アントワープ日帰りぶらり旅

2011/06/23 - 2011/06/23

パリで3泊・ブルージュで1泊し、そのあとブリュッセルに4連泊。
今回はブリュッセル観光はほとんどせず、毎日ブリュッセルから日帰りでプチ旅行をしました。

June 21:ブルージュ〜ブリュッセル
June 22:ケルン（ドイツ）
June 23:アントワープ【←この旅行記デス】
June 24:ゲント

アントワープはダイヤモンドの街で有名なだけあり、街もキラキラのイメージでした。
この旅で特に感動したのは、やっぱりノートルダム大聖堂にあるルーベンスの絵。
美術にまったく詳しくもない素人の私が、生まれて初めて絵画を観て鳥肌が立ちました。その絵を目の前にした時、呼吸をすることを忘れたほどです。
そして、やっぱりこの絵の前では、フランダースの犬のネロとパトラッシュを思い出しました。（生粋の日本人の証かな？）

エリア アントワープ(ベルギー)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: ブリティッシュエアウェイズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

★5日目★ June 23,2011

この日の行動予定は↓です。

*ジュドバル広場（Place du Jeu de Balle）の蚤の市
*アントワープ観光
*ブリュッセル市内散策

7時に起きてまずは朝食。
パンオショコラはやっぱりフランスが一番おいしい。。。

ホテルから歩いて数分の広場。
夏の噴水は清々しいなぁ。。。

南駅からジュドバル広場まですぐなのに、なかなかたどり着けず。

こちらは方向音痴発揮中に途中で見つけたお城のような建物。
帰国後、地図で確認したところ、
Hallepoort/Porte De Hal　と書いてあり、オリジナルは1381年に建てられたCity gateで、こちらはその後再建されたものだそう。

ジュドバル広場

毎日ここで開かれている蚤の市。毎日と聞いて小規模かと思っていましたが、そこそこ大きかったです。

このテのものは実際買えないとわかっているだけに、必ず写真に収めてしまいます。

やっぱりここはベルギーなんだと実感。
パリの蚤の市ではあまり見かけないBOCHのお皿やカップがたくさ〜ん。

お〜、Miyako Hotelのタグが。
何年くらい前のものなのか気になります。

「コレぜ〜んぶ買います！」といつか言いたい。

プレートたち、どうかその時を待っててっ★

この後アントワープに行かなくてはいけないので、この蚤の市はささっと撤退。（と言ってもなんだかんだ、1時間半いましたが）

この左の"まるびーちゃん"に乗って11:50頃アントワープに到着。
（ロゴ(○の中にB)をそのまま愛称にしてます）

この旅では毎日まるびーちゃんの2階席に乗って移動してましたが、やっぱり2階席は快適。

やるねぇ、まるびー！

10年もかけて造られたアントワープ中央駅。
駅に10年の歳月を費やすってスゴイな。

ドーム型天井が高く迫力のある駅でした。

中央駅からプレメトロに乗り、Station Greonplaatsで降りて、この日のメインであるノートルダム大聖堂へ。

こちらは170年もの歳月をかけて建設（塔の高さ123ｍ）
やっぱりゴシックって重厚感がありますね。

早速お目当てのものを観賞するため中へ入ります。

ルーベンスの大きな祭壇画
キリスト昇架　The raising of the cross

圧巻です。
構図、色合い、肉体表現力・・・すべてがスゴすぎて、これはどんなに文才があっても表現しきれないと思います。
（と、文才がまったくないので、この絵の魅力は割愛します）

すごすぎるよ、ルーベンス！！（涙）

ちなみにアタシは、アンパンマンくらいしか描けません。

キリスト降架　The descent from the cross

この絵を目にして、しばらく動けませんでした。
きっとこの絵を目にしたら誰もがそうなるのではないでしょうか。

ルーベンスはイタリアで彫刻から肉体の表現を学んでいるとのことで、その表現力たるものハンパなかったです。

上の絵のお隣にはこのステンドグラスが。

ステンドグラスは周りが白い（明るい）と雰囲気がガラっと変わってしまうんだと実感した写真。やっぱり暗めのゴシック建築の建物内から見るステンドグラスが一番です。

やっぱりステンドグラスはこうでなくちゃ。

キャンドルの炎が大好きなので、
またここでも撮っちゃいました。

ここ最近、ほぼすべての旅行記にキャンドルが登場します。

吸い込まれそうな高さです。

ノートルダム大聖堂を出ると、この小さい広場があります。

画面左下に、黒いベンチに足を組んだ女性が座っているのが見えますか？

その黒いベンチがまさかの・・・

「ネロとパトラッシュ記念ベンチ」by TOYOTA
日本語表記のみ。実に微妙。。。

反射して見えにくいですが、右にネロとパトラッシュが映っています。

よく晴れてくれて気分爽快！

ベルギーに来てからずっと雨ばかりだったので、晴れているだけで本当にうれしかった♪

ワッフルコーンといちご。

これにチョコレートアイスのっけて食べたら黄金コンビでしょー。

食べたいけど、この時点で13：30。
がっつりとランチが食べられるところを捜索中につき断念。

グローテマルクト

ブリュッセルのグランプラスといい、ここといい・・・
ベルギーはゴールド使いの”キラリン★”とした街ばかり。
バブル期の女性を思い出させる感じ？？

屋根部分のお手入れ（掃除）はかなり大変そうです。

フルン広場にある"De Post"というレストランでランチ。

まずはCAVAを飲みました。

昼から飲むCAVAは最高！！

野菜不足なのでサラダをオーダーしました。

が・・・、
おや？なんだこのボリュームは！！

そしてアタシが頼んだのは、Salad w/Bacon and Chevreだったはず。ベーコンは多すぎなのはまだ良いとして、チーズ(Chevre)はなく、なぜかパイがドテっとのっかっている。。。

