![京劇?ま、無理に観なくてもいいかな。<br /><br />こんな感じだったのだけど、トラベラーXiaomaiさんのブログに京劇のエントリが登場。「面白いんです!」と絶賛されていたので、人生短いし、何でも観ておこうと、最近、何かにつけて「人生の見納め」的な思考パターンがどんどん強化している私は、見境なく観劇することにしてみた。立派な老化の波、波、波。<br /><br />まずはあれだ、手の届く範囲で、巷にある京劇から始めよう。<br />調べてみると、チャイナタウンのスミスストリートにそういったべニューがあるらしいことが判明。<br /><br />当日、私の金曜日夜の予定を確かめてきた後輩同僚Jちゃん。<br />京劇だとわかると、「あ、そうですか、わかりました」といともあっさり会話が終わった。<br /><br />意外にどうでもいい予定でも便乗してきたりするJちゃん、さすがにこの日は、<br /><br />「私も行っていいですか」<br /><br />とは言わなかったね。<br />(^ー^;)ヤレヤレ、ショウジキナお嬢さんじゃの。それより、金曜日の服装で私がどこに行くのか朝から何度かさぐりの視線をこっちに投げかけてきているの、気づいているぞ。毎週金曜日はスコールがこないかぎり、サザンリッジスの森でウォーキングでござんす。<br /><br />変な勘ぐりはやめなはれー<br /><br />が、最近気づいたのです。ナイスバディの爽やか青年は繁華街でショッピングに明け暮れているのではなく、自然公園でジョギングして良い汗を流しているということに・・・。目の保養。 (●´ω`●)](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/57/54/650x_10575471.jpg?updated_at=1314841904)
2011/06/08 - 2011/06/08
5900位(同エリア14891件中)
茶柱タツ子さん
- 茶柱タツ子さんTOP
- 旅行記585冊
- クチコミ295件
- Q&A回答1件
- 1,471,720アクセス
- フォロワー210人
京劇?ま、無理に観なくてもいいかな。
こんな感じだったのだけど、トラベラーXiaomaiさんのブログに京劇のエントリが登場。「面白いんです!」と絶賛されていたので、人生短いし、何でも観ておこうと、最近、何かにつけて「人生の見納め」的な思考パターンがどんどん強化している私は、見境なく観劇することにしてみた。立派な老化の波、波、波。
まずはあれだ、手の届く範囲で、巷にある京劇から始めよう。
調べてみると、チャイナタウンのスミスストリートにそういったべニューがあるらしいことが判明。
当日、私の金曜日夜の予定を確かめてきた後輩同僚Jちゃん。
京劇だとわかると、「あ、そうですか、わかりました」といともあっさり会話が終わった。
意外にどうでもいい予定でも便乗してきたりするJちゃん、さすがにこの日は、
「私も行っていいですか」
とは言わなかったね。
(^ー^;)ヤレヤレ、ショウジキナお嬢さんじゃの。それより、金曜日の服装で私がどこに行くのか朝から何度かさぐりの視線をこっちに投げかけてきているの、気づいているぞ。毎週金曜日はスコールがこないかぎり、サザンリッジスの森でウォーキングでござんす。
変な勘ぐりはやめなはれー
が、最近気づいたのです。ナイスバディの爽やか青年は繁華街でショッピングに明け暮れているのではなく、自然公園でジョギングして良い汗を流しているということに・・・。目の保養。 (●´ω`●)
PR
-
スミスストリートの一角にある京劇劇場「Chinese Theatre Circle」。
こんなところにあったのか。唯一こちらのべニューが開いている金・土の夜は、スミスストリートはホコテンとなり屋台群が出るため、まったくこれまで気づかなかった。 -
それにしてもスゴイお化粧だ。
-
広東系カラオケアワーっていうのも開催してるんかい。ふーん。知らなかったよ(知ったところで何もならないが)。
-
まずは入り口で20ドル支払います。
「アナタ、まだ時間があるからどこかで食べてきなさい」
だそうです。この日、仕事で疲れきっていた私は、「あと15分だからここに腰掛けて待っていていいか」と聞いてみたのだけど、「いや、あなた散歩してきなさい」と譲らない。仕方ないので、近所を徘徊する羽目に。 -
-
このミニ劇場があるスミスストリートには、かつて19世紀後半京劇劇場として圧倒的人気を誇った「梨春院」という劇場ががあったらしい。1941年に映画館として転用されて、残念ながら日本占領下中に取り壊されてしまったらしいけれど・・・(悩)
東南アジア歩いていると、爪あとばかりだ。 -
サテ。
観劇の前に腹ごしらえ・・・ -
まだ時間があったので、デザートはいつもの味香園まで歩き、マンゴサゴをいただく。
-
そして戻ってみた。
うん?
