2011/05/01 - 2011/05/01
6位(同エリア26件中)
RAINDANCEさん
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スペイン北東部、ラ・リオハ州の町アーロ(Haro)を訪れました。エブロ川流域に広がるこのリオハ地方は、スペインの原産地呼称制度の最上位の「特選原産地呼称ワイン」(DOC)に1991年に初めて選ばれた地方です。中でも、川の上流にあたるこのアルタ地区は、起伏に富んだ傾斜地で鉄分の多い粘土などの沖積土壌からなる高い酸度を持った熟成向きの赤ワインの産地として高い評価を得ています。
★1924年設立のBodega(ボデガ=ワイナリーのこと)、「ラモン・ビルバオ」を訪問
★アーロの街を散策
[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎D.O.リオハのワイン
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ラ・リオハに入ると、あちらこちらに菜の花畑が広がっています。
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ボデガ「ラモン・ビルバオ(Ramon Bilbao)」に到着。
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訪問に際しては、Haro周辺のボデガを幾つかあたりましたが、日曜日はやっていないところが多く、かつ人気のボデガは結構予約が埋まっていて...
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そんな中、まだ空きがありEメールでの問い合わせに丁寧に応対してくれたここを選びました。問い合わせは英語もOKでした。
入り口で待ちます。見学のお客さんがたくさん集まってきました。 -
ラモン・ビルバオは1924年に創立されました。原産地呼称の規定にとらわれず上級のワインを造るため、規定以上の熟成期間をおいて優良なワインを生産するワイナリーとのことです。
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ラ・リオハ地方は、スペインの原産地呼称制度の最上位の「特選原産地呼称ワイン」(DOC=Denominacion de Origen)に選ばれた地方です。
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テイスティングルーム。見学の最後にここで試飲します。
原産地呼称(DO)ワインとは品質を保持し産地名称を保護するために、決められた地域内で栽培された認可品種を原料として厳しい基準に基づき生産されたワインで、特選原産地呼称ワイン(DOC)とは更に厳しい基準で昇格が認められた高品質ワインです。 -
...などと知ったかぶって書いてますが、スペインに来るまでそんなことはつゆ知らず。ワインを日常的に飲み始めるようになってちょっとばかし勉強してみました。
さて、見学ツアーが始まりました。最初にビデオ紹介です。TV小さすぎ。 -
ステンレス発酵槽。
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巨大な樽、これも発酵槽。木樽槽はワインに風味を付けやすい反面、衛生管理が難しいそうです。
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次は、樽熟成の建屋へ。
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当たり前ですが樽だらけ、ドンキーコング状態です。
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樽を作る職人。これは本物ではなく壁に貼られた蛍光灯つき写真パネル。
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スペインワインは、熟成期間によって下から「クリアンサ Crianza」「レセルバ Reserva」「グラン・レセルバ Gran Reserva」とクラス分けされるのが一般的です。
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もっとも、そのクラスだけで味や値段が決まる、というわけではなさそうですが。
樽を造るところのビデオを見せてくれます。 -
別の建屋へ。
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瓶熟成のエリアでした。
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梱包など終盤の工程を経て...
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いよいよ試飲です!子供たちはポテチね。
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ではいただきます!芳醇ないい香り!テンプラニーリョの得も言われぬこの深い香り...なんと表現すれば良いか...わかりません。
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クリアンサ/レセルバ/グラン・レセルバを3つ並べて飲み比べ。クラスが上がると、味が複雑になっていくように思います。正直どれも旨い。ちなみに、この3クラスが試飲できる見学で、ひとり6ユーロです。
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買って帰りましょう。私の舌ではクリアンサで充分ですが、せっかくなのでグラン・レセルバとレセルバも。
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ボデガ見学のあとはアーロの街を散策です。
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ロトンダ(ロータリー)の真ん中にも「圧搾機」。リオハらしい。
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闘牛場です。
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街なかにもボデガの案内が多数。
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小ぶりだけど趣あり。
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恒例の地元警察チェック。警察車両はなんとプリウスです。
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これがアーロの紋章ですね。
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高台にそびえるサンタ・マリア教会。
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その正面です。
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この日は、初聖体拝領(プリメラ・コムニオン Primera Comunion)が行われていました。5月のスペインでは、初聖体拝領を祝うキリスト教の習慣があります。これは日本で言えば七五三のような子どものお祝いですかね。
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赤ちゃんのころ洗礼を受けた子どもが、自らの意志で信者となることを宣言し、聖体を理解・信仰できる年齢(スペインでは9才~10才)になって初めて拝領することを言うそうです。子供たちは皆このようなドレスを着ています。
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街を散策してみましょう。ここらはバル街のような感じですね。
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サン・マルティン広場。
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のどが渇いたのでBARへ。「レストラン・ハレロ(Restaurante Jarrero)」のBARへ。
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ついでにタパスをひとつ。
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マジョール広場。アーロの市庁舎。
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これは何でしょうか。
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サンタ・マリア教会の傍にある丘から見る風景。ボデガ「RODA」が見えます。
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ここからは、「ボデガ銀座」とも言えるアーロのボデガ密集地区を散策。
これはスペインではあまりにも有名、「クネ Cune」。 -
さすが有名どころ、ボデガもデカいです。
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こちらも大手、「ムガ Muga」。
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ムガのボデガ前のロトンダには、一風変わったオブジェが。
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「ビルバイナス Bilbainas」。
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その入口。
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「ラ・リオハ・アルタ La Rioja Alta」...て、こういうネーミングはあり?地域名だけど。
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「ロペス・デ・エレディア Lopez de Heredia」。
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高台から見えた「ロダ Roda」。
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さて、いよいよアーロの街を後にします。
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街を出る際に、予想だにしない風景が私達を待ち受けていました。
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「ブリニャス橋(Puente de Brinas)」。
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これは13世紀から掛かっている橋だそうです。
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エブロ河、リオハのワインの旨さの源のひとつ。
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花とエブロ河とブリニャス橋。
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ここのワインでタパス・ピンチョスを楽しんでみるのもいいな...などと思いつつ、次の目的地サン・セバスティアンに向かいます。
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