2011/06/11 - 2011/06/12
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えぇ、リヨン後編です。
そして、トランジットの空き時間を利用した、
ちょっとしたフランクフルト観光をお届けします。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道
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-
はい、「LE MUSEE」で食べた牛さんは未だ小生の胃袋を占拠し、「どうだっ!」と胸を張っています。
ってことで食後の散歩が続きます。
旧市街の細道をゆっくりと歩いています。
石畳の舗道がローマの香りを漂わせ、土色の石壁が青空に映えますよね。
やっぱり、古い町並みは好きだなぁ。 -
再びサン・ジャン大聖堂にやってきました。
この時、西側正面ファサードは全面修復の真っ最中で、
何も見えませんでした^^;
なので、内部の写真をご覧ください。
ヴォールト天井まで、そんなに高くはありませんが、傾いた日光が射す
教会堂内部も、なかなか素敵でしたよ。 -
バラ窓です(スミマセン・・・北か南か、記憶がいまいちです・・・)。
パリのノートル=ダムに比べれば規模はかなり小さいですが、美しいステンドグラスは一見の価値アリ!
旧市街の名所だけあって、それなりに観光客も多いですが、身廊の椅子に座って歩き疲れた足を癒すにはもってこいの場所です。
我らも暫しの休憩・・・教会堂内は本当に、身も心も癒されます。 -
聖歌隊席です。
斜めに射す日光が何とも情感溢れる風景を作り出しています。 -
再びソーヌ川を渡り、ベルクール広場にやってきました。
とにかく広いのと、凄い人混みなのと、さんさんと照りつける太陽が暑いのと・・・
ペタンクの大会をやっていました。皆さんチームごとにユニホームを着て、それはそれは真剣そのもの。
ペタンクとは、まぁ、砲丸(そんなにデカくないし、重くない)みたいな銀玉を投げる、カーリングみたいな競技です。フランスでは結構メジャーですよ。
ま、聞こえはいいけど、フランスの若者に言わせれば、日本のゲートボールみたいな存在ですな^^;
ちなみに、翌日のリヨン〜フランクフルトへのフライトで読んだリヨンの地元新聞に、デカデカと記事になっていましたけど・・・ -
ね、結構広いでしょ。
なんか、学校の校庭みたいですけど・・・^^; -
たっぷりと旧市街散歩を楽しんだ我らは、リヨン最後(絶対もう一度来るけど!)の美食へと向かう!
「CHEZ LOUISE」
http://www.bouchonlyonnais-chezlouise.com/index.html
入り口にあるブタさんの置物が目印です。
とにかく、「BOUCHON LYONNAIS」と書いてあるリヨンの郷土料理店を探しました。
で、行き当たったのがここ。
ソーヌを渡った先、サン・ジャン大聖堂に向かって左手に、細道ですが、レストラン街があります。そこを真っ直ぐ進んで五分程度で着きます。
さぁ、美食が待っているよぉ!! -
今日は天気も良かったし、土曜の夜ということもあり、広いテラス席はほぼ満席!
またも狭い区画に配置される我ら(泣 ま、フランスで、広いテラスで食事なんてどだい無理な話なんですがね)・・・しかし!
メニュに「MENU LYONNAIS」という項目を発見!!
まさに、リヨン最後の晩餐にふさわしい名前ではないか!!
って事で、後先考えずにメニュ二つ。
やっちまったぜ・・・
写真は妻のサラダです。
えぇ、ご想像通りデカいです。「CoCo壱番館」のカレー皿くらいの大きさです。女性の皆さま、完食しようと思ったら、これでノックアウトです。
でも、量はさておき、味は確か! -
これは小生の前菜。手前に見える優しいクリーム色した物体は、見まがうはずなく「ポテト」であります。
スープのようなものは、生クリームとオリーブオイル、クリームチーズを混ぜたようなもので、中に胡桃とプチトマトが入っています。
えぇ、当然の事ながら、これをペロリと平らげようとすると、メインに返り討ちに遭います・・・
でも、スープのようなもの(スミマセン・・・語彙が足りなく、なんて表現してよいのやら分かりません・・・)は、とても物珍しくて美味です。
パンにつけて食べてもいいですね。 -
妻のメインです!
なんとここで、ケルンで出会った中身ドロドロのソーセージが出てきました!!
