイタリアを
実感しました。
また大聖堂の内部は、私達が訪れた時
ちょうどミサが行われている最中だったので、
厳粛な雰囲気の中、見学できました。 -
【ご飯】
ツアーには、各都市の名物料理が多く
含まれていましたが、どれもシンプルで
あんまり味がしなかった気が…
素材の味を生かした料理だったとも言えますが(笑)
フリーの時に自分達で入ったお店は
どこもおいしかったです。
5ユーロのピザとかも!!
あとは、マクドナルドの食べ比べをしてみましたが、
日伊の味覚はあまり変わらないということが
分かりました!!
写真はミラノ風カツレツ。 -
【ヴェネツィア】
中世時代にはヴェネツィア共和国の首都として盛え、
「アドリア海の女王」と呼ばれています。
羽のあるライオンは、ヴェネチアの守護聖人
サン・マルコのシンボルで、街中でよく見かけます。
ヴェネツィアでは、サン・マルコ広場まで
徒歩1分という好立地のホテルに宿泊したため、
空いた時間にもたくさん散歩できました。 -
ヴェネツィアでの主な観光…
『サン・マルコ寺院』
9世紀にエジプトから運ばれた聖マルコの
遺体を納めています。
内部はモザイク画で装飾され、金色に輝いて
いました。
『ドゥカーレ宮殿』
共和国の総督邸兼政庁として、8世紀に
創建されました。ヴェネツィア派を代表する
画家ティントレットが描いた「天国(Paradiso)」は、
世界最大の油絵と言われています。
『サン・マルコ広場』
サン・マルコ寺院、ドゥカーレ宮殿、
コッレール博物館、新政庁、時計塔に囲まれた
この広場はナポレオンが世界で最も美しい広場と
言ったことでも有名です。
写真はサン・マルコ広場。 -
【カフェ・フローリアン】
サン・マルコ広場にある1720年創業のカフェ。
カフェ・ラテの発祥店としても有名で、
映画「旅情」の撮影でも使用されました。
生演奏を聞きながら、ちょっと休憩。
青空の下、サン・マルコ広場を眺めながら、
生演奏を聞いて、コーヒーを飲む…
贅沢なひと時でしたが、その分高かったです…(笑) -
【フィレンツェ】
4日目はヴェネツィアからフィレンツェへ。
フィレンツェでの主な観光…
『サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂』
ドゥオーモ(大聖堂)、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、
ジョットの鐘楼の三つの建築物で構成されており、
「花の聖母マリア」という意味があります。
『ウフィツィ美術館』
メディチ家歴代の美術コレクションを収蔵する
美術館であり、イタリア・ルネサンス絵画の宝庫です。
ボッティチェッリの「プリマヴェーラ」や
「ヴィーナスの誕生」、レオナルド・ダ・ヴィンチの
「受胎告知」が置いてあります。
『サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局』
現存する世界最古の薬局として知られています。
本店の内装は美術館のようでした。
オーデコロン、石鹸、ボディーケア製品を
昔からのレシピに基づいて作り続けています。 -
【フィレンツェとメディチ家】
メディチ家はルネサンス期に銀行家、政治家として
台頭し、フィレンツェの実質的な支配者として
君臨した一族です。その財力でボッティチェリ、
レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、
など多数の芸術家をパトロンとして支援し、
ルネサンスの文化を育てる上で大きな役割を果たしました。 -
【ウフィツィ美術館】
メディチ家歴代の美術コレクションを収蔵する
美術館であり、イタリアルネサンス絵画の宝庫。
規模的にも絵的にも、すごく好きです!!
