【世界遺産見聞録028】グレート・バリア・リーフ

2011/06/16 - 2011/06/16

今回はケアンズの２つの世界遺産のうちの１つ、「グレート・バリア・リーフ」を制覇します。ビバ・サンゴ。

エリア グレートバリアリーフ周辺(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

キュランダを堪能したあと、ボクはスカイレールのカラボニカターミナルにいました。「ジェイさんツアー」のガイドさんと待ち合わせのためです。そして10分ほど待っていると、何やら見たことのある人物が近づいてきました。

…ＨＰで見た顔。ジェイさん本人の登場！いや、別にどうでもいいんですけど、なぜか知り合いに会ったような感覚に陥り、ちょっとだけ嬉しくなりました。

ここから車を15分ほど走らせ、ケアンズの町までＧＯです。

今回使用する船は「Big Cat GreenIsland Reef Cruises」でした。ジェイさんから往復チケットとグラスボトムボートの乗船チケットを受け取り、クルーザーの発着地へ向かいます。

http://www.greenisland.com.au/our-company/about-big-cat-green-island-cruises/

これがそのクルーザー。時刻は13:00過ぎ。さっそく乗り込みます。

船内はこんな感じ。ちょっとした売店もありました。

さあ出航です。約45分の船旅へ！

グランドラインを突き進む！！

45分ってあっという間ですね。

14:00 はやくもグリーン島に到着です。

海の青さにテンションあげあげ♂

さあさあ船を降りましょう！
帰りの船まで2時間ほど。有意義に使おうじゃない。

グリーン島は世界遺産指定エリア内にある島。約6000年もの歳月をかけて創り上げられた珊瑚の島なのです。うわぁー、テンションあがるわー。

桟橋を渡り、島内へ！

●Great Barrier Reef
登録区分 自然遺産
登録基準 自然遺産(7),(8),(9),(10)
登録年 1981年

グレート・バリア・リーフは宇宙空間からも確認できるほど広大で、生物が作り出した単一の構造物としては世界最大だそうです。

数年前に飛行機から眺めたサンゴ礁を、こうして間近で見られるとは。素敵やん。

島内はグリーン島の名が示すとおり、緑が多い。熱帯雨林の公園もあったりして、かなり空気が良いです。ちょっとした食事ができたり、ウミガメのプールがあったり…１日いてもあきないんじゃないかな？

ユネスコの世界遺産マークが申し訳なさげに立っていました。

この鳥？なんていう名なのか知らんけど、めちゃめちゃイッパイいました。しかも人間に対して免疫があるようで、全然ビビらない。ちょっぴりウザかったです。

このツアーで最も楽しみにしていたのはグラスボトムボート！船底がガラスになっていて、サンゴや魚がガラス越しに見えてしまうという代物です。乗船時間も近づいてきましたので急がねば！

あっちに列ができている。アレかな？

お、グラスボトムボートを発見。これに違いない。



…と列に並んで待っていたのですが。。。

なんとこれ、ボクがもっていたチケットとは別会社の船でした(ToT)。つまり乗船場を間違えてたんです!!わー。

かなりの時間ロスで、本来の乗船場を探しあてたのですが…

もうすでに出発してしまったボート…

うなだれるボク…

しばらくすると、それを見ていたスタッフが話しかけてきてくれました。サブマリンがどーのこーのって。始めはショックすぎてよく聞き取れなかったのですが、落ち着いて和訳したらこうなりました。

「もうすぐ潜水艦が出るから、代わりにそっち乗っていいよ」


って、ええーーーーっ!!マジすか!!!!いいんすか!!!!?
潜水艦って、グラスボトムよりお高いやつっすよ！
あざっす！あざーっす！

そんないきさつで、潜水艦へと乗り込むことになったボク。

アンラッキーをラッキーに変える男。ごんぶとです。

船内はなんだかスターウォーズ・エピソード４を思わせるようなつくりでした。

海のブルーに照らされる感じがヤバイね。

この窓から、海を覗けるわけですな。

おお！さっそくお魚が登場。

おおお！まだまだいっぱい来るぞ。

おおおお！これはすごい！むしろ気持ち悪い！

なぜかポニョを思い出しました。

ってか、デカッ！

デカイのもいっぱいいる！

こちらはサンゴでしょうか？

サンゴにもいろんな形があるのだね。

これはテーブルみたいな形したやつ。

船員が英語でいろいろアナウンスしてくれていたんだけど、まったく聞き取れず。まーでも、こんな世界遺産の景色を見れたのだから、全然いいや。

サンゴに集まる小魚たち。なごむな。

このときふいに目の前をウミガメが横切ったんだが！

あまりに急な出来事に、ただただ見入ってしまいました。
シャッターを切ることも忘れて…。

生ウミガメ、すげぇー興奮。

と、またここであの大群が。

青い体と黄色い尾びれ。色彩豊かでキレイだなあ。

でも、こんなに大量にいるとやっぱり気持ち悪いｗｗ

いやー、本当にグラスボトムボートを間違えて良かったあ♪

ジカンニ、カギリガ、ゴザイマス。
ってことで帰りも弾丸で。。。

17:00 45分間の高速クルージングでケアンズ港へ戻ってきました。

地球温暖化やさまざまな環境問題で絶滅の危機に瀕しているサンゴ。今回、こうしてサンゴや自然を目の前にして、人間のせいでこんなに素晴らしい世界を壊してはいけないんだと強く心に感じました。サンゴは生きている。自然界は生きている。共存し、支えあっていかねば。