2010/08/30 - 2010/09/06
429位(同エリア1479件中)
春風ねこ丸さん
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リーガからタリンに入り、タリンで2泊。
ぶらぶら歩いたり観光バスに乗ったり。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ユーラシア旅行社
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ホテルに着いたのはだいたい午後2時半くらい。タリンには冷たい雨が降っている。
この日のホテルはちょっと奮発して、旧市街の中にある15世紀に建てられた商家を改装したThree Sisters(この写真はようやく晴れた最終日に撮影したもの)。 -
外観は昔のままながら、内装はすっかりきれいになっていて、北欧風っていうのか、シンプルだけれども過不足ない心地よさであります。
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部屋もきれいですよ。
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リーガを出たときから雨が降っていたので嫌な予感がしていたのだけれど、タリンもやっぱり雨。北緯59度と北海道より遙かに北なので、9月初めだというのに気温は9度くらい。この日は風も強くて体感気温はたぶん5度くらい。日本から持ってきた無印良品のカーディガン程度では、とても耐えられる寒さじゃない。街の中を観光しようとしたものの、もう寒くてたまらない。
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何を考えたのか街を囲む城壁の上に上ってみた(何ヶ所か上れる場所がある。有料)が、余計に寒くなるばかり(当たり前)。
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城壁沿いにおばちゃんたちがセーターを売っている「セーターの壁」といわれる場所があると聞いていたので、そこでセーターを買おうかと思ったものの、この日は雨のため出店もほとんどない。
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広場に面した市議会薬局。1422年にはすでに3人目の主人が経営していたという、現存する薬局ではヨーロッパ最古のものとのことながら、普通に市販薬とか歯みがきとかも売ってます。
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雨のラエコヤ広場を薬局の中から望む。
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ミイラの手とのことだけど本物なのかな?
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ホテルのテレビにはけっこうたくさんのチャンネルがあるのだけれど、エストニア語の放送局はごくわずかのよう。しかも夜11時頃になると放送終了してしまう。130万人くらいしか人口がいないのではしょうがないのか。テレビではロシア語で吹き替えられたアニメなどを見たけど、これが驚いたことに全キャラの声をたった一人で吹き替えている。もちろん女性キャラも男性が声色を変えただけ。吹き替えというより活弁士みたいだ。こんなんじゃアニメファンは育たないよ!
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夕食を食べようと行ってみたのがSUSHI CATという萌え寿司屋。以前、YouTubeで動画を見てからというものの、いつかタリンに行く機会があれば訪れようと思っていたのだ。まさかエストニアに萌え文化があるとは!
SUSHI CATがあるのは、タリン旧市街から少し歩いた、観光客があまり来ないRoosikrantsi通り沿い。周囲にはヴェルサーチとかFERREとかブランドショップが並んでいて、その中にひときわ異彩を放つ猫のロゴと扉のアニメ絵!
さっそく入ってみようと思ったのだけど、これがなんと店の中は地元のお客さんで満員。驚くべきことにこの店、かなりの人気店らしい。調べてみたところ、SUSHI CATのオーナーはエストニアで人気のファッションモデルで、どうやらエストニアでは日本のアキバ文化もオシャレでファッショナブルなものとして受け入れられているよう。 -
雨がやまなかったらどうしようと思っていたけれど、幸い翌日はなんとか持ち直して晴れたり曇ったりの天気に。そこでこの日は中世風の旧市街をぶらぶら歩いたり、歩き疲れたらタリン新市街をまわる2階建て観光バスに乗ってみたり。バスは街の中心部をぐるっと回るレッドライン、西側を巡るブルーライン、東側を巡るグリーンラインの3コースがあってチケットを買って24時間以内であれば乗り降り自由。どれか1コースに乗るなら、森の中のサーキットコースや住宅地、海岸沿いなど変化に富んだ風景が楽しめるグリーンラインがお薦めです。
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旧市街の入り口ヴィル門。
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「セーターの壁」にもこの日は店が出ていたので、ここでセーターを購入。これで寒さも怖くなくなった。
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タリン旧市街のシンボル、ラエコヤ広場と市庁舎。
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タリンでいちばん美しいといわれる小道。
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山の手に続く「長い脚」通りでポストカードなどを売る、青いマントでコスプレした女の子。
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山の手の展望台から見たタリン旧市街。
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タリンにはシナモンと砂糖で甘く味をつけたアーモンドを売る屋台があちこちにあって、赤い中世風のマントでコスプレをしたかわいい女の子が売り子をしてます。しかしガイドさんに「エストニアではアーモンドもとれるの?」と訊いたら「とれない」と即答。じゃなんでアーモンドが名物として売られてるんだよ!
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トームペアの丘にそびえる塔、のっぽのヘルマンの雄姿。
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旧市街中心部にあった拷問博物館の呼び込みの女の子たち。それは中世は中世でも、スペインとかあっちの方じゃないのか。
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拷問博物館は狭いけど鉄の処女やユダの揺りかごなど、ひととおりの拷問具が展示されております。
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これは映画『007/ワールド・イズ・ナット・イナフ』に出てきましたね。
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悪名高き鉄の処女。映画『スリーピー・ホロウ』に出てきました。
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乗り降り自由の観光バスで訪れたカドリオルグ宮殿。ロシアのピョートル大帝がエカテリーナ王妃のために作らせたという離宮だけれども、小さくてちょっと地味。しかも屋根は修復中。
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中はこんなふうになっています。装飾的なんだけどやっぱりちょっと地味。
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海沿いの公園で記念写真を撮っている花嫁たち。後ろに立っているのはルサルカ像。海底に沈んだロシアの軍艦ルサルカの慰霊碑とのこと。
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旧市街に戻り「職人の中庭」で一休み。おいしいホットチョコレートが飲める。
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タリンは、何気ない小道がひとつひとつ絵になります。
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イチオシ
外壁沿いの小道。中心部から離れているのであんまり人が来ない。
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夜の街もなかなか味がある。
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「ブラックヘッドの会館」の前で記念写真を撮るお姉さんたち。
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素朴な木彫り彫刻が美しい聖霊教会。
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字の読めない人のために、聖書の場面が絵で描かれています。
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旧KGB本部が置かれていた建物。何にも使われず放置されている。旧KGB本部は今回回った三都市すべてで見たけど、リトアニアでは博物館として整備されており、ラトヴィアでは新市街の中心部にあるにも関わらず朽ちるに任され、エストニアでは一応案内板があって保存されてはいるものの放置。過去に対する三国それぞれの距離の取り方が興味深い。
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交差点にあった謎の銅像。煙突掃除人?
道路の真ん中に、なぜかここだけポールで囲いがしてあって道路が盛り上がっている。
この銅像が何者なのか全然わからなかったのだけど、左胸の第一ボタンだけピカピカしているのは、触ると幸せになるとかなにかジンクスでもあるのかな。 -
15時20分にタリンを出発するAY108便で出発。さよならタリン。
左の方の赤い屋根の区域が旧市街。こうして上空からみると、旧市街の範囲はけっこう狭い。
ヘルシンキでの乗り継ぎは行きと同じく1時間ちょっとだったけれども、帰りはヘルシンキで行うのは出国審査だけなので充分余裕でした。
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