是非行ってみて下さい。
主な展示作品は…
・プリマヴェーラ(サンドロ・ボッティチェッリ)
・ヴィーナスの誕生(サンドロ・ボッティチェッリ)
・受胎告知(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
・ヒワの聖母(ラファエロ・サンティ)
館内は撮影禁止だったので、
画像お借りしましたm(_ _)m -
【ピサ】
ピサは11世紀頃、海洋国家として成長しました。
『ピサの斜塔』で有名ですが、世界遺産
『ピサのドゥオモ広場』としては、
洗礼堂、大聖堂、鐘楼(ピサの斜塔)等が
登録されています。
有名な『ピサの斜塔』だけでなく、
ビサンチン様式を取り入れた
大聖堂等も当時の繁栄が伺い知れる、
とても素敵なものでした。 -
【ピサの斜塔】
外国の観光客も記念撮影で盛り上がっていました。
まぁ、やっちゃいますよね…笑。
あまりに楽しそうだったのでパシャリ。
私達も手に乗っけたり、支えたり、いろいろな写真を撮りました。 -
【ローマ】
ついにローマへ到着。
この日は世界最小の国であり、カトリック教会の総本山、
バチカン市国を中心に回りました。
バチカン市国は、国全体が世界遺産に登録されています。
『サン・ピエトロ大聖堂』
旧聖堂はコンスタンティヌス帝により、
324年に聖ペトロのお墓の上に建設されました。
新聖堂の建設には、ラファエロ、ミケランジェロ等が
携わっており、広場はベルニーニによって
作られました。
『バチカン美術館』
ユリウス2世をはじめとする、歴代ローマ教皇の
収集品を展示しています。新旧さまざまな美術館の
複合体であり、古代彫刻、エジプト美術等の
専門美術館の他、バチカン図書館、
システィーナ礼拝堂等を総称してバチカン美術館と
呼んでいます。
『システィーナ礼拝堂』
1481年教皇礼拝堂として完成。ミケランジェロによる
「創世記」などの大天井画、「最後の審判」の
壁画で有名です。
教皇を選出するコンクラーヴェの会場でもあります。 -
【バチカン美術館】
とにかく広くて、観光客がたくさん!
特に印象的だったのは…
『ラファエロの間』
ラファエロらによって製作された、
コンスタンティヌスの間、ヘリオドロスの間 、
署名の間、ボルゴの火災の間の
4つの部屋の総称です。
代表作「アテナイの学堂」は
署名の間に描かれています。
ラファエロは、ダ・ヴィンチやミケランジェロ等
たくさんの人に影響を受け、
それまでの芸術手法を統合、洗練し、優雅な様式を
確立したと言われています。
本当に繊細な美しい描写で、
思わず見惚れてしまいました。
『システィーナ礼拝堂』
ミケランジェロらにより「創世記」などの大天井画、
「最後の審判」などが描かれています。
ミケランジェロは、自ら彫刻家だと自任していましたが、
画家、建築家としても才能を発揮し、
彫刻「ピエタ」「ダビデ像」だけでなく、
絵画「最後の審判」や建築「サン・ピエトロ大聖堂」の
設計等をしました。
ダ・ヴィンチとラファエロと共にルネサンスの三大巨匠と
呼ばれています。
写真はバチカン美術館内ラファエロの間 -
【サン・ピエトロ大聖堂】
キリスト教の教会建築としては世界最大を誇る大聖堂です。
ルネサンスからバロックの時期にかけて、
当時の第一級の建築家達が造営に携わりました。
それだけに見所が盛り沢山ですので、
ここでは特に印象に残ったものを紹介したいと思います。
・アントニオ・フィラレーテ作『中央扉』
サンピエトロ大聖堂の入り口を飾る、
大きく重厚な扉です。
・ベルニーニ作『大天蓋(バルダッキーノ)』
ベルニーニが大聖堂のために製作した最初の作品です。
この日は天井から光が差し込み、バルダッキーノが
さらに神々しく感じられました。
カトリック信仰を形として人々の目に焼きつかせた、
と表現されるのも納得です。
・ミケランジェロ作『ピエタ』
ピエタとは慈悲の意味であり、十字架から降ろされた
キリストを抱き、嘆き悲しんでいるマリアが
題材となっています。
大理石彫刻ですが、目の前に本物のその姿が
