2011/05/01 - 2011/05/04
43位(同エリア251件中)
ゴリさん
マニアな旅、3日目。実質最終日。
呉越が戦ったのは今から2500年ほど前になる。その越の国が今の紹興にあたるのだ。
呉と越の戦いでは、呉越同舟や臥薪嘗胆という言葉が生まれた。
今回は臥薪嘗胆の地に行く。
【全行程】
①関空⇒上海(上海リバービューホテル泊)
②上海⇒杭州⇔富陽(杭州欧陸風情假日酒店)
③杭州⇒紹興⇒上海(ウェスティンバンドセンター)
④上海⇒関空
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- ANA
-
杭州の朝。
8時に起きて駅に向かう。
杭州駅はオフィスビルのようだ。 -
駅構内にある売店。
基本的にめちゃくちゃ安い。 -
コーヒーが飲みたくなったのでバーガーキングへ。
朝はやっぱりコーヒーが一番。 -
特に電車の時間を調べていなかったのがまずかった。
余裕かましてコーヒーを飲んだばっかりに、紹興行きの電車は出たばっかりだった。 -
なんだかんだあって結局、バスに乗ることにした。
すごいタイムロスとなったのだが11:30にバスが出発。
【なんだかんだの内容】
電車をあきらめる⇒バスの客引きについていく⇒バスは11時過ぎの出発と言われる(10時前)⇒10時30分ぐらいの電車があったのでそっちに乗ろうとする⇒電車の自動券売機にいったが上海の新幹線の切符しか買えないものだった⇒すごい人が並んでいるチケット売り場に並ぶ⇒10:30の電車の切符が買えず⇒再びバスのところにいく⇒11時と言っていたのに11:30の出発となった(おそらく客が満員になるまで待っていた) -
紹興についたのが13時。
杭州からバスで1時間30分の旅だった。
横には綺麗な女性が乗っていたのだが、小さい子供連れでえらい泣いていた。
最初、一番後ろの端に座っていたが、子連れということで席を替わってやれ、と言われ、座りにくい真ん中部分の席になった。 -
さっきの反省から、先に切符を買った。
杭州を17時発の上海行きのチケットは買っているので、それに間に合うような時間は15:40だった。
紹興には2時間少ししかいることができない。いつもよりさらに時間のない駆け足となってしまう。 -
タクシーをとばして舟山公園へ。
ここには越王である句践の越王殿があるのだ。 -
いい雰囲気だ。
-
さらに奥へ。
-
これだ!
-
越王殿への上り口。
-
越王殿に入ると、両側の壁一面に絵が描いている!
臥薪嘗胆の絵であり、右上の赤いものが胆でそれをなめた句践が苦い顔をしている。うまく表現できているものだ。 -
周りには故事を書いている。
-
反対側の壁にはこの絵があった。
おそらく越の国が強大になって覇者になったときの絵ではないかと思われる。 -
そして敵国である呉の国の伍子胥。
壮絶な人生を送った人であり「屍に鞭を打った人」。
楚の国につかえていたが、横暴な平王(在位前528年から516年)に疑いをかけられ、父と兄は処刑されてしまった。伍子胥は処刑を免れ、父と兄の復讐を誓い、楚から呉へ逃げ延びた。そして、呉王僚に仕えることができた。そして、父と兄の復讐のためにも楚と戦い、楚を出て16年目についに、都を陥落させた。そのとき、伍子胥は昔の恨みをはらすべく、平王の墓を暴き、その屍に鞭を打ったのである。 -
美人で名高い西施もこのころの人と言われている。
【上の話のつづき】
呉はしばらく国力充実に努めていたが、ついに越に攻め込んだ。しかし、越の死刑囚を使うという奇襲にあい呉軍は破れ、闔慮もそのときの傷がもとで世を去った。そして次に夫差が呉王となった。そのとき、夫差は伍子胥ではない者を宰相にし伍子胥は国政から離れた。夫差は父の復讐を図るため越への恨みを忘れまいとして、薪の上で寝た(臥薪)。そして越王の句践は呉へ侵攻を開始し夫椒山で激突したが、越軍は破れ会稽山(現在の紹興市)へ逃げ込んだ。そのとき句践は自分が捕虜になることで和議を申し入れ、それを夫差が受け入れた。そのとき伍子胥は越を滅ぼすべきといったが、聞き入れられなかった。それから句践は馬小屋の万人をしては、家に帰ると肝を嘗めて再起を誓っていた(嘗胆)。このとき臥薪嘗胆という言葉が生まれた。 -
なかなかのものであった。
【上の話のつづき】
句践は宰相への賄賂が効き、数年後には越に帰ることができた。呉王はそれから覇者になることを夢見て斉への侵攻をたびたび行ったため、国力は著しく低下した。伍子胥は越を討つべきと何回も讒言したが聞き入れられず、息子を斉へ亡命させた後、謀反の疑いをかけられ自害を迫られた。自害する前に「私の墓には呉王の棺の木材にするために梓を植えよ、越が呉を攻め滅ぼすのを見るため、私の目を都の東門にかけよ。」と言った。それが夫差の怒りを買い、伍子胥の死体は馬の皮袋に入れられ長江に捨てられた。前484年のことである。端午の節句は中国では恨みをのんで死んだ人の霊を静めるための厄除けの風習であるが、伍子胥の霊をなだめるために出来たという説もある。
なお、呉は今の蘇州にあたる。 -
これが越王殿あたりの地図。
駆け足であったが、かなり満足できた。 -
さすがに水郷地帯で観光名所だけある。
風情があるのだ。 -
蘇州と似ている。
-
ゆっくりと散策してみたいものだ。
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そしてまたタクシーをとばして、街の南にある会稽山にいく。
-
AAAAの国家級旅遊景区だけあって入場料が50元もする。高い!