金曜日の夜とは思えぬこの訳ありっぽい静けさ。
しかもこのおじいさんと私だけか。まぁ、良しとするかー。などと思っていたら、おじいさんがこの後、杖をつきながら立ち去ってしまったのでございます。そんな、じっちゃん!直前でフェイントはよしてくれ!
となると・・・・・私ひとりかい!おぉぉぉぉー(絶叫)
決して狙っているわけでもないのに何となく去年からこういうシチュエーションに見舞われる。
まず京劇についての説明が30-45分ぐらいあるのだけど、「今日はあなたひとりだけだから、近くで話すわね」と横に座ってマンツーマン授業が始まったときには、どうしようかと思った茶柱。こういう日に限って、私は直属上司の上司との1時間に及ぶ「平社員の異議申し立てテレコン」で疲労困憊。ゆっくりと腰掛けて京劇などというわけにはいかなくなってしまった。仕方なく居ずまいをただし、殆ど正座して聞いている気分になる。
「閉じるな!舌を噛んででも閉じるな!瞼よ、開いておれ!」
脳みそから瞼に間断なくシグナルを送りつつ、必死に受講。欠伸など許されない雰囲気なので、口は真一文字に結び、すでに始まる前から酸素欠乏症気味だった脳みそに必死に鼻呼吸で酸素を送り込む。
我ながら、私って真面目だなー。
いや、違う違う、真面目なのはこのチャリティ団体だよね。観客ひとりだけだからってキャンセルしないで律儀にパフォーマンスするんだもの。何だか申し訳ない。 -
説明してくださったのは、このチャリティ団体の看板女優(写真右上)。
-
このお面についても触れられた。英雄・悪役、これ一目で分かるようになっているのよ、とのこと。
-
-
-
-
-
そばに設置されたスライド映写機がまわり始めた。久々にあのカタカタカターという音を聞いたように思う。
-
おっと、始まってしまいました。
本当に私だけのために演じてくださってます。
私の座っている方向へ身体が向いているのは単なる自分の気のせいと信じたい。
どうでもいいですが、振り返ったらこの二人が背後に突然立っていたら、かなり驚きまっせ。現に茶柱は「うわっ!!!」と叫び声をあげてしまいましたからね。 -
それにしても・・・・・濃いな、メイク。この日、この二人はメイクに2時間はかけたらしい。・・・・うーむ、ますます申し訳なさでいっぱい。
看板女優の説明によれば・・・・
「京劇は唐の時代からあったのよ。当時、電気はなかったから、お化粧を派手にする必要があったのね。」
そうか、時代は変わったものの、お化粧の濃さだけは残ったのか? -
-
ちなみにこれはチャリティ団体なので、この二人もあくまでボランティアです。
-
-
凛々しい。
-
-
私、足フェチなんでしょうか。他人の足元を撮るのが大好きです。目に劣らず、手も足も口ほどにものをいう。
-
-
-
-
-
最後にお二人と一緒に記念撮影をさせてもらえる。
お二人の横に並んだ自分を見て・・・
「え?私って、顔色悪い?ひょっとしてビョーキ?それとも化粧薄すぎ?どうでもいいけど、フケタな、私・・・・・・。」
お化粧が濃いなどと言われて落ち込んだことのあるアナタ、ここまで極めれば誰も何も言わなくなるハズ。何ごとも中途半端じゃなく、ここまで精一杯塗りたくりを極めましょう♪♪ 眉毛の縦幅はケチケチせず、基本3センチってことで!