見えるような錯覚を起こす作品で、とても感動しました。 -
【カプリ島】
ナポリから高速船で50分くらいで行ける島です。
アウグストゥスの時代から別荘地として利用され、
現在でも風光明媚なリゾート地として人気です。
レモンが特産品で、レモンチェッロや
レモンチョコレート等も販売されています。
今回、青の洞窟が混んでたので、
お昼ご飯の時間しかなかったですが、
いつかまたこの島のホテルに泊まってみたいです。 -
【青の洞窟】
この日は青空に恵まれ、無事に青の洞窟に
到着することができました。
すごく混んでて、中型船で1時間くらい待って、
その後手漕ぎの船へ。
半ば水中に埋もれた狭い入り口を入って行くと、
外からは想像もできない広い空間が広がっていました。
振り返ってみると、神秘的な青い光が目の前に…涙。
ほんの2,3分の出来事でしたが、
感動的な体験となりました。 -
【夜の街歩き】
カプリ島から帰った後、夜の街歩きに出掛けました。
某所でオススメされているコースを、
3時間くらいかけて散策しました。
ライトアップされたローマは夢のような空間で、
絵画の中に自分が入り込んでいるような
不思議な気分になりました。
『ナヴォーナ広場』
ベルニーニ作「四大河の噴水」がある美しい広場です。
近くのピザ屋さんで夕飯を食べた後広場に戻ると、
すっかり日も暮れ、ライトアップされていました。
広場の中心にあるオベリスクと「四大河の噴水」が
浮かび上がり、ため息が出る程の世界が
できあがっていました。
『パンテオン』
約2000年前に建てられた様々なローマ神を祭る万神殿。
今回は昼間に内装を見れずに残念でしたが、
重厚感のある建物がライトアップされた景観は幻想的で、
しばらく魅入ってしまいました。
その後、golitteのジェラートを食べながらトレビの泉へ。
『トレビの泉』
翌日のツアーにも含まれていましたが、
夜も行ってみたくて…。
バロック様式の動きのある彫刻と、そこから流れ出る泉が
ロマンチックで素敵でした。
もちろんコインを投げて、再びローマに来れるようにと
お祈りしました。 -
【イタリアンジェラート golitte】
イタリアと言えば、食べておきたいのは
ジェラートですよね!
ジョリッティは1900年から続くジェラート店の老舗で、
ローマで最も古く、最も有名なお店の一つです。
夜なのに外にまで行列ができていたので、
お店は簡単に見つけられましたが、
その分注文するのが大変。。。
私は60種類ものフレーバーの中から、
パイナップルと木苺のジェラートを選びました。
特にパイナップルは果肉もたっぷりでおいしかったです☆
イタリアン・ジェラートといっても、
すべて自家製のものなので、
お店によってかなり当たり外れがあるみたいです。
下調べをお忘れなく〜!! -
最終日の市内観光です。
【コロッセオ】
2000年前に建てられた円形闘技場であり、
今なお古代ローマの象徴となっています。
45000人の観衆の前で、剣闘士や獣をどちらかの命が
尽きるまで戦わせるという残酷な娯楽施設として
使用されました。
長径188m短径156mの楕円形、高さ48mの巨大な建物は、
当時大理石で覆われ、真っ白だったそうです。
映画『グラディエーター』は、当時の様子、
政治的背景等を知ることのできる映画で、
事前勉強としてオススメです。 -
【スペイン広場】
トレビの泉等を廻った後、イタリア旅行の
最後の観光は『スペイン広場』です。
スペイン広場と言えば、映画「ローマの休日」で
オードリー・ヘプバーンがジェラートを食べている姿は
一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
スペイン広場は他にも、ベルニーニの父親が製作した
「バルカッチャの噴水」やローマで一番の
ショッピングエリアであるコンドッティ通りなどがあり、
見所たっぷりです。
その後、日本に帰国し、8泊9日の旅を終えました。
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