2002/04/13 - 2002/04/28
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Garufe1さん
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2002.4.13~4.28 過去の記録
旅行記①では日本発→カトマンズ→シャブルベンシまでの
記録です。
ネパールヒマラヤ登山に挑戦してきました。
対象ピークはランタン川上流にあるヤラピーク5520mで、
ピッケル、アイゼンを装備しての登山です。
メンバーは北海道1名(自分)、本州4名の合計5名です。
あとは現地サーダー・高所シェルパ各1名、キッチンスタッフ
10名位とポーター15名位の部隊となります。
この当時のネパール情勢は国王政府と共産ゲリラが死闘を
繰り広げていました。
登山を終了して、下山する時には共産ゲリラがゼネストを
呼びかけ、従わないバスや交通機関は襲撃するという事で、
我々も足止めを喰らうかと思いましたが、ヘリコプターを
チャーターしてカトマンズに帰還しました。
航空会社・・・JAS(JD)、ロイヤルネパール航空(RA)
カトマンズホテル・・・ホテルギャンジョン
その他・・・テント泊11日間
旅行代金・・・約70万円
2002.4.13
北海道発 JAS
関西空港着 泉佐野市のホテルに宿泊
4.14
KIX発 12:30 RA412 B757
上海着 13:50 給油の為トランジット
上海発 14:50 RA412 B757
カトマンズKTM着 18:45 ホテル宿泊
4.15
カトマンズ→シャブルベンシ(テント泊)
4.16
シャブルベンジ→ラマホテル(テント泊)
4.17
ラマホテル→ランタン(テント泊)
4.18
ランタン→キャンジンゴンパ(テント泊)
4.18
キャンジンゴンパ高所順応(テント泊)
4.19
キャンジンゴンパ高所順応(テント泊)
予定は次のキャンプ地に移動でしたが、メンバーの
体調が優れず、この日もここに滞在して体調回復に
当たるようにしました。
これで頂上アタックの予備日は無くなり、1発勝負と
なります。
4.20
キャンジンゴンパ→ティキャプサカルカ
4.21
ティキャプサカルカ→ヤラカルカ
4.22
ヤラカルカ→高所キャンプ(5000m)
4.23
高所キャンプ(5000m)→頂上アタック
→高所キャンプ(5000m)
4.24
高所キャンプ(5000m)→ランサカルカ
4.25
ランサカルカ→キャンジンゴンパ
4.26
キャンジンゴンパ→カトマンズ(ヘリコプター移動)
カトマンズホテル宿泊
4.27
日中はカトマンズ市内観光
夜、トリブバン空港に移動
KTM発 23:45 RA411
4.28
上海着 7:05 給油の為トランジット
上海発 8:20
KIX着 11:20
KIX発 JAS
北海道着
こんな旅程です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 徒歩 飛行機
- 航空会社
- JAL ネパール航空
PR
-
当時のネパール王国60日間有効TOURIST VISA
\4000ナリ。
2008年に王政が崩壊、現在はネパール連邦民主共和国。 -
2002.4.14
関西空港→上海経由→ネパール行きロイヤルネパール
航空 RA412 B757です。
上海では給油のため約1時間のトランジットとなり
トランジットカードを貰って出発エリアの売店等を
見て回りました。
日本からネパールへの唯一の直行便でしたが、今はもう
無いです。 -
カトマンズで宿泊したホテルギャンジョンです。
ホテル到着後、明日からの行程について打ち合わせ
を行い、就寝しました。
この時点で、下山後のカトマンズへの移動予定日に
共産ゲリラがゼネストを呼び掛け、従わない車両を
襲撃するとの通知があったそうで、日程を延長するか
ヘリコプターをチャーターして帰ってくるかを決めな
くてはならず、ヘリチャーターで意見がまとまりました。
追加料金一人1万円ナリ。
ちなみにホテルのTVには治安部隊・ゲリラ側の戦闘
後の生々しい映像が映し出されていました。
現在の日本のTVでは決して流されない映像です。 -
2002.4.15 ネパール2日目
専用バスに乗りホテルを出発します。
目指すは130km先のシャブルベンシです。 -
このバスに我々5人、サーダー、運転手と助手の
8名でシャブルベンシに向かいます。
見た目、普通のバスですが、窓はガタガタで埃が
まともに車内に入り込んできます。
ネパール通の他のメンバーはマスク持参で完全防備
ですが、初ネパールの自分はまともに誇りを吸い続
けます。 -
早速、ガソリン補給。
この先ガタガタ、デコボコ、ひっくり返りそうな山道
を進みます。
道幅は狭いが、対抗してくるバスを路肩ギリギリまで
寄り、谷底に落っこちるんではないかと思う場面も
沢山ありますが、ドライバーは手馴れた様子で交わし
て行きます。 -
車窓からカトマンズ市内の様子。
建設中の建物の鉄筋ですが、同行者曰く
「鉄筋コンクリートならぬ鉄線コンクリートやな」
との意見。
まったく同感です。 -
カトマンズから出る所にある警察の検問所。
(1回目の検問) -
小さなお寺?