-
中にはいればいい風景が広がっているのだ。
かなり広大。 -
ここは句践よりも、もっと前の時代になる大禹陵として有名らしい。
禹は夏王朝の始祖であり、紀元前21世紀ごろの人と推定されている。とてつもなく昔のことである。考古学的には実在が証明されていない王朝なので、伝説の王朝になるのだが、史記には、約400年間、16代続いた王朝と記されている。 -
とにかく広い。
こんな道をひたすら歩く。
時間がないので、ほぼ小走り状態。 -
神の牛と言われる像や、その他、神々しい動物のような像が並んでいる。
-
やっと着いた!
-
ゲートがある。
-
公園のようになっている。
山の上には何やら像らしきものがある。 -
像のアップ。
でも時間がない!行きたい気持ちをおさえて駅に向かった。 -
駅につくと、もう改札が始まっていた。
ぎりぎりセーフ。 -
紹興から杭州も新幹線タイプだ。
-
車内もきれい。
わずか45分で杭州に到着。
速度は100Kmと少しだったけど、バスに比べたら楽だしぜんぜん早い。値段は20元で、バスと同じ値段なのだ。バスに乗る人も少なくなるだろうな。 -
杭州駅構内にこんな看板があった。
鉄道も高速時代に入ったんだよ、といったところか。
これをじっと見ていると、おっちゃんがよってきて、何かすごい勢いで話してきた。言葉がわからないのだが、たぶん、すごいね〜って言ってたんだと思う。 -
そして杭州から上海までは、行きと同じ新幹線。
-
350KMが最高速度。
確かに早い。 -
あっという間に、上海紅橋駅に到着。
杭州から45分。 -
駅直結の地下鉄に乗る。
-
今日のホテルは決めてないんだよね。
-
無性にラーメンが食べたかったので、この店へ。
-
味は中国風だった。まずまず。
-
とりあえずバンドに向かう。
南京路はいつも賑やかである。 -
やっぱりこの景色が好きなんだよね〜。
2日前に来たというのに。 -
この日はモヤがかかっている。
-
上海浦東発展銀行。
-
上海はどこまで発展するのだろうか。
-
バンドから少し裏道に入ればこんな店もある。
気のいいおっちゃんがいた。
アイスを購入。 -
ホテルさがすのも面倒になり、ウェスティンバンドセンターにした。
てっぺんがパイナップルの形をした建物だ。 -
フロントにいくと中国人かと思って英語で話していたが、日本人だった。
なんか安心感。
広い部屋しかないとのことだったが、疲れていたしすぐ決めた。
確かにめちゃくちゃ広い。 -
CNNを見てると、ビンラディンが殺されたというニュースばっかりやっていた。
22時ごろからホテルライフを楽しむ。
のんびりとリラックスすることができた。 -
ホテルからの眺め。
-
騒々しい朝がはじまった。
-
さすが高級ホテル。
廊下になんか書いている。 -
快適でした〜
日本ならバカ高いだろうが、中国なのでリーゾナブルな値段がうれしい。 -
パイナップルも見える。
-
もうひとつパイナップル。
-
地下鉄のってリニア乗り場へ。
-
リニアも健在だ。
-
この時間だと431Kmの速度で走っていた。
時間によって300Km台で走るときもあるようだ。
確かに早い! -
少し時間があったので空港でコーヒーのむ。
-
また読みもしない本を買ってしまった。
三国志と史記という名前が書いてあったので、すぐに買ってしまった。 -
12:10発のANA便。
無料航空券でビジネスしか空いてなかったので、帰りだけビジネスとした。
ビジネスクラスは久しぶりだ。 -
コーヒーもうまい。
入れ物が上品だし。 -
あっという間に日本が見えてきた。
約2時間のフライトだ。
さー、次はどこに行こうかな。
〜完〜
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この旅行記へのコメント (4)
-
- スーポンドイツさん 2011/08/02 08:47:27
- よくご無事で・・
- ゴリさん、再び失礼します。
新幹線、よくご無事だったと改めて・・
350キロ!!も体験されたのですねぇ〜
新幹線の床に座って乗車した方の旅行記を見ましたが、そんな光景はごらんになられましたか?
