「京都のきままな古寺名跡巡り」

2011/06/23 - 2011/06/23

「時間が自由になったら、行ってみたい処に、気ままに出かけよう」という願いが叶った6月23日(木)は、電車とバスで京都の古寺名跡を巡った。

エリア 京都

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

一番に向かったのは京都駅から近鉄電車で一駅の｢東寺｣。
｢東寺｣は、真言宗総本山の寺で｢教王護国寺｣とも呼ばれる。

｢南大門｣から境内に入る。

本尊の薬師如来坐像と日光菩薩、月光菩薩の両脇侍像が安置されている国宝の｢金堂｣

高さ54.8メートルで木造塔としては日本一の高さを誇る国宝の｢五重塔｣。

梅雨の合間で夏を思わせる青空の下、暑さも物とせずデジカメを構えた。

どの角度、距離からみても整った純和様の塔は絵になる。

境内は美しく整えられており、植栽も豊富。

拝観受付前にある枝垂桜(不二桜)は見事な樹形で、桜の季節の素晴らしい光景が思い浮かぶ。

昼食後は、｢東本願寺｣の東にある飛地別邸「渉成園(しょうせいえん)｣に立ち寄る。

池の周りを瀟洒な茶室、書院が取り囲む書院式の回遊庭園は、京都駅から近く、訪れるのに便利。

臨池亭と滴翠軒

傍花閣

回棹廊(かいとうろう)

印月池とろう風亭

JR京都駅のランドマークタワー｢京都タワー｣も見渡せる。

この時期は｢睡蓮｣が見ごろだが、やはり桜と紅葉の季節がベストだろう。

次に向かったのは西国三十三所 第十六番札所 音羽山清水寺。
京都随一と言われる名勝。

人通りを避けて｢茶わん坂｣から参道を上り、仁王門へ到る。

三重塔と金堂

中学校修学旅行で第4位の見学地、高等学校修学旅行では第6位とあって旅行生で大賑わい

清水の舞台の浴衣女性

釘を1本も使わず組み上げた高さ12メートル檜板張りの舞台、そこから見下す絶景、今なお澄んだ水が湧き出る「音羽の滝」。

「音羽の滝」で水をくみ、諸願成就を願う人達の行列が見受けられる。

舞台を支える柱の数本に、シロアリの被害が見つかったそうだが、一刻も早い修復で世界遺産を守って頂きたい。

夏を思わせる暑さだったが、｢錦雲渓(きんうんけい)」の日陰は心地良い安らぎを与えてくれた。

帰路の｢清水坂」にある土産物店、飲食店は、平日とあって修学旅行生で賑わっていた