野菜の下に隠れているパイ。

ヤツがChevreだと気付いたのは、この写真を撮った時でした。

いくらなんでもデカすぎでしょ。

チーズでか過ぎ・ベーコン多すぎなどと言ってしまいましたが、このサラダ、お味は最高で大満足でした◎

教訓：大は小を兼ね、オイリー感は満足感を兼ねる。

実はランチ中にまた豪雨となり、ランチ後も30分くらいレストランで雨宿りしてました。

本当はルーベンスの家も寄りたかったけど、雨が止まないためどこへも行く気がしなくなり、このまま駅へ向かってブリュッセルに帰ることにしました。

写真は中央駅に向かう途中にあるオペラハウスです。

オペラハウスの少し先（駅寄り）に大きなスーパーがあり、結局そこに1時間弱いました。
海外のスーパー大好き！！

いつものパターンで駅に着いたら晴れました。
帰ろうとするその見事なタイミングで晴れるのやめていただけますか？泣

写真は中央駅と（多分）動物園の入口。
中央駅の隣が動物園とは。
日本なら動物園は郊外に移動し、跡地には高層マンションが建ちますね。

16：46発の"まるびーちゃん"に乗ってブリュッセルに到着。

ホテルに戻り、早速スーパーで買った物を並べるこの瞬間は、いつも一人でにんまり♪
これは女性しか（私しか？）わからない楽しみ方かも。

左のOVEN というチップス。
今まさにこの旅行記を書きながら食べています。
これ最高！激ウマです。油っぽくなくて味が濃い。
またベルギーへ行ってアホ買いした〜い。

そしてついに出会ってしまった、Smurfのお菓子に！！

（私のフォートラのIDであるSmurfyとは、このキャラクターからきています。）

20時ごろにホテルを出て、Grand Placeへ行きました。
すっごい前（15年前くらい）に一度来ましたが、相変わらずキラキラの印象です。

グランプラス西側

南側のビール博物館etc.

北側にある王の家（市立博物館）

南側の市庁舎

他の建物と比べると市庁舎の高さが強調されます。

せっかくなので、世界三大がっかりの小便小僧を観ることに。

以前も観てがっかりしましたが、せっかくなので、またがっかりさせてもらいましょう。

お、いたいた。

ジュリアンくん。
15年ぶりですね、お元気でしたか？

帰り際、この看板にまんまと引っ掛かり・・・

食べてしまいました。

たくさんサンプルがあって迷ったけど、チョコ＋ストロベリーをチョイス。（2.75ユーロ）

前菜:チョコ
メイン:ワッフル
デザート:いちご

ってことで、結局これがこの日のディナーとなりました。

肝心なお味は・・・非常に残念なお味。
チョコも甘すぎだし、イチゴはちょっと痛んでいるし、ワッフルは固め。どこも良いところがなかったです。

ジュリアンくん、そんな格好で立ち食いとはふざけすぎですよ。

カラフル・ジュリアンくん

これをお土産でもらったら微妙だな。

証券取引所

21：15でこの明るさ。
22：30からグランプラスで光のショーがあるのに、その時間まで待てなくてホテルへ帰りました。

（これがこの旅の一番の後悔です。
帰国後、写真で見た光のショーがすご〜いキレイでした。）

そしてこの日はこれで終了。
翌日はGENTに行きました。

＊＊＊続きはGENTの旅行記で＊＊＊

この旅行記へのコメント （1）

• pulseraさん 2011/08/09 12:10:04

  運命　2

  Ｓｍｕｒｆｙさん！本当に、素敵なご旅行でしたね♪
  昨夜、ネロの映画を、初めて観たんです！
  夏休み・子供名作映画です。（実写版）
  
  本当〜に、素晴らしい映画でした！（私はカルピス劇場のフランダースの犬（アニメ）は
  可哀相過ぎて、観れなかったんです。）
  
  そうしたら、今朝、Ｓｍｕｒｆｙさんの旅行記を観て、
  また、また、運命を、感じましたぁー！！！！
  
  ルーベンスって伊に８年も、居たんですよね！　私も観てみたいなぁ〜
  キリスト降架。
  
  Ｓｍｕｒｆｙさんのコメントで、増々！です♪　
  美術館にある、ルーベンスって、実は苦手なんです
  （私が行く美術館は裸体ばかり？何故？）
  
  映画では、ジョン・ボイドも、出てました。（アンジェりーナ・ジュリーのパパ）
  そうそう、最近、アンジェリーナの出演作品、「ソルト」に、私が
  かつて住んでいたＮＹのアパートメント・Ｈｏｕｓｅが、映っていたんです。
  これ、本当に、初めてで！　
  長年、ＮＹの映画、観てきましたけど、”上”で端っこ過ぎるみたいです。（笑）
  
  それでは、また、ゆっくり、ぜひ、魅せてください！
  
  pulsera♪