やはり乗っているのは富裕層ですか?
あの事故の死者・負傷者は政府発表よりもっと数は多いのでは?痛ましくお気の毒なことです。
すーぽん
- ゴリさん からの返信 2011/08/02 22:27:58
- RE: よくご無事で・・
- すーぽんさん、こんばんは!
> 新幹線、よくご無事だったと改めて・・
> 350キロ!!も体験されたのですねぇ〜
そうなんですよ、まさにあの路線です。
事故があったのは紹興からさらに先にいったところだと思います。
> 新幹線の床に座って乗車した方の旅行記を見ましたが、そんな光景はごらんになられましたか?
さすがになかったですね。
在来線の場合は、よくある光景ですが、新幹線は料金が高いこともあって、超満員とはならないようです。
> やはり乗っているのは富裕層ですか?
確かにそんな方もいましたが、農民ぽい方もおられたので、そうとも限らないようです。上海から杭州間になると、1時間に2本ぐらいは走っていますから、富裕層だけではないと思います。
> あの事故の死者・負傷者は政府発表よりもっと数は多いのでは?痛ましくお気の毒なことです。
まったく、まったく。これだから国際的にも認められないのでしょうね。
いつか暴動が起こって政権が倒れるのではないかと危惧しています。
いろんな意味で、中国には注目ですね。
-
- スーポンドイツさん 2011/06/12 18:11:51
- 臥薪嘗胆の地
- ゴリさん、こんにちは
GW楽しまれましたね。
震災関連で台湾に感謝の気持ちが膨らみ、中国から心が離れていましたが、やはり歴史はすごい!一気にタイムスリップですね!
臥薪嘗胆の説明もわかりやすいです。
2時間の駆け足とはいえ、とても充実した旅行で羨ましいです。
私の好みは「燃ゆる呉越」のハンレイ♡
http://www.vap.co.jp/goetsu/chara.html
なんだかんだ・・お疲れ様です。
「中国火車旅行」を読んだことがあり、汽車は大変だなぁと思ったことがあります。
紹興から杭州の新幹線タイプとバスと値段が変わらないのは不思議な話。新幹線が国産というのも???
このホテル、広さでもリーズナブルなんですか?
旅慣れたゴリさんならこその旅行でした。私にはむり〜〜(~_~;)
すーぽん
- ゴリさん からの返信 2011/06/12 21:10:37
- RE: 臥薪嘗胆の地
- すーぽんさん、書きこみありがとうございました!
> 震災関連で台湾に感謝の気持ちが膨らみ、中国から心が離れていましたが、やはり歴史はすごい!一気にタイムスリップですね!
今の中国と昔の中国が混在していて、しかも、その差が年々開いていくように思います。
> 私の好みは「燃ゆる呉越」のハンレイ
おー、そんなものがあったのですね。知りませんでした。
呉王の夫差は、レッドクリフの劉備役だった役者さんですね。
英雄であるけど、どこか力不足感を感じる役がぴったりかも。
http://redcliff.jp/aboutthemovie/cast.html
> なんだかんだ・・お疲れ様です。
> 「中国火車旅行」を読んだことがあり、汽車は大変だなぁと思ったことがあります。
昔はもっと大変だったのですが、今ではマシになりました。
上海・杭州間では自動券売機もありましたので、便利になりましたね。
といいつつ、まだまだ長蛇の列は大変です。
> 紹興から杭州の新幹線タイプとバスと値段が変わらないのは不思議な話。新幹線が国産というのも???
確かにバスと新幹線タイプの値段が同じというのはどうも・・・でした。
快適さ、便利さ、早さ、どれをとっても新幹線が勝ちです。
それだけ電車に乗っている人も多かったのですが。
> このホテル、広さでもリーズナブルなんですか?
そうですね、飛び込みとしてはまずまずだったかと・・・。
上海でもホテル代はそれほど上がっていないのはうれしいです。
> 旅慣れたゴリさんならこその旅行でした。私にはむり〜〜(~_~;)
いえいえ、是非こんな旅を!
目的さえ決めればあとは現地でいろいろと考えるのがいいですね。
ホテルは日本で予約するよりも、現地で飛び込んだほうが、安いことが多いですし。
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