右の黒い物体がそれです。あ、ちなみに付随している黄色い物体(物体言うな!って感じですね・・・)はポテトではありません。リンゴさんです。
しかし、本場ドイツに勝るとも劣らないほどの味です! -
こちらが小生のメインです。
ブタさんが目印なので、当然豚肉を頂きました。
いや、これがまた美味いのです!が、歯ごたえが少々固め。結構頑張って噛まないと食道を通ってくれません。いやいや、頑張った・・・
そしてまた、小生の前に「ポテト」が立ちはだかり、勝負を挑まんばかりの形相でこちらを見ているのです。半ば勝利を確信したかのような嘲笑が聞こえてきそう・・・はい、小生は敗北しました。
ブタさんと野菜をしっかりと食し、ノックアウト・・・「ポテト」まで行き着かず・・・一切れ齧っただけでした・・・
しかし、膨れすぎた腹に四苦八苦するも、なかなかの晩餐でした。 -
デセール・・・このカロリー大魔王は、エデンに現れたサタンのごとく、禁断の果実を我らに・・・
妻のチョイス、フランボワーズソースのパンナコッタです。
まぁ、大きいです。
しかし、非常にさっぱりした味で、美味しく頂けましたよ、あんなに腹膨れてたのに^^; -
小生はまたもショコラ・・・パンナコッタです。
ってかここにはパンナコッタしかないのかっ!って声が聞こえてきそうですね。
パンナコッタしかないんですっ!!と、倍の勢いでお返ししましょう(笑)!
ま、この日はって事でしょうけどね。
例に漏れず、ここのショコラもビターテイストでした。
リヨンにハズレは無い!
そうだと思います、正直。やっぱり大衆食堂でも美味しいです。
しかし、残念ながらグレートサプライズがランチで起こってしまったので、
ここは満点には届かない・・・かな。
しかし、このレストラン通り、全部行って全部食ってやりたい!! -
さて、大満足(大満腹!?)の我らはホテルへ。
「今日はさすがに沢山歩いたから帰りはトラムに乗ろう」と言っていた我らですが、この膨れた腹をトラムに持ち込むのはちと・・・という事で、また食後の運動です。
でも、おかげでこんなに綺麗な景色を拝むことができました^^v -
ね。
-
あっという間に朝です^^;
楽しかった(ホントに!!)リヨンにもお別れの時間です。
10:25のフライトなので、9時前のローヌエクスプレスに乗ります。 -
飛びました。
当機は一路フランクフルトに向けて順調に飛行を続けております。
そして皆様!アルプスの峰々が見えてきました。
かのナポレオンも超えた、あのアルプスでございます。
飛行機の窓越しでしたが(当然だろっ!)、本当に美しい景色でした。
雲海の上に突き出た、万年雪を纏った峰々。いや、いいもの見ました。 -
もう一枚!!
-
突然ですが、切符の写真です。
あ、我らはすでにフランクフルトに着いています。
で、これは一日券(トラム、バス、S,Uバーン乗り放題)、しかもこれ一枚で5人まで使えるという優れものです。
トランジットの空き時間観光なのに、必要ないだろ!
その通り、要らないんです。
が、フランクフルト空港でSバーンに乗ろうと駅の案内板を見上げていたら、
「これからフランクフルト観光するの?」と、ベビーカーを押した夫婦(英語圏の方です)に話しかけられ、素直に頷く我ら。
すると、「もう帰りのフライトだから、コレあげるよ」ですって!!
今回の旅は、本当に人の優しさに触れる旅なのでした。
メチャメチャ感謝して、有難く拝借。 -
ってなワケで、無料で(無銭乗車じゃないよ!)フランクフルト中央駅にやってきました。
外から見た駅舎の写真です。
しっかし、天気良い♪ -
さぁ、せっかく一日券があるので、トラムに乗ります。
駅前から出ている11番線に乗って、レーマー広場に向かいます!
ま、でも、のんびり観光したいなら、歩けない距離ではありません。
好き好きでいいと思いますよ! -
レーマー広場です。
フランクフルトのメイン観光地なのでしょうか、大変な賑わいを見せていました。
カフェやレストランが軒を連ね、その狭間を縫うようにお土産屋さんが狭い空間を使って商売していました。
ま、かなりベタな土産ですが、見て歩くのも面白いかもしれませんね。
この広場からちょっと歩くとショッピングモールのようなものもあるのですが、日曜日だったので、殆どがお休みでした。
なんだか建物がおもちゃみたいで可愛い広場ですね。 -
少し散歩した我ら。
照りつける太陽に喉の渇きを感じ、同時に腹が減り^^;
広場からマイン川に抜ける路地にあるレストランにイン!
チョイスは勿論テラス席です。えぇ、喫煙可だからです^^;
そして!