この日の一部始終を話したところ、「そんなに京劇がスキなら北京に来たときに連れてってあげるよ」と北京在住の同僚。イヤイヤ、誰がいつ、「そんなにスキ」といったかね。
それにしても、体力を消耗しきったように思えたのは、決して気のせいではないと思う。 -
【オマケ】
モノは試しということで、越劇というのも観劇してみた。女性のみの劇団【浙江紹興小百花越劇団】。私はまったく詳しくないのだけど、有名な一団らしい。
ちょっと宝塚みたいだね。そして宝塚と同様、女性があまりにハンサムすぎて見とれてしまいました。そしてやはりパフォーマンスはプロ。一流のものに触れるっていうのは大事だ・・・。 -
ハンサム!
凛としてるところが、何となく天海祐希さんっぽい。 -
この左ページに写っている看板女優の演技は素晴らしかった。歌声は水前寺清子さんそのもの。イメージとしては、水前寺清子さんが時代劇を演じながら、歌って踊ってる感じかな。
が、なぜだろう。途中10分ほど失神して夢の国を彷徨ってしまったワタクシ。再び意識が戻ったときには、そもそも理解できていなかったストーリーラインがますます不可解なものに!
「よくあの派手な音の中で寝れるわ」
などといわれたけれど、はい、寝れるんです。しかもボックスシートで堂々と。
9月はチャイナタウンで色々と京劇もどきのイベントが開催されるそうなので、これに懲りずに顔を出してこようかと思っております。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- xiaomaiさん 2011/09/01 20:05:45
- いらっしゃいまし!
- 茶柱タツ子さん
ついに京劇を観に行かれたのですね。
シャンソニエのような場所なのでしょうか。私が普段行っているところとはだいぶ違いますけど......。
でも、こういうのもいいですね。もし観客が一人だったら、あの場面をもう一回とか、そこはどうしてそのような仕草をするのとか、私ならきっといろいろ頼んだり尋ねたりしてしまうでしょう。次回のシンガ旅行ではプランに組み込みます!
メイク、確かに濃いですね。ほお紅がピンクではなく、ホントに真っ赤になっているところ......。関羽のようです。
ご覧になったのは、唱が中心の文戯かと思われます。アクロバティックな動きが見られる武戯は、この会場のスペースでは無理かもしれません。次回、ご来台の際はぜひ京劇鑑賞も予定に加えてくださいまし。「わぁー」「おー」の迫力ある舞台をご覧いただけます。
京劇は唐の時代から?タツ子さん、騙されてはいけません。京劇の歴史はたかだか220年がいいとこです(歌舞伎のほうがずっと古いですよ)。しかし、京劇の元となる崑曲(昆曲)などの歴史はもっと古いですけどね(元の終わりから明の初めごろ)。京劇は中国各地方の伝統的な戯曲を部分的に吸収しながら成立したので、唐の時代からと言われたのだと思います。
越劇は、上海越劇団が台湾公演をしたときに観に行きました。演目は、基本的に男女のラブロマンスを描いた作品で、京劇とは異なるおもしろさがあって、こちらもいとをかし。
すいません。今日は、変な京劇ファンに絡まれたと思ってくださいまし。
楽しく愉快に過ごせる9月になることをお祈りしています。
小麦☆
- 茶柱タツ子さん からの返信 2011/09/02 10:26:39
- RE: いらっしゃいまし!
- 小麦さん、
おはようございます!
うぉー・・・・小麦さん、まさしく京劇マニアですね! (≧ω≦。) ププ
週末のアルバイトで?あの舞台に立って余裕で説明できますよ!いかがです?
シャンソニエ・・・そんなこ洒落たところではありませんが、そういうことにしておいていただけると、私自身救われます。笑
是非その台湾で演じられているアクロバティックな京劇は見てみたいですね。私が観劇したのはどれもラブストーリーだったようで、女性のソプラノトーンが5分以上続くと、私の場合、夢の国に誘われてしまうらしいのです。ホニャラララ〜。覚醒すると途端に「やってしまった!」という自責の念にかられます。
越劇は演出そのものが芸術で、流石!のひとことでした。やはり本場中国は違うなーと改めて思いました。
ということで次回の来台は(*観客がいる*)京劇→温泉→カラスミ&高麗酒。本当にお金よ、振ってこい、ですね。
茶柱
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
シンガポール(シンガポール) の人気ホテル
シンガポールで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
シンガポール最安
88円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
2
32