-
服屋さん。
-
段々畑が山の上から谷底まで続いています。
かなりの標高差があり、ここでの農作業は
かなりシンドそうです。 -
途中の町での警察の検問です。(2回目の検問)
-
見事レンガ色にカムフラージュしたイモリ?ヤモリ?
トカゲ?いっぱい居ました。 -
トリスリバザールにある水力発電所です。
-
道端で野菜や果物を売っているお店。
-
小学生でしょうか?学校帰りのようです。
-
トリスリバザールのレストランで昼食を食べました。
昼食はカトマンズの日本食レストラン「菊」で作って
貰った弁当セットでした。 -
トリスリバザールの街並み。
-
屋根の上まで人と荷物で満載のバスです。
-
シャブルベンシ手前ドゥンチェでの陸軍の検問所。
(3回目の検問) -
ジープやトラック等の軍用車両と兵士。
-
自動小銃を持って警戒中の兵士。
-
兵士と並んで記念撮影。
カトマンズ市内王宮周辺では大勢の兵士が
警戒に当たっていました。
彼らにカメラを向けると銃口をこちらに向けて来て
「ダメだ!!」みたいな事を言われた。
王政側vs毛沢東主義派との死闘の真っ最中でした。 -
夕方、シャブルベンシに着きました。
バスはここまでで、明日からはトレッキングの
開始です。 -
シャブルベンシの街並み。
-
-
新築中の家です。
時間は掛かるでしょうが、丁寧に作られて行く
ようです。 -
ここからカトマンズに戻るまではテント生活
となります。
もちろんシャワーなんてありません。
ここで先行していたシェルパとキッチンスタッフ
に合流しました。 -
-
-
深い谷底に川が流れています。
-
ヤギ
-
ここにはヤク、牛、ヤクと牛の混血種のゾッキョ
がいますが、写真は牛です。
夜中でもテントの周りを自由に行き来しています。 -
夕食の支度のため、水場に集まる人々。
-
我々のテントに近所の子供達が集まってきます。
-
我々日本人の様に物が溢れていて贅沢してても
文句ばかり言う(こういう人々を文明人と言う
のかな?)人とは違って、この子達の目はとても
澄んでいます。
アジアの貧しい国の子供達は外人を見ると物乞い
する場面に合いますが、ここの子供達は物乞いなど
しませんでした。
ワイワイ楽しく我々に接して来ます。 -
食堂用テントの中で夕食を食べます。
この時はまだ食欲旺盛でガツガツ食べました。 -
サーダー、シェルパ、キッチンスタッフ達です。
サーダーは英語、日本語、韓国語、フランス語は
ペラペラです。
その他のスタッフは、毎日我々と会話をして
必死で日本語を覚えようという気迫が感じられます。
現地スタッフ・現地の住民は皆さん良い人ばかりで
非常に楽しい旅でした。 -
夜になっても現地の子供達が遊びに来ます。
この先は次の旅行記②に続く。
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