我らとしたことが(旅行記というよりグルメリポートと化している)、店の名前を忘れました・・・本当に、面目ないです・・・
でも、可愛い店でしょ?
そして、これまた白髪で小太りの可愛いオジさんが注文を取りに来るのであった。 -
やっぱり、喉の渇きにはビールです!!
ドイツでは、ピルスナーがメジャーですよね。
泡立ちのよい、そして口当たりの軽いピルスナーは、この青空の下で飲むには最高です!!
500ml。日本の中ジョッキくらいですね。 -
そして、ソーセージの盛り合わせです!
また、性懲りもなくソーセージを食す我ら。
つけ添えの黄色い物体(また物体って言った!)は、全員正解するであろう、「ポテト」さんです。
今回は、ドロドロは無し。みなさんが想像に難くない、一般的なソーセージさんたちが我らの胃袋を満たしてくれました。
そう、これから大量に胃袋に入ってくる機内食を考え、一皿に。
ま、一皿といってもドイツサイズですけど^^; -
さて、心地よい満腹感と共に、マイン川沿いをぶらぶらと散歩。
まぁ、マイン川、決して綺麗というわけではありませんが、河畔に遊歩道なんかもあって、心地よい散歩コースですよ。 -
緑が青空との、見事なコントラストを見せています。
殆どが観光客ですが、中にはジョギングや、ローラーブレードを楽しむ地元の人たちもいました。
あと・・・ -
こんなコたちがたくさん。
-
少々歩き疲れ、河畔のカフェで一休み。
木立の中にあるカフェで、マイン川からの風と、木漏れ日がとても心地よく、転寝しそうになりました。 -
フランクフルトのシンボル(?)大聖堂にやってきました。
なかなか壮観ですが、今回は旅の最初にケルン大聖堂を拝んでいましてですね・・・はい。 -
入ってすぐの所にある、聖人たちの像です。
磔刑に処されたイエス、足元に頽れるマグダラのマリア、そして、イエスの死を、その槍で確かめたロンギヌスがいます。
イエスの返り血を浴び、病が治ったロンギヌスは改心し、キリスト教徒になりましたよね。そして聖人に列せられたのです。
あ、ロンギヌスの像はサン・ピエトロにもありますよ。すっごく立派でデッカいやつ。 -
身廊の椅子に座り(またまた・・・癒される教会堂での休憩です。)祭壇の宙に吊られたイエス像をパシャ!
なかなかもって珍しいもんだ。数々の教会堂を見てきた小生ですが、宙吊りのイエスは初めて見ました。
フランスやイタリアの石造りの教会堂とは趣が違うのも、ドイツの教会堂の魅力かもしれません。
しかし、この大聖堂、なかなか面白いものが幾つもあるので、外観だけではなく、中の彫刻などにも目を向けてみてください。
例えば・・・ -
最後の晩餐ですね。
何だかみんなコミカルなんですよね。思わずにんまりしてしまう。
大体、最後の晩餐の構図は、ユダだけ手前に描かれる事が多い(レオナルド・ダ・ヴィンチは違いますけど)、これは入り乱れてますね(笑)
なんだか楽しい食事会みたいな空気を感じるのは小生だけでしょうか・・・ -
さて、楽しかった旅行もこれで終わりです。
帰りは、この素晴らしき時間を惜しむように、トラムには乗らず歩いて中央駅まで行きました。
中央駅手前で、リンゴ酒列車なるものを見かけました。
乗りたかったのですが、
「ジカンニ カギリガ アリマス」
ってことで・・・ -
そして、時は矢のように過ぎ去り、フランクフルト国際空港に到着。
北京までのフライトでは、信じられないくらい爆睡しました。
九時間半強、あっという間だったなぁ。
あ、帰りの機内食の写真は・・・もういいっしょ^^; -
北京→成田空港行です。
あぁ、本当に最後の瞬間です。
旅。非日常を満喫し、明日への活力を見出し、そして、新しい世界に出会える瞬間。
今回は、人のぬくもりや優しさに出会い、改めて旅の素晴らしさを体験した気がしました。
息を呑む絶景も然ることながら、こういった人々との触れ合いも、「物より思い出」ってことになるんでしょうね。
飛行機が成田空港に着陸する直前、「あぁ、トラブルで引き返さねぇかなぁ・・・」と、一瞬でも頭を過るのは、小生だけではないはずだっ!
また、素敵なひと時を、束の間でも「旅」で過ごしたいと思っています。
